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夏は流星群の季節!2016年7月に「みずがめ座δ(デルタ)流星群」が出現します。見える時間帯と方角を調べました。
時間についてはどうやら7月28日(木)にピークを迎え、夜半過ぎ(深夜0時~2時頃まで)が一番見ごろの時間です。
方角や方向はどこを見ても大丈夫なようですが、例えば東京なら東の空にみずがめ座があり、そこが流星の輻射点となります。できれば東の方角・方向を見ると、流星の出現するところから見えますね。
2016年の「みずがめ座δ(デルタ)流星群」は、残念ながら「やや悪い」観測条件となっていて、北日本では雲が多い天気となっています。
しかし、東日本から西日本は比較的天気がいい予報なので、観測できるチャンスがあります。
また、1時間あたりに見える流星の数は、10個程度ですが、2016年は6つの流星群がまとめて観測できるかもしれない年です。
youtubeで生中継もあります。
目次
2016年7月 みずがめ座δ(デルタ)流星群とは
「みずがめ座δ(デルタ)流星群」とは、毎年肉眼で観測できる流星群のひとつです。
7月末~8月上旬にかけて観測され「みずがめδ北群・南群・北群」「みずがめι(イオタ)南群」の4つの群で構成されています。
1時間あたりの流星出現数は、約10個です。
毎年7月末~8月上旬に活動していて、極大ピークは、年によって変わります。
「みずがめ座」の流星群は、5月G.Wの「みずがめ座η(エータ)流星群」と、7月の「みずがめ座δ(デルタ)流星群」の2種類があります。
これは、「みずがめ座」の「η(エータ)星」を輻射点とする流星群と、「δ(デルタ)星」を輻射点とする流星群の違いです。
みずがめ座δ(デルタ)流星群 2016年7月 時間と方角・方向
2016年の「みずがめ座δ流星群」を観測しましょう。
■時間 ピークはいつ?
「みずがめ座δ流星群」2016年のピーク時間は、7月28日(木)夜半過ぎ(深夜0時~2時頃まで)です。
北日本では雲が多い天気となっていますが、東日本から西日本は比較的天気がいい予報なので、観測できるチャンスがあります。
月明りが邪魔しない場所で観測しましょう。
観測にオススメの時間は、7月28日(木)夜半過ぎ(深夜24時~2時頃まで)です。
みずがめ座η流星群 7月28日(木)がピーク! pic.twitter.com/Squ3m57XAZ
— クロスケ (@kuro_we) 2016年7月27日
■方角・方向
「みずがめ座δ流星群」2016年を観測する方角・方向は、ずばり、南の空です。
市街地は街明かりが邪魔するので、市街地を避けた場所から南の方角・方向を観測するのが良いです。
南の空でなくても、どこからでも観測はできるのですが、出現する瞬間を見るなら南の空ですね。
「みずがめ座δ流星群」には見え方に特徴があります。
南の空の低い位置に、地平線からふわっと浮かび上るように、流れ星が出現します。
2016年7月28日 みずがめ座δ南流星群が極大 – アストロアーツ https://t.co/DdNv9etp9Z @AstroArtsさんから pic.twitter.com/yDMp6or0XE
— アストロアーツ (@AstroArts) 2016年7月26日
■東京は南の空
「みずがめ座δ流星群」の輻射点である「みずがめ座」は 、東京からなら南の空になります。
■流星の数 肉眼でいくつ見える?
「みずがめ座δ流星群」は1時間で最大10個程度ですが、「みずがめ座δ流星群」の4つの群のほかに、
・やぎ座α(アルファ)流星群
・ペルセウス座流星群(8月12日ピーク)
が見えるかもしれません。
みずがめ座δ流星群 ウェザーニュースによると6つの流星群が見えるという pic.twitter.com/L3M7nmVY6e
— クロスケ (@kuro_we) 2016年7月27日
みずがめ座δ流星群 2016年7月 Youtubeでライブ中継もある
7月28日(木)21:00~24:00
沖縄・宮古島から生中継がYouTubeで実施されます。
二コニコ生放送・LINE LIVEでも同様です。
みずがめ座δ流星群 2016年7月 観測にあたり注意事項
昼間は暑い夏ですが、夜は夜露で体が冷えるので防寒対策を忘れないことが大切です。暑くなったら上着を脱げばすむようにしておくのが良いです。
魔法瓶に温かい飲み物を入れて用意しておいたりするのもオススメです。
■天文現象一覧
2016年の三大流星群は 1月 しぶんぎ座流星群 ※三大流星群 |
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