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映画【バースデーカード】原作読んでネタバレ。結末は「最後の手紙とまさかの〇〇に涙」

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橋本愛さんと宮﨑あおいさん出演の映画「バースデーカード」の原作小説を読んだので、キャスト・あらすじ、結末ネタバレを紹介します。

映画「バースデーカード」は、天国の母から娘に届く10枚の手紙の物語。結末では娘に対する母の想いが感動を呼びます。

原作小説を読んで結末のネタバレを紹介するので、映画「バースデーカード」を見れなかったひとや、映画館で見るほど興味はないけど結末は知っておきたい人は参考になればと思います。
 
 

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●映画「バースデーカード」キャスト


・娘:鈴木紀子(のんちゃん)(橋本愛 20才)
 引っ込み思案でひと付き合いが苦手
 よく泣き、あがり症。
 小学校でのあだ名は「泣き虫紀子」
 幼い頃から読書家で図書館好き。
 10才小学3年
・母:鈴木芳恵(宮﨑あおい 30才)
・父:鈴木宗一郎(ユースケ・サンタマリア 45才)
 大学教授の助手(天文学部)
・弟:鈴木正男(須賀健太 22才)
 小学1年

・初恋の相手:立石純(中村蒼 25才)

・本人役:(谷原章介 44才)
 クイズ番組「パネルクイズ アタック25」司会者
・美津代(洞口依子 51才)
 鈴木家の向いの中川家の奥さん
・石井沙織(木村多江 45才)
 母の1番の親友で同級生

●映画「バースデーカード」あらすじ


21世紀のキに、子どもと書いて紀子。いま、この時代に、確かに私という人間が存在した、という意味を込め、パパが付けてくれた名前です。

小学生時代のあだ名は「泣き虫のりこ」。引っ込み思案な性格で、クラス対抗のクイズ大会では、パパとママ、弟の正男と家族総出で協力してくれたのに、勇気が出せず一問も答えられませんでした。落ち込む私をいつも励ましてくれるのがママでした。優しくて、明るくて、そんなママのことが大好きでした。

このままずっと隣にいて安心させてくれる、と当たり前のように思っていました。10歳の誕生日までは・・・。

ママは病気に勝てず天国に行ってしまったのです。

ママと過ごす最後の年になってしまった10歳の誕生日。ある約束をしました。それは20歳を迎えるまで私たち姉弟に毎年手紙を贈ること―。

そして翌年、母がいない11歳の誕生日に、本当に手紙が届きました。
“11歳ののんちゃんへ これからのんちゃんが20歳になるまで、毎年手紙を贈るので楽しみにして下さい”
引用:http://www.birthdaycard-movie.jp/#

●映画「バースデーカード」原作読んでネタバレ 結末は?


映画「バースデーカード」の原作小説を読んだので、結末ネタバレを紹介します。
 
 

■10才「クラス対抗クイズ大会」

諏訪市高野台小学校3年4組
紀子は担任の鶴先生から、来週日曜のふれあいフェスタの出し物「クラス対抗クイズ大会」に、クイズが得意という理由で出ることになってしまった。
先生の一存でクラス代表になってしまい、同級生から疑いの目で見られた紀子は顔が真っ赤。
すかさず学級委員長が他の女子2名を推薦し、クラス全員が賛同。
紀子がほっとしたのも束の間、お調子者の田中くんが、紀子が社会のテストで県庁所在地が満点だったのを理由に、紀子を推薦し女子は紀子に決まってしまう。

母の鈴木芳恵は、紀子がクイズ大会女子代表に選ばれたことを喜んだ。
父・宗一郎と、小学1年の弟・正男も応援してくれた。
父はなぞなぞを出題する。
「私の周りには空気がある?君の周りには何がある?」
正男が「俺の周りには愛がある。愛!」
こんな具合に鈴木家ではクイズが日常だ。

ある日の帰り道。紀子は図書館へ行くと、母が紀子の特訓のためにクイズ本を吟味していた。
「主人公じゃなくて脇役でいい」という紀子に母は、紀子の人生の主役は紀子だと伝える。

ふえあいフェスタ当日
クイズ大会はさんざんな結果に。
実は紀子は答えなかったのだ。開始前に、紀子をいじめる学級委員長に応えるなと念を押されたから。
帰り道「問題がわからなかったから答えなかった」という紀子は、母は「間違ってもいいから一歩踏み出す勇気を持たなきゃ」と話す。
そして「あなたには未来がある、希望がたくさんある、何にだってなれる」と励ます。
しかし紀子は、もう期待するなと反発した。
「ママはどうなの?希望通りの人生送れてるの?」と。

紀子が4年生になってすぐ、母は病気が見つかり、手術のためしばらく入院することになった。
入院は思ったよりも長引き、4月末予定だった手術はGW明けにも行われなかった。
紀子は、宗一郎が祖母に「手術できないかも」「思ったよる進行している」と話したのを聞いてしまい怖くなる。宗一郎は泣いていた。

入院から3ヶ月。毎週日曜に紀子は母のお見舞いに行っている。
母は手術をやめて抗がん剤と放射線治療にした。
テレビでは紀子の好きなクイズ番組「パネルクイズ アタック25」が放送された。
母は解答は絶好調で連続正解。
クイズが終わると母は腹水を抜くため車いすに移ったが、痛そうな顔をしていた。
しかしいつもなら母は1時間くらいで戻ってくるのだが、この日は戻ってこなかった。

来週の土曜は正男の親子参観日だが、母を気にする正男に紀子は「ママはかえってこない」と言ってしまう。
父は作り笑顔で「ママの病気は治るよ」と言うが、下手な嘘だった。
正男も紀子も泣いた。

父は母に、紀子に嘘がバレたことを告げる。
すると母は、紀子の10才の誕生日にみんなでピクニックに行くと決めた。

日曜日
母は外出許可を得て、鈴木家で高原にピクニックに出かけた。
子供たちの希望でカレーを作り、ケーキを作り、紀子の誕生日を祝った。
母はオレンジのハンカチを紀子にプレゼントした。
そして「10才の誕生日おめでとう」と書いたポップアップカードも。
さらに母は紀子が大人になるまで、誕生日に毎年手紙を書くと約束した。
 
 

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■11才「ひまわりの種」

紀子は帰宅すると、母の遺影に手をあわせる。
去年の冬、母は亡くなった。

父がダイニングテーブルに、段ボール製のピンク色のポストを置いた。
紀子の誕生日に、母から手紙が届くという。

7月17日紀子の誕生日
紀子がポストを開けると、本当に手紙が入っていた。
手紙には、母の温かい言葉が綴られていた。
そしてカードの右側にクイズが描かれていた。
【退屈な人が、割引セールで買った花は何?】
袋にひまわりの種が入っていて、庭を植えるよう指示が。
紀子は母の指示通り、庭にひまわりの種を植え、大事に育てることにした。

その夜は、父の天体望遠鏡で星空を見た。
この星のどこかに母がいるかもしれない。

■14才「初恋 夏祭り」

紀子は大宮中学2年生。
明日から夏休みだ。騒がしい教室の中で、静かに本を読む立石純に、紀子は恋をしていた。

母からの14才のバースデーカードを読んだ時紀子は驚いた。
三枚の便箋と小さなポチ袋。
好きな人はできて初キスはした?とキスの心得が図解入りで入っていたからだ。
「キスの心得」は、1口臭・2上目遣い・3イメトレ・4素敵な相手を選ぶ・チャンスは逃さない。
しかもポチ袋には新品の口紅が入っていて、紀子は顔が真っ赤になった。

同じクラスで後ろの席の百合は小学5年生からの親友だ。
12才のバースデーカードにあった「美味しいチョコマフィンの作り方」を実践して、チョコマフィンをクラスで配った時に、声をかけてくれたのが百合だった。
中学に入ると紀子と百合は手芸部に入った。(母は近所の主婦を相手に手芸の先生をしていた)

ある日、百合から相談があるといわれ部室へ。
なんと男子に告白されたらしい!相手は卓球部の吉川くん。すでにOKの返事をしたそうで、紀子は祝福する。
百合に彼氏ができたことで、紀子は突然ひとりぼっちになってしまった。
夏休みにお祭りに行く相手もいない・・・。

夏休みが始まると、紀子は図書館で過ごすことにした。
ある日、初恋の相手・立石純が読んでいた本「夏の庭」を見つけ、紀子は選んだ。
紀子はこの本を一気に読み、感動して涙した。
老人と子供の交流を描いた作品で、ラストは老人が子供たちに何かを残して最期を迎える。
紀子はこの老人が、毎年バースデーカードをくれる母と重なったからだ。

8月10日 今日は夏祭り
百合と行く約束だったが、百合に彼氏ができたので約束はなしに。
正男を誘ってみたが断れられる。
仕方なく、庭のひまわりに水をあげてると、向かいの中川家の奥さん・美津代が話しかけてきた。

美津代に誘われ、中川家宅に行くと浴衣を着せてくれるという。
着てみたら似合っていた。浴衣はもともと母が美津代の娘にあげたものらしい。
しかし一緒に行く相手がいないと正直に言うと、美津代が一緒にお祭りに行ってくれることになった。

祭りに行くと、遠くに百合をみかけた。ダブルデートしていた。
その時「鈴木?」と呼ばれる。なんと立石純がたこ焼き屋の屋台の中にいた。
知り合いの屋台で小遣い稼ぎをしているらしい。
タイミングよく純は休憩をもらい、タコ焼きもただでもらえることに。
ドキドキする紀子。
美津代は空気を読んで、席をはずした。

たこ焼きを食べながら、会話が弾む。
紀子は、日焼けしてたこ焼きを焼く立石純が大人っぽく見えた。
バイトしてる理由は、バイクが欲しいからだそうだ。
立石純は16才になってバイクの免許を取ったら、後ろに乗せてやると約束すると、彼の顔は真っ赤になっていた。
その時、湖から花火があがった。
純「浴衣、似合ってんじゃん」
今がチャンスと思い紀子は彼の顔を見つめるが、キスしてほしいとは言えなかった。それでも幸せだった。

■17才「1人旅で母の故郷へ タイムカプセルを開けに」

紀子は初めての一人旅で、特急と新幹線を乗り継ぎ、フェリーで瀬戸内海・小豆島へ向かった。
きっかけは母からの17才のバースデーカード。
手紙には、今年のお盆に、母の故郷の中学でタイムカプセルが掘り起こされるので、回収してほしいという内容だった。1番の親友で同級生の石井沙織を訪ねればきっと面倒を見てくれると。
修学旅行の写真も入っていたが、母は行かなかったようで端に顔写真があった。

石井沙織は、小豆島の名産品を扱う「石井オリーブ園」の会社の人だった。
母が亡くなったことを伝えた時はショックを受けたいたようだが、事情を話すと家に泊めてくれた。
島の風景は美しく幻想的で、石井沙織は物腰の柔らかい優しい女性だった。

タイムカプセル開封式の前夜祭
母の同級生たちが居酒屋に集まり宴会
紀子は食事をとる。
石井沙織によると、母は可愛く成績優秀な生徒会長だったそうだ。

やがて話題が修学旅行になり、母が行かなかったのは、ボイコットしたためだとわかる。
石井沙織と母は、修学旅行の前までは仲良しだった。
修学旅行の行先は当初は生徒会の母と沙織が決めた東京だった。
しかし直前になって先生らに変更された。
表向きは予算が理由だったが、実際は教頭が代理店と繋がり旅館からピンハネしていた。
それを知った母と沙織は、ボイコットすると言い出したが、当時沙織だけが参加した。
つまり母だけが島に置き去りに。

沙織は京都に行った理由を紀子に話した。
親に説得されたからだという。
行先を東京にしたのは、実は2人が大好きなピンクレディーの解散コンサートがあったからなのだ。
沙織は裏切ってしまったことを母に謝れないままだった。
死んで人にはもう謝ることはできない。

沙織には真帆という中学生の娘がいるが、引きこもりで沙織に反発していた。
紀子はTシャツを借りたことをきっかけに真帆と会話をする。
真帆はロックバンドのファンだったが、同級生たちがアイドル好きだっため溝ができてハブられてたのだった。
バンドを知っておかげで真帆と仲良くなった紀子は「お母さんを大事にして」と伝え、真帆はうなづいた。

真帆としゃべってたら、いつの間にかタイムカプセル開封の時間を過ぎていた。
紀子は慌てて真帆に自転車を借りて急行する。
開封されたタイムカプセルで、会場は大盛況だった。
25年前の母の茶封筒があり、開けてみる。
母が沙織と行く約束をしたピンクレディーの解散コンサートのパンフレットが1冊入っていた。
14才の母は、皆が修学旅行に行ってる間、1人で東京に行ったとわかった。すごい行動力。
紀子がパンフレットを沙織に渡し、表紙をめくると「沙織ごめんね」とメモが挟まっていた。

母はきっと当時、パンフレットを沙織に渡して、沙織からごめんねと言ってほしかったのだろう。
でも母はなかなか渡せず、沙織も裏切った負い目から母に話しかけることができなかった。
そのうち母は島から引っ越すことになってしまいタイムカプセルに封じ込めたのだ。
母は、自分の代わりに紀子から沙織にパンフレットを渡してほしかったのだ。
・・・沙織は号泣していた。

■19才「初恋相手と再会」

紀子は隣町にある大学の4年生。
フットサルのサークルで、仲良し3人組で楽しんでいる。
大学進学を機に、苦手な人づきあいを始めてみた結果だ。

19才の誕生日、帰宅する机にバースデーカードが置いてあったが、紀子は憂鬱だった。
理由は18才の時の手紙だ。内容はボランティアの勧めだった。
紀子は積極的にボランティアをして楽しかったが、その影響で友達と遊ぶ約束を反故にしたり、受験勉強も遅れたからだ。
紀子は手紙の通りに行動するのがしんどくなっていた。母に束縛されたくないという気持ちもある。
正男と父に聞かれて紀子が手紙を読まない理由を言うと、父が「ママに謝れ」と怒った。
紀子は思わず家を飛び出す。

家を飛び出した紀子が泣きながら湖まで行くと、1台のバイクが止まって声をかけてきた。なんと立石純だった。
中学以来の再会だ。
紀子は初めてバイクの後ろに乗った。純はラーメン屋に連れていってくれた。
この店で修行中で、いつか自分の店をもつ夢があるという。
純が作ったラーメンは美味しかった。

食後は店の外のテラスで花火大会の花火を見ながら話をした。
紀子が父と喧嘩したと事情を話すと純が「羨ましい」と言った。純には父がいないという。
純は、自分に父はいないが、母とは喧嘩できないという。
母は自分らのために1人頑張って必死に働いているからだと。紀子は胸が熱くなる。

純と連絡先を交換して別れると紀子は帰宅して、母の手紙を開けた。
するといつものような指示はなかった。
逆に、母は紀子に謝っていた。
母は、成長するわが子に会えない辛さから手紙を書くのをやめようとして、父に怒られたそうだ。
父は頭を下げて母に「手紙を書いてくれ」と頼み、母はこの手紙を書いていた。
手紙の文字は母の涙でにじんでいた。

紀子は手紙を抱きしめ泣いた。
そしてリビングで寝ている父に「ありがとう」と心の中でつぶやいた。

■20才「10年前と同じピクニック」

紀子は大学2年生
純は紀子の彼氏だ。
紀子はデート代を稼ぐたのにスーパーのレジのバイトを始めた。
純はバイクでいろいろな場所に連れていったくれたがガソリン代は純が出していた。
紀子は純が夢のために貯金しているのを知っているから、半分出せるようにしたいのだ。

父は今年の春から教授になったがその分残業が増えて、鈴木家の食事は紀子が作るようになっていた。
高校3年生の正男は、この夏が最後の野球部だ。庭で素振りをしている。
正男は甲子園に出るために、県大会で優勝を目指していたが、相手は強豪だ。
首には母のお守りをぶらさげていた。

県大会の準々決勝
正男はベンチだった。試合は・・・負けてしまった。この瞬間3年生は引退だ。
正男は気丈に振る舞っていたが、帰宅すると洗面所でユニフォームを手に号泣していた。
父は普段見ないテレビをつけてボリュームをあげた。
紀子は美味しい物を食べさせてあげようと料理にとりかかった。

紀子の20才の誕生日
鈴木家は10年前を思い出してピクニックへ。
当時と同じくカレーとケーキを作って食べる。
父は最後の手紙を紀子に渡す。

手紙には紀子が10年前、母に言った
「ママはどうなの?希望通りの人生送れてるの?」
の答えが書いてあった。
母は決して思い通りの人生ではなかったが、父と結婚して、紀子と正男がいて大満足だったと。
紀子は胸が熱くなって涙し、手紙を抱きしめ、ありがとうとつぶやいた。

■21才「プロポーズとアタック25」

純が働く峠のラーメン屋「親ゆずりの味」は、カップルやツーリング客で大繁盛だった。
紀子はテラスから純に見とれる。
今日の紀子の21才の誕生日。
純がシルバーの腕時計をプレゼントしてくれた。
バースデーカードもあり「これからもよろしく!」とだけ書いてあった。

店内のテレビでは、クイズ番組「パネルクイズ アタック25」が流れていた。
母と病室で観た懐かしい番組だ。
紀子はクイズにどんどん正解していき、純は驚く。
でも10年前のクイズ大会で臆病になり答えられなかったから、クイズは嫌いだと紀子が言うと、純はリベンジしようと言い出した。
「アタック25」に出場して優勝して、地中海クルーズへ連れていってくれと。

紀子は、母が元気になったら「アタック25」に挑戦すると約束したことを思い出し、自分が代わりに挑戦することを決めた。
紀子はさっそく「アタック25」のついて調べ、クイズの勉強も始めた。
応募ハガキを投函した3週間後、予選会への参加を知らせる返信ハガキが届いた。よし!
父も興奮気味だ。

予選会は8分30問の筆記試験だった。
父と正男は合格を信じて赤飯と飾りつけをした紀子の連絡を待った。
しかし紀子は無言で帰宅し、父と正男は慌てて赤飯と飾りつけを片付けた。
落ちだのだ。

その後、紀子は募集があるたびに応募したが、予選を突破することはなかった。

やがて紀子は大学4年生になり就活がはじまる。
私立図書館の職員に採用が決まった。

正男は大学入試に3度も失敗した。
するとある日、自転車で日本一周してくると言い出した。
母の手紙に「人生悩んだ時は旅行に行くも良し」と書いてあったからだ。
大学は諦めて旅に出ると出発した。父の制止を振り切って。

■25才「アタック25出場と結婚」

紀子は「アタック25」の予選会場にいた。7度目の挑戦だ。
今回もダメかと思ったが、合格した!紀子ガッツポーズ!
次は二次試験「面接」だ。

面接会場に行くと、就活の時より緊張した。
自己PRを求められ、紀子は小学3年生のクイズ大会のリベンジであることや、母との約束を話した。
面接官から「母のためですか」と聞かれ、紀子は気付き「自分のためです」と答える。
そう、自分のためなのだ。母に見てもらいたいから。

予選突破したことを純に伝えるとお洒落な店のディナーを用意してくれた。
今日は純が店長に昇進したお祝いの日でもある。
そして純は紀子に「オレと結婚してください」とプロポーズした。
紀子は嬉しさのあまり泣いた。

帰宅すると、父が、二次試験「面接」にも合格したことを教えてくれた。
プロデューサーと構成作家が紀子の想いに胸を打たれたそうだ。

「アタック25」の本選は大阪の朝日放送で行われる。
家族もくるよう言われたが、正男は旅の途中で連絡が取れない。
父だけだと局に伝えると、彼氏をと言われ、純を連れていくことになった。
父に結婚のことを言うにもちょうどいい。

2週間後ついに本番
「アタック25」に司会者は谷原章介になっていた。
会場につくと、沙織の娘の真帆も来てくれた。
真帆とは小豆島で会って以来、やり取りを続け、一緒に音楽フェスにいくほどの仲だ。
中学生だった真帆は22才になりデザイン会社に勤めている。

「アタック25」が始まった。
最初は緊張で力が入ってしまい、謝ってボタンを押したりもしたが、次第に緊張が解けていく。
紀子は積極的にこたえて、正解を出していく。
迎えた最終問題
司会の谷原章介が問題を出すまえに解説をする。
その時、純が父に「紀子さんと結婚させてください」と言い、父がびっくりして立ち上げる。
これで紀子にも迷いがなくなった。

最終問題で、紀子は答えたが、残念、不正解だった。
地中海クルーズには行けなかった・・・。
しかし紀子はやりきった思いで、すがすがしい。

収録が終わると、父は純と会話をしなくなっていたが、父は紀子に「よくがんばった」と褒める。
紀子は10才のときのように、父に頭をなでてもらった。
純は、不機嫌な父にひるまずビールを差し出す。
すると父が「紀子のことよろしく頼みます」と言ってくれた。
そして3人で乾杯したのだった。

半年後
紀子が出演した「アタック25」が放送された。
優勝を逃した紀子はカメラに向かって
「正男。姉ちゃん結婚するから、早く帰っておいで」
と言ったのだった。
正男は自転車屋でパンク修理中にその放送を見ていた。

25才の誕生日
紀子と純の結婚式だ
朝、式場に行くまえに自宅前で写真を撮ろうとしたその時、真っ黒に日焼けした正男が自転車で坂を駆け上がってきた。ぎりぎり間に合った。
自転車には母のお守りと、日本一周というのぼりだ立っていた。

花嫁の控室でウエディングドレスに身を包んだ紀子。
すると正男が、実は母からの手紙がもう一通あるという。
正男あての最後の手紙に入っていたそうで、父にも内緒だった。

封筒の表紙には「花嫁になったのんちゃんへ」とあった。
あなたの周りには支えてくれる人がたくさんいる。
あなたはたくさんの人の愛されている。
だから感謝の気持ちを忘れずに旦那様を大事に、幸せになってください。
と書いてあった。
そして、参列できない代わりにベールを編んだという。
なんと用意されたベールは、式場で用意したものではなく、母が病室で編んだものだったのだ。
病室で母は、紀子のウェイデングベールを編んでいたのだ。
紀子は涙があふれてきた。
「のんちゃん、おめでとう」
母の声が聞こえた。
 
 

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