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武井咲さん主演ドラマ「黒革の手帖」のキャスト・あらすじ・予告動画と、原作小説を読んで最終回ネタバレ・結末を紹介をします。
「黒革の手帖」の原作は、作家・松本清張さんによる名作小説。これまで何度もドラマ化されました。
主人公・原口元子は「黒革の手帳」をネタに男達から大金を引き出すしたたかな女性。お金に絡むドロドロサスペンス・・・結末はもはやホラーで怖い。
キャスト・あらすじ・予告動画と、原作小説を読んで最終回ネタバレ・結末紹介するので、ドラマ「黒革の手帖」を見る時間がなかったり、見るほど興味はないけどあらすじや、最終回の結末ネタバレは知っておきたいという人は参考になると思います。
目次
●2017ドラマ「黒革の手帖」キャスト
■クラブ「カルネ」
● ママ:原口元子(武井 咲)
父が亡くなり母が背負った借金を相続した。
東林銀行世田谷北支店で派遣社員として勤務しながら、借金返済のため銀座のクラブ「燭台」でホステスとしても働く。
銀行では、
・莫大な預金をする顧客
・違法な「借名口座」の預金者たち
と自分との違いに現実を痛感する。
親の借金を完済した時、銀行で発生したある事件を機に、秘密に進めていた計画を実行に移し、銀座の一等地にクラブ「カルネ」を開店する。
● 山田波子(仲里依紗)
元子と同じ東林銀行世田谷北支店の派遣社員。
しかし派遣の仕事を失い元子に誘われホステスになる。
すると男を手玉にとり金を儲ける人気ホステスへ豹変し、元子のライバルになる。
● 島崎すみ江(内藤理沙)
料亭「梅村」仲居からホステスになる。
■政財界
● 衆議院議員秘書:安島富夫(江口洋介)
政治家になるために
・国有地払い下げの窓口
・進学・就職の斡旋
・愛人との密会の手配
・スキャンダルのもみ消し
など手を汚して現在の地位を得た。
「女は利用するもの」と考えていたが、元子と出会ったことで価値観が変わっていく。
● 政財界のフィクサー:長谷川庄治(伊東四朗)
安島の父親代わりで後援者。
楢林の新病院建設予定地の口利きもする。
■ターゲット
● 楢林クリニック院長:楢林謙治(奥田瑛二)
コツコツ努力して医者になり裏金も貯めて、小さな皮膚科を愛人の市子と一緒に大きな病院にした。
しかし念願の「新病院建設」まであと一歩というところで転落し始める。
● 看護師長で院長の愛人:中岡市子(高畑淳子)
町の皮膚科時代から楢林院長を支えた、影の立役者。
院長と病院を愛して尽くしてきたが、予期せぬ裏切りに遭う・・・
● 上星ゼミナール理事長:橋田常雄(高嶋政伸)
大手予備校の理事長。
子供を医者にしたい親に、大学病院への裏口入学を斡旋。
で得た巨額の利益を借名口座に預金している。
■クラブ「燭台」
● ママ:岩村叡子(真矢ミキ)
元子が銀行で働きながら夜働いていた店のママ。
銀座のルールとモラルを守っている。
■銀座の美容室
● 事情通なオネエ店長:牧野(和田正人)
■東林銀行世田谷北支店
● 次長:村井 亨(滝藤賢一)
●2017ドラマ「黒革の手帖」テレビ放送日とあらすじ
放送日:2007年7月20日(木)スタート毎週よる9時~
放送局:テレビ朝日
東林銀行世田谷北支店で派遣社員として働く原口元子(武井咲)。莫大な金を預けにくる顧客や違法な“借名口座”に金を預ける預金者、そしてコネで入行してきた大口取引先の娘と自分の人生を比較し、そのあまりの違いに現実を痛感していた。
そんな日々を送りながら、昼は派遣社員、夜は銀座のクラブ『燭台』でホステスとして働く元子。すべては母親が遺した借金を返済するためだった。
容姿もよく、夜の世界の住人にしては純粋な雰囲気の元子は、ほどなくして上客である楢林クリニックの院長・楢林謙治(奥田瑛二)の目に止まる。ある日、『燭台』のママ・叡子(真矢ミキ)に連れられ、楢林とのゴルフに出かけた元子は、そこで大手予備校・上星ゼミナールの理事長・橋田常雄(高嶋政伸)と衆議院議員秘書の安島富夫(江口洋介)と出会う。まさかこの出会いが、この後の人生を大きく変えることになるとは、知る由もない一同だったが…?
そんな折、東林銀行で、ある事件が発生する。それを契機に元子はこれまで秘密裏に進めていた“ある計画”を実行に移すことを決意して…?
引用:http://www.tv-asahi.co.jp/kurokawanotecho/story/0001/
予告動画:
●2017ドラマ「黒革の手帖」原作読んで最終回ネタバレ 結末は?
作家・松本清張さんによる「黒革の手帖」の原作小説を読んだので、最終回ネタバレします。果たして結末は・・・・
■第1の黒革の手帖「銀行での横領」
預金係だった元子は、顧客の架空預金口座からの横領を3年前から始めていた。
元子は架空口座リストを「黒革の手帳」に書き写していて、不正取引をネタに銀行に横領を見逃してもらい7500万円(ドラマでは1億8000万円)の大金を手に入れる。
元子は横領金を資本として銀座にクラブ「カルネ」をオープンする。ベテラン女子行員から銀座のママの転身したのだ。
■第2の黒革の手帖「楢林病院の裏金口座」
元子は2度目の悪事に乗りだす。
波子のパトロンで産婦人科医の楢林院長は、脱税を繰り返していた。
元子は楢林院長の元愛人で婦長の中岡市子を抱きみ、3億2500万円の裏金口座があると判明。
裏金口座の秘密をネタに楢林院長を脅して、元子は5000万円を手に入れた。
「カルネ」と同じビルに店を出した波子だったが、元子のせいで店は潰れ『銀座で商売できないようにしてやる』元子にと宣言して出て行った。
「銀行での横領」に続き「楢林病院の裏金口座」と、黒革の手帖を使って大金を手に入れた元子。しかし第3の悪事はそう上手くはいかなかった。
■第3の黒革の手帖「橋田の裏口入学父兄リスト」
ある日、赤坂の料亭「梅村」で仲居を務める島崎すみ江が、カルネで働きたいと飛び込んできた。なんでも「梅村」は橋田が土地を買い取って近く廃業するらしい。元子は第3の悪事を思いつく。
元子は橋田からホテルに誘われ、自分の代わりとして島崎すみ江を差し出す。島崎すみ江は橋田が嫌いだが、将来に店を出す資金が欲しいので元子の頼みを引き受けた。
橋田は以前から島崎すみ江を気にっていたので元子に文句はいわず、橋田への金額交渉は元子が行う。
島崎すみ江によって「梅村」の土地・建物はすでに橋田の所有になっていて、登記の書き換えも済んでいたとわかる。橋田が「梅村」を買い取ったのは本当だった。「梅村」の女将がまだ廃業せずに営業を続けているのは、売掛金の回収が目的だった。
■安島との一夜
安島が「医科大学へ裏口入学を橋田が斡旋した父兄リスト」を手に入れ、元子に貸してくれた。
その日、安島に恋している元子は肉体関係になった。ほとんど男を知らない元子は安島にリードしてもらう。安島は結婚しているので不倫だ。
■波子の新しいパトロンは総会屋
事情通の牧野によると、波子は楢林院長と別れ、原宿にクラブ「サンホセ」をオープンしていた。新しいパトロンは総会屋らしい。
元子は原宿に、波子の新しい店「サンホセ」を見に行った。まだ開店前だったが店の広さやどれだけ金をかけているかくらいかはわかった。
事情通の牧野によると、波子の新しいパトロンの総会屋の名前は高橋勝雄52才で、元警察署長だった。
警察署長を早期退職したあと、銀行で総会屋対策屋をしたあと、儲かるとわかって総会屋になったようだ。銀行にいたので、元子と波子の勤め先だった東林銀行ともつながりを持っている。
■クラブ「ルダン」
事情通の牧野によると
銀座で一番大きなクラブ「ルダン」は実は経営難で、売りに出したいらしい。
オーナーは長谷川庄治といい、マンション事業が好調なのでマンション王を目指していて、この際水商売とは縁を切りたいんだとか。
■梅村の土地=1億6800万円
島崎すみ江が橋田との関係で希望した金額は500万円だった。
元子は橋田に会い、島崎すみ江との手切れ金として1500万円を要求。橋田は最初断ったが、女性スキャンダルをマスコミに流すと匂わすと渋々OKした。島崎すみ江に渡すのは500万円だから1000万円は元子のもの。
続いて元子は橋田に、1億6800万円の価値がある「梅村」の土地を、15年ローンで5000万円の破格(=タダ同然)で買いたいと申し出る。
橋田はもちろん断るが、元子が「(第3の黒革の手帖=)医科大学へ裏口入学を橋田が斡旋した父兄リスト」のコピーと、父兄ら医師たちの裏金口座のある銀行リストを見せて、マスコミに流れたら大変なことになると脅すと、しぶしぶOKした。
■「ルダン」と契約し手付金4000万円を払う
元子は順調だ。
・元子の現在の手持ち金は5000万円
・カルネを売れば2000万円
・梅村の土地を手に入れ売れば1億6800万円
・橋田の手切れ金の取り分1000万円
合計2億4800万円となる。
牧野獣医によると、楢林院長は2億円の脱税で国税局に摘発され、評判ががた落ちして患者数が激減しているという。
元子はクラブ「ルダン」のオーナー長谷川庄治に会い、ルダンの全株を買いたいと申し出る。店の看板やホステス、スタッフ・備品はそのままで社長交代とする作戦だ。
長谷川庄治と交渉の結果、1億9470万円キャッシュでルダンを買うことになった。
手付金は4000万円。
長谷川が契約を破棄したら全額返金するが、元子が契約破棄したら倍の8000万円を支払う約束で、元子は手付金を払い、契約を済ませた。
■安島・橋田・島崎すみ江に騙された
元子は橋田に連絡がつかずイライラするが、念書があるから期限までに金は入るはずと自分に言い聞かせる。また同時に、料亭「梅村」の島崎すみ江ともなぜか連絡がつかなくなっていた。
そんななか橋田と連絡がつき会うが、なんと「梅村」の土地の名義が元の所有者である梅村ミキに変更されていた。橋田は「錯誤による抹消」という法律の抜け目を使っていた。橋田が元子に渡したのは金でも土地でもなく「引導」だった。
元子は嘔吐して、橋田と島崎すみ江が共謀したと気付く。1億6800万円が消えたので長谷川庄治に契約金を払えない。元子から契約破棄となると、手付金4000万円に加え4000万円の違約金を払う必要がある。カルネを売っても足りない。
元子はこうなったら「(第3の黒革の手帖=)医科大学へ裏口入学を橋田が斡旋した父兄リスト」で橋田の不正を暴こうとするが、なんとこれも安島が仕組んだ偽物だった。安島・橋田・島崎すみ江の3人が共謀して元子を騙していたのだ。
また元子は生理がこなくて嘔吐したので、2か月まえに安島と寝たのが原因で妊娠したのでは?と不安になる。
■一気に金がなくなる
元子はカルネの常連の弁護士に相談した結果、裁判になれば2年間は違約金4000万円を払わなくて済むし、営業は続けられるとアドバイスを受ける。
元子は長谷川庄治に、あてにしていた入金がパアになったので契約金を払えないと伝える。そして違約金4000万円をなくすようお願いするが、長谷川庄治は断固NOを叩きつける。
■最終回結末ネバタレ!黒幕は波子だった
1ヵ月後、裁判所から仮差押えの書類が届いた。元子はカルネに行くと、ホステスやスタッフが黒服の男たちに店を追い出されていた。黒服の男たちの正体は、波子のパトロン総会屋の高橋勝雄の部下だった。
高橋勝雄は長谷川庄治からカルネを買ったので、カルネは今日から「サンホセ銀座支店」となり波子ママが采配をふると聞き元子は激怒。黒幕は波子だったのだ。店を潰された波子の恨みは相当なものだった。
元子は原宿の「サンホセ」が入っているビルに行き高橋勝雄に直接対峙。300万円で手と打つよういわれれるが断る。すると、ヤ〇ザ連中が客としてカルネに毎日行くようになるぞと脅される。
高橋勝雄は元子の前でわざと安島と親しそうに電話する。このあと料亭「梅村」で、安島・橋田・島崎すみ江と仲良く会食するという。
今度はカルネを譲渡したという念書を書くよう指示され元子は断る。書類を持ってきたのはなんと、東林銀行世田谷北支店の次長だった村井亨であった。
元子の横領のせいで藤岡支店長と村井は左遷され、支店長は左遷先の土地で病死。村井は大分県に飛ばされ出世の見込みゼロとなり、銀行を辞めて東京に戻り高橋勝雄に経理係として拾われていた。
元子は念書を書くのを断固反対していると、見事に着飾った波子が現れた。波子は「ルダン」も買うつもりだという。
波子は以前元子に
『銀座で商売できないようにしてやる』
と宣言したことを実現しようとしていた。
波子と元子はお互いを罵倒する。さらに波子は、安島から聞いた元子との夜の一部始終を面白半分で話し、元子はキレて波子に襲い掛かった。爪でかきむしり波子n顔から血が噴き出た。しかし高橋勝雄の部下に倒され、元子は気を失う。
■結末はホラー!
元子が目覚めると救急車の中、手足が拘束されていた。
お腹が痛むので刺されたのでは?と思ったが、妊娠4か月で転んで流産したための出血だった。やはり安島の子供を妊娠していたのだ。
救急車は産婦人科の病院に到着して、手術室へ運ばれた。婦長と医師がいた。
ところが婦長は中岡市子で、医師は楢林院長でありマスクもせず含み笑いをしていた。
元子は密室の手術室で「助けて!私はこの2人に殺される!」と叫んだ。
★終わり★
驚愕のラスト・・もはやホラーです。騙した人間全員から復讐にされました。元子は結局はただの愚か者で終わり、悪事をはたらいた天罰が下ったのでした。
ドラマではどんな結末になるのか注目です。
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