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子供8人がみんな柔道をしているという柔道大家族の谷口家は、父親・谷口隆志さんの考え方と行動力が凄いです。
父親・谷口隆志さんは独自の「TTP練習法」で子供たちに柔道を習わせると、地元ではほぼ敵なしの柔道家になっちゃいました。さらにその後、一度柔道をやめて全員レスリングに転向させると、僅か2年で世界一を達成したというから凄い。
なかでも長女・谷口由夏さんは東京五輪へ期待される選手にまで成長。柔道のため中学から始めたレスンリグは、高校インターハイ後にレスリング部が廃部になるという困難にも見舞われましたが、現在は柔道一本に絞って東京五輪の金メダルへ一直線に邁進中です。
また、谷口家が大家族になったその裏には、母親・谷口史子さんの、10年以上前に起きたショックな出来事による谷口隆志さんに対するある想いがありました。
そんな柔道大家族の谷口家が、4月15日(日)放送「ビフォーアフター」で自宅を改装します。どんな風に変わるか注目です。
目次
●【大家族】柔道の谷口家
4月15日(日)放送「ビフォーアフター」の依頼者は、父親の谷口隆志さん。
柔道大家族の谷口家の子供は、2020東京五輪で金メダルを目指す6姉妹をはじめとする計8人。
両親と子供あわせて10人の大家族なので、、母親は子育て・食事の準備・洗濯にと毎日大忙し。洗濯機3台をフル稼働させても、一日の洗濯回数はなんと8回も。
■【大家族】柔道の谷口家の家族構成
子供は女の子7人、男の子1人の8人兄弟!
■両親
● 父親:谷口隆志(44才)
● 母親:谷口史子(45才)
■子供たち
● 長女:谷口由夏(ゆか18才)
大阪府強化選手選考会Aランク
● 次女:谷口栞夕(まゆう16才)
2018全国高校柔道選手権・大阪府代表
● 三女:谷口由莉(ゆうり14才)
小学6年で中村杯 優勝
● 四女:谷口茉輝(ちまき12才)
大阪府少年柔道大会2連覇
● 五女:谷口睦稀(むつき11才)
● 六女:谷口英里(えり8才)
● 七女:谷口輝夏(ちきか3才)
● 長男:谷口獅宗(ししむね0才)
●【大家族】柔道の谷口家 父親・谷口隆志が凄かった
子供たちに柔道を始めさせたのは、父親の谷口隆志さんです。
谷口隆志さんは初芝富田林高校を経て大阪学院大学に進学。大学時代はプロゴルファー志望で、柔道はやったことがありませんでした。
大学卒業後、大手ゴルフ専門店に就職すると僅か1年で全国No.1の売上を達成!その後保険会社に就職しますが、忙しすぎてエコノミー症候群で倒れました。
会社を辞めるとスポーツジムとファイナンシャルプランナーを両立する会社を共同設立。海外の技術も取り入れてプロ選手向けのトレーニングを手がけました。
■子供たちのジム運営に専念
会社経営をする一方で、子供たちとトレーニングを始めると「子供を世界一にする」と決めて、会社経営から脱退して、自宅をジムに改装して凄い行動力の持ち主。
■学校に通って資格を取得
谷口隆志さんは子供たちが怪我した場合に備えて、大阪ハイテクノロジー専門学校の柔道整復師学科に入学。さらに大阪医療技術学園専門学校の鍼灸師学科にも入学し、国家資格を取得しました。
2つの専門学校で続けて学んだ学生生活はなんと8年間。早朝から夜中までバイトして稼ぎながら通い、金銭的には貧乏すぎてどん底でしたが、家族や周囲の支えがあり乗り越えました。
■子供たちに柔道を習わせた結果・・・
谷口隆志さんは最初、『自分の身は自分で守れるように』ということで子供の柔道を開始。
すると娘たちは地元ではほぼ敵なしの柔道家になっちゃいました。
その後、一度柔道をやめて全員レスリングに転向させると、僅か2年で世界一を達成する快挙。
秘訣は谷口隆志さんの「TTP練習法」。『TTP=徹底的にパクる』で、良いと思ったものは徹底的に取り入れることでオリジナルが生まれ、、全ての競技に通じる基礎体力作りとなってます。
2015年には大阪市平野区の自宅1Fを改装して、五輪選手育成を目的としたジム「たあ坊の運動塾」を開業。自分の子供たちだけでなく、お金がなくてスポーツを諦めてる子供を受け入れたいという想いから他の子供も指導してます。
■接骨院も開業
谷口隆志さんは自宅ジム「たあ坊の運動塾」のほかに、鍼灸接骨院も開業しました。子供たちの体を自分で診るためです。
母校・大阪医療技術学園専門学校の非常勤講師も務め、後輩たちの指導にもあたっています。
■目標は世界一!
谷口隆志さんの目標は
柔道
柔術
グラップリング
レスリング
の4種目で世界一になること!
●【大家族】柔道の谷口家 長女の谷口由夏は注目選手
■谷口由夏プロフィール(画像)
名前:谷口由夏
出身地:大阪
生年月日:1999年5月10日
血液型:A型
年齢:現在18才
長女の谷口由夏さんは4才から柔道をスタート。大阪城ホールで開催された柔道の世界選手権で、斉藤先生に世界一になりたいと直訴し、ミキハウス柔道教室で習い始めました。
中学に入学すると、柔道で成功するために他の競技を取り入れる目的で、レスリングを本格開始。
高校は芦屋学園に進学し、夏のインターハイで準優勝。しかしその後、入部半年でレスリング部が2015年末で廃部になってしまい、レスリングの練習ができなくなってしまいました。
そこで2016年4月に大阪の大正高校に転校し、2016年1月から柔道一本に絞って再開しました。
谷口由夏さんは大阪府強化選手選考会にAランクに選ばれた、2020東京五輪での活躍が期待される選手のひととり。
テレビからも数多く密着取材され、「深イイ話」「ミライモンスター」などに出演歴があります。
2017年5月には「平成の三四郎」こと柔道の金メダリスト古賀稔彦さんに見初められ、指導してもらえるようになりました。
谷口由夏さんは現在、2018年4月から岡山県の環太平洋大学体育学科 女子柔道部に入学。ますます磨きがかかっています。
■目標はまずは金メダル!
谷口由夏さんの目標は
2020東京五輪に柔道で出場して金メダルを獲ること!
さらに
柔術
グラップリング
レスリング
で世界一になり絶対王者の称号を掴むこと!
そして世界一の指導者になり、妹たちを世界一にすることです!
●【大家族】柔道の谷口家が大家族になった理由
母親の谷口史子さんが次女を妊娠した当時、父親の谷口隆志さんが肺の血管が詰まって心肺停止になり、1ヶ月もの間、、生死の境をさまよったことがありました。
その経験から、谷口史子さんは自分が旦那のためにできることとして、子供をたくさん産みたいと思ったのでした。その結果、17年間で8人の子供を出産しました。
谷口由夏さんは尊敬する人は父親と母親だといいます。借金までして子供たちのためにジムを作り学校に通い、大量の洗濯物や家事もこなしてくれるから。
2020東京五輪で金メダルを獲ったら凄い親孝行ですね。
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