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大人気ドラマ「下町ロケット」お正月特番の原作を読んで結末まであらすじネタバレします。
「下町ロケット」は2018年10月期ドラマで12月23日に最終回を迎えてますが、2019年お正月特番が本当の最終回となりそう。
佃製作所&帝国重工のランドクロウvs重田&伊丹のダーウィン=『無人トラクター戦争』の結末が最大の見どころ!そして帝国重工の的場vs復讐に燃える重田&伊丹の手段を選ばない攻防戦の結末は・・・最後に笑うのは誰なのか。
原作(ギアゴースト編・ヤタガラス編)を読んで結末まであらすじネタバレするので「下町ロケット」お正月特番に興味ある人は参考になったら幸いです。
目次
【下町ロケット 正月特番】放送時間ネタバレ
2019年1月2日(水)
21時00分~23時15分
これが本当の最終回という感じです。
【下町ロケット 正月特番】原作小説読んであらすじネタバレ
下町ロケット正月特番について、原作小説読んだのであらすじネタバレします。
■ランドクロウ売り上げが伸びず
全員の力を結集してついに完成した、佃製作所&帝国重工の無人トラクター「ランドクロウ」は、発売から数週間経ったあとも売り上げが伸びずにいた。
一方でギアゴースト&ダイダロスの無人トラクター「ダーウィン」の売上は好調でどんどん差が開いていく。
■的場がダーウィンを出荷停止に追い込む
形勢逆転を狙う帝国重工の次期社長候補・的場はダーウィンに妨害工作を行う。的場は週刊ポルトが報じたスキャンダルで次期社長候補から外され、無人農業ロボット事業も苦戦を強いられ、後ろ盾の沖田会長からはプレッシャーをかけられ、逃げ場がなくなっていた。
的場がダーウインプロジェクトに参加している帝国重工の下請け企業に「ダーウィンに協力するなら取引を見直す」と圧力をかけた結果、ダーウインから離脱する企業が増えていった。
在庫はひと月半しかなく、このままでは生産ラインが止まる。ダーウインプロジェクトは有志の集団で、契約書はあっても契約破棄に関する罰則規定はないのだ。
その後ついにダーウインは在庫が持たず出荷停止。思わぬ形でライバルの勢いが止まったが、佃製作所は自分たちまで悪者になった気分だ。
■ヤマタニもダーウインから手を引く
ヤマタニでもダーウインを扱ってるが、純正ではないので儲からない。
・帝国重工が出荷停止に追い込んだ
・キーシンが野木のプログラムを盗んだ
・深刻なトラブルが続出
・トラブルの原因は特定できてない
これらの情報を聞き入間工場長は、ユーザーにヤマタニ製のトラクターを買ってもらう方針に変えた。
■重田と伊丹が、的場に反撃
窮地に立たされた重田と伊丹は、的場が予想もしない一手を放つ。
悪事を手を染め弁護士資格をはく奪され、有罪になって実刑をくらい3か月前に出所した中川京一をダイダロスの法律顧問として雇い、反撃に出た。
下請け20社が帝国重工からダーウィンプロジェクト妨害工作を受けたと、公正取引委員会へ下請け法違反申し立てを行った。
さらに的場のもとには週刊ポルトからも実名入りで質問状が届き、記事は握りつぶすことも世に出てしまう。
スキャンダルを極端に嫌う帝国重工の沖田会長は「この会社にもう君の居場所はない」と的場に辞任を要求した。
■的場への復讐完了したが・・・
弱弱しく変わり果てた的場の辞任会見を、重田は自宅で1人で見た。
重田は若い頃もともと船会社に就職したかったが、実家の重田工業を継ぐため帝国重工に就職して修行することを余儀なくされた。32才で重田工業に戻り常務となり35才で社長になったが、父である会長のもと勝手は許されず名ばかりのお飾りだった。
そんななか的場から突然取引を打ち切られ倒産。社員たちはみな路頭に迷った。重田自身も、嫁と子供は重田工業の倒産をきっかけに別居を経て離婚した。そうやって自分をどん底に追いやった的場に復讐を果たしたが、歓喜も達成感もなくあるのは虚しさだけだった・・・。
伊丹も、許せないのは的場ではなく自分自身だったのかもしれないと思った。
的場に復讐するために、「カネに縛られるほど無様なことはない」という父の教訓に背いた。この復讐は父を裏切り自分の人生も踏みにじる行為だった・・・
■ランドクロウを通じて野木の研究が評価される
機械工学分野の専門誌「月刊メカニカルサイエンス」に『ダーウィンは帝国重工を超えたのか?』という刺激的なタイトルが掲載された。
評判はダーウィンが勝ってるが、実際に使ってる農家や農林協を取材して、実力ではランドクロウが買ってるし、ダーウィンはトラブルが多発してるという内容の記事だ。
野木は的場のやったことにはがっかりしていたが、こうして自分の研究が評価されたのはビジネスに関わったからだと実感したのだった。
■ダーウィンがリコール
殿村の同級生・稲本のダーウィンも動かなくなる不具合が発生。最近『ダーウィンは故障が多い』という話が殿村の耳にもよく入るようになっていた。田んぼや畑の真ん中で止まってしまったり。
ヤマタニ入間工場長もダーウィンのトランスミッション欠陥と、リコールの必要性を伝える。
伊丹はランドクロウのトランスミッションを入手して、リバースエンジニアリング(他社製品を分解して構造や技術を検証する作業)をして、比較して原因を調べる。
ランドクロウは遊星ギアが特殊な形状だった。同じ部品が作れないか検討するが、すでに佃製作所によって特許が出願されていた。
ダーウィンプロジェクトの主要メンバー4人(ダイダロス重田・キーシン戸川・北堀企画の北堀・ギアゴースト伊丹)はトランスミッションの欠陥について情報共有し、唯一の解決策は佃製作所とライセンス契約を結ぶことだと結論づけるが、ギアゴーストは佃製作所を裏切った身だ・・・
■ランドクロウが売上を逆転
的場の後任は宇宙航空部本部長の水原が任命され、現場の総指揮は立案者である財前に戻った。
ダーウィンの売上は発売当初は圧倒的だったが「故障が多い」という評判が農家の間で広がり、最近はランドクロウが逆転している。
■伊丹が佃にライセンス契約を懇願
伊丹は佃に、トラブルを解決するためライセンス契約したいと懇願する。
佃は「道具は使う人に喜んでもらうため作るもの。下町の技術や町工場の意地は使う人には関係ない。本当に大切なことは道具を使う人に寄り添うこと」「それをわからない連中にライセンスは渡せない。顔を洗って出直せ」と断った。
その後も伊丹はしつこく連絡し続けるが佃は断る。
■農業を救うためライセンス契約
佃は、当初ライバルを助けるつもりはなかったが、栃木県内のある場所でダーウインが動かなくなって困っている農家を見たとき、無人農業ロボットの理念は「日本の農業を救うこと」だと思い出し、帝国重工と野木教授の賛同を得てライセンス契約をすると申し出た。
■正月特番の結末ネタバレ
殿村の住む栃木に台風が接近。ランドクロウで作業を終えたあと、ダーウィンが動かなくなった稲本が助けを求めにきて、殿村はランドクロウで助けてあげた。
ランドクロウの売り上げは、当初は苦戦したが今は快進撃。マシンを売るだけでなくICT農業の在り方やライフスタイルを売る戦略が大当たりし、農業は帝国重工の収益のひとつの柱になる。
的場は取締役を辞任後、関連会社社長のイスを蹴り、帝国重工を退社した。
帝国重工の製造部は新規参入したいが、トランスミッションの評価がCと低く、佃製作所の島津が開発する高性能トランスミッションに歯が立たず製造部長の奥沢は悔しがる。
今年も開催されたアグリジャパンで「ランドクロウ」は大人気。
ギアゴーストはダーウィンのリコールで費用を負担し、危機に陥ったが、佃製作所にライセンス契約で助けられ、なんとか乗り切った。
佃が「信じてくれた人たちを裏切るな 日本の農業のために一緒に頑張ろう」と言うと、伊丹は涙を流した。
★以上、下町ロケットの原作を読んでお正月特番のあらすじネタバレでした。これで本当の意味で最終回を迎えスッキリ。
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