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貫地谷しほりさん主演ドラマ「リピート~運命を変える10か月~」のキャスト・あらすじと、乾くるみさんの原作を読んで解説含むネタバレを最終回結末まで紹介します。「リピート」については解説がないと難しいです。
ドラマ「リピート~運命を変える10か月~」の原作は、「イニシエーションラブ」がベストセラー&映画化され話題となった乾くるみさんの傑作長編ミステリー。
「あの時こうしていれば・・・」という失敗や後悔。もし過去に戻って人生をやり直せるとしたら、あなたは何をしますか?しかし過去に戻った先に待ち受けていたのは、想像を絶する出来事ばかりだった!
キャスト・あらすじと、乾くるみさんの原作を読んで解説含むネタバレを最終回結末まで紹介するので、ドラマ「リピート~運命を変える10か月~」に興味のある人は参考になったら幸いです。
目次
●乾くるみ原作ドラマ「リピート」放送日
ドラマ名:リピート~運命を変える10か月~
初回放送日:2018年1月11日(木)23:59~24:54
放送日:毎週木曜よる11:59~
●乾くるみ原作ドラマ「リピート」キャスト
★「リピート」キャスト★
■3人で謎解き■
● 図書館司書:篠崎鮎美 33才(貫地谷しほり)
一流商社マンの彼氏にプロポーズを期待
● フリーター毛利圭介 23才(本郷奏多)
束縛が厳しい彼女に嫌悪感。キャバクラでバイト中。
● カフェオーナー天童太郎 40才(ガレッジセールのゴリ)
フランクな性格だが風間に不信感がある
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● 圭介の彼女:町田由子 21才(島崎遥香)
金持ちのお嬢様だが独占欲が強く嫉妬深い
● 鮎美の彼氏:久瀬一樹 38才(松田悟志)
大手商社に勤務するサラリーマン
● リピートに誘う謎の男:風間 50才(六角精児)
表向きは電話番号を適当に選んでリピートに誘ったというが本当の理由を隠してる
■リピートする仲間たち■
● トラック運転手:高橋和彦 45才(福田転球)
競馬で金儲けしたい
● 専業主婦:横沢佐知子 55才(手塚理美)
旦那との思い出作りをしたい
● 東大受験を目指す予備校生:坪井要 20才(猪野広樹)
二次試験に間に合わせたい
● サラリーマン:郷原俊樹 51才(清水圭)
いつも金に困ってる
● 食品化学の研究員:大森知恵 35才(安達祐実)
バイオ食品開発で会社から認められたい
●乾くるみ原作ドラマ「リピート」あらすじ
図書館司書として働く篠崎鮎美(貫地谷しほり)のもとに、ある男から「1時間後に地震が起きます」という電話があった。ただの悪戯かと思ったが、電話が切れた1時間後に予言通りに地震が起こり、鮎美は驚く。
すると先ほどの男から再び電話が!男は「風間」と名乗り、「未来から過去のある時点へと戻って人生をやり直しているので、未来に起きることをすでに知っている」と言うのだ。
風間(六角精児)はその時間旅行を『リピート』と呼び、鮎美をゲストに招きたいと誘う。
そして、鮎美に毛利圭介(本郷奏多)、天童太郎(ゴリ)を含めた見知らぬ男女8人で、10か月前へ遡る『リピート』の旅へ出ることになるが、過去に戻った先では、驚きの大どんでん返しが待っていた…!!
あらすじ引用:http://www.ytv.co.jp/repeat/
●乾くるみ原作ドラマ「リピート」原作読んで解説含むネタバレを最終回結末まで
ドラマ「リピート~運命を変える10か月~」の原作は、「イニシエーションラブ」がベストセラー&映画化され話題となった乾くるみさんの傑作長編ミステリーです。
原作を読んだので、解説含むネタバレを最終回結末まで紹介します。ちなみにドラマの主演は篠崎鮎美(貫地谷しほり)ですが、原作の主役は毛利圭介(本郷奏多)です。ドラマでは視点を変えて描かれるのでしょう。
■ネタバレ1. 風間からの電話
ある日、毛利圭介のもとへ風間と名乗る男から「1時間後に地震が起きます」という電話があり、その通りに地震が起きて驚く。風間は未来から来たので、これから起きることをすでに体験(リピート体験)しているという。
※「リピート」とは?解説
過去のある時点に時間が巻き戻る現象。
ただし今まで経験してきたことの記憶はそのまま、つまり未来の記憶を持ったまま、過去のある時点から人生をやり直すことができる。
風間は電話番号を適当に押して繋がった人たちに「リピート」のゲストに招待していた。風間は解説を終えるとまた連絡するが、他言したら断ったと同じですよと言って電話を切った。
毛利圭介は過去に戻ってやり直せることがあるか考える。大学時代の初めての彼女、高校時代にフラれたた河野さん・・・
毛利圭介はバイト先で地震の予知の話題を出すが、やはり風間のように正確な日時・場所まで言い当てることは現在の科学では無理のようだ。
ある日、半年前に別れた彼女・町田由子から電話があり、お見合い結婚しようか迷っているという。その後直後、風間から電話が。
※「リピート」の解説
意識の現在のまま過去に戻って体は当時の自分からやり直せる。過去から現在に戻る方法はない。
過去の戻る日付は決まっている。常に同じ日時。10か月前。
毛利圭介は好きな時点に戻れると思っていたので意外だった。風間は何度か「リピート」を体験しているという。そして横浜の中華街にある「回龍亭」で他の招待されたメンバーとともに会うことになった。
■ネタバレ2. リピーター集合
毛利圭介は「回龍亭」に行き、風間&メンバーと初体面する。
※リピートに招待された9人の解説
● 毛利圭介(20代前半)大学4年生
→ドラマ版は23才フリーター
● 篠崎鮎美(20代前半)会社員
→ドラマ版は33才の図書館司書
● 天童(20代半ば男)黒スーツのシナリオライター
→ドラマ版は40才カフェオーナー
● 高橋(20代半ば男)紫シャツのトラック運転手
→ドラマ版は45才トラック運転手
● 横沢(40才くらい男)小太りの会社員
→ドラマ版は55才の専業主婦
● 大森(30~40代くらい男)ガリガリの食品化学研究者
→ドラマ版は35才の女性食品化学研究者
● 坪井(20才くらい)金髪
→ドラマ版は予備校生20才
● 郷原(60才くらい)社長
→ドラマ版はサラリーマン51才
● 池田(30才くらい男)ゴルフのレッスンプロ
→ドラマ版は登場しないキャラ
みんなで食事を終えると風間は「リピート」の解説を始めた。
※「リピート」解説
1ヶ月後、ある日のある時刻に時空の裂け目ができる。そこに入ると誰でも、現在の記憶を保ったまま10ヶ月前に戻りリピート体験ができる。
紙やデータは持っていけない。記憶だけ。
戻る日付は1月13日(日)11時13分7秒
定員は10名(風間+9人)
リピート回数に応じて呼び方がある。
オリジナルの人生:R0
リピート1回目:R1
その後リピートする度にR2~増えていく。
メンバーは全員、風間のリピート回数と同じ呼び方に統合して混乱を避ける。
リピート体験中の10か月以内は、競馬で儲けるのは良いが、金を使うのは未来を変えるリスクがあるので、期間終了後11月以降にしたほうがよい。事故で死ぬはずだった人を助けるのも同じでリスクが高い。
また、リピートメンバー同士は、過去に戻ったら知り合う前の他人。
※「リピートのきっかけ」解説
偶然。風間と仲間3人である場所に行ったとき、時空の裂け目ができて4人全員飲み込まれ、気づいたら1月13日(日)で自宅のベッドの上だった。何が起こったかわからなかったので4人はそのまま過ごし2度目の10月を迎えた。
しかし「リピート」に気付きもう一度時空の裂け目に入ったら過去に戻ったので、仲間の1人が競馬の勝敗結果を記憶してから「3回目のリピート」を行い大儲けに成功した。
風間はR2までは仲間がいたが、R3とR4は1人は体験。しかし寂しいので身近な人を集めてR5を体験するもトラブルが発生し、R6はまた1人で体験。でもやはり寂しいので今度ランダムに仲間を集まてR7とR8で9人連れていき彼らは競馬で大儲けするなど大成功した。
今回R9でまた9人を連れてきた。
風間は足代としてメンバー全員に100万円を渡して帰っていった。
■ネタバレ3. 風間を信じられない
1ヶ月の間、メンバーたちは連絡を取り合う。風間を信じている者もいれば半信半疑の者もいて、風間相手の一種の謎解きゲームのようになってきた。毛利圭介は好きになり始めた鮎美と会い、競馬で稼ぐ以外に何かできることはないかなど意見交換する。
その後、風間から2度目の地震の予言があり、さらに信じる者と疑う者に分かれる。風間が金持ちでみなを罠にかけようとしているという者もいる。
毛利圭介は風間から全員の電話番号を聞いた。
■ネタバレ4. リピート実行!
トラック運転手の高橋は競馬で大儲けする作戦だが、万馬券だけを1点買いしたりすると目立って騒ぎになるのでとにかく目立たないことが大事だと考えている。
10月27日、風間の予言通りに地震が起きて、風間が「リピート体験」したことの証明になった。
しかし天童は地下で秘密の核実験があったのだと疑っている。
そして10月30日のam10時に新木場に集合することになった。
当日、新木場に9人が集合し、風間の運転するマイクロバスで移動し、東京ヘリポートに到着。時空の裂け目ができる場所は、なんと空だという。11:37に出現する「黒いオーロラ」がそれだという。
※「リピート」解説
戻った先は深夜。メンバーそれぞれ寝ていたり座っていたり歩いていたり、運転中だったり様々。一瞬のブラックアウト後、ストンと落ちるように意識を取り戻す。
過去に戻ったらまず風間に電話をすること。
そして全員集合し、風間がアドバイスを送る。
ヘリに乗って待機していると「黒いオーロラ」が出現。そしてヘリはその中に落ちていった。
■ネタバレ5. リピート成功
毛利圭介が意識を取り戻すと、道端でうつぶせで倒れていて、そばには彼女の由子がいた。デートの帰りに転んだらしい。「リピート」は本物でR10は成功。今日は1月13日だ。
由子と別れて部屋に帰ると、池田から電話がありR10成功を喜んでいた。そのあと風間に電話し、あさってにカラオケボックスで全員集合となった。
天童からも電話があり、天童は風間のようにリピートを何度も体験したいそうだ。
翌日1月14日には鮎美からも電話がありR10成功を一緒に喜ぶ。
★高橋が死んだ
1月15日、全員集合の日。高橋は来なかったが、それはリピート直後が運転中で交通事故を起こし死んだからだった。郷原は仕事でドイツに行って欠席した。
カラオケスボックスで風間が全員に向けてアドバイスをする。競馬で儲けたい人は、風間に電話すれば日付別の結果を教えてくれるという。
※「リピート」解説
招待した人がリピートできるのは1回だけと風間は決めいてる。招待は幸せのおすそ分けなので、できるだけたくさんの人にリピートを体験してほしいから。
■ネタバレ6. 横沢と坪井が死んだ
毛利圭介は競馬に行き警戒してながら馬券を買い、4000円が212倍の84万8000円になってリピーターの特権を実感した。一方で、R9では起きなかった出来事も起きていた。
その後、天童に電話して合流、天童に誘われた場所に行くと歩道橋の上から交通事故を目撃してぞっとする。
毛利圭介は、由子を10日間放置したら電話がかかってきたので、一方的に別れを切り出した。由子は怒って電話を切った。そのあと鮎美に電話をしてデートに誘った。
デート当日、競馬で儲けて金があるからプリンスホテルのダブルルームを予約して、毛利圭介は鮎美と男女の関係になった。
★横沢が放火で死んだ
1月29日、新聞のニュースで横沢が子供と一緒に放火事件の3件目の犠牲になって死んだとわかった。嫁は逃げ延びたが怪我を負った。リピーターたちの行動が影響して出来事が変わったのだろうか?毛利圭介は怖くなって天童・池田・鮎美に電話するが「今は何もしないのが一番」という結論になった。
毛利圭介のバイト先に由子の友達から電話かかってきて、由子と会ってちゃんと話すことになった。もう気持ちがないことを伝えて静かに破局した。しかしその後、無言電話がかかってきた。
2人が死んだので、風間がみんなを心配して2月24日に自宅に集合をかけた。リピートする度2月20日になると新居に引っ越すらしい。
★坪井が自殺した
そんななか風間が坪井に電話をしたら死んだとわかった。毛利圭介は天童に連絡し、坪井の住所を探偵に調べてほしいと頼む。すると調査の過程で、坪井はまさかの自殺だと判明。天童は誰かに殺されたとみている。
■ネタバレ7. 毛利圭介が由子を殺した
2月24日、風間の自宅に6人(毛利圭介・鮎美・天童・大森・郷原・池田)が集合。高橋・横沢・坪井の3人はすでに死んでいる。
風間は誰かが何かの理由で私たちを狙ってるから意見を聞きたいという。すると風間が怪しいとなったが、風間は海外に行っていたし、殺人を犯して逮捕されたら次のリピートができなくなるので動機がない。
天童によると横沢は浮気していた。助かった嫁も病院で飛び降り自殺した。しかし事件との関連性は不明。坪井が誰かに殺された場合、首つりに見せかけるため犯人は体格のよい人間だろう。
結論として、みなをR10に連れてきた責任を風間がとるかたちで、10月30日まで生き残った人はみなR11へ連れていく約束になった。
鮎美は実家に毛利圭介を彼氏として招待した。彼女は将来結婚する気なのだ。3月3日に行き、両親に挨拶をした。
しかし毛利圭介が帰宅すると部屋に由子がいてびっくりする。由子はすっかり痩せていて、復縁を望んでくると毛利圭介は断る。すると由子は未来に私も連れていってと言ってきた、天童の名前も知っていた。R9の出来事をメモしたノートを勝手に見ていたのだ。
自分のもとから秘密が漏れていたと知った毛利圭介は思わず、由子のクビを絞めて殺してしまった。その後、冷静になり、R11に行って大金持ちになるはずが、逮捕されたら刑務所暮らしが待っていると気づく。
その後、天童から電話があり、由子が天童に電話したことも判明。殺したことを知ると天童は毛利圭介のアパートにやってきて死体の処理を申し出た。毛利圭介が逮捕されたらリピーター全員困るからだ。
毛利圭介が由子を殺したことは、天童から風間にだけ伝えた。そして深夜になると天童は「目立った行動はするな」と釘打って、死体をもって去った。
翌朝と夜に電話が鳴ったが、毛利圭介は怖くて出られなかった。そして春休みに実家に帰省する学生を装い
愛知県岡崎市の実家に帰った。
■ネタバレ8. 郷原が殺された 鮎美の妊娠
実家で毛利圭介は平常心を取り戻し安心した。天童に電話すると死体の処理は済んだという。バイト先にも電話して祖母が急死して葬儀に出るとウソをつくが、祖母はもうすぐ死ぬとわかっている。
鮎美の家に電話すると母親が出て、由子から電話があったそうだが娘には気を使って黙ってくれていた。毛利圭介は鮎美にも祖母が急死して葬儀に出るとウソをつく。
祖母が予定通り9日に亡くなって葬儀も終わり、3月16日、毛利圭介は東京の自宅アパートに戻った。鮎美に電話すると、葬儀に出て、親族にも挨拶したかったらしい。が、毛利圭介はそういう家族への紹介には関わりたくなかった。
翌日、毛利圭介は鮎美とデートして彼女を抱き、安心した。
3月19日、見知らぬ女探偵から電話がかかってきた。由子は探偵を雇っていて、連絡が取れないのを不審に思い毛利圭介に電話してきた。毛利圭介は実家に帰っていたこと、新しい彼女とデートしていたことを話し、うまく誤魔化せたと自信をもった。
4月、鮎美とは週一でデートして順調だし、由子を殺したことも知られていない。そんななかゴルフのレッスンプロ池田からコースに出ないかと誘われる。池田は豪華な新居に引っ越しをしたのでまずは自宅に招かれた。
★郷原が殺された
池田の部屋でテレビを見てると、なんと郷原が白昼堂々通り魔に殺されたというニュースが。ひとまず天童に連絡して来てもらった。天童はさっそく犯人捜しの推理を始めるが、答えは見つからない。
犯人がリピートの秘密を知っているのなら逮捕されたら秘密がバレてしまう可能性が高い。しかし逮捕されなければ、自分たちは危険に怯えながら10月30日まで過ごすことになる。
★鮎美が妊娠
後日、鮎美が妊娠が発覚したからR11には行けないという。R11に行ったら過去に戻るのでお腹の子供はいなくなってしまうからだ。鮎美は毛利圭介にR10に残ってほしいと頼む。
毛利圭介は「鮎美の妊娠」と「殺人からの逃避」の2つのジレンマにおちいった。このままR10に鮎美だけを残してR11に行ったら、そこにいる鮎美は毛利圭介を知らないのだ。
2人で産婦人科に行くと妊娠3ヶ月で出産予定日は12月5日だった。そしてお腹が目立つ6月末までに結婚式をあげることが決まった。そして毛利圭介は両親に連絡して罵倒され、両家の挨拶や、結婚までの様々な打ち合わせ・すり合わせが行われ、針のむしろ。
内心では毛利圭介は、今は大変でもR11に行けばすべてなかったことになりやり直せると自分に言い聞かせる。
■ネタバレ9. 風間と池田がネタバレ解説
鮎美の妊娠はリピーター仲間も知ることになった。天童は、10月30日に鮎美は毛利圭介をベッドに縛るつけるかもしれないと脅す。
一方、天童は新しい犯人説を唱えた。R10の「黒いオーロラ」にヘリが飛び込んだ直後、もしも別のヘリが飛び込んだいたら、そいつが犯人かもしれないと。しかし風間に問い合わせたところ、その線は消えた。
5月24日、毛利圭介のもとへ由子が頼んだ女探偵が直接訪ねてきたがうまくごまかした。そのあと郵便受けの新聞を見ると、トラック運転手の高橋が住んでいたアパートにあとから住んだ長岡という住人が火事で死んでいた。
5月26日、鮎美と結婚式場の打ち合わせ。すると鮎美から、郷原を殺した犯人が逮捕されたとテレビのニュースで報じていたと聞く。
犯人の名前は麻生正義で元刑事。続報で、なんと坪井を自殺に見せかけて殺したことも判明した。
その後、天童と連絡が取れなくなり、毛利圭介は天童のオフィスを訪ねてみたが天童は姿を消していた。
そんななか風間が6月8日に集合をかけた。集まったのは風間・毛利圭介・池田の3人だけ。
※風間と池田がリピートのネタバレ解説
高橋:交通事故
横沢:放火で死亡
坪井:元刑事に殺された
郷原:元刑事に殺された
高橋は純粋に事故だが、ほかの3人はすべて運命通りだった。
実は横沢がR9まで生きていたのは、風間が放火を阻止したから。
つまり、招待したゲストはみな本来なら死んでいた。、
しかしR9のゲストは風間と池田がこっそり助けてあげて、R10に連れてきて、R10では助けずに運命のまま任せた。
実は池田も風間とR0からリピートを繰り返している常連だった。
池田と風間はもともとゴルフ仲間で、ある日ヘリでゴルフ場へ向かう途中「黒いオーロラ」が突然出現し、避ける暇も入ったら、リピートした。
池田と風間がリピートにゲストを招待した理由は、退屈しのぎのゲームだった。同じ10ヶ月を何度も繰り返すのは退屈だから、刺激が欲しかった。最初は事故や火事を見学に行った。その次は人助けをしたが毎回事故は起きるのでキリがない。
そこで助けた人たちを招待して彼らがパニックになるのを仲間という立場で見物することにした。要するに生き残りゲーム。
天童はゲームの駒にされたと気づき、失踪したらしい。
天童の運命は・・
天童は坪井と郷原を殺した元刑事に殺された。探偵をきどって刑事より先に事件を解決して恨みを買った。
毛利圭介の運命は・・・
津田沼の飲み屋が経営難に陥り、マスターが娘・土屋アユミに学費や小遣いを払えなくなった。するとアユミは自分で稼ごうと、毛利圭介と同じバイト先で働きはじめ2人は出会った。
当時、毛利圭介は由子という彼女がいたが、アユミに乗り換えたせいで由子の恨みを買い、刺された死んだ。
そして鮎美の運命のタイムリミットはあと20分!毛利圭介は風間に選択を迫られる。鮎美を助けるなら毛利圭介をR11に連れていかないというのだ。
鮎美の運命は・・・
ヘリが整備不良で鮎美の実家に墜落して死ぬ。ヘリが出発するまでに風間たちが電話すれば間に合う。
答えを出せないまま時間になり、ヘリが出発した。墜落する時間は14:20。毛利圭介はその場を立ち去り鮎美の実家に電話する。母親によると鮎美は会社に行っていて不在だった。鮎美の両親は死ぬが鮎美は助かる。
しかしヘリが墜落すると鮎美も死んでいた。鮎美は会社に行ったが、昼食後に体調が悪化して帰宅したのだった。きっと毛利圭介が母親と電話したあと帰宅したのだ。葬儀で毛利圭介は罪悪感を感じ泣いた。
■ネタバレ10.最終回結末 天童・毛利圭介・池田
8月8日、行方不明だった天童から毛利圭介に電話があり、風間と池田には内緒で群馬県前橋に来てくれという。
なんと天童はヘリの免許をとりにロスに行っていた。これで風間に頼らずリピートできるが「黒いオーロラ」の位置が特定できないので毛利圭介に協力を頼んできた。2人でヘリに乗って東京ヘリポート上空を飛ぶが、やはり位置を思い出せない。
8月12日、大森が乗るはずだった列車で事故があり8人が死んだ。風間によると大森はここで死ぬ運命だったが、最近の大森は風間が自分を殺すと思い込んで学会にも顔を出してないそうで、それが逆に幸いして助かった。
★風間が大森に殺された
8月14日、風間が自宅マンションでピストルで撃たれて殺された。犯人は大森でマンションから転落して死んだ。風間がヘリの免許をとった途端、都合よく大森が風間を殺したのは、きっと天童が大森にピストルを与えたのだろう。
★大森が転落死
翌日、毛利圭介が池田に電話すると、大森を転落死させたのは池田だった。風間がネタバレ解説しようとしたら突然大森がピストルを撃って風間を殺したという。
毛利圭介は天童が生きていることを池田に伝えた。「黒いオーロラ」の位置を知ってる池田がいればR11にリピートできるからだ。
しかし天童は池田を許せないので、「黒いオーロラ」の位置がわかったら池田を騙してヘリから降ろし、毛利圭介と2人だけでR11に行く作戦だ。ヘリは2人乗りなのでまず池田を乗せて飛び、そのあと代わりに圭介が乗る。
それから2ヶ月間はもんもんと過ごした。
そして運命の10月30日、毛利圭介は天童から約束されたゴルフ場で待機した。
すると時間になってヘリが現れ、池田が降ろされた。が、天童は撃たれておりヘリの窓には血のあとが。
★池田をR10に置き去り
毛利圭介も池田から足を撃たれるがなんとかコックピットに乗り込む。池田はこうなることを予想していて、毛利圭介に「連れていってくれ」と頼むが見捨てた。
そうしてヘリは飛び立ち、海を目指すが、撃たれている天童は意識もうろうのなか操縦。
★天童が死んだ
ついに天童は気を失い、仕方なく毛利圭介が見よう見まねで操縦する。そして「黒いオーロラ」が見えたとき、天童はすでに死んでいた。
それでも毛利圭介はヘリをなんとか操縦し「黒いオーロラ」に入った。
★圭介だけがR11へ
一瞬のブラックアウト後、ストンと落ちるように意識を取り戻した。R11に来た!今度は転ばなかった。
しかし次の瞬間、後ろから来た車にはねられた。倒れなかった代わりに車道に出ていた。
歩道に由子がいて両手を口元にあてて何か叫んでいる。毛利圭介は死んだ。
★終わり
ドラマでもこんな悲劇的な結末となるのでしょうか
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