DJ KOOさんは番組「主治医が見つかる診療所」で脳動脈瘤が見つかり、手術を受けたのですが、その後ブログで大きさが破裂寸前の危険レベルだったと明かしています。

脳動脈瘤は破裂すると「くも膜下出血」を引き起こし、死因にもなる恐ろしい病気。でも番組「主治医が見つかる診療所」の先生の病院の手術方法で無事防ぐことができ本当よかったです。

病院の手術には嫁も娘も立ち会いました。くも膜下出血の恐怖から救ってくれた手術方法はどんなものなのでしょうか
　
　

●DJ KOO　テレビ番組「主治医が見つかる診療所」で脳動脈瘤を発見

Zeppで会場リハーサル！！サウンドチーム！！PAコンディションもバッチリ！！ センターのメインコンソール！！ #TRF25TH #Zepp pic.twitter.com/8J3YHsQ7Sg

— DJ KOO (@DJKOO_official) 2018年2月22日

2017年9月25日放送「主治医が見つかる診療所　芸能人人間ドックスペシャル」でDJ KOOさんが人間ドッグを受診しました。（番組収録は9月2日）

DJ KOOさんは頭痛持ちで、市販の頭痛薬を1日2回くらい飲んでましが日常生活や仕事に支障はありませんでした。

しかし初のMRIを受けると頭に「脳動脈瘤」が発見され、番組収録の結果発表でそのことを知ると「まさか自分が？」と状況がわからず、嫁と娘が病気を知ったらどんな思いをするか苦しんだそう。

DJ KOOさんはいつも通り番組収録終わりに嫁に電話し、病気「脳動脈瘤」が見つかったことを伝えました。帰宅するとすでに嫁と娘がネットで病気について調べてくれていたそう。

■自覚症状がない

脳動脈瘤とは、さまざまな理由で脳の動脈にできる風船のような膨らんで出来るコブ。

破裂すると「くも膜下出血」となりますが、逆に、破裂するまで自覚症状がないのも特徴。

画像引用：主治医が見つかる診療所

「脳動脈瘤が破裂＝くも膜下出血」を発症すると、激しい頭痛に襲われ、半身マヒや言語障害などを引き起こしたり、最悪の場合死亡します。毎年12000人以上が亡くなっています。小室哲哉さんの嫁KEIKOさんも「くも膜下出血」を発症しています。

画像引用：主治医が見つかる診療所

●DJ KOO　脳動脈瘤の大きさが危険レベルだった

DJ KOOさんの脳動脈瘤は左目側の血管にあり、大きさはかなり大きく約8mmありました。しかも形がいびつで、破裂の危険性が高いものでした。

画像引用：主治医が見つかる診療所

■大きさ5mm以上はヤバイ

脳動脈瘤の大きさは、5mm以上になると破裂のリスクが高まります。10mmを超えたら手術確定なようです。

■頭痛の原因。失明の危険も

また、DJ KOOさんの脳動脈瘤はその位置もやばかったです。

顔から頭に広がる太い神経「三叉神経」に触れていて、頭痛の原因になっているようでした。

また、かなりの大きさがあるため視神経に触れてる可能性があり、放っておくと視神経を圧迫して失明する恐れもありました。

こんなふうに脳動脈瘤は神経組織を圧迫して症状を引き起こすことがあります。でも一番怖いのは破裂です。

■破裂すると「くも膜下出血」

脳動脈瘤が破裂すると「くも膜下出血」となります。

「くも膜下出血」を起こすと、死んでしまうか、手術もできず重症化して昏睡状態に陥る怖い病気です。
　
　

●DJ KOO　脳動脈瘤を病院で手術

DJ KOOさんは、番組「主治医が見つかる診療所」で脳神経外科・上山博康医師から「（脳動脈瘤が）破れていなければ治せる」「自分の身内だったら引きずってでも病院に連れて行く」と勧められ、家族と話し合った結果、病院で手術を受けることを決意。

2017年9月13日
札幌にある、上山博康医師の「札幌禎心会病院」で手術を受けました。

手術後のブログで判明したことは、脳動脈瘤は腫れあがって大きさは9.8mmという破裂寸前！失明の危険がある視神経をも圧迫し、手術が1週間遅かったら命のリスクがあるほどでした。

手術前、上山博康医師は家族の前で「難しい病気だけれども、私がやれば大丈夫だから」と安心させ、DJ KOOさんは手術をすればよくなると気持ちが前向きに。

嫁は入院中ずっと付き添い「あなたは運がいいから大丈夫！絶対成功するから」とDJ KOOさんを励ましました。

18才の娘は大学受験生なので東京に置いてきましたが、手術当日は立ち合いたいという娘の希望があり、1人で飛行機に乗り札幌までやってきました。

嫁と娘の存在は励みになり、手術が終わると娘は号泣。病気によって家族の絆がとても強まりました。

手術後の入院中、DJ KOOさんは音楽が聴きたくなり娘からスマホを借りると、入っていた曲はなんと全てTRFの曲でとても嬉しく思ったそう。娘は大学受験勉強をしながら父親の音楽を聴いていたんです。

手術から10日後やっと外出したとき、DJ KOOさんは生きていることを実感し、命の大切さを身に染みたといいます。

そうして9月21日にめでたく退院。

↓娘さんの画像

ご報告です！！娘の桜、やっと咲きました！！長かった大学受験、色々な葛藤もありましたが！！家族で力を合わせ娘も粘り強く頑張ってくれました！！そして皆さんからのエールにも支えられ大学進学が決まりました！！ありがとう！！ #大学受験 #進学 #DJKOO pic.twitter.com/Jax898Zfzt

— DJ KOO (@DJKOO_official) 2018年2月27日

●DJ KOO　脳動脈瘤の動画が公開される

2018年2月28日放送の番組「主治医が見つかる診療所」で、DJ KOOさんの脳動脈瘤の手術動画が公開されるそうです。

●DJ KOO　脳動脈瘤の手術方法は？

DJ KOOさんの脳動脈瘤の手術方法は明らかにされていません。

でも、脳動脈瘤の手術方法はおもに2種類なのでこのどちらかだと思います。

■手術方法1.「脳動脈瘤クリッピング術」

画像引用：http://sk-kumamoto.jp/

コブの根本をクリップ止めして、破裂を防ぐ手術方法です。

■手術方法2.コイル閉栓術

画像引用：http://www.toyoko-stroke.com

どちらの手術方法にするかは患者によって変わるそうですが、成功率99％と95％と高いです。

●脳動脈瘤　頭痛もちは注意？

DJ KOOさんは3～4年前から不定期な頭痛に悩まされてました。その頃から脳動脈瘤ができていたということなんでしょうね、怖い・・・

脳動脈瘤の原因は、タバコ、高血圧、酒の飲みすぎなど生活習慣にあるようなので、当てはまる人は人間ドッグ受けたほうがよさそう。