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2020年1月期でテレ東の水曜深夜枠で実写ドラマ化される【僕はどこから】の原作漫画1巻のあらすじネタバレ紹介します。
【僕はどこから】の原作は、ヤングマガジンで連載された市川マサさんの漫画。
『文章を書き写すことで、他人の思考をコピーできる』特殊能力をもつ小説家志望の竹内薫(中島裕翔)と、元同級生で20才の組長というエリートヤ〇ザの藤原智美(間宮祥太朗)の苦悩や友情を描いた青春異能クライムサスペンス。
原作漫画1巻のあらすじネタバレ紹介するので、ドラマ化に際して【僕はどこから】を知っておきたい人は参考になれば幸いです。
目次
●テレ東水曜ドラマ【僕はどこから】キャスト
【僕はどこから】のメインキャストは、小説家志望の竹内薫を演じる主演のHey!Say!JUMP中島裕翔さんと、コンビの相方となるエリートヤ〇ザ藤原智美を演じる俳優の間宮祥太朗さん。
2人は5年ぶり4度目の共演で、楽しそうなイケメンコンビ復活です。
● 小説家志望の竹内薫(中島裕翔)
認知症の母親を介護するためコンビニでバイトしながら原稿を書いて小説家を目指してる。
しかし『文章を書き写すことで、他人の思考をコピーできる』特殊能力が災いして、「自分独自の小説」を書くことができず「僕ってモンは、いったいどこから来るのでしょうか」と悩む。
● 藤原智美(間宮祥太朗)
『講談会系東宮寺組』に最年少20歳で組長を襲名したエリートヤ〇ザ。中学校からの付き合いの元同級生で薫の能力を深く信じてる。
● 会長
● 智美の部下・権堂
● 情報屋の山田
●テレ東水曜ドラマ【僕はどこから】原作1巻あらすじネタバレ(前半)
■薫の母親が入院■
小説家志望の竹内薫はK談社の編集部に原稿を持ち込むが、編集者の金田がオススメした作家の考えをそのままコピーして作風がパクリになってしまうため「君には君ってモンがないのかい?」と言われる。
薫はコンビニのバイト仲間で後輩女子高生・鈴木さゆりから塾の宿題を教えてと頼まれる。問題文を書き写すと、出題者の考えがわかり解答できた。それだけの学力がありながら薫が大学に行かない理由は「僕はヤングケアラーですから」。認知症の母親の介護のためだった。
ある夜、原稿を書いて居眠りした薫が目を覚ますと母の姿がなく、階段で転落していた。命に別条はないが骨折して入院となり、認知症のため個室を余儀なくされる。薫に手術台や入院費用が重くのしかかる。小説が売れて人気作家になれば・・・薫が小説家になりたい理由は「これからないから」だが自分の考えを書けない薫は「僕ってモンは、いったいどこから来るのでしょうか」と自問自答する。
そんななか元同級生・藤原智美が薫のもとを訪ねてきた。
藤原智美は『講談会系東宮寺組』史上最年少20歳の組長だ。智美が入ってから組の上納金は100倍に増え、そのタイミングで先代組長が死んだため跡を継いだが、智美が暗殺したという噂もある。
■薫と智美の出会い■
5年前15才のとき、智美の妹・千佳が遺書を残して行方不明になり、同級生みんなで探すことになった。智美と面識なかった薫だが、妹の書いたものをもっと見れば居場所のヒントがわかるから部屋で資料を見せてほしいとしつこく迫った。
智美に殴られても薫が『家族に対する拒絶』『遺書ではなく自分を見つけてほしくて書いた』『自分の命を無謀な賭けの対象にしている』と遺書に込められた想いを説明したため、智美は薫を妹の部屋に案内した。
部屋にあったものから薫が読み取った『よく使う駅』『飛び込んでしまいたい』というヒントから安食駅で自殺を図ってると判明。
智美は駅へ急行し、薫は手前の駅で緊急停止ボタンを押して駅員に伝え、薫は急ブレーキをかけたときの電車のスピードも計算していたので間一髪、妹が飛び込む寸前で智美が助けることができた。
本好きだった薫は本の内容を効率よく理解するため全て書き写してるうちに、書いた人物になりきれるようになり、『文章を書き写すことで、他人の思考をコピーできる能力』が身に付いたという。
■『替え玉受験』と『ゴーストライター』■
智美は薫の能力を必要で、初めて仕事を頼んできた。
『講談会系東宮寺組』が情報屋とやりとりしたlineを書き写すと薫は『替え玉受験』の仕事だと見抜いた。客からの報酬は4000万円、分け前は智美と薫で2000万円ずつ。
智美は「こっちの世界に来たらなんでも思いのままだ」「金があればバイトせず小説に打ち込める」と薫を説得するが、『替え玉受験』は違法行為のため薫は返事を保留した。
そんななかK談社の編集部からゴーストライターを持ち掛けられる。
薫は短編小説を一度載せたとき有名作家のパクリだと炎上したことがあったが、スランプに陥ってる作家のゴーストライターを三木谷デスクが思いついたのだ。原稿用紙1枚2000円で月収10万円が見込めるが、その分バイトを減らすことになる。ゴーストライターは違法行為ではないが、ゴーストライターが反社会組織と通じていたらK談社で出版することはできなくなる。
智美の『替え玉受験』と『ゴーストライター』ふたつに一つ・・・母のお見舞い行くと「あなたは小説家になるのよ」と言われた薫は決心して編集部に電話しようとするが、ちょうど現れた智美から「俺はお前の力が必要だ」と言われ、薫は智美についていった。
●テレ東水曜ドラマ【僕はどこから】原作1巻あらすじネタバレ(後半)
■『替え玉受験』の客・井上家■
金持ちの井上家は長男をどうしても旺慶大に入れなければならず25年かけて貯めたち老後のための貯金4000万円を報酬として払うという。
息子・井上玲は無表情で無口、紅茶にビー玉を入れる少しおかしい若者。母親は美人で一見いい人そうだが替え玉受験したくない息子を「お前は悪い子」と暴力でしつける。
薫の仕事は井上玲になりきって入試の小論文を書くこと。
その後、智美は黙って素人の薫を使ってることが『講談会』会長にバレて、失敗したら智美と薫2人にそれなりの落とし前をつけさせると「指、何本ある?」と脅される。
■準備期間■
入試を2週間後に控え準備を進める。
智美は受験票を作成する。入場用に井上玲の本物、試験会場用に偽造のモノを用意。薫は高校中退してるので智美の名前で偽装の受験票を作った。写真は井上玲と薫どっちにも似てる顔にし、書体も同じで徹底して偽造する。
替え玉受験は大学4年間だけでなく卒業後も永遠にバレてはいけない。だから報酬も高額だ。
一方、薫は井上家。机の下の潜り無表情で何も言わず、練習で書いた論文を出さない井上玲を母親は「お前は悪い子」だと言って暴力をふるう。
井上玲は小学校の卒業文集で、スマホを分解して回路図を書いていた。薫が書き写すと、重要パーツのコンデンサー部分が繋がっておらず、その感情は「僕を否定しないで」だったが、母親はそんなことどうでもいい大学に受かればいいと怒る。
最終確認のミーティングには、会長からの指示で情報屋の山田がお目付け役として同席し目を光らす。
■『替え玉受験』当日■
午前の2科目は、論文は書けないが学力はA判定の井上玲が、念のため周囲対策でマスクをして試験を受けた。
昼休みにトイレで薫と入れ替わったとき、井上玲が薫になぜか「ありがとう」と言った。同じ服に着替えてから廊下を歩いたとき、薫はマスクしていたがバイトの後輩女子高生・鈴木さゆりも受験に来ていて薫に気付いていた。
試験がはじまると薫は超集中力を発揮して小論文を書く。その人物になりきって右手が勝手に動くのだ。
試験が終わり智美に電話すると、井上玲は集合場所の店に来ていなかった。試験中に心を激しく叩く感情を感じていた薫は、井上家に向かう。
そのころ井上玲は帰宅して母親を壺で殴り殺していた。
■薫が殺人の容疑者に■
薫が井上家に入ると母親が死んでいた。あの感情は殺意だったのだ。
そこに通報を受けて駆け付けた桐原刑事に薫は連行され、智美は会長から呼ばれる。
13:45 悲鳴を聞いて通報
13:55 男が立ち去るのを近所の住民が目撃
15:00 死体発見
息子・井上玲は行方不明だが、旺慶大の入試を受けていたアリバイが証明され容疑者から外された。
黙秘を続ける薫は『替え玉受験』を告白するわけにもいかず、殺人事件の犯人として疑われることになってしまった。
★終わり
薫は逮捕されてしまうのか?智美は会長から落とし前を求められるのか?2巻に注目です。
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