_
佐藤健さんや有村架純さんなど豪華キャストが出演する映画「何者」の原作小説を読んだので、結末のネタバレを紹介します。
映画「何者」は、就活で苦しむ学生たちの物語です。
原作小説を読んで結末のネタバレを紹介するので、映画「何者」を見れなかったひとや、映画館で見るほど興味はないけど結末は知っておきたい人は参考になればと思います。
目次
■ 映画「何者」キャスト
■就活対策本部
・冷静分析系男子:二宮拓人(佐藤健)
演劇サークルに全力投球した大学生
・地道素直系女子:田名部端月(有村架純)
拓人の片想いの相手
・天真爛漫系男子:神谷光太郎(菅田将暉)
端月の元彼氏。拓人とルームシェア中。
・意識高い系女子:小早川理香(二階堂ふみ)
拓人・光太郎の部屋の上の階に住んている。端月の友人。
・空想クリエイター系男子:宮本隆良(岡田将生)
「就活はしない」と宣言。理香と同棲している。
・達観先輩系男子:サワ先輩(山田孝之)
大学院生。後輩たちを見守る。
拓人が所属した演劇サークルの先輩。
・銀次(ギンジ)
月に1回、小さな劇団で演劇を続けている。
拓人と同じ演劇サークルだった元大学生。
■ 映画「何者」あらすじ
拓人(佐藤健)、瑞月(有村架純)、光太郎(菅田将暉)、理香(二階堂ふみ)、隆良(岡田将生)。
理香の部屋を「就活対策本部」として定期的に集まる5人の男女。
そして、みんなを見守っているサワ先輩(山田孝之)。それぞれが抱く思いが複雑に交錯し、徐々に人間関係が変化していく。
「私、内定もらった…。」
やがて「裏切り者」が現れたとき、これまで抑えられていた妬み、本音が露になっていく。人として誰が一番価値があるのか?
そして自分はいったい「何者」なのか?
いま、彼らの青春が終わり、人生が始まる。
引用:http://nanimono-movie.com/content/#story/index
■ 映画「何者」原作読んで結末ネタバレ
映画「何者」原作を読んで結末ネタバレします。
「何者」とは、主人公・拓人のツイッター裏アカウント「@nanimono」のことでもありました。
■
「私、内定もらった、初めて」端月から拓人に電話がくる
そのあと光太郎に電話を代わり、光太郎は今までにない優しい声で「本当におめでとう」と彼女に言った。
通信系の大手企業に内定が決まったのだった。
また、その電話で端月は光太郎に告白したが、フラれた。同じ人に二度フラれた。
光太郎は、出版社に入りたい。
その理由は、海外に行った高校の同級生と出会うためだった。
彼女は、翻訳家になりたいと言っていたので、出版社に就職すれば再会できるかもしれないからだ。
光太郎は、第一希望でないものの、希望通り出版社に内定が決まった。
拓人は、いまだ内定が出ないままでいた・・・。
■理香から諭される
拓人は明日、面接。
飲み会が終わり、拓人と光太郎はタクシーに乗る。
ふと光太郎が
「内定って不思議だな。までその人すべてが肯定されたよう」
と、らしくないことを言った。
そして、自分はサッカーな上手なことと同じように、就活が得意なだけだと。
光太郎は、中堅の出版社「総文書院」に内定をもらったものの「何者」にもなれた気がしないという。
拓人は自然とスマホで「総文書院 ブラック」と検索してしまう・・・。
自宅について、階段をあがると隆良が降りてきた。
拓人は、受験票を印刷するために理香の部屋に行きプリンターを借りる。
拓人は理香から、内定をもらえない理由を指摘される。
それは、観察者ぶってるから。
拓人は光太郎が内定をもらった会社を、ブラックかどうか評判をネットで調べていた。明日面接を受ける会社も。
もうひとつ、他人が自分より不幸であってほしいと願っているから。
拓人のツイッター裏アカウント(@nanimono)で、上から目線で人間観察してたことも、理香にバレてた。
誰かを観察することで「何者」かになったつもりなんだと指摘される。
理香は、私たちはダサくてかっこ悪い自分を、理想の自分に近づけることしかできないのだと主張する。
自分は自分にしかなれない。
だから彼女は、笑われても、インターンや海外ボランィテアもアピールし、キャリアセンターで名刺も配る。
理香は子供に言い聞かせるように、拓人に話したのだった。
■ネット通販会社の面接当日
面接官3人に学生は3人、うち1人は拓人だ。
他の2人が上手に自己アピールして、面接官の興味や関心を引くのか、拓人もそうしようとするが上手に話せない。
経営理念「ココロ、ウゴカス」をあげ、最近、最も心を動かされたことは?という質問をされる。
演劇の舞台です。学生時代、演劇をやってましたと自己アピールする途中で、かっこつけずに本当のことを言おうと思った。本当に心を動かされるのは、自分の演劇ではないと。
それは、仲の良い友人が関わっている小さな演劇だと。友達と一緒に見に行くことに心を動かされると。
続いて、長所短所について。
短所は、かっこ悪いところで、長所は、それを認めることが出来たところ。と答える。
拓人の回答に対する面接官の反応はいまうちだが、それでいい。
たぶん落ちるだろうが、これでいいと拓人は思った。
上から目線で観察者でいた主人公が、友達のアツイ言葉によって、ダサくてかっこ悪い自分を受け入れるようになる。という結末でした。
この記事へのコメントはありません。