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映画「3月のライオン前編」のキャスト・あらすじ・予告動画、そして原作漫画を読んだので将棋の対局など結末ネタバレを紹介します。
主演の神木隆之介さんに加え、義理の姉役に有村架純さんなど豪華キャストが話題。
「3月のライオン」の原作は、羽海野チカさんによる同名漫画。
幼い頃に夢も家族も居場所も失った少年が、将棋を通じてすべてを取り戻す、やさしさ溢れる物語です。
キャストやあらすじ、原作漫画を読んで将棋の対局など結末ネタバレを紹介するので、映画「3月のライオン前編」を見れなかったひとや、映画館で見るほど興味はないけど結末は知っておきたい人は参考になればと思います。
目次
●映画「3月のライオン」キャスト
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・17歳のプロ棋士・桐山零(神木隆之介)
9才の時、両親と妹を交通事故が他界。
父の友人でプロ棋士の幸田柾近に内弟子として引き取られた。
将棋だけが生きる道だと懸命に勉強を重ね、史上5人目の中学生プロ棋士になった。
1年遅れで高校に入学するが人見知りなので友達ゼロ。
■幸田家
・父:幸田柾近(豊川悦司)
零の義理の父で師匠
・長女:香子(有村架純)
■川本家
父は家族を捨て、母は病死した
・長女:あかり(倉科カナ)
妹たちの母親代わり。
・次女:ひなた(清原果耶)
思いやりと正義感に溢れた中学生。
・末っ子:モモ 4才(新津ちせ)
天真爛漫で零のことが大好き。
・和菓子屋「三日月堂」を営む祖父:相米二(前田吟)
川本家3姉妹を支える祖父
地元で人気の和菓子屋は、亡き娘考案「三日月焼」が看板商品
■バー美咲(あかりの勤め先)
プロ棋士も御用達のバー
・相米二の娘:川本美咲(板谷由夏)
川本家3姉妹が頼りにする叔母。
■駒橋高校
・零の担任:林田先生(高橋一生)
友達のいない零に気さくに接する
将棋ファン
■プロ棋士たち
■香子とつかず離れずな関係
・九段A級プロ棋士:後藤正宗(伊藤英明)
結婚して妻がいるが香子と関係をもつ
■獅子王戦トーナメント
・天才棋士・タイトル保持者:宗谷冬司(加瀬亮)
史上4人目の中学生プロ・史上初7タイトル制覇。
実は衝撃的な秘密をもつ
・A級八段:島田開(佐々木蔵之介)
努力と鍛錬で腕を磨くプロ棋士
■新人戦トーナメント
・零の幼い頃からのライバル:二海堂晴信(染谷将太)
C級2組四段のプロ棋士。
明るく振る舞うが実は難病を患っている
兄弟子の島田八段を慕う
■ほかプロ棋士たち
・日本将棋連盟会長:神宮寺崇徳(岩松了)
・最年長A級棋士:柳原朔太郎66歳(斉木しげる)
神宮寺会長の長年の友人
・愛称「スミス」:三角龍雪(中村倫也)
B級2組六段プロ棋士。
将棋も性格も軽いが実はマジメで後輩想い
・スミスとコンビ:松本一砂(尾上寛之)
C級2組五段のプロ棋士
将棋も性格もストレートで攻撃的
・新人王:山崎順慶(奥野瑛太)
4年間にわたり新人王に居座る
新人王を目指す零と二海堂の宿敵
・六段プロ棋士:安井学(甲本雅裕)
負けると酒癖が悪い
●映画「3月のライオン」あらすじと予告動画
■前編のあらすじ
■春 17才の零が師匠・幸田に勝利
春のある日、東京の将棋会館で、17歳のプロ棋士・桐山零(神木隆之介)は、義理の父で師匠の幸田柾近(豊川悦司)との対局に勝利する。
9歳の時に交通事故で両親と妹を失った零を内弟子として引き取ったのが、父の友人の幸田だった。■幸田家を出た零 1年遅れで高校へ
零は幸田家を出て、下町のアパートで一人暮らしを始めていた。
1年遅れで再編入した高校では、会話を交わすのは担任の林田先生(高橋一生)だけだ。
中学生でプロ棋士としてデビューした零は、史上5人目の天才ともてはやされているが、家も家族も友達もなかった。■川本家との交流スタート
ある時、具合が悪くなって道に倒れていた見ず知らずの零を、近隣の町に住む川本あかり(倉科カナ)が自宅へ連れて帰り介抱してくれる。
その日から、長女のあかり、次女のひなた(清原果耶)、末っ子のモモ(新津ちせ)の3姉妹、すぐ側で和菓子屋〈三日月堂〉を営む祖父の相米二(前田吟)と零との温かな交流が始まる。■冬 香子と再会
冬を迎えたある夜、零の部屋の前で義姉の香子(有村架純)が待っていた。
妻のいるプロ棋士の後藤正宗(伊藤英明)と微妙な関係を続けている香子は、かつて弟の歩と共にプロ棋士を目指していた。
二人が零に勝てなくなった時、幸田は自分の子供たちにプロへの道を諦めさせる。
荒れる香子を見て零は家を出たのだが、香子も父親を避けて家をあけるようになっていた。■新年 獅子王戦と新人戦トーナメント
新年を川本家で迎える零。
楽しいお正月は、皆で初もうでに出かけた神社で、後藤と香子に出くわしたことで一変する。
零は香子から、もし自分が獅子王戦トーナメントで後藤に勝ったら、家に戻るという約束を強引に取り付ける。
獅子王戦─それは、将棋界の最高峰を決めるビッグタイトルの一つ。
タイトル保持者の宗谷冬司(加瀬亮)と闘う挑戦者をトーナメントで決めるのだ。
零が後藤に当たるには、島田開(佐々木蔵之介)を倒さなければならない。
さらに幼い頃からのライバル、二海堂晴信(染谷将太)が「新人王になる」と宣戦布告した、新人戦トーナメントも待ち受けていた──。
引用:http://www.3lion-movie.com/story/
予告動画:
●映画「3月のライオン前編」漫画読んで対局など結ネタバレ
映画「3月のライオン前編」の原作漫画を読んだので、あらすじの続き、対局など結末ネタバレします。
■獅子王戦トーナメント
獅子王戦─それは、将棋界の最高峰を決めるビッグタイトルの一つ。
タイトル保持者の宗谷冬司(加瀬亮)と闘う挑戦者をトーナメントで決める。
零が後藤に当たるには、島田開(佐々木蔵之介)を倒さなければならない。
●対局:初戦
スミス vs 横溝億泰 七段
➝スミスの勝ち
零 vs 辻井武史 九段
➝零の勝ち(辛くも勝利)
この後は、スミスは後藤とぶつかり、零は島田八段と。
勝った者同士が決勝で対戦する。
●対局:2回戦
スミス vs 後藤
➝後藤の勝ち
スミスは成すすべなく完敗してしまう。
零 vs 島田八段
➝島田八段の勝ち
零は後藤に対する憎しみに捉われ、対局が始まっても島田の顔を見ていなかった。
途中から島田をなめていたことに気づき恥ずかしくなり、結局は完敗。
●対局:決勝
宗谷と闘う挑戦者を決める対局は3番勝負。
1回戦
後藤 vs 島田八段
➝後藤の勝ち
零は林田先生に促され、決勝を観に行くが、着いた時にはもう対局は終わっていた。
2回戦
後藤 vs 島田八段
➝島田の勝ち
後がない島田はリベンジをかけ挑み11時間の死闘のすえ勝利。
3回戦(最終対局)
後藤 vs 島田八段
➝島田の勝ち
零が会場に着いたときには勝負はついていた。
勝利した島田は激しく消耗していた。
零は、島田の研究会に入ることを決めた。
■獅子王戦
宗谷名人 vs 島田八段
4局行われるも4局すべて宗谷名人の大差勝ち
零の願いも虚しく、島田八段は無念のストレート負けに終わる
島田は胃がキリキリ痛むなか獅子王戦に臨んだ。
そんな島田を気遣って零は京都に同行し、島田の死闘を目の当たりにする。
零は島田に研究会に入ったことで、島田から吸収していく。
■ひなたがイジメにあう
宗谷名人に負けた島田は、故郷に錦を飾ることはできなかった。
1人で昼食を食べる零に、林田先生は仲間を作るため「将棋部」を作ろうと提案する。
部活が始まると、笑っている自分に気づく零。
将棋会館で、宗谷名人に負けた島田のことを年配が悪く言い、零と二階堂は悔しくなる。
そこへ後藤が現れ「リングに上がりもしねーでヤジだけ飛ばすやつを見ると虫唾が走る」と、島田のために腹を立てた。
そんな後藤と、香子を苦しめる後藤が同一人物であることに困惑する零。
入院中の妻の化粧品を香子に買わせ、妻の見舞いに行く後藤。
家に帰ると香子が待ち伏せしていて強引に家に入る。
自分を襲わないよう香子の手を縛り、寝る後藤。
後藤の目のクマと青い顔に気づき、怒ることができない香子。
イジメに会っていた友達を庇っていたひなた。しかしその友達が転校して、今度はひなたがイジメにあう。先生も見て見ぬフリをしている。
ひなたは零にとって恩人。零はひなたに「一生かかっても君に恩を返す」と誓った。
■新人王戦
学校で友達をかばったために、いじめに合うひな。周りに負けず戦う彼女のために零はできることを必死に捜す。零は元担任の林田先生に「お前にできることを一つずつやりなさい。」と諭され、ひなのために戦うことを誓う。すべての読者の心を感動で震わす「3月のライオン」。戦いの第6巻ここに登場です。
零はひなたに対するイジメ解決方法を模索し、林田先生に相談し「お前にできることを一つずつやりなさい。」と諭される。
零は対局に勝ってひなたのためにお金を稼ぐと決意!新人王戦に燃える。
万が一の転校費用、休学して家庭教師を頼む費用、弁護士に相談する費用など、どんなことになっても大丈夫なように・・・。
ひなたへのイジメはエスカレートしていくが、ひなたはいじめっ子たちに
負けない一心で頑張る。
新人王戦。
二階堂はあと一勝で決勝へ。立ちはだかるのは4年間新人王に居座る山崎順慶。
一方、澪の準決勝
零 vs 東のイライラ王子・蜂谷すばる
➝零の勝ち
二階堂が入院した。
体調が悪いなか準決勝に臨み悪化したという。
零はうすうす気づいていた・・いつもバッグには薬がたくさんあった。
厳しい食事制限が必要な、難病を患っていた。
二階堂は準決勝で、劣勢から優勢に転じた直後、山崎順慶に千日手をうたれ指し直しの繰り返し。138手目でついに倒れた。
決勝
零 vs 山崎順慶
零のミスを待つかのような山崎順慶の兆発に乗りそうになる零。
しかしそこで二階堂の言葉を思い出す
「本当に勝ちたいなら粘れ!攻めるだけじゃなくちゃんと守れ!」
「もっと自分の将棋を大切にしてくれ!」
冷静になった零は、勝って新人王になった。
以上、映画「3月のライオン前編」の対局など結末ネタバレでした。
映画の後編では、1年後が描かれます。
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