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大泉洋さん主演TBSドラマ「ノーサイドゲーム」の原作を読んだので最終回の結末あらすじネタバレを紹介します。
「ノーサイドゲーム」の原作は池井戸潤さんの小説で、TBS日曜劇場との最強タッグでドラマ化!胸熱な企業ラグビー物語なので最終回放送日であろう9月には日本でラグビーワールドカップ開催なので、援護射撃にピッタリ。
今回の悪役は、会社の上司、ラグビー協会、最強の敵チームですが「半沢直樹」「下町ロケット」などのような企業内での駆け引き・勧善懲悪とは一味違う、社会人ラグビーが題材です。上司に反対して府中工場に左遷された君嶋(大泉洋)が、低迷中のかつての強豪ラグビーチーム「アストロズ」の再起をかけてチャレンジした結末はどうなるのか?最後の勝負は感動です。
原作を読んだので最終回の結末あらすじネタバレを紹介するので「ノーサイドゲーム」に興味ある人は参考になったら幸いです。
目次
●ドラマ「ノーサイドゲーム」キャスト相関図
■トキワ自動車 府中工場
● 総務部長:君嶋隼人(大泉洋)
本社の経営戦略室次長だったが、常務の企業買収に反対したら府中工場に左遷された。総務部長はアストロズのGM(ゼネラルマネージャー)も兼務するのが慣習だが、ラグビーの知識も経験もゼロなので気が進まない。
● 前総務部長:吉原欣二(村田雄浩)
君嶋が来るまで総務部長でGMだった。
● 総務部員 佐倉多英(笹本玲奈)
君嶋の部下
● 工場長:新堂智也(リットン調査団の藤原光博)
■トキワ自動車 本社
創業120年の老舗大企業
● 常務:滝川桂一郎(上川隆也)
君嶋が左遷されるきっかけになった
● 経営戦略室長:脇坂賢治(石川禅)
滝川常務と同期。君嶋が左遷される原因となった風間商事の買収になにやら1枚かんでいる実はクズ
● 社長:島本博(西郷輝彦)
ラグビー好きが高じてアストロズを創設した
● 海外事業部:藤島レナ(阿部純子)
アストロズの数少ない熱狂的なファン。新人社員の七尾圭太を指導する先輩社員
● 海外事業部の新人:七尾圭太(眞栄田郷敦)
ニュージーランドでの大学時代にラグビーを諦めた帰国子女。トキワ自動車の海外事業部に就職するが、君嶋やレナとの出会いでラグビーへの想いが再燃。
● 女性社員:中本理彩(ラグビー大好きな山崎紘菜)
ラグビーに興味ない女性社員
● 女性社員:吉田夏帆(南端まいな)
■トキワ自動車研究所
● 研究員:星野信輝(入江甚儀)
物語中盤からの鍵を握る人物
■カザマ商事
● 三代目社長:風間有也(中村芝翫)
君嶋が工場に左遷されるきっかけになった
● 東京キャピタル峰岸社長(???)
風間社長の代理人でM&A専門業者
■「ある出来事」を知る者
トキワ自動車を揺るがすほどの「ある出来事」を知る人物
● 青野宏(濱津隆之)
■ラグビーチーム「アストロズ」
社長の肝煎りで創設し、かつては強豪だったが現在は低迷し成績不振にあえぎ、14億もの巨額赤字を抱え会社のお荷物と囁かれるなか、チームの再建を目指す。
● 監督 柴門琢磨(大谷亮平)
君嶋と過去に因縁があるが、チーム再建という同じ目標を持つ良きパートナーとなってく
● 柴門監督の嫁シオリ(川田裕美)
実は君嶋と浅からぬ因縁がある
● キャプテン岸和田徹(ラグビー経験者の高橋光臣)
自分個人の活躍よりチームの勝利にこだわる
● 友部祐規(アメフト経験者でブリリアンのコージ)
● 笠原豪(ラグビー歴13年の芸人・笠原ゴーフォワード)
● 有馬真吾(小学生からラグビー村田琳)
● 佐々一(落語家の林家たま平)
● 里村亮太(元日本代表・佳久創)
● 岬 洋(元日本代表・鶴ヶ崎好昭)
● 西荻 崇(元日本代表・田沼広之)
● 大和航平(元日本代表・北川勇次)
● 仲村慎祐(元日本代表・仲村慎祐)
● 阿久根 潤(元日本代表・阿久根潤)
● 本波寛人(元日本代表・天野義久)
● 浜畑譲(元日本代表・廣瀬俊朗)
● 安西信彦(元日本代表・齊藤祐也)
● 中本元気(勝山 翔)
● 玉木俊太(榎本鉄平)
● 高輪祐太(眞弓葉詩)
● 飯野雄貴(飯野雄貴)
● 林田公一(株木孝行)
● 立川 悟(水本竜弥)
● 端本太郎(端本太郎)
● 伊吹誠介(伊吹誠介)
● 森本竜馬(森本竜馬)
● 石川悠太(石川悠太)
● 秋元太一(板垣悠太)
● 小野勘太(邉津勘太)
● 小西大樹(小西大樹)
● 戸村銀太郎(髙橋銀太郎)
● 岩爪 航(岩爪 航)
● 井上卓哉(井上卓哉)
● 新井龍一(新井龍一)
● 工藤元気(工藤元気)
■最強ラグビーチーム「サイクロンズ」
● エース富野賢作(佐伯大地)
● 監督:津田三郎(渡辺裕之)
● GM:鍵原誠(松尾諭)
■日本ラグビー協会
参加企業からの出資で潤う一方、観客動員を増やす努力をしない
● 富永会長(???)
伝統とアマチュアリズムを理由に改革を退ける。富永にとってラグビーチームは意のままに動くコマに過ぎない。70才の定年を過ぎても会長の座に居座り続ける老害。バックに大物政治家がいる。
■居酒屋「多むら」
アストロズの行きつけの店
● 女将(凰稀かなめ)
■君嶋の家族
● 君嶋真希(松たか子)
● 子供:博人(市川右近)
● 子供:尚人(盛永晶月)
●ドラマ「ノーサイドゲーム」あらすじ・予告動画
トキワ自動車の経営戦略室次長の君嶋隼人(大泉洋)は出世頭と目されるエリート社員。家では妻の真希(松たか子)と二人の息子、博人(市川右近)、尚人(盛永晶月)に囲まれ幸せに暮らしていた。
ある日君嶋は企業買収を推し進めようとする常務の滝川桂一郎(上川隆也)に対し反対意見を述べる。君嶋の意見が通り買収は見送られたが、同時に君嶋は本社から府中工場の総務部長に飛ばされることになった。
異動初日、君嶋は総務部員の佐倉多英(笹本玲奈)からキャプテンの岸和田徹(高橋光臣)をはじめとしたトキワ自動車ラグビーチーム「アストロズ」の選手たちを紹介される。総務部長はアストロズのゼネラルマネージャー(GM)を兼務することになっているという。
社長である島本博(西郷輝彦)の肝煎りで創設されかつては強豪だったアストロズだが、今は成績が低迷。それどころか14億の巨額赤字を抱え、会社のお荷物と囁かれる始末。ラグビーについては知識も経験もない君嶋には気が進まないことばかりだった。
しかし後がないのは君嶋も同じ。自らの再起を考えた君嶋は・・・。
予告動画:
●ドラマ「ノーサイドゲーム」池井戸潤の原作読んで最終回あらすじネタバレ
これまで「半沢直樹」シリーズをはじめ「陸王」「下町ロケット」など数々の作品がドラマ映画化されてきた池井戸潤さん。そのどれもが高評価!
そんな池井戸潤さんの原作小説「ノーサイドゲーム」を読んで最終回あらすじネタバレです。
■最終回ネタバレ1 黒幕は脇坂だった!
アストロズ解散の危機で不安になった里村亮太はサイクロンズに移籍したが、代わりに新人の七尾が活躍をみせ新しいスターが誕生した。
そんななか滝川が自腹で試合観戦に来た。滝川は、君嶋が調べたカザマ商事の隠蔽工作を暴露した報告書を利用した脇坂に、会社を追い出されていた。
しかし脇坂は君嶋が調べてない複数の定期預金を解約して集めた3億円の明細を、どこからか入手して付け加えていたので、君嶋は風間社長の東京キャピタル(M&A専門業者)峰岸社長に話を聞くことにした。
東京キャピタル峰岸社長は、脇坂から口封じでトキワ自動車を出入禁止にされた復讐で、君嶋にすべて打ち明けた。
すると風間と脇坂は明成学園高校の同級生だと判明。同窓会で脇坂は、会社を売却したい風間に、滝川の連絡先を教えていた。(滝川には知らせてない)
そうやって企業買収が進むなか、脇坂は最初から裏で風間にアドバイスしていた。しかし脇坂を助けるためではなく、滝川を陥れるワナとして風間を利用しただけ。買収を成功させるつもりなんかなかった。
君嶋を左遷したのも滝川ではなく脇坂だと判明。買収に反対して邪魔だから府中工場に左遷した。
しかしこの証言だけでは不十分で証拠が必要だ。峰岸社長はトキワ自動車との取引復活を条件に、証拠の提出をOKした。
■最終回ネタバレ2 アストロズの存続は?
12月初旬。ホワイトカンファレンス1位アストロズvsレッドカンファレンス2位東京電鉄ブレイブスの試合。
ブレイブス有利の下馬評だが前半で覆した。相手ディフェンスを圧倒する攻撃、満を持してスタメン出場した佐々と七尾が活躍し、結果は予想を覆して45-7でアストロズ圧勝!
来週には、君嶋は取締役会に呼ばれアストロズの存続が決まるので、君嶋はメンバーたちに勇気をもらった。
そして木曜日、運命の取締役会。
「アストロズ維持には年間16億円かかる」と脇坂は強化費削減を訴える。
プラチナリーグは観客動員数が3千数百人しかなく低迷して危機的状態で、今まで分配金が支払われたこともない。この状況をラグビー協会は何も改善しようとせず、君嶋が改善案を出しでも相手にされなかった。だからチーム数を削り、アストロズは強化費削減してアマチュアからやり直しするべきだ。
一方で君嶋はアストロズの存在証明を語る。
アストロズは今シーズン2戦でホームを満員にし、来週はサイクロンズとの日本一をかけた優勝決定戦がある。選手たちはジュニアチームを指導し、ファンクラブ加入者数は増えてフォロワーは10万人以上。ファンは20~35才が約半数で女性は4割近くだ。地域密着型を目指して今や地元で愛されるチームになった。学校でイベント、病院で子供を見舞い、街の清掃作戦に参加している。
ラグビー協会から安く買い取ったチケットを、チームのホームページから独自に販売して利益を出した。どんな人が買ったかもデータ化してるから販売戦略も立てられる。ラグビーは金がかかるが、やり方次第で採算をとることできる可能性がある。
島本社長は脇坂に理解を示しつつ、君嶋を応援すると明言。脇坂は顔真っ赤にして腹を立てるが、脇坂を支持する役員は誰もいなかった。こうしてアストロズは救われた!
■最終回ネタバレ3 脇坂の悪事を暴露した結果は?
続いて取締役会の最後の議案を君嶋が話し、脇坂が驚く。
2月の取締役会で否決された、カザマ商事買収事案について、新たにコンプライアンス問題が発生した件。
脇坂が風間社長の黒幕としてバンカーオイル品質の隠蔽工作を教唆し、価格引き下げによる再売却を提案した経緯など、脇坂とカザマ商事の風間社長との関係が明らかになった。
これは脇坂に利用された風間の仕返しだった。
■最終回ネタバレ4 ラグビー協会の改革
トキワ自動車の取締役会が開かれてるそのころ、飯田橋のホテルではラグビー協会理事会の会議。富永会長、副会長2名、専務理事、事務局長など30人近くが出席し、いつものように予定調和で終わるはずだった。
しかし木戸専務理事がプラチナリーグ改革案(君嶋の案がベースになってる)を提出。カンファレンスの統合、チーム数を減らす、ホーム&アウェーのリーグ戦、マーケティング強化、地域密着型チームとしての再生だ。木戸は君嶋の影響を受けて考え変わっていた。ラグビーの将来を救うための改革だ。
参加企業はみな15~20億円の維持コストを払ってるから、ラグビー協会は主催者として観客動員を増やして還元する義務がある。
富永会長は大企業に参加を許してやってるという考えで、ラグビーチームは意のままに動くコマに過ぎない。今までも提案はすべて伝統とアマチュアリズムを理由に退けてきた過去がある。
木戸は、70才の定年を過ぎても居座り続ける富永会長の解任を要求!
富永会長は憤慨するが、賛成多数で可決された!
富永会長は、バックにいる大物政治家・野本広大の名前を出して脅すが、実は野本広大も改革案に賛成していたのだった・・・
■最終回ネタバレ5 決勝戦
12月第三土曜日。満員御礼の優勝決定戦。
君嶋は2年間ゼネラルマネージャーとして奮闘してきた。キックオフまであと15分!君嶋はファンからのビデオメッセージを選手たちに見せた。
3人組の女性、横断幕を広げた100人の小学生、心臓病で小児病棟に入院してる橘賢人、商店街の人々、七尾を応援する海外事業部の藤島レナ、最後はジュニアアストロズ・・・選手たちは励まされた。
そして運命のキックオフ!
ケタ違いの濃密さと重厚感のある試合がスタート。
サイクロンズが得意な多彩な連続攻撃で先制トライされたが、アストロズは冷静で成長を感じる。
柴門監督はインカムで指示した内容をどう処理して考えかかは、選手たち次第だ。前半20分すぎ。反撃して7-7に追いつく。
アウトロズの特徴は、フィジカルの強さと選手個々のアイデアを生かした戦い。
一方でサイクロンズの特徴は可能な限り計算通りにボールを支配して着実に前進する戦い。日本代表が揃いミスも少ない。
徐々に押されていき、前半35分には7-21で点差が開き、流れが悪くなって劣勢に立たされ、10-21の11点差でハーフタイム。
後半、アストロズの反撃が始まった!
激しいボールの奪い合いのすえトライとコンバージョンキックで17-21。あとワントライで逆転だ。
七尾と花畑という2人いることで攻撃の起点が分散してるから、サイクロンズの対応が難しくなってる。しかもサイクロンズは前半飛ばした分、後半に疲れで動きが鈍くなってきた。
そんななか七尾が危険タックルされて脳震盪の検査のため退場するが、相手にイエローカードが出ない。司令塔の七尾を失い、攻守が一転して17-28でまた引き離されてしまった。
その後、七尾が復活して24-28に差をつめる。アストロズの猛ラッシュするなか後半40分を告げるホーンが鳴り・・・
ラストワンプレー!
佐々➝浜畑➝七尾がまさかの真横にロングキックパス➝岬でスタンド総立ち!
岬から七尾へパスして逆転トライ!「ノーサイド!(試合終了!)」
逆転大勝利に大歓声!!
試合終了後、アストロズは膝をついていたサイクロンズの手を取って握手して言葉をかけあった。
試合中は勝つために技術・体力・知略の全てを尽くすが、終われば勝者も敗者もない、その両方を許容する精神性がノーサイド精神。これがラグビーだ。
■エピローグネタバレ
優勝の4か月後、君嶋は府中工場から本社の経営戦略室長のポストに異動になった。
新堂工場長退職とともに君嶋はアストロズ部長職も兼任する。
君嶋の後任GMは引退した浜畑だ。
元常務の滝川は現在、業績悪化の金融子会社の社長に転じて采配を振ってるが、近いうちトキワ自動車に戻るだろう。
そのときは島本社長の後継者として次期社長になると君嶋は思ってる。
★以上、ドラマ「ノーサイドゲーム」原作小説読んで最終回ネタバレでした。
●ドラマ「ノーサイドゲーム」アマゾン感想や評価は?
■amazonの感想
相変わらず胸熱な展開。ワンパターンといえばそうなのだけど、それでも感動する
熱い語りに思わず涙ぐむ、(相変わらず)組織人に刺さる物語
やってやるぞ!という活力を与えてくれる貴重な読後感
ラグビーが全くわからない私にとっても、分かりやすい文章で想像しやすかった
amazon評価は、7割が★5つという高評価でした!
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