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獣医師の太田快作さんと愛犬花子が 「ザ・ノンフィクション」で5月10日(日)から前編と後編、2週にわたって放送されるので経歴と現在に迫ります。
太田快作さんは動物保護にすべてをささげる獣医師で、大学時代に花子と出会い、その後、ハナ動物病院を開業してからの現在まで18年ずっと一緒の、家族同然の仲。
獣医師を目指して進学した大学で知った現在の日本の獣医学の衝撃!そのころ花子と出会ったことで人生が変わりました。
動物を飼うことは楽しいですが、最期を迎えるときに「寂しいけど幸せだった」「また動物を飼いたい」と思ったもらえるよう太田快作さんは頑張ってます。
目次
ノンフィクション【太田快作】のwiki プロフィール
名前:太田快作
出身地:東京都杉並区
生年月日:1981年
年齢:40才
学歴:北里大学獣医畜産学部獣医学科(2006年卒業)
趣味:仕事が趣味
ノンフィクション【太田快作】のwiki 経歴
■大学の外科実習で衝撃
動物好きな太田快作さんは獣医になるため北里大学の獣医畜産学部に進学。
ところがここで衝撃的な事実を知ります。
当時の外科実習は、保健所から健康な犬を連れてきて、病気でもないのに手術して、最後は安楽死させる内容でした。動物好きの人はとても見ていられません。
先生たちの考えは「動物を殺さなければ獣医にはなれない」が当たり前でした。
あまりのショックに太田快作さんは外科実習を拒否し、欧米の大学で一般的な、病気で死んだ動物の遺体を使う「動物実験代替法」の採用を大学と交渉して単位を取得するという、異例の卒業生でした。
■大学時代に「犬部」立ち上げ花子と出会う
太田快作さんは、行き場をなくした動物保護して里親を探す「犬部」という非公認サークルを創設しました。
青森の保健所で犬の「花子」と出会い、人間の犠牲になる動物の命について深く考えるようになります。
「花子」は「犬部」のアイドル犬として愛され、太田快作さんにとってかけがえのない愛犬になってきます。
■「ハナ動物病院」を開業
大学卒業後は、東京都、神奈川県、埼玉県の動物病院での勤務したのち、2011年12月に「ハナ動物病院」を開業しました!
場所は生まれ育った地元。東京都杉並区の、中学高校時代に毎日バスで通った五日市街道沿いです。
ノンフィクション【太田快作】のwiki ハナ動物病院について
名前:ハナ動物病院
診療動物:犬猫うさぎ
責任者:太田快作院長
電話:03-5913-8241
住所:東京都杉並区梅里2-28-4 梅里MSビル1F
アクセス:新高円寺駅から徒歩9分
太田快作さんの診療のモットーは、病気を診るのではなく動物を診る!
動物が病気になったとき、無理やり活かすような治療法もあれば、そうじゃない治療法もあります。「どちらを選んでもこの子は幸せなのだから、あなたが良いと思う方を選べばいいのです」と太田快作さんはアドバイスし、治療だけが目的にならないよう患者に寄り添ってます。
■名前の由来は花子
ハナ動物病院の名前の由来は、愛犬の花子です。
■目印は花子のイラスト 作者はなんと
ハナ動物病院は、花子をモデルにした可愛いイラストが目印です。
ブンさんがずっとお世話になっている
梅里の ハナ動物病院さん看板のマークにハナさんを描かせていただいた日がとても懐かしいです
今日、ハナさんの絵が
ドアにこんな風に可愛く貼ってあって
そうかこういう時は
「ありがとう」が一番似合うんだと
涙が#かわいいハナさん pic.twitter.com/XWW9ipQAa1— 羽海野🍀チカ (@CHICAUMINO) September 28, 2019
■可愛いデザイン
待ち時間が長くても居心地が良い空間を意識して、できるかぎり待合室を広くして、院内も可愛くしてます。
扉は動物の足型がモチーフの飾り入り、待合室のロールスクリーンも動物の足型の持ち手がついています。
■里親募集のビラ
院内には患者やボランティアが持ちこんだ犬猫、里親募集のビラがたくさん貼られていてます。
大学時代の「犬部」の精神が受け継がれてますね。
ノンフィクション【太田快作】のwiki 現在は?
太田快作さんは現在も大学時代と変わらず動物保護に積極的です。
「NPO法ゴールゼロ」の副理事長でもある太田快作さんは殺処分ゼロを目指して、休日もほぼ動物保護に時間を使ってます。
■飼い主のいない動物の治療
「獣医師が動物保護の先頭に立つべき」という考えのもと、ハナ動物病院での一般診療のほかに、野良猫や捨て犬など飼い主のいない動物の治療を積極的に行っています。
千葉で、野良猫の避妊去勢手術をします。
埼玉で、何十匹も犬を飼う多頭飼育崩壊現場へ。
■太田快作さんの理由
太田快作さんはそこまでして動物保護するのは理由があります。
「開業して日々の診療の傍ら、野良猫の避妊手術なんてできない」という多数の意見に対して、実現できる獣医師がいることを証明したいからです。
行政で殺処分される猫のほとんどは野良猫が産んだ仔猫たちです。だから地域の野良猫ぐらいは不妊手術をしてもとの場所に戻すことが、地域の獣医師の大切な役割だと考えています。
■殺処分ゼロのためマイクロチップを推奨
飼い主のいない動物は、行政で殺処分されてしまいます。
野良だけでなく、迷子になったり、被災地で飼い主とはぐれた動物も殺処分されてしまいます。
でもマイクロチップが入っていれば、保護された時点で飼い主がわかるから、麻酔不要で10秒で挿入できるマイクロチップを、太田快作さんは推奨しています。
■講演活動
獣医師は動物のおかげで収入を得ます。なのに動物に恩返しできない現状を変えたくて、獣医の医師・学生・医療関係者に向けた講演活動を行ってます。
ノンフィクション【太田快作】花子の現在は?
18年前、大学時代に出会った花子。
一緒に病院に出勤して、診療中も花子がいました。
太田快作さんにとってはもはや自分の一部のような存在。
花子は病院のアイドル犬で、看護師や患者から愛された存在でした。
そんな花子はの年齢は18才。人間なら100歳近い高齢です。
ある日突然倒れましたが高齢のため手術はできず・・・2019年9月4日死去。現在は亡くなってます。
まとめ
ノンフィクションで特集される獣医師・太田快作さんと花子の経歴と現在までを紹介しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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