波瑠さん主演ドラマ「あなたのことはそれほど」原作漫画の最新刊4巻を読んだので、キャスト・あらすじ、最終回の結末ネタバレに迫ります。
3巻～4巻で美都が妊娠したかもしれないようですが・・・

「あなたのことはそれほど」の原作は、いくえみ綾さんによるドロドロ底無しW不倫漫画。
美都と涼太、有島と麗華。2夫婦4人の視線と思惑が交錯する結婚生活に出口はあるのでしょうか？
原作漫画では、開き直って不倫を続ける美都が「クズ」だという意見がありますが、ドラマの波瑠さんは果たしてどうなるのか

原作漫画の最新刊4巻を読んで最終回の結末ネタバレ紹介するので、ドラマ「あなたのことはそれほど」を見れなかったひとや、テレビで見るほど興味はないけど内容は知っておきたい人は参考になればと思います。
　
　

●ドラマ「あなたのことはそれほど」キャスト

●ドラマ「あなたのことはそれほど」あらすじ

眼科クリニックで医療事務として働く美都（波瑠）は、患者として来ていた涼太（東出昌大）に交際を申し込まれる。
涼太は穏やかで優しい人。食事の趣味も合い、なにより美都を一番に考えてくれる。
これまで付き合ってきた明るく面白いいわゆるモテ系男子とは全く違うが、居心地のよさを感じる。
美都には実家でスナックを経営している母がいるが、涼太はその母のことも大切にしてくれる。仕事もまじめ。結婚相手≒生活をともにする人としては申し分ない。条件もいい。美都だって好きだ。
でも一番好きなのは…美都の脳裏に小・中学時代の頃好きだった有島光軌（鈴木伸之）が蘇る。自分に別れを告げることなく引っ越してしまった有島。今でも彼に似た人を見つけるとつい目で追ってしまっていた。

美都はあれから有島と似た男とばかり付き合ってきた。中学の時占い師に「二番目に好きな人と結婚するのがいい」と言われたことが今もずっと心に引っかかっていた。
再び占いに行くと「二番目に好きな人と結婚したほうが幸せになれる」とまた言われてしまい…。

幸せになりたい美都は涼太との結婚を決意。多くの人たちから祝福を受ける美都と涼太。多くの女は皆どこか妥協して結婚するものだと、文字通り幸せな結婚をするが──。
ある日美都は、飲み会の帰り道に偶然運命の人だと信じていた有島に再会する…。
引用：http://www.tbs.co.jp/anasore/story/
予告動画

●ドラマ「あなたのことはそれほど」原作漫画読んでネタバレ　結末は？

ドラマ「あなたのことはそれほど」の原作漫画を読んだので、ネタバレします。果たして結末は・・・？

■まず1～3巻のあらすじをネタバレ

「私はいつかきっと罰があたる」
占い師のいう通りに2番目に好きな人と結婚した美都は、飲み会の帰りに初恋の相手・有島と再会して、男女の関係を持ってしまう。
ところが、有島には嫁がいて出産のため実家に帰省していた。

美都と有島の不倫は止まらない。有島の嫁・麗華が子供を出産したと知っても、罪悪感を感じることなく関係は続く。
一方、美都の優しい旦那・涼太は、毎晩ケータイを盗み見ていた。

結婚1周年記念日。
旦那・涼太からのプレゼントはなんと
「浮気していても変わらず愛する」という衝撃告白。
美都は開き直って、涼太と暮らしながら有島と不倫を続ける異常な状態に。
浮気を知っても自分を責めない旦那がいる、おかしな家の空気に耐えきれず、美都は家出する。

■ここから最新刊4巻のネタバレ■最終回ネタバレ？結末は？

家出した美都を涼太が実家に迎えにきた。

■占い
美都と涼太は2人で占いを受けると結果は
・2人の相性はまずまず
・結びつきは強いがその時次第
・どうしようもなく行き詰っている
・なのに人の言う事を聞こうとしない
だった。涼太は怒っていまう。

美都と涼太に「離婚してください」と言い、家で話し合うことに。

スーパーで亜胡(あこ)を抱っこしながら買い物する有島麗華。同じマンションの星野が、風愛(ぷうあ)をだっこして話しかけてきて、友達申請してきた。

麗華は有島光軌に、数時間だけ母親を忘れて美容院に行ってオシャレをして光軌と2人で食事がしたいと頼む。光軌は喜んで快諾して、亜胡は光軌の母親にあずかってもらうことに。
そんな光軌を麗華は「バカね・・」と思っていた。

美都と涼太は帰宅したが、腐ったワインの匂いがする。涼太がグラスごと部屋中にぶちまけたからだ。美都は涼太の嫁に対する執着心が怖く、おかしな空気が充満する家から出て行きたい。

■麗華と有島
麗華が有島と2人で出かける日。麗華は美容院でせっかくキレイにしたのに、有島は「やっぱ僕たち焼肉だね」と焼肉に連れていく。食事中「男の人は悪いことが好きだものね」という麗華の一言が有島のムネに刺さる。

そのあと、麗華が有島がいつも行く店に行きたいと希望するが、有島は見栄をはって夜景の見えるバーにつれていく。麗華は平穏な家庭を築けたことを「ありがとう」と感謝する。

子供が出来たことを感謝するが、有島はどんどん辛くなる。麗華は不倫との美都を知っているようなそぶりなので、有島は「俺はバカだった」と言うが、麗華は「何の話？」ととぼける。

有島「だって、知っているんだろ？」
麗華「私が知っているのは
・ワタナベという女が訪ねてきたこと
・日を置いて私の前に二度現れた男もワタナベと言ったこと
・あなたは私に聞かれて困ることがあるとちょっとフリーズすること
それだけよ」
結局、有島は不倫を告白も謝罪もできなかった。しかし夫婦で帰宅して、有島が亜胡を抱くと、麗華に取り上げられ「手を洗ってください」と汚いものを見るような冷たい目で言われる。

■離婚届
美都は涼太に離婚届を突き出したが、涼太は「離婚してまたやり直すことも可能だよね」と諦めない。

美都は離婚したあとの引っ越し先を探しにいく。木造アパートは安い。オートロックのマンションは素敵だけど高い。駅から離れた物件は自転車が必要だけど、美都は自転車に乗れない。冷静に今の自分を分析してみると、まだ離婚はできない・・・

涼太は離婚届に名前をちょっとずつしか書いていかない。まずは渡のさんずいだけとか。美都は涼太の発言がいちいち怖くて、夜も眠れない。涼太は優しいことも言うが、なぜそんなことが言えるのだろう？

ただ美都が決めてるのは「もう有島くんに会うことはない」ということ。

■飯田香子
有島が同僚を誘って居酒屋で飲んでいると、偶然、美都の親友で中学の同級生だった飯田香子と出くわす。
飯田香子は、有島を正論を並べて責め立てる。結局、意見が食い違うので別れるが、有島は最後にこう言った。
「あんたのいい人が、人にもいい人じゃないだろう」
「いい人(涼太のこと)でもイヤだろう」
「イヤな人でもいだろう」
「俺はアイツの旦那が怖いよ」

■有島の子供を妊娠？
美都が仕事を終えて帰宅すると、離婚届けの涼太の下の名前が「太」でなく「犬」になっていたので捨てる。でも予備でもう1枚ある。

そして美都は最近生理がないので、妊娠したかもしれないと涼太に告げる。妊娠したら多分、有島の子供だ。すると涼太は予備の離婚届をいきなり破いて、妊娠した子供は、自分の子供として育てると言い出した。愛情をもって育てると。

美都は一刻もはやくここを出て、アパートへ引っ越さないとと思う。オートロックなんかなくても、床の抜けそうなアパートでいい。

■涼太の抱える闇（母）・生い立ち
涼太の母親はバカで、家事もろくにできなかった。その代わり「愛される」ことは飛びぬけて出来ていた。
母方の祖父は、古い家に住み、その敷地に両親は家をたて一緒に暮らした。
インコのピヨ吉も一緒で、世話は涼太の仕事だった。
祖母は35才で病死し、祖父はその後ずっと独身。
涼太の名前は祖父がつけた。父は無口だが優しい人だった。
涼太が10才の時、祖父が亡くなり、祖父のことが大好きだった明るい母・姿子は、いつまでも号泣していた。

祖父が死んだあとはその穴埋めをするかのように父親が早く帰宅するようになった。母親の料理はめちゃくちゃまずかったので、自然と父子の料理の腕前はあがった。

母・姿子のする掃除は「物をずらして空間を作る」方式なので、結局、なにも片付いていない。
ある日、母のせいでインコのピヨ吉が死んだ。掃除をするのに邪魔だからと鳥籠を物置に入れたら、忘れてしまったのだ。すぐに死んだ。

母は号泣して謝り、父は「お母さんは一生懸命やったんだ。悪気はない。悲しいのは皆一緒だ」と言って、ピヨ吉を葬った。

中学に入ると母は食欲がなくなってふさぎ込むようになり、病名がわかった時は手遅れだった。父の嘆きは見ていられないほどだった。その後の父の顔は、穏やかな祖父にそっくりな顔になっていった。

祖母は祖父に深く深く愛されていた。
母は父に深く深く愛されていた。
なにも出来ない母が1つだけとびぬけていたのは「愛されること」その点では幸せだっただろう。

だから涼太は、美都を愛して、有島の子供も愛情をもって育てる。

■無理です
美都は本当に家を出ようと思った。
涼太をこんなふうにしてしまったのは、不倫をした自分だし、愛していたから結婚したのだけど、もうそんなことも忘れてしまうくらい、もう無理だ。
「無理です。あなた、頭おかしい」

涼太は蕎麦をゆでて、美都と食べる。涼太は一緒に蕎麦に食べていることを喜ぶ、泣きながら食べている。

■有島の麗華に対する愛情
休日。いい天気なので有島一家は動物園にいくことに。
マンションのエレベーターで偶然、星野と会い、「一緒にどうですか」と社交辞令で誘ったら星野一家も一緒に行くことになってしまう。

星野の旦那は、結婚する気はなかったが、子供ができちゃったので責任をとって責任をとっただけと、有島に平気で話す。
2家族一緒に食事をすると、星野の旦那は平然と「うちの嫁はバカで料理もできない」など文句を言いまくる。聴いていて気分が悪い有島は、怒って食事を台無しにする。

車に戻ると有島は、麗華を嫁に選んだ理由を話す。
・クールで冷静な優等生の真実を知っているのはオレだけ
・自分のかっこわるいところを見せられる唯一の人
・つらい時もどんな時もきっとずっと一緒にいられる
そう思ったからだ。

麗華は、結婚の誓いみたいだと笑うと同時に、「私、今つらいよ」と切り出す。
つらい私と一緒にして息苦しくない？
このままずっと一緒にいられる？

どうしてずっと嘘をつき通してくれなかったの？
麗華は有島を責めない。本当のことを言うだけだ。しかしそれが有島には無理だから・・

麗華「つまり光軌と私はもう無理ということ？」
有島「それは絶対違う！」

■美都
美都は木造アパートの部屋で、1人あおむけに寝そべる。

妊娠検査薬は、陰性だった。

私　今　からっぽ
　
　

※
ここで4巻終わりです！
美都は妊娠検査薬の判定は陰性で、一番好きな男・有島にも、彼の子供にも選ばれなかったという「空っぽ」状態に・・・。
一方、有島に選ばれた女・麗華は、娘・亜胡(あこ)を連れて、家を出てしまい、有島はすぐに迎えにいきます。
最終回の結末はいったいどうなるのか？注目です。