_
T-BOLANのボーカル森友嵐士さん(本名:田辺裕之)は人気絶頂だった90年代に嫁マリアさんと極秘結婚して子供も生まれました。名曲「マリア」の歌詞にもなった嫁です。(画像)
しかし嫁マリアさんには壮絶な過去があり、その影響で病気になり娘にDVもしてしまい、お互い好き同士なのに離婚。それが原因なのか森友嵐士さんは「心因性発声障害」という歌えなくなる病気になり、ボーカルが歌えないT-BOLANは解散への道をたどることに。
離婚した嫁マリアさんは再婚して子供を出産するのですが、旦那のDVにあい、子供を残して天国へ旅立ってしまいます。
そんな悲しすぎる出来事がありましたが、森友嵐士さんは病気に立ち向かい、再婚して子供も生まれ、現在はT-BOLAN復活するまでになりました。
目次
●T-BOLAN森友嵐士 本名や身長などプロフィール(画像)
Facebook画像
芸名:森友 嵐士(もりとも あらし)
本名:田辺裕之
出身地:広島県府中市
生年月日:1965年10月30日
年齢:現在51才
大学:1年だけ医学部
職業:ミュージシャン(ロックバンドT-BOLANのボーカル)
森友嵐士さんは本名だったらかっこいいですが芸名。森友という姓は福岡にたくさんいるらしい。
1987年22才の頃「第2回BADオーディション」にバンドでグランプリに輝き、3年以上インディーズで活動後、1991年7月に4人組のロックバンドT-BOLANでシングル「悲しみが痛いよ」でメジャーデビュー。
バンド名T-BOLANの由来は、グラムロックの伝説バンドT-REXのTと、そのVoのマーク・ボランのボランを組み合わせたもの。「不良に憧れられるバラードを歌うロックバンド」をコンセプトとしました。
1991年はSMAP・ZARD・スピッツなどそうそうたるグループがデビューした凄い年。そんななか7月に産声を上げたT-BOLANは、ミリオンヒット「Bye For Now」始め「離したくはない」「じれったい愛」「マリア」などヒット曲を連発。これらの作詞・作曲は森友嵐士さんが手掛け、4年間で1700万枚ものセールスを記録しました。
ちなみに「じれったい愛」の歌詞中の「うざったい」という言葉は、不快を意味する多摩地域の方言ですが、曲のヒットで全国に広まりました。
■人気絶頂のなか病気で解散
1994年28才の頃、森友嵐士さんは嫁マリアさんと極秘結婚し子供が生まれるも、半年で離婚。
離婚原因についてはのちほど・・
そして心因性発声障害を患い歌えなくなってしまい、音楽活動休止となり、1999年の解散への道をたどりました。
■まずラジオで復活
2001年36才の頃、森友嵐士さんは闘病しながらもラジオ日本「森友嵐士のアラシを呼ぶぜ!」でラジオパーソナリティーとして復活。
■ソロ
2009年44才の頃、森友嵐士さんはついにソロで復活!
翌2010年3月ソロ1stシングル「抱きしめていたい/キズナ」をリリースし、さらに翌2011年4月バラードミニアルバム「オレのバラッド」をリリースしました。
2011年の3.11東日本大震災の時は、1年だけいた大学の医学部時代の先生たちと医療ボランティアで駆け付けた際、森友嵐士だとバレて、リクエストされてアカペラで歌ったなんてこともありました。被災者は元気をもらえましたね。
その後、2015年「氣志團万博」初のフェス出演したり、2016年は東京マラソン10周年記念曲
駆け抜ける愛のうた ~はじまりのday by day~」、9月に90年代ヒット歌手たちによる「BACK TO THE GOOD DAYS【男祭り】」に出演するなど精力的に活動。
■T-BOLAN復活!
2017年8月16日T-BOLANがついに本格復活!「T-BOLAN~夏の終わりにBEST~ LOVE SONGS+1&LIFE SONGS」をリリースし現在に至ります。
●森友嵐士 病気「心因性発声障害」
1994年、森友嵐士さんは原因不明の発声障害によって、日常会話をできるが歌うと声が出なくなってしまいます。ボーカルとしては致命的。
嫁マリアさんと離婚後であり、T-BOLANの前身のアマチュアバンド「プリズナー」結成から10年後のことで、森友嵐士さんにとって声が出ないなんて本当にあり得ないことでした。
■10年後も病気は治らず
病気を治す医学的な治療方法もなく、10年後も治らず医者からは「10年後も歌えないかもしれない」と衝撃の宣告をされたといいます。
森友嵐士さんは「歌わないまま人生が終わるかもしれない」と頭をよぎりましたが、歌をやめようとは思いませんでした。歌を取り戻さいと次に進めないから。
人生全てを音楽に費やしてきたので、音楽がない自分は自分じゃない・・生きていても時間が止まってる感じなんです。
■14年後
病気に立ち向かい、気の遠くなるような努力の積み重ねました。
マイクやラジカセをぶん投げてしまったり、客観的に自分を見つめる日もありました。でも、子供の存在や、仲間との再会で支えられました。
最後の1年間に練習した曲は、坂本九さんの「上を向いて歩こう」
■そして現在
「どうして歌うことを続けることができたのかとよく聞かれるんだけど、理由なんてないんだよね。なぜかと言えば、歌っている自分以外の自分が想像できなかったから」
「この20年で音楽はすごく変わった。オレなんて、声が出なくなって10数年、休んでいたから、復活してスタジオ入ったときは浦島太郎だった」
こんなに長い間、あきらめずに努力し続けるってすごいことですね。
●森友嵐士 結婚した嫁マリアの壮絶な過去と病気(画像)
T-BOLAN森友嵐士の元嫁マリアの画像 pic.twitter.com/0oOnYkDzLE
— クロスケ (@kuro_we) 2017年8月17日
■嫁マリアとの結婚・離婚
1994年7月28才で人気絶頂だった森友嵐士さんは、嫁マリアさんと極秘結婚して子供も生まれました。
しかし僅か半年で離婚・・・
■離婚の原因はマリアの病気
マリアさんは多重人格障害という病気でした。
幼少期に父親からDV虐待を受けていた壮絶な過去があり、子供の出産がきっかけで12人の多重人格障害であると診断を受けます。
しかしマリアさんは病気が森友嵐士さんに知られるのを恐れ、ノイローゼに陥り産んだばかりの自分の娘を虐待してしまったりもしました。
結局、子供の出産してからすぐ、相思相愛でお互い離婚を望んだわけではないですが、仕方なく協議離婚となりました。
森友嵐士さんの発声障害は心因性なので、マリアさんとの離婚が原因である可能性は高いでしょう。マリアさんの壮絶な過去は知っていて全て受け止める覚悟で結婚したと思いますが、救えず別れなければなならなかったことは精神的にかなりきつかったはず。
■マリアのその後が悲しすぎる
1998年9月、マリアさんは「歌」ならば多重人格障害に関係なく想いを伝えることができると希望を持ち、ロックバンド「メリーメリーマリー」でシングル曲「アイシアイマショウ」でメジャーデビューします。
▶音源はこちらで聴けます
その後「JUICE THE PUNK」のボーカルとしての活動。
2003年、マリアさんは再婚するのですが、不幸にも再婚相手はDV旦那でした。すぐに別居して離婚調停をしながら、わずか5ヶ月の娘と都内を転々とする生活に・・・。
2004年10月12日
34才のマリアさんはネットで自〇志願者を募って、埼玉県皆野町「美の山公園」の展望台付近の駐車場で自〇してしまいました。
直前に子供を施設に預け、子供へのメッセージを残しています。「ごめんね。お母さんはもう死んじゃうけど、あなたたちを産んで幸せだった」と。
生前マリアさんは取材を受けこんなことを言っていました。
「前向きに生きろと言われるのは苦しい。かといって、後ろ向きだと死んでしまう。なら楽に生きるために、横向きで生きていければいい」「楽しいことがないのに、どうして生きる理由があるの?」
・・悲しすぎます。
■マリアは歌詞になっていた
T-BOLANの名曲「マリア」は、森友嵐士さんが生前のマリアさんに送った曲で、歌詞も素晴らしく、現在も人気があります。
泣かないで僕のマリア
抱きしめる君の肩に
こんなにも悲しく時間が流れて嘘は何ひとつないけれど
君の心の色にじませた罪だけがただ苦い初めて君にふれた時かんじた
運命は瞬間 踏み込んだ情熱はまだ痛い引用:マリアの歌詞から抜粋
▶歌詞が切なすぎる「マリア」の音源はこちら
シングル曲はアップテンポですが、こちらはもともとのアコースティックVerなので歌詞がはっきり聞き取れます。
また、T-BOLANの曲はすべて森友嵐士さんが歌詞を手掛けてますが、結婚から1年後にリリースされた「SHAKE IT」だけは、森下桂人さんが歌詞を書いています。
実はこれ、森下桂人=マリアさんです。
●森友嵐士 現在の子供は何人?
森友嵐士さんはマリアさんとの間に子供が1人、娘がいます。リアさんが施設に預けたのを森友嵐士さんが引き取って育てています。1994年生まれなので現在の年齢は22才くらいでしょうか?看護師の仕事に就いてるそうです。
その後、森友嵐士さんは別の女性と再婚してて、子供1人、息子が生まれていて、2017年現在は子供は2人となります。
●森友嵐士とB’z稲葉浩志は一緒に活動した関係だった
T-BOLANがまだインディーズでライブ活動してる頃、先にB’zでデビューが決まっていた稲葉浩志さんが一緒にライブをしてことがあります。
稲葉浩志さんはライブ経験を積む目的で、20本以上のライブにゲスト出演してビートルズなど洋楽曲カバーを熱唱したそう。B’zが完成する前、T-BOLANがまだ世の中に出る前、すごい組み合わせ。
森友嵐士さんは今でも時々、B’zのライブにいって稲葉浩志さんに会ったり仲良しみたいです。
●森友嵐士 ついにT-BOLAN復活!
T-BOLANがついに復活したわけですが、きっかけはベーシスト上野博文さんの病気でした。
上野博文さんは2015年にくも膜下出血で倒れたのですが、奇跡的に生還。それをきっかけに4人が再集結して、翌2016年12月31日カウントダウンライブで、T-BOLAN全員感極まったそう。
2017年8月16日リリース最新アルバム「T-BOLAN~夏の終わりにBEST~ LOVE SONGS+1&LIFE SONGS」には、新曲「ずっと君を」が収録されています。
「ずっと君を」は、90年代ファンに大人気のラブソング「Lovin’ You」のアンサーソング。森友嵐士さんは、新曲は4人で突っ走った1990年代の続きにしたかったんです。
T-BOLANは、森友嵐士さんが歌えなくなって終わったので、解散ライブもやってません。区切りがついてないバンドです。なのでレコーディングも当時のスタッフを集めて当時に近い音にしたかったそう。
2017年の秋はアコースティックをやります。
9月7日大阪
9月11日名古屋
9月13日東京
9月17日仙台
アコースティックなので、森友嵐士さんの歌声が飾らないむき出しの状態で聴こえます。
50才過ぎて復活するロックバンドってかっこいいですね。
それにしてもT-BOLANは、森友嵐士さんの声の病気や、マリアさんの多重人格、ベーシストのくも膜下出血など、病気にまつわる試練が多い印象です。
この記事へのコメントはありません。