■キャスト一覧

■楓の家族
●　祖母：玉木ふじ子（吉行和子）
　地元・岩手県の盛岡で営む弁当屋を楓に継いでほしい。
●　父親：和志（光石研）
　再婚してるから楓は会いづらい

■楓がマッチングアプリで出会いデートをする相手
●　男１（眞島秀和）
●　男２：白田（水間ロン）

■不倫中のサラリーマン
●　小倉博昭（塚本高史）
　キッチンカーで征史郎と出会う
●　小倉の嫁（酒井若菜）
　※配信ドラマのみ登場

■征史郎の能力が伝染する幼稚園児
●　幼稚園児：海（子役の森優理斗）
　征史郎とスーパーで出会い、その不思議な力が伝染してしまう。

■楓の行きつけのバル
●　店員：玲央（西野入流佳(にしのいり るか)）
イケメン店員
※テラスハウスに出演した天然モテ男。

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そしてテラスハウス内で作った話題の「衝撃ブロッコリーパスタ」がドラマ内でも登場します！

■キャスト相関図

画像引用：https://www.ktv.jp/ato3/#chart

■楓

ある夜、楓（山本美月）はマッチングアプリで出会った男（眞島秀和）と、回らない寿司屋でデート。その後は音信不通。ここ数年、男性に３回以上誘われない状態が続いてる。

楓は、昼間は小さな映像制作会社で働いている。転職したいが多忙で面接にも行けない。

一方、いろいろなバイトを渡り歩く征史郎（眞栄田郷敦）は澤村洸二（工藤阿須加）シェフのキッチンカーに短期バイトに入る。

■キッチンカーに密着取材で能力が身に着く

楓はキッチンカーの有名シェフ澤村に密着取材を始める。澤村はイケメンだが無口で不愛想。

取材中、バイトの征史郎とぶつかったとき偶然、手を触れる。

その後、マッチングアプリで出会った白田（水間ロン）と映画デートするが、鑑賞中に寝不足で寝てしまうし、アート系の映画だったため思わず熱く語るが逆に気に入られる。そしてカフェを出る白田の背中に数字の３が見えた。

そこに偶然、キッチンカーのバイト征史郎がいて、相手とあと何回会えるか見えるようになる能力が身に着いたと知る。

■不倫中のサラリーマン

サラリーマン小倉博昭（塚本高史）はキッチンカーでコーヒーを買ったとき征史郎の手に触れ、別れ話をした不倫相手と会う回数があと３回だと知る。

■楓と白田

白田のことが気に入った楓だが、勤務先の会社に会いに行くと、背中の数字は１だった。その後LINEを退出され、フェイスブックを見ると楓を地雷女だとディスっていた。

楓は征史郎に触れて能力が伝染していたと知る。

■楓と父親

そんななか楓の父親が会いに来るがあまり気が進まない。なぜなら父親は浮気して離婚し、今は再婚して中学生の子供もいるから。

それでも会うと背中の数字は３だったので、食事だけでなく飲みに行き、健康診断を勧めた。

別れ際、なぜか父親の背中に数字はなかった。（３回以上また会えるという意味）
　
　

■楓と征史郎、楓と花

征史郎が待ち伏せしていて、新国立競技場ら辺まで２人で散歩。

征史郎は北海道出身の２２才で、周囲の人々に能力を伝染しては、街を転々としているという。

ちなみに相手とずっと一緒にいても朝がくると数字は１回減るそう。

夜明けまで語り合い、朝、キッチンカーのガレージで２人で寝てるのを澤村シェフと後輩の花に目撃され誤解される。

そのとき花の背中の数字が３だったので、花がグラフィック留学のため会社を辞めることがわかった。「会社辞めてもいつでも会えますから」と花が言ったとき、数字は１に変わっていた。

その夜、楓は寂しくて泣いた。

■海とふうか

征史郎は、能力を伝染させた幼稚園児の海を見守ってる。

同じ幼稚園のふうかの数字が３で引っ越しするとわかったので、征史郎と楓と澤村シェフが手伝って、海とふうかは思い出にお菓子の家を作った。

別れの時、「また会おうね」と手をふるふうかの数字は残念ながら１だった。

■楓と澤村シェフ

楓は澤村シェフから征史郎と付き合ってるか聞かれ否定すると、ぶっきらぼうに食事に誘われた。

その夜レストラン。楓はビールで澤村シェフはカルーアミルク。

澤村シェフは人見知りで小学５年生から引きこもりだった。料理は知り合いの店に見習いに行ったが人間関係で挫折したため、全てネットで覚えた。不機嫌そうに見えたのは緊張していたからで不機嫌でも無愛想でもなかったと判明する。酒も激弱。

密着取材を引き受けた理由は、食べ物に愛のあるレシピ動画を撮ってる楓の名前があったから。

カルーアミルクで泥酔した澤村シェフを介抱すると、背中の数字はなくて安心する。

■楓と祖母

そのとき親戚から電話で、祖母ふじ子が救急車で搬送されたとわかり、眠る澤村シェフを乗せたまま征史郎がキッチンカーを運転して楓を実家の盛岡連れて行く。

楓は今まで正月さえ帰省しなかったことを後悔する。

病院に着くと、祖母ふじ子は階段から落ちて腕が骨折しただけで命に別状はないとわかり楓は安心した。

■征史郎の能力

征史郎は産まれたときから数字が見える能力を持ってる。

その数字は残り３回になってからではなく、一生に何回会えるかが見えてしまう。

会えなくなることをいつも知りながら生きてきた。「またね」の「また」がないことを知ってる。だから一度は分かれを考えないで人と会いたかった。

つまり楓とあと何回会えるかも最初から見えている。

「あと３回、あなたと会える」
　
　

■商店街のお祭り

商店街のお祭りに参加できなくなった祖母ふじ子は、澤村シェフに代わりを頼む。

お祭り当日、楓は結婚して母親になった地元の友達に久しぶりに再会。

征史郎と別れることがわかって悲しむ楓を、征史郎は後ろから優しく抱きしめる。

征史郎は澤村シェフから「お前いいやつだから」正式に雇いたいと言われる。

■まだ残り１回なのに

３日目の朝、まだ残り１回なのに征史郎が澤村シェフ宛の置手紙と楓宛の袋を残して消えていた。

楓は「ざけんな、逃げんな！」と怒って駅まで走るが、ギリギリで間に合わなかった、

征史郎は「また会える」「いつか会える」を信じてみたかった。楓の未来を見たいから、あえて去った。

袋の中身は、その想いを綴った手紙と、楓の好きなミントキャンディ。

■結末

その後、楓は仕事に邁進。

５年後「世界に革命を起こした料理人」というドキュメンタリー映像を監督した。結婚しても子供も産んだ。

ある日、夫と子供を乗せて楓が車を運転して信号で止まったとき、隣の車線のキッチンカーの運転手が征史郎だった。

目が合った２人。お互いに微笑んだ。

★終わり