_
唐沢寿明さん主演ドラマ「あまんじゃく」がテレ東で放送日9月24日に放送されるので、キャストとあらすじ、原作本を読んだ結末ネタバレを紹介します。
「あまんじゃく」の原作は、藤村いずみさんの小説本。唐沢寿明さんがずっと映像化を熱望していたそう。
優秀な外科医だった折壁嵩男(おりかべ たかお)(唐沢寿明)が、ある出来事をきっかけに病院を追放され、病院の顧問弁護士だった横倉の仲介で医師殺しを請け負う殺し屋に転身。法で裁けない金儲け優先の悪徳医師を、医学を利用した手口で次々に始末していく、医者版の必殺仕事人。
キャストとあらすじ、原作本を読んだ結末ネタバレを紹介するのでドラマ「あまんじゃく」に興味のある人は参考になったら幸いです。
目次
●ドラマ「あまんじゃく」放送日
番組名:テレビ東京開局55周年特別企画ドラマSP「あまんじゃく 元外科医の殺し屋が医療の闇に挑む!」
放送日:2018年9月24日(月)
放送時間:よる9時~
●ドラマ「あまんじゃく」キャスト
ドラマのキャストで注目は、11人中9人が悪人という多めの設定。医者、監察医、議員、ホステス、普通の夫婦、中学生など、職業も年齢はバラバラですがそこに闇が潜んでいます。
悪人はなぜ?どうやって悪事に手を染めていくのかもドラマの見どころの1つ。
■キャスト
● 元外科医の殺し屋:折壁嵩男(おりかべ たかお)(唐沢寿明)
大学病院の優秀な外科医だったが、親友の医師の不審死について、上司の圧力でウソの診断書を書かされ病院を追放された。
絶望した嵩男は、病院の顧問弁護士だった横倉の仲介で医師殺しを請け負う殺し屋に転身。法で裁けない金儲け優先の悪徳医師を、医学を利用した手口で次々に始末していく。
● 相棒で弁護士:横倉義實(橋爪功)
嵩男の仕事依頼の窓口
● 元彼女:梶睦子(木村多江)
児童養護施設で再会した
■11人の内、9人が悪人。誰が?
● 嵩男の元上司:御木本正(田村亮)
大学病院時代の元上司
● 加信セントラルクリニックの院長:加茂信介(羽場裕一)
鞠子の母に勝手に薬を処方して急死させた。
● 梶睦子の旦那:国武一輝(神尾佑)
● ワールドレディースクリニック院長:近田好雄(長谷川朝晴)
● 依頼人の中学生:浦野美鈴(桜田ひより)
8才の弟が溺死させた義父の半殺しを嵩男に依頼する。
● 美鈴の義父で監察医:浦野玲哉(岡田浩暉)
金銭目的でどんな解剖もこなす倫理観のない解剖医
● 美鈴の母で美容師:浦野智佳子(鈴木杏樹)
姑の言いなりの恭治と離婚して玲哉と再婚した
● 美鈴の実の父親:沓掛恭治(温水洋一)
智佳子の最初の結婚相手
● 衆議院議員:野添智弘(窪塚俊介)
● 嵩男の元同僚の医者:野田宏正(とろサーモン村田秀亮)
ヘロイン中毒で死んだ
● 第二の依頼人でホステス:相馬鞠子(渡辺舞)
加茂信介の殺しを依頼する
● 児童養護施設の責任者:花井環(伊藤蘭)
居場所がない子供たちを積極的に保護している。美鈴と親しい。
●ドラマ「あまんじゃく」あらすじと予告動画
ドラマ「99.9 -刑事専門弁護士-」などヒット作を連発する木村ひさし監督による、スリリングな展開と緊張感あふれる映像が楽しみ。
その殺し屋は、雨とともに現れる――
折壁嵩男(唐沢寿明)は元外科医の殺し屋。医療の知識を駆使し、証拠を残さず、法で裁けない悪人を闇へと葬り去っていく。
相棒は弁護士の横倉義實(橋爪功)。彼が嵩男に殺しの依頼を持ってくる。ある日、嵩男は中学生の浦野美鈴(桜田ひより)から母の再婚相手の法医学者・浦野玲哉(岡田浩暉)を半殺しにしてほしいと依頼を受ける。弟を溺死に見せかけて殺した理由を聞き出すことが目的だという。
嵩男は依頼を引き受けることをためらうが、着手金はすでに払い込まれ済みと横倉から説明される。
美鈴が払える額ではないのだが…。
玲哉の周辺を調査した嵩男。玲哉が金銭目的でどんな解剖もこなす倫理観のない解剖医であることを確信し、美鈴の依頼を受けることを決意する。さらに、嵩男は美鈴の背後に何者かがいると感じ、美鈴を尾行したところ、ある児童養護施設にたどり着く。
美鈴と親しげに話していたのは、施設の責任者、花井環(伊藤蘭)。
環は居場所がない子供たちを積極的に保護する活動を続け、メディアでも度々取り上げられている篤志家だ。
環の素晴らしい人間性に触れた嵩男は、いつになく心が温かくなるのだった。同時に、この施設で忘れられない昔の恋人、梶睦子(木村多江)と再会した嵩男。二人との出会いによって、嵩男の中で止まっていた時間が動き出す。
嵩男は大学病院の優秀な外科医から、なぜ殺し屋に転身したのか…?
睦子を忘れられぬ事情とは…?
嵩男の過去と共に、彼自身を取り巻く医療の巨大な陰謀が明らかになっていく。引用:ドラマ「あまんじゃく」公式サイト
予告動画:
●ドラマ「あまんじゃく」原作本読んでネタバレ 結末は?
ドラマ「あまんじゃく」の原作本、藤村いずみさんの小説を読んだので結末ネタバレします。
■
嵩男は大学病院時代、親友の野田がヘロイン中毒で死んだが、退職金が出なかったら家族が困るので上司は公表しなかった。嵩男は上司の圧力でウソの診断書を書かされ、結果、病院を追われた。
■恩師を殺した
殺し屋になって3年、嵩男は、恩師・名和潤造を泣く泣く射殺した。
名和の死体はすぐに腎臓の摘出手術を行われ、一卵性双生児の弟に移植された。
それから3週間後。
嵩男は、恩師を殺したことでもう人を殺すのが怖くなった。
嵩男は大学病院時代、優秀な外科医だった。
しかしある日、息子に死にゆく姿を見せたくないという肺がん末期の親友の頼みを聞き、通常の10倍の抗がん剤を投与する安楽死ならぬ慈悲殺(マーシー・キリング)した。
それ以降、嵩男は患者を次々に安楽死させ、その様子を盗み撮りした動画を横倉弁護士が握っているので、殺し屋は続けなければいけない。
■殺しはテストだった?
そんななか、元彼女の梶睦子によって、彼女が所属する組織の隠れ蓑になってる小石川パナケイアクリニックに案内される。
そこには横倉弁護士が待っていて、責任者でスキンヘッドの忽滑谷欽次(ぬかりやきんじ)が「おめでとう 過去最高点で合格した。今日から我々の一員だ」と嵩男を歓迎した。
嵩男は気付かぬうちに、ある組織の予備テストに通り1年前から最終テストが始まっていた。
最終テスト1番目は、自由が丘のクリニックの院長のニセ霊能者。
2番目は、法医学者・浦野玲哉。
3番目は、乳がん専門医・野中耕作。
4番目は、DOT(術中死)をネタに大学関係者を脅していた若者。
5番目は、横倉が愛した女性を医療ミスで殺した産婦人科医・近田と、医療ミスで娘を知らせた病院の事務長。
6番目は、美食評論家。
7番目は、人身売買に関与した国際組織の女ボスとボディガード。
8番目は、小石川パナケイアクリニックの患者だった自己中心的身重女のDV旦那
9番目が最後のテストで、名和潤造とその愛人。
組織の名前は細胞(セル)に由来する「セルス」という秘密結社で、法で裁けない悪党を始末して世の中を浄化するのが目的。ちなみに不合格者(乳がん専門医・野中耕作、法医学者・浦野玲哉)は殺された。
セルズは殺した悪人の死体の臓器や骨髄・細胞などを、臓器移植や病気治療など再生医療に役立てている。殺人犯が悩む死体の処理を、再生医療にリサイクルして、医療現場にフィードバックしていると正義を主張する。
■秘密結社セルス
横倉弁護士が「セルス」に入った理由を明かす。
娘をバイク事故に巻き込んだ18才の少年をビルの4Fを突き落としたが、死なず、先輩・真藤弁護士に相談して示談を取り付けてもらった。しかし真藤は音声を録音していてセルズが取り返した。そして嵩男に真藤を殺させた。
梶睦子も組織に入った理由を明かす。
7年前、実家が倒産しかけたときセルズが1億円の借金を肩代わりしてくれたから。また、組織の実験で見知らぬ男の双子の子供を体外受精で産んでいた。戸籍上の父親は、テストで不合格になり殺されると決まった野中。
双子は、1人はセルス管理下でどこかの里子へ、もう1人は難病を患いセルズのファームで治療中。どちらにも会えず人質に取られてる状態。
また、嵩男も横倉も梶睦子も、奥歯の下にチップを埋め込まれていてGPSで追跡されるので、誰もセルズからは逃げられない。
セルズの最高幹部コミッショナーは、恩師・名和潤造にそっくりな弟の善衛(よしえ)だった。やがて子供の体から臓器を摘出するのが当たり前という認識が社会に広まったら、子供を誘拐して金にしようとする悪党がきっと現れる。だからセルズによる悪人殺しと再生医療は不可欠だと。
嵩男をセルズのメンバーに推薦したのは恩師の名和潤造だという。嵩男は迷ったが、すぐにまた新たな悪徳医師の存在を知ると、セルズのメンバーになると決意した。
コミッショナーの正体は暴き、梶睦子の双子の行方も探し出すまでは、生き延びてやると心に誓って。
★終わり
以上、ドラマ「あまんじゃく」の原作本、藤村いずみさんの小説を読んで結末ネタバレでした。
この記事へのコメントはありません。