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石原さとみさん主演ドラマ【(ヘブン)Heaven?~ご苦楽レストラン~】の原作漫画を読んだので、最終回あらすじネタバレ紹介します。果たして結末は・・・
【(ヘブン)Heaven?~ご苦楽レストラン~】の原作は、佐々木倫子さんによる漫画で、6巻完結してます。
黒須仮名子(石原さとみ)は、フレンチレストラン「ロワン・ディシー」オーナーだが、お酒と食事を楽しみたいだけで、店の繁盛には興味ない変わり者経営者。伊賀くん(福士蒼汰)たちスタッフはそんな仮名子に振り回されながらも、居場所とやりがいを見つけて絆を深めていくコメディードラマ。
原作漫画を読んだので、最終回あらすじネタバレ結末を紹介するので【(ヘブン)Heaven?~ご苦楽レストラン~】に興味ある人は参考になったら幸いです。
目次
●石原さとみ主演ドラマ【(ヘブン)Heaven?~ご苦楽レストラン~】キャスト
■フレンチレストラン『ロワン・ディシー』
● 『オーナー』黒須仮名子(石原さとみ)
ワガママで言いたい放題な性格
● 『伊賀くん』伊賀観(福士蒼汰)
営業スマイルができない真面目な青年
● 『川合くん』川合太一(志尊淳)
元・美容師見習いの無邪気なコミドラン
● 『店長』堤計太郎(勝村政信)
牛丼屋の店長を5年務めていた店長
● 『シェフ』小澤幸應(段田安則)
人に言えない秘密を抱えている不運の天才シェフ
● 『山縣さん』山縣重臣(岸部一徳)
資格取得が趣味の元・銀行員ソムリエ
●石原さとみ主演ドラマ【(ヘブン)Heaven?~ご苦楽レストラン~】あらすじ
フレンチレストランで働いていた伊賀観(福士蒼汰)は、真面目な性格で営業スマイルができないため、仲間からも客からもまったく評価されていなかった。しかしそんな彼を高く評価する女性が現れる。その謎の女性は黒須仮名子(石原さとみ)。彼女は近々オープンするという自分のフレンチレストランに伊賀をスカウトする。
「スタッフに必要なのはオリジナリティー。あなたはいいサービスマンになるわ。きっと」その言葉に心を打たれ、彼女の店で働くことを決意する伊賀。
だがそのレストランは駅からも繁華街からも住宅地からも遠く離れた墓地の中に佇む店で、
しかも彼女が集めた従業員は、
元・美容師見習いの無邪気なコミドラン・川合太一(志尊淳)
牛丼屋の店長を5年務めていた店長・堤計太郎(勝村政信)
人に言えない秘密を抱えている不運の天才シェフ・小澤幸應(段田安則)
資格取得が趣味の元・銀行員ソムリエ・山縣重臣(岸部一徳)
と、小澤以外はフレンチ未経験の素人ばかり。
仮名子はなぜそんな彼らを集めたのか? はたして店は無事にオープンできるのか?
かつてない、“至極のフレンチレストランコメディー”の幕が開く!
引用:【(ヘブン)Heaven?~ご苦楽レストラン~】公式サイト
予告動画:
●石原さとみ主演ドラマ【(ヘブン)Heaven?~ご苦楽レストラン~】原作漫画読んであらすじネタバレ 結末は?
石原さとみさん主演ドラマ【(ヘブン)Heaven?~ご苦楽レストラン~】の原作漫画を読んだので、最終回あらすじネタバレします。果たして結末は・・・
原作漫画は、基本的に1話完結。いろいろな出来事が起きるので、最終回ネタバレ前にいくつかエピソード紹介します。
■原作漫画ネタバレ『オープン』
伊賀くんはオープンまでにスタッフたちにサービスの極意を教えるよう仮名子から命じられるが、前の店で教わっとは、1年目に掃除と皿下げ、2年目にオーダー通し、3年目に料理を出すこと。それでもなんとか教える伊賀くん。
オープン当時。エアコン故障に気づき氷で誤魔化す。しかし時間になっても客が来ないので仮名子が送ったDMを見ると4月31日という存在しない日付だったので、急いで電話で呼びかけ、なんとか客も来てオープンを飾れた。
■原作漫画ネタバレ『伊賀くんの母親』
長崎にいる伊賀くんの母親は仮名子と性格がそっくりでワガママで息子を召使のように便利に使ってきた。伊賀くんが大学受験のときは東京ディズニーランドに行きたくて一緒に上京し、チケットと受験票を間違えたのも伊賀くんのせいにし、振り回された結果、伊賀くんは受験に遅刻して大学をあきらめた。
そんな母親が、伊賀くんを取り戻しに来て仮名子と対抗する。2人とも伊賀くんがいないと不便で困るのだ。さんざんやりあった2人、どちらも選べない伊賀くん・・・戦いに終止符を打ったのは父親の「続きはまた今度ね」だった。先延ばしにするのが唯一の方法だった。
■原作漫画ネタバレ『仮名子の正体?』
仮名子が何やら怪しい男2人組に脅されている。
しかしそれは出版社の編集者だった。仮名子は実は小説家で、毎回締め切りに原稿が間に合わず、編集者を困らせていた。
数年前にヒットした本の印税で、店をオープンしていたのだ。
■原作漫画ネタバレ『賄いの献立』
賄いの献立がマンネリしてると文句を言う仮名子に、シェフの小澤がカチンときて、売り言葉に買い言葉で、仮名子が1週間賄いを作ることになった。
意外としぶとく続ける仮名子だったが、自宅の冷蔵庫のとっくに古い食材を使って刺身にしたりして、スタッフ全員食中毒の症状に襲われた。本当に食中毒なら店が営業停止になってしまう!が、医者に診てもらうと夏バテで一安心。賄いはやっぱりスタッフが作ることにした。
■原作漫画ネタバレ『ホスピタリティ』
ある日、客から割り箸を要求され、ホスピタリティを大事に考え、お客様の喜ぶことには何にでもお応えしたいスタッフたち。しかし仮名子は「レストランはホスピタリティだけではダメよ」
ビール、ジュース、ウーロン茶、煎茶、コーラ、ひじきの煮物、ケーキの持ち込み、など客から要求され何でも応えていくうち、何かが欠けていると違和感を感じていく伊賀くん。
車の駐車も頼まれるがエンストして上手くできない伊賀くん。割り箸が切れてコンビニに買いに行く山縣さん。客はみな楽しんでるが、何の店だかわからなくなってしまった。
欠けていたのは、どんな店にしたいかというスタイルだった。「ロワン・ディシー」はフレンチなのだ。
■原作漫画ネタバレ『高価な食材』
小澤シェフは本当は高価な食材を使いたい夢があるが、予算の都合で原価率の低いメニューを作り続けてきた。
そんなある日、料理1人当たり5万円で16名という予約が入って浮かれる小澤シェフ。しかし高い食材に慣れてないので、原価率の高いメニューが思い浮ばない。
すると仮名子が「シェフの才能が5万円で買われたわけ。好きに作ればいい」と諭され、小澤シェフは今までできなかったことをすると決意。
それでも料理の希望がなく「自由でいい」という客に要望に困惑する。ただ嫌いのものリストにキュウリがあったことで、小澤シェフは10年前に出会ったキュウリの客を思い出し、急にエンジンがかかった。
キュウリの人は、放り込まれた自由の中で答えを出した小澤シェフの料理に勇気づけられた。
■原作漫画ネタバレ『幸せな一日』
ある日、編集部の人が食事をおごってくれるので仮名子は「ロワンディシー」を休み、スタッフたちは大喜び。ワガママに振り回されずに済む。
スタッフたちは気持ちに余裕が生まれ幸せに仕事する一方、仮名子は編集者に打ち合わせは明日だと言われ、カニ・カキ・エゾジカを食べたくて店へ戻ることにする。
その頃「ロワンディシー」では、仮名子がいないから余裕をもって完璧に準備ができた。
仮名子はタクシーに乗るが渋滞に巻きこまれ、地下鉄に行くと事故で電車が止まっていて踏んだり蹴ったり。立ち食いそばが美味しそうだが我慢して歩いてると雨に降られてびしょぬれ。やっとの思いで「ロワンディシー」に戻ると、繁盛で混雑していた。
スタッフたちは忙しいけど仮名子がいないから生き生きしてる。
仮名子はカニ・カキ・エゾジカを食べたいが、全て売り切れ。スタッフは全員幸せそうな顔で、仮名子に「幸せを分けてあげたい」と、余裕があったらから掃除して片づけたオーナー室に案内し、さんまとチーズの料理で仮名子をもてなし、みんな幸せになった。めでたしめでたし。
■原作漫画ネタバレ『ヴィンテージ』
山縣さんの銀行時代の同期入行で邪魔し合ったライバル海浦が来店。お互い元銀行員でワイン好きで資格マニアの2人による舌戦が繰り広げられる。
山縣さんは切り札で生まれ年の超ヴィンテージワインを出す。10万円はするとっておきの1本だ。海浦が逃げれば山縣さんの勝ち。開ける勇気ないなら山縣の負け。
お互いうんちくを並べてついに開けるその時、仮名子の肩が山縣さんにぶつかって、ワインボトルの底に沈む沈殿物『澱(おり)』がボトル内で舞ってしまい2人は顔面蒼白になると、仮名子はこう言った。
「飲まれてこそワインではなくって?」
結局ワインはもったいないから開けないことで山縣さんと海浦は意見が一致。価値観がピッタリ重なって対等にやりあえる幸せな2人だった。
■原作漫画ネタバレ『ふたつの太陽』
長崎にいる伊賀くんの父親が転勤が決まり両親がジンバブエに行くので「ロワンディシー」に挨拶にきた。
母親は力ずくでは息子は来ないと考え、優しい『イソップの太陽作戦』を実行「心配しないで自分の道を見つけなさい」と甘いこと言って自発的に来るように仕向ける作戦だ。
伊賀くんをそばに置いておきたい仮名子も太陽作戦で対抗し「行ってあげたら?親孝行するチャンスよ」と。これだけ好意を示せば出て行かないだろう。
すると自由になって逆に迷う伊賀くんは、父親から「私たちは液体だ」「猛獣がいてこその猛獣使いだ」と諭される。
そんななか伊賀くんの代わりに働く仮名子は我慢の限界でにキレて電話「戻ってこい!」。母親も待ちきれずキレて「いつまで待たせるつもり?」
2頭の猛獣に挟まれる猛獣使い・伊賀くんだった。
■原作の最終回ネタバレへ『距離』
川合くんと伊賀くん。
川合くんは客からプレゼントもらったり、遊びに誘われたり、寿司をおごってもらったりして喜んでる。仮名子はそんな川合くんを許すが、伊賀くんには許さない。
「あんたはじいさんに弱い」「お客様とは友達にはなれないのよ」と忠告する。
そんななか伊賀くんが指揮者の客からコンサートの招待席チケットをもらい、悩んだすえ見に行った。翌週、また別の招待席チケットをもらうと、お礼になにかサービスで返そうとする伊賀くん。
やがて伊賀くんは指揮者に会うのが楽しみになってしまったことを仮名子に見抜かれ、コンサートに行かなくなると、指揮者の客はもう店に来なくなった。伊賀くんの申し訳ないという気持ちが伝わってしまったから。
「友達にはプライベートでなるもの」と諭す仮名子。
川合くんが許される理由は、プロ意識ゼロなので仕事もプライベートだから、伊賀くんは川合くんが羨ましい。
レストランで一番大事なことは距離感。距離に対する鋭敏な感覚こそ才能だ。
「あなたはいいサービスマンになるわ」初めて会ったときと同じ言葉を、仮名子は伊賀くんに言った。
■原作の最終回ネタバレ 結末
出版社『河音公論』が民事再生法を申請して潰れた。仮名子に残されたのはレストラン経営のみとなった。
そんななか追い打ちをかけるように、老舗の和菓子屋『招福堂』が和風喫茶を出したいと、店の賃貸契約更新に競合に名乗りをあげてきた。負けるのは確実だ。
『招福堂』は余裕で勝つ気マンマンで、移転先まで紹介。そこは駅3分で設備も整った好条件だった。
仮名子がこの墓場を選んだ理由は、駅徒歩15分で遠ければ客は食事のことだけ考えることができる立地だからというのは建前で、本当の理由は自宅から5分で近く、お腹がすいたらすぐ食事できるからだった。
そこで仮名子は移転先の近くに自宅を引っ越せばよいと考えたが、スタッフたちは店をフレンチから和風喫茶に変えて黒字にしようと言い出した。
しかし仮名子は「私が飲めない店なんかやめちゃえ」と反対。
後日『招福堂』と対決
「競合になったらうちが勝ちますよ」と強気の『招福堂』に仮名子は「私がこの場所を選んだのはでない。場所が私を選んだのだから」と言い返すが説得力ゼロ。次にスタッフたちも言い返すが歯が立たない絶対不利。
「で?どうするのよ伊賀くん」全ては伊賀くん次第となった。
伊賀くん「オーナーは好き勝手のできる店が好きなのであって、経営をしたいわけではない」「オーナーはオーナーでありながら客であるという矛盾した存在だった」
伊賀くん「この店の役目は終わった」「我々が店を去るのではなく、店が我々を去るのです。あきらめましょう」
その時、なんと店にカミナリが落ちて火事で焼けてしまい「ロワンディシー本日にて閉店」となった。
その後、店が焼けたのでロワンディシーは長崎の伊賀くんの実家に移転した。仮名子はもうオーナーではないが小説の取材を理由に来店した。
2年後、伊賀くんの両親がジンバブエから帰国し、金沢に移転。
その後も移転を繰り返し・・・
40年後、ロワンディシーは神々の楽園パリにあった。
開店前、仮名子が伊賀くんに会いにきたが、小説の取材ではなくこう言った。
「あなたが立派なサービスマンになったかどうか見に来たのよ」
★終わり
以上、石原さとみさん主演ドラマ【Heaven?~ご苦楽レストラン~】の原作漫画を読んだ最終回あらすじネタバレでした。伊賀くんが立派なサービスマンになったすてきな結末でよかったです。しかもその場所が、神々の楽園=Heavenという。
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