2016年11月18日フジテレビで放送「本当にあった女の人生ドラマ」の新山千春さん主演「ママ友依存」の原作漫画を読んだので、キャスト・あらすじ、結末ネタバレに迫ります。

原作漫画を読んで結末をネタバレ紹介するので、「本当にあった女の人生ドラマ」の「ママ友依存」を見れなかったひとや、テレビで見るほど興味はないけど内容は知っておきたい人は参考になればと思います。

「ママ友依存」の原作は、本当にあった女の人生ドラマVol.2「高望み女の身の破滅」です。

2016年11月18日フジテレビで放送「本当にあった女の人生ドラマ」はショートドラマ5本仕立てとなっています。
▶1.「本当の幸福」（主演：中山忍）ネタバレはこちら
▶2.「がめつい女」（主演：櫻井淳子）ネタバレはこちら
▶3.「パート戦争」（主演：佐藤江梨子）
▶4.「ママ友依存」（主演：新山千春）ネタバレはこちら
▶5.「ブスの極み」（主演：三倉茉奈）ネタバレはこちら
　
　

●【本当にあった女の人生ドラマ】ママ友依存　キャスト

・島本芳乃 30才（新山千春）
　厳しい親のせいで勉強はできたが人付き合いが苦手なタイプ
　親から逃げるようにお見合い結婚したが結婚生活は冷め切り、生きがいは1人娘のみ
・芳乃の夫
　5年上。ごく普通のサラリーマン
・芳乃の娘：花菜 3才

・ママ友：高藤沙織（上野なつひ）
　芳乃とは住む世界が違うスーパーセレブ
・沙織の娘：葵 3才

●【本当にあった女の人生ドラマ】ママ友依存　あらすじ

…セレブと友達でいるために破産街道を突き進む女！

島本芳乃（新山千春）は、もともと人付き合いが苦手で、親から逃げるように夫とお見合い結婚した。
しかし結婚生活は冷め切っており、生きがいは一人娘だけという芳乃は、ひょんなことから同じ年の子どもがいる高藤沙織（上野なつひ）とママ友になる。
初めてママ友ができた芳乃は心を躍らせるが、沙織は芳乃とは住む世界の違う超セレブな人間だった。
しかし沙織といつまでもママ友でいたいと願う芳乃は、一緒の時間を過ごすため背伸びをして次々と出費を重ねていく…。
引用：http://www.fujitv.co.jp/jindra/

●【本当にあった女の人生ドラマ】ママ友依存　原作漫画読んでネタバレ　結末は？

「ママ友依存」の原作漫画を読んだので、結末ネタバレに迫ります。
　
　
　

島本芳乃は
親のしつけが厳しく真面目で几帳面な性格に育った
学校の成績は優秀で先生ウケはよかったが、人付き合いは苦手で学校で仲のいい友達はできずに大人になった

短大卒業後に就職したが人間関係がうまくいかずに1年に辞めて、実家に引きこもった。
そんな芳乃を両親は恥じ、働かないなら結婚しろとお見合いさせた。
まるで親から逃げるように芳乃は結婚したのだ。
夫は無口で会話はなく、淡々とした日々が続いた。

しかし娘の花菜が生まれたことで退屈な日々は一変。
娘の成長は生きがいに。
しかしママ友と情報交換したいが、自分から輪に入っていけなかった。

■ママ友・沙織との出会い

ある日、公園で芳乃親子に気さくに話しかけてくれたのが沙織だった。
近所に同い年の子供がいなくて寂しかったと喜ぶ。
子供同士はすぐに仲良くなり、芳乃と沙織もすぐに意気投合し連絡先を交換。
その夜、夫に話すが、関心は持たれなかった。

後日、芳乃が沙織の自宅を訪ねるとすごい豪邸。
よく見ると沙織はオシャレで品もあった。
夫はなんと弁護士だという。
沙織に「友達」といわれ嬉しい芳乃。

沙織から同じ幼稚園に行こうと誘われるが、私立でお金がかかる。
芳乃は実家に援助してもらうからと夫を説得する。
そうすれば沙織とずっと友達でいれるから。
その後、受験まで芳乃と沙織はいつも一緒で、無事受験に合格した。
お互いの子供を体操教室にも行かせた。
　
　

■幼稚園スタート

入園から数日後、沙織は早くも他のママ友を作った。
2人きりでいられないことにショックを受ける芳乃。
お茶しに行くと、話題がセレブすぎてついていけず、沙織を遠くに感じる。

体操教室の日、沙織に声をかけると、なんと辞めてバレエスクールを考えているという。
葵と同じ習い事を花菜にさせないとママ友でいられないと怯える芳乃。
しかし入会金15万月額2万と高額で、場所も遠かった。
その夜、芳乃は夫に
知り合いがやっていて安いからと嘘をつき
独身時代の貯金があるから車を買うと言い夫を驚かせる。

■出費がかさむ

セレブママと付き合うのは大変だ。
・お茶代で2000円
・ランチは時に数千円
ゴルフも誘われ、久しぶりだと嘘をつき高いゴルフウェアを買った。
洋服も高い服を買い、出費はかさむ一方だ。

貯金はどんどん減っていく。しかしパートに出たら沙織と過ごす時間を失い友達を失ってしまう。
それだけは絶対にイヤだ。

芳乃は幼稚園に入る前のように家で遊べないか沙織を誘う。
しかしみんなで遊ぼうかといわれてしまう。
2人きりで遊びたくないのか？と疑心暗鬼になる。

■不安

沙織が他のママ友が話しているのを見ると、不安でたまらない。
例えばデパートのカタログでギフト注文の話。
沙織は、以前、芳乃は生協の早割で注文していると聞いたから声をかけなかっただけ。
しかし一緒にいたい芳乃は無理して注文する。

デパートに行くと、店員に毛皮のコートを勧められる。
他のママ友たちが「フェイクはないのね」と言ってるのを見て、渋ってると思い込んだ芳乃は、無理して60万もする毛皮を買う。
しかし沙織らは、動物愛護の観点から買わないことにしていたのだ。
毛皮は着てこないでと言われてしまう。

芳乃は沙織に軽蔑されたと思い込む。
もう友達でいられなくなる？
2人きりで話して誤解を解かないと。

■膨らむ借金と苛立ち

余計なものをたくさん買ったせいで借金が膨らんでいた。
もうパートに出るしかない。
沙織との時間は減るが仕方ない。
芳乃は花菜に、葵と毎日絶対遊ぶよう言いつける。
子供同士がつながっていればママ友でいられるから。

以来、沙織たちママ友が話しているのを見ると
・パートしているのを気付かれた？
・自分の悪口を言われてるのでは？
とますます不安に陥っていく。
沙織にラインを送るが既読にもならず不安になる。
みんなで何を話しているのだろう？

自宅では毎日カレーで、部屋も散らかっている。
芳乃の顔つきはすっかりヒステリーに変わっていた。
夫から食事や掃除について言われると逆切れし、花菜にも怒鳴る。
沙織からライン返事がきても一言だけなので、どうして自分の気持ちがわからないのだと腹を立てる。

■想いが爆発して葵を突き飛ばしてしまう

ある日、幼稚園のお迎えの時間
沙織を探すがいない
葵に、沙織がどこで誰と何をしてるか聞く始末
そこへ沙織がくるが他のママ友と一緒だ
芳乃はもうパニック
沙織のせいでこんな思いばかりするなら、いっそあんな人いなくなればいいのに。

花菜は言いつけ通り、毎日葵を遊びに誘うが、ユカが葵と遊ぶと言って花菜を断った。
それを見た芳乃は
「あんたが花菜を大事にしないからでしょ！」
と葵を突き飛ばしてしまう！

はっと我に返る芳乃だが、周囲は騒然とし、沙織も困惑している。
芳乃は泣きながら
「幼稚園に入ってから全然私のこと見てくれなくて
私は沙織さん以外友達なんていないのに
初めてできた友達だったのに」
一方、沙織は
「私はいつも一緒でなくても友達だと思ってたよ
入園前から仲良しなのは芳乃さんだけだった
だからすごく残念だよ」

■結末ネタバレ　

葵は幸いかすり傷で済み、警察沙汰にはならなかった
しかし幼稚園は辞めることに。

さらに、借金のことが夫にバレて芳乃は謝罪し「どうぞ離婚してください」と言った。
しかし花菜が、ママは悪くないと訴え、夫は何があったか芳乃から話を聞いてくれた。

芳乃の家族は引っ越して、やりなおすことに。
芳乃は心療内科に通いながらパートをして借金を返す日々。
夫は以前とは違って芳乃を気遣い、早く帰宅できる日は幼稚園の迎えは自分が行ったり、一緒に外で食事をするようになった。

今となっては
沙織と過ごした楽しい日々は
遠くに感じられる芳乃だった。