_
夜空の天体ショー「みずがめ座δ流星群」が2018年7月もやってきます。
観測するにあたり、時間と方角、ピークと見頃を知っておきたいですね。
目次
●みずがめ座δ(デルタ)流星群とは?
「みずがめ座δ(デルタ)流星群」とは、毎年肉眼で観測できる流星群のひとつです。
7月末~8月上旬にかけて観測され「みずがめδ北群・南群・北群」「みずがめι(イオタ)南群」の4つの群で構成されています。
1時間あたりの流星出現数は、約10個です。
毎年7月末~8月上旬に活動していて、極大ピークは、年によって変わります。
「みずがめ座」の流星群は、5月G.Wの「みずがめ座η(エータ)流星群」と、7月の「みずがめ座δ(デルタ)流星群」の2種類があります。
これは、「みずがめ座」の「η(エータ)星」を輻射点とする流星群と、「δ(デルタ)星」を輻射点とする流星群の違いです。
●【みずがめ座δ(デルタ)流星群2018年7月】時間と方角・方向
■名前:みずがめ座δ(デルタ)流星群
■出現期間:7月中旬~8月後半
■ピーク:7月28日(土)
■見頃:7月28日(土)よる11時~翌明け方
■観測条件:月があるのでいまいち
■方角:どこでも
■数 :1時間に10個くらい
■観測条件は良くない…
みずがめ座δ(デルタ)南流星群がピークを迎える7月28日(土)は、不運なことに満月なので、月明りが邪魔して観測条件はよくないです。
■オススメ観測時間は?
観測にオススメの時間は、7月28日(土)よる11時~翌明け方です。
当日は残念ながら満月なので、月が視界に入らないようにして観測しましょう。
■方角・方向
方角・方向は、ずばり、南の空です。市街地は街明かりが邪魔するので、市街地を避けた場所から南の方角・方向を観測するのが良いです。
南の空でなくても、どこからでも観測はできるのですが、出現する瞬間を見るなら南の空ですね。
「みずがめ座δ流星群」には見え方に特徴があります。南の空の低い位置に、地平線からふわっと浮かび上るように、流れ星が出現します。
■流星の数 肉眼でいくつ見える?
「みずがめ座δ流星群」は1時間で最大10個程度です。
ただ「みずがめ座δ流星群」の4つの群のほかに、
・やぎ座α(アルファ)流星群
・ペルセウス座流星群(8月12日ピーク)
が見えるかもしれません。
●【みずがめ座δ(デルタ)流星群2018年7月】1番見える観測場所はどこ?天気は?
東京・大阪・名古屋・北海道・福岡など九州・沖縄など、全国色々な場所の人達が観測できたらいいですね。
1番見える場所はどこか観測場所も知りたい人のため、関東になりますがオススメ観測場所を紹介します。
■東京など関東の観測場所
●東京都
・夢の島公園
東京都江東区夢の島2-1
・奥多摩湖ダムサイトパーキング
東京都西多摩郡奥多摩町原
●関東
・栃木県:戦場ヶ原
栃木県日光市中宮祠 栃木県日光市中宮祠
・栃木県:八方ヶ原
栃木県の北部、矢板市北部から那須塩原市南部
・栃木県:湯西川温泉の道の駅
日光市西川478-1
・神奈川県:湘南国際村
神奈川県横須賀市湘南国際村一丁目
・神奈川県:ヤビツ峠
神奈川県秦野市蓑毛
・埼玉県:堂平山天文台
埼玉県ときがわ町大字大野1853
・千葉県:東浪見(とらみ)海岸
千葉県長生郡一宮町東浪見
●【みずがめ座δ(デルタ)流星群2018年7月】観測にあたり注意事項
昼間は暑い夏ですが、夜は夜露で体が冷えるので防寒対策を忘れないことが大切です。暑くなったら上着を脱げばすむようにしておくのが良いです。
魔法瓶に温かい飲み物を入れて用意しておいたりするのもオススメです。
■天文現象一覧 1月 ▶しぶんぎ座流星群 ※三大流星群 |
この記事へのコメントはありません。