_
プロレスの帝王・高山善廣さんは、2年前に試合中に相手に技をかけようとして失敗する事故で、頚椎損傷となりました。
首から落ちて頚椎を完全に損傷してしまい、症状は首から下が動かないという壮絶なもの。現在の症状も変わらないのでしょうか
現在プロレスの帝王は諦めず、嫁や仲間に支えられながら高山善廣さんはリハビリに励んでいます。
高山善廣さんを応援する支援団体も設立され、プロレス会場でも治療費にあてる募金をつのり嫁が代表をつとめています。
ネットでは、札幌医大の幹細胞治療の記事を見たツイッターユーザーが、高山善廣さんの現在の症状に希望の光が見えてきたと話題です。
目次
●高山善廣 相手にかける技失敗で頚椎完全損傷の事故
【高山善廣選手…“復活”をお祈り致します‼】
「高山選手」‼頑張って‼
○高山善廣オフィシャルブログ
(応援・募金先はこちら)https://t.co/nk3MBvRFeX pic.twitter.com/9JrfHjBGgA— 宮戸優光 (@snakepit_miyato) 2017年9月4日
2017年5月4日、大阪での「豊中大会。対戦相手はヤス・ウラノ選手。
12日(火)はドロップキックでイベントです!
ご都合がよろしければ遊びに来てください! pic.twitter.com/Byhj8RE8JE— ヤス・ウラノ (@YasuUrano) 2019年2月10日
しかし試合中に事故が発生。高山善廣さんは相手に回転エビ固めをかけようとして失敗して頭から落ちて頭部を強打、相手の全体重が首と頭にかかり、動けなくなりました。すぐにドクターストップとなり緊急搬送。
相手のヤス・ウラノ選手は悪くありません、高山善廣さんが失敗したことが原因の事故でした。
加速がついた125kgの体重の衝撃で高山善廣さんの強靭な首は砕け、頚椎を完全に損傷してしまいました。
2017年5月8日。事故の4日後に手術。プロレス団体DDTも手術と現在の症状を会見でつたえました。
●高山善廣の頚椎損傷 2019現在の症状は?
緊急搬送されたときの症状は、首から下が動かすことができない、手足がピクっと動く程度で、自分で呼吸が十分にできない呼吸が浅い、横隔膜が動かない状態。
当初は骨がむき出しになるほどの床ずれに悩まされて、のみ込む力が衰えていてゼリー1つ食べるのに休み休み1時間半もかかったほどで頚椎損傷のひどさを物語っています。
手術の6日後には一時心肺停止の症状で生死をさまよっています。体の症状は、首から下は肩が少し動きますが他は動かせません。
2017年8月中旬、大阪の病院から関東の病院に転院。医師からは「回復の見込みがない頚椎完全損傷」と診断されました。プロレス復帰はもちろん無理で、歩くことさえ難しいだろうというショックキングな診断です。
体重は40kgも激やせしました。
2019年現在の症状は、人工呼吸器を外して話せるようになっているそうです。現在は普通の食事をとれるようになり体重も回復しつつあるといいます。
■現在リハビリに励む
高山善廣さんは絶対に回復すると信じてリハビリを続け、ブログには口を使って絵を描く訓練をする姿などが綴られました。
その次はパソコンやタブレットを操作することが目標です。
肩を動かせるようにする訓練もしています。
器具を使って腕や肩を動かしたり、起立台に乗って直立姿勢になったり、理学療法士による筋肉の拘縮を予防するマッサージをしています。
リハビリの成果で現在は色々なものを食べられるようになったそう。
●高山善廣の頚椎損傷 プロレス仲間がお見舞いに
2018年08月31日には、元プロレスラー高田延彦さんがお見舞いにきて励ましてくれました。高山善廣さんはUWFインターでプロレスデビューしてるので高田延彦さんは師匠的存在なんです。
同じくUWFインター時代の仲間である、元プロレスラー安生洋二さんや元フロント鈴木健さんもお見舞いに来てくれました。どれだけ嬉しかったことでしょう
最近は、ドンフライさん、武藤敬司さん、UWFインター時代にお世話になった前田日明さんがお見舞いに来たとブログで嬉しそうに綴っています。
●高山善廣の頚椎損傷を嫁が支える 支援団体「TAKAYAMANIA」代表も
読売新聞「ケアノート」に高山奈津子さん。柴田さんも硬膜外血腫から「超人」の回復法を伝えて欲しい。一般人の参考にはなりにくいかもしれないが(^.^; pic.twitter.com/nqZ0xOTSOJ
— バーバラひろこ (@kunoichianemone) 2018年8月7日
高山善廣さんの嫁は、奈津子さん。
神奈川県出身の1968年生まれで、大学卒業後に高山善廣さんと知り合い、結婚しました。
嫁の奈津子さんは、食事の介助を担当して支えています。
本人が頑張ってるから、頑張れと言わないようにしてるそう。
ちなみに子供は息子がいて現在小学6年生です。
■嫁は支援団体「TAKAYAMANIA」代表
高山善廣の大怪我、自身や家族の苦しい思いは事が大き過ぎて想像すら及ばない、我々にも受け止め難い現実だ。辛いよ、言葉が見つからない。今はとにかく一歩づつ回復する事を祈るしかない。まずは本日正式な情報公開を受けて榊原委員長と連絡を取り10月RIZIN福岡大会での募金箱設置を確認した。
— 髙田延彦オフィシャル (@takada_nobuhiko) 2017年9月4日
高山善廣さんの応援するため、有志による支援団体「TAKAYAMANIA」が設立され、嫁の奈津子さんが代表を務めています。
試合会場に募金箱を置いて、応援グッズを売ったりチャリティー興行を行い集まったお金は治療費にあてています。
募金箱は、DDTが2017年年9月7日の新木場大会から各会場に、ノアが2017年9月6日のオロシティーホールから会場に置いています。
●高山善廣 頚椎損傷で入院した病院はどこ?
高山善廣さんは頚椎損傷で入院したのは、大阪の病院です。
入院3か月後8月には、関東地方の病院に移って本格的なリハビリを始めました。
その病院はどこかというと、リハビリに特化した病院として有名な「国立病院機構村山医療センター」だといわれています。
しかしリハビリ目的の入院は期間に制限があるので、転院を繰り返しているそうです。
●高山善廣は何度も復活したプロレス界の帝王
高山善廣さんは、眼窩底骨折の大怪我や、2004年にも脳梗塞で緊急搬送されても2年後に復活した、不死身のプロレス界の帝王。
プロレスラーの武藤敬司さんは「強い敵であり強い怪獣」、鈴木みのるさんは「勇気をたくさんもらった」とリスペクトしています。
現在の症状は大変厳しいですが、ツイッターでは札幌医大の幹細胞治療によって希望の光が見えてきたと話題です。
脊髄損傷を負った40代の男性
首から下の四肢が動かない状態
↓
間葉系幹細胞を含む薬剤を投与
↓
翌日、肘や膝が屈伸可能に
1週目、自分の足で歩行可能に
6週目、階段の昇降が可能に
12週目、普通の歩き方可能に
24週目、ピアノ演奏が可能に希望の光って
こういう事だと思うhttps://t.co/ORZUgOfpbl— ShounanTK (@shounantk) 2019年3月18日
高山善廣さんの治療に活かせたら、奇跡が起きるかも・・・
この記事へのコメントはありません。