_
夏は流星群の季節ですね。「みずがめ座δ(デルタ)南流星群」が2017年7月に観測できます。
7月30日(日)にピークを迎えますが、観測時間はいつなのでしょう?方角や方向も知りたいですね。
「みずがめ座δ(デルタ)南流星群」を観測できるか天気も気になりますが、Youtubeでも生中継されるので家にいながら観測もできます。
7月下旬~8月下旬は複数の流星群の活動が重なるので、1年のうち一番多く流星を観測できるシーズンです!
目次
●「みずがめ座δ(デルタ)南流星群2017.7月」ピークはいつ?方角・数は?
■名前:みずがめ座δ(デルタ)南流星群
■出現期間:7月中旬~8月後半
■ピーク:7月30日(日)
■観測時間:7月30日(日)よる11時~翌明け方
■方角:どこでも
■数 :1時間に10個くらい
「みずがめ座δ(デルタ)南流星群2017.7月」の出現期間は7月中旬~8月後半ですが、ピークは7月30日(日)です。
ピークを迎える7月30日(日)は一晩中観測できます。
でもオススメ観測時間はよる11時~翌明け方。放射点が高くなって月が沈むよる11時~からが良いです。
■方角は?
流星は南の空から出現しますが、観測する方角・方向は、どこでも大丈夫です。
出現する瞬間を見るなら南の空ですね。
また、「みずがめ座δ流星群」には見え方に特徴があります。
南の空の低い位置に、地平線からふわっと浮かび上るように、流れ星が出現します。
■流星の数
流星の数は1時間に10個くらい。でも実は「みずがめ座δ(デルタ)南流星群」単体だと1時間に数個くらいしか流星が飛びません。
でもこの時期は、
・やぎ座流星群がピーク
・ペルセウス座流星群の飛び始め
だったりで「流星群の共演」となるから、1時間に10個くらいの流星が観測できるんです。
■観測のポイントは広い場所と肉眼!
観測場所は
周囲が開けて、街灯などが少ない場所
が観測に適しています。
7/30(日)は、てっし・花火&ライブフェスティバル中継→https://t.co/yFGPer3m7X
その後22~25時はなよろ市立天文台からみずがめ座流星群中継を担当します→https://t.co/bPBHBVWXxb曇りエリアの方はぜひ番組でお楽しみくださいね♪ pic.twitter.com/ZqwnWGuA5Q
— 山岸愛梨@7/30花火&流星中継in名寄 (@airin0609) 2017年7月24日
観測にあたり注意事項
昼間は暑い夏ですが、夜は夜露で体が冷えるので防寒対策を忘れないことが大切です。暑くなったら上着を脱げばすむようにしておくのが良いです。
魔法瓶に温かい飲み物を入れて用意しておいたりするのもオススメです。
●ピーク当日の天気は?
7月30日(日)の天気予報を見ると
日本海側の一部の地域は、深夜に観測できそう。北日本低気圧や前線が通過した直後なので、日本海側から天気が回復していくからです。
関東から西の方面は、湿った空気の影響で雲が多めの晴れ。水蒸気も多いので微妙かも。
沖縄地域は、観測は難しそう。熱帯低気圧や周辺の湿った空気の影響で雲るからです。
●「みずがめ座δ(デルタ)南流星群2017.7月」YouTubeやニコニコ生放送など動画サイトで中継!
ウェザーニュースは24時間ライブ放送番組「SOLiVE24」で、全国3ヶ所のエリアからみずがめ座δ(デルタ)南流星群の様子を同時中継。おもな流星群は毎回、カメラで撮影した動画がネットでライブ中継されます。
中継地点は国内のほかに、世界一の星空と呼ばれるニュージーランドのテカポからも!
ライブ中継の時間帯
7月30日(日)22:00~25:00
↓参考に、「みずがめ座δ(デルタ)南流星群」を撮影した動画です。左から右へ流れる流星群がきれいです。
●みずがめ座δ(デルタ)南流星群とは?
「みずがめ座δ(デルタ)流星群」とは、毎年肉眼で観測できる流星群のひとつです。
7月末~8月上旬にかけて観測され「みずがめδ北群・南群・北群」「みずがめι(イオタ)南群」の4つの群で構成されています。
1時間あたりの流星出現数は、約10個です。
毎年7月末~8月上旬に活動していて、極大ピークは、年によって変わります。
「みずがめ座」の流星群は、5月G.Wの「みずがめ座η(エータ)流星群」と、7月の「みずがめ座δ(デルタ)流星群」の2種類があります。
これは、「みずがめ座」の「η(エータ)星」を輻射点とする流星群と、「δ(デルタ)星」を輻射点とする流星群の違いです。
■天文現象一覧 1月 ▶しぶんぎ座流星群 ※三大流星群 |
この記事へのコメントはありません。