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志尊淳さん主演するNHKドラマ10「女子的生活」のキャスト・あらすじと、原作を読んで最終回結末ネタバレします。志尊淳さんがトランスジェンダー役を演じることで話題です。
ドラマ「女子的生活」の原作は、坂木司さんの小説です。
見た目は美人だが実は男、でも恋愛対象は女性という「複雑なトランスジェンダー」小川みきは、「かわいい女子的な生活」に憧れて田舎から上京しファストファッション会社に働くOL。ある日、高校の同級生・後藤が部屋に転がり込んできて共同生活がスタートし、その後起きる様々な出来事を明るくふっとばしてく痛快ガールズストーリー。
キャスト・あらすじと、坂木司さん原作を読んで最終回結末ネタバレを紹介するので、ドラマ「女子的生活」に興味のある人は参考になったら幸いです。
目次
●NHKドラマ10「女子的生活」放送日
ドラマ名:ドラマ10 女子的生活
初回放送日:2018年1月5日(金)22:00~22:50
放送日:金曜よる10時 全4話
●NHKドラマ10「女子的生活」キャスト
● トランスジェンダー:小川みき(=幹生)(志尊淳)
見た目は美人だが実は男、でも恋愛対象は女性という「複雑なトランスジェンダー」
専門学校を卒業後、ファストファッション会社でOLみきとして勤務し、理想の「女子的生活」を満喫中。
■同居人
● みきの高校の同級生:後藤忠臣(町田啓太)
ある日みきの家に転がりんで同居する。友達思いだが性格はおっちょこちょいでお調子物。そんな忠臣にみきはイラつき・・・
■会社
● みきの同期:かおり(玉井詩織)
あらゆるサンプル商品のモデルにされ、あだ名は「トルソーちゃん」。合コンに一生懸命な「ゆるふわかわいい系女子」みきの良き理解者。
● みきの先輩:仲村さん(玄理)
中国語が堪能なアジアン女子。みき・かおりと3人でランチして女子トークで盛り上がる。
● 上司:板倉(羽場裕一)
全身イタリアン風ファッションを身にまとっている。トランスジェンダーのみきを「性別なんて関係ない。自社の洋服が似合えばOK」との理由で採用。
■ライバル
● セレクトショップ店員:ゆい(小芝風花)
みきとは合コンで出会う。梅酒や梅干しを自作して服もオーガニックという自然派女子。みきと「女のバトル」を繰り広げる。
●NHKドラマ10「女子的生活」あらすじ
見た目は美しい女性だが、実は男性で、女性が恋愛対象というトランスジェンダーのみき(志尊淳)はファストファッション会社で働くOL。
同僚のかおり(玉井詩織)や仲村(玄理)と共に、忙しいながらも充実した「女子的生活」を満喫していた。ある日、同級生だった後藤(町田啓太)が訪ねて来る。
みきの姿を見て驚く後藤だったが「お金がなく頼る人間がいないので助けて欲しい」と言い、みきは「合コン」セッティングを条件に、渋々承諾することに。
合コン当日、みきの前に、ゆい(小芝風花)という自然派気取りの女が現れる。みきとゆいは、「女」同士のバトルを繰り広げることになるのだが・・・。引用:http://www.nhk.or.jp/drama10/joshiteki/
●NHKドラマ10「女子的生活」原作小説読んで最終回結末ネタバレ
ドラマ「女子的生活」の原作は、坂木司さんの小説です。
原作小説を読んだので、ネタバレします。果たして最終回結末は・・・
■後藤
後藤は、同棲していた彼女が闇金から借金して、そのとばっちりを受けて家具も金も身ぐるみ剥がされた。彼女は一言もいわず逃げたという。
そこで金がないので次の給料日まで泊めてほしいと、高校の同級生であるみきを訪ねてきた。最初、みきが小川幹生だと気づかなかったが、食べるときの癖で気付く。
■合コン
後藤はみきの部屋に泊まる条件として合コンをセッティングする。
みきは足見せつけコーデでかおりと合コンに参加。男ははずれだった。
かおりの呼んだ女子2人は、セレブ感のある女と、もう1人自然派気取りの女ゆい。
男に興味がないみきは、生意気なゆいと「女同士のバトル」を繰り広げるが、みきは戦う女が好きなので、結局意気投合。
合コンのあと、みきとゆいはバーを2軒はしごしてカップルになる。
後藤はかおりを気に入ったが、かおりは後藤が誰だかも覚えてなかった。
■ミニーさん
ある日、高校のクラスメイト高山田がブラック企業でうつになったと後藤が知る。
後藤が高山田にみきのことを話すと会いたいと言ってきたので、後藤はみきに無断で部屋に呼んでしまう。
しかしやってきた高山田は、会いたかったはずのみきをディスりまくる。
うつ病は嘘で、人生がうまくいかないうっぷんを、みきにぶつけたいだけだった。
高山田はトランスジェンダーを化け物だと想像していたが、みきは綺麗だし東京でちゃんと働いて自立していた。
高山田はみきに正体を見透かされる。暗くて地味なのに簡単におだてにのる、これが正体。
学生時代はみんなが暇つぶし、いじられキャラだったが、社会に出ると会社でいじられないので孤独になったようだ。
結局、高山田は変わりたくて、みきに会いにきたのだ。
そこでみきは高山田に女装をさせ、ほめた。するとおだてに乗って上機嫌になった。その後は高山田はSNSで女装を発信し、ネット上でいじられるのを楽しでいく。
■ゆい
ゆいは地元に置いてきた遠距離恋愛の彼氏がいる。ただこれは保険みたいなもの。
■デザインパクリ事件
夏のデザインに、パクリが見つかった。
中国の工場に連絡をとっていったん止めてもらう。
元のデザインをしたデザイナーにみきは会社を代表して謝りに行く。
許可を得るまえにデザインを描いてしまい、工場に発注してしまったことを話し、契約してもらった。
ただそのデザイナーは関東の田舎で実家に暮らすニート女性だった。
母親は娘がハンコを取りにいってる間、みきにずっと娘の悪口を言い続けた。
帰りは娘が車で送ってくれたが、車のなかは自分の世界になっていて、娘は母親の悪口を言っていた。
さらに娘はみきが男だと気づき「東京はすごいですね、頑張ってください」と上から目線で言ってきた。
みきにとってはさんざんな1日だった。
■みきの過去
みきの兄は、なよなよした弟をいじめた。
みきは自分がおかしいのか悩んだが、高校に入るとネットで自分だけじゃないと知り、気持ちが強くなった。
家族会議で高校卒業後の進路を、服飾専門学校に行くと両親に告げ、トランスジェンダーであることもカミングアウトした。
兄はみきを罵倒しまくったが、父親・母親は実はうすうす気付いていて「一番つらかったのは幹生だろう」と応援を約束した。
両親は兄を叱り、2人とも幸せになってほしいと、そして家族全員が幸せになるための作戦会議が始まった。
■タワーマンションで合コン
男の条件は高年収、女の条件は料理を1品持ち寄ること。
合コンメンバー
女
・みき
・かおり
・作り込んだナチュラル系美人ケイコ
・マナミ
男
・有名企業の営業職ケンイチ
・商社マンのリョウタ(かおりとケイコのターゲット)
・医療機器メーカー勤務
・メタボ医者ケイ
ケンイチはみきが男だと気付き、広告マンとして名刺を渡してきたが、みきはメディアに出るのは断る。
医療機器メーカー勤務は、しゃべり相手がいないのでみきに話しかけてきた。
大本命リョウタは上手に会話を盛り上げ、みきがトランスジェンダーだと話し、気付いてなかった医者とケイコは固まる。
リョウタは、結婚しても専業主婦は望んでない。彼女の人生は彼女のものだから、結婚しても仕事を捨ててほしくないなど結婚観を語る。玉の輿を否定したのでケイコは顔が真っ赤に。
最後にケンイチの婚約者マナミが遅れて登場。
マナミは料理教室を主宰しているという。
服が古くてダサいが、男全員の好きな食べ物を入れてきてマナミに群がる。
実はみんな幼馴染で、マナミを姫扱いする展開に。
マナミは雑談中にふとみきの手に触り赤面・・・アドレス交換してきた。
■最終回結末ネタバレ 後藤がみきのためにキレる
ある日、マナミがみきの自宅に突然やってきて、料理の入ったカゴをみきに渡すと、すぐに帰っていった。
カゴには、すぐ食べられる料理が入っていた。
サルタナレーズン
サンドイッチ
デザートワイン
すっごく美味しくて後藤もびっくり。なんとフォアグラ入り。
後日、マナミがケンイチとやってきた。ケンチキはワインとクワッカー持参だが市販品で美味しくもない。するとマナミがクラッカーをオーブンで焼いて一気に美味しくなった。
ケンイチは勝手に家に来たのだが、みきを自宅には呼べないとか、みきと暮らしてる後藤はすごいとか、みきに失礼なことを言った。するといつもはヘラヘラしてる後藤が、失礼なのはあんただと怒った。
後藤は、みきが理想に向かって頑張ってる偉いやつで、お前の小さいものさしで測るなと、ケンイチにワインをぶっかけた。後藤が「みきはオレの大切な友達だ」というと、みきは恥ずかしくて部屋を飛び出した。
その後、マナミから謝罪メールが届き、後藤からは「初家出おめでと」
みきが部屋に帰ると、後藤が出迎えて、一緒にコンビニにお酒を買いに行く
後藤は不器用なりにみきに想いを伝える。
「男とか女とかわからなくてもいい」
「どっちも人間だし」
「小川は、メシのあてにならない料理みたいなもんだよ」
「女子が好きな小皿っぽいおかず。年取ると好きになるひじきとかおからとか」
「ないと、それはそれで味気ない」
★終わり
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