2020年1月期でテレ東の水曜深夜枠で実写ドラマ化される【僕はどこから】の原作漫画３巻のあらすじネタバレ紹介します。

【僕はどこから】の原作は、ヤングマガジンで連載された市川マサさんの漫画。

『文章を書き写すことで、他人の思考をコピーできる』特殊能力をもつ小説家志望の竹内薫（中島裕翔）と、元同級生で20才の組長というエリートヤ〇ザの藤原智美（間宮祥太朗）の苦悩や友情を描いた青春異能クライムサスペンス。

前回２巻では、『替え玉受験』のクライアントである井上玲にハメられ、母親殺しの容疑者にされた薫でしたが、智美の協力で完璧なアリバイ一致の供述をして釈放されました。そこへ情報屋の山田が『ＩＲ利権』と手に入れようと薫を犯人に仕立てあげる黒幕だったという結末でした。

原作漫画３巻のあらすじネタバレ紹介するので、ドラマ化に際して【僕はどこから】を知っておきたい人は参考になれば幸いです。

●テレ東水曜ドラマ【僕はどこから】キャスト

【僕はどこから】のメインキャストは、小説家志望の竹内薫を演じる主演のHey!Say!JUMP中島裕翔さんと、コンビの相方となるエリートヤ〇ザ藤原智美を演じる俳優の間宮祥太朗さん。

２人は5年ぶり4度目の共演で、楽しそうなイケメンコンビ復活です。

●テレ東水曜ドラマ【僕はどこから】原作3巻あらすじネタバレ

山田は、薫が智美に銃を渡す前に玲が宝土清掃にいることを伝えてしまわないよう、智美の安全のためだと言って薫のスマホを預かり、薫と智美の連絡手段を絶った。

そのとき智美から「こっちは問題なし、薫は大丈夫か？」とlineがきて、山田が薫に成りすまし、玲が九州のヤクザに匿われてるので銃を届る、ＪＲ小倉駅のバスターミナルで落ち合うと返信。山田は銃を巾着袋に入れて薫に渡した。

実は薫は、玲の居場所を書いた紙を書き写したとき、それが山田の本拠地だとわかり黒幕だとわかった。ただ山田の狙いがわからない。

一方、警察は新幹線に乗る薫を尾行する。桐原刑事は、玲に貸したと供述していた川上弘美の本『蛇を踏む』が薫の部屋にあったことから薫と智美のアリバイが嘘だとわかるが真実はまだわからない。

一方、山田も、薫と警察にバレないよう新幹線に乗って尾行する。

そのころ北九州市の小倉にいる智美と権堂は、玲がヤクザに匿われてることわかったものの応援呼ぶは時間ない。会長との約束まであと２日と17時間、失敗したら会長からの命令で権堂が自分を殺すことを智美は見抜いていた。

■山田兄弟の過去■

山田と駿は児童養護施設『希望園』で育った。ある日、週末土曜にみんなで遊園地に行くことになった。

しかしその前に、実の父親が現れて山田を無理やり連れて帰ろうとしたため、園長が騒ぐなら警察呼ぶと言って追い返した。山田が「オヤジ」と呼んで慕う園長は「悪いモノは全て居場所の外からやってくる。でも人を成長させるいいモノも全て外からやってくる。心が頼る場所を間違えると、善悪の判断も間違えてしまう。正しい判断をしなさい」と言った。

山田は両親との思い出の写真を敷地内で燃やした。ところが誤って火が建物に燃え移り火事になってしまい、子供たちは助けて園長は死んでしまった。世間は火事の原因は園長の管理不足だと疑い、山田は自分が犯人だと言い出せずにいた。

園長の葬儀で、、また父親が現れ連れて帰ろうとしたため山田は「この人が園に火をつけたところを見た」と犯人に仕立てて排除した。父親は園の前で騒いでるのを住民は目撃してたため山田の証言を信じで警察に突き出した。山田と駿は「俺たちの遊園地を作ってオヤジ（園長）の名前をつけよう」と約束した。

■新幹線■

広島を過ぎたころ緊張してる薫は、新幹線の通路でアフロヘアーの男にぶつかり謝る。

その後、薫は小倉駅のバスターミナルに到着したことを物陰から確認する山田。しかし駿が連れてくるはずの玲がいないため、焦った山田は駿に電話するが連絡がつかない。

気付くと山田の後ろに薫がいた。

「僕を騙しましたね」薫が巾着袋を山田に向けると、反射的に山田は銃を構え、それを見ていた警察に取り押さえられた。薫が巾着袋の中に持っていたのは銃ではなくペットボトルだった。銃口を向けられると反射的に銃を抜く山田のクセを薫は利用したのだった。

新幹線の中でぶつかったアフロヘアーの男は権堂の変装で「トイレに来い」というメモを受け取った薫は、トイレで「警察が尾行してる。誰に何をやらされてるんだ。藤原さんに伝えるからここに書け」といメモ帳に、山田に指示されたことと玲の居場所を書いた。

その時、薫は自分の追い詰められてることを知った。警察に尾行されたまま銃を持って智美と玲に会いに行ってると。銃を持っていなければ薫は逮捕されない。

警察に取り押さえられた山田だったが隠し持っていたもう一つの銃で刑事を撃ち、薫を人質にとり、車を盗んで逃走。山田はどうやって智美と連絡を取ったのか？薫に詰め寄る。

智美に伝えた手段はメールの文字だった。薫と智美は平常時は必ず1文字誤字を入れて送信し、非常事態のときは誤字なしで正しく送るルールを決めていた。薫に成りすました山田の返信で、非常事態が伝わっていたのだった。
　
　

■智美ｖｓ宝土清掃

その頃、智美は山田のアジト『宝土清掃』を襲っていた。

『宝土清掃』はヤ〇ザが看板隠してカタギのフリするマフィア化した組織。場所は山の中腹にあり、周りに少し家があるが全て空き家でアジトにはもってこい。社員は全員前科者で、山田が前科をなかったことにしていた。入社希望者は丸３日目飲まず食わずで立ちっぱなしのあと手の甲に水酸化ナトリウムをかけて火傷すると合格になる。

智美は1人で乗り込み、見張りを撃ち殺す。銃声をきいて駿と社員たちも動くが、智美無双で全員殺していく。智美は自分の痕跡を消し、社長派VS反社長派の仲間割れのすえの殺し合いのストーリーに仕立てあげるつもりだ。

智美は建物の中で、先生＝井上武昌がサインした『ＩＲ利権』の誓約書を発見するが、駿が屋外から撃った弾がわき腹にあたり負傷する。

駿がドトメを刺しに来たところ社員の死体で騙し、智美は駿の首を撃つが死なない。駿は最強の銃M500を片手で構えるが、重くて反動が大きいため撃っても智美に当たらない。

駿は山田について社員たちの希望であり自分のすべてだというが、智美は「死ぬのが怖くないのはカッコよくない、麻痺してる、山田の洗脳されてる」「山田にとってお前は全てじゃない　こんな大事になってお前は見捨てられる」と、駿の顔に銃口を突き立てた。

■駿の過去■

駿の母親は離婚したシングルマザーだったが、駿がいると遊びに行けないから母親も彼氏も邪魔だった。

そうして児童養護施設『希望園』に預けられたが、時々暴れる駿をみんな避けた。しかし山田だけは優しくかまってくれたので兄のように慕った。駿が描く絵はぐちゃぐちゃだが山田の絵はキレイで、駿にとって山田は完璧だった。

その後、大人になって２人で暮らし若い頃、借金の催促に来たヤクザを駿は腕力で殺してしまった。死体を山に埋めて山田の指示通りに駿は供述して、救われた。

■駿の最後■

駿に玲のところへ案内させようとしたとき、薫を人質にした山田が現れ、駿に智美を殺すよう命じる。

山田「その出血だと助からない。どうせ死ぬなら藤原を殺して死ね。できなきゃクズ同然だ」

智美「操られたまま死んでいくのはどんな気分だ？」惑わされる駿。

山田「俺が間違ったことは一度もなかったはずだろ」

しかし今度は権堂が現れ山田に銃を向け一気に形勢逆転。

山田「この無能め　馬鹿力ばかりで何の役にも立たねえ奴が。今日限りで兄弟ごっこももう終わりだ」

山田に見放された駿は自殺しようとしたが弾切れで「オヤジ！兄ちゃんが兄弟じゃないって言ってるよ！」と号泣しながら失血死した。

オヤジとは園長のことだと知った薫は、園長と山田兄弟の写真を見せてもらおうとする。
　
★３巻あらすじネタバレ終わり