フリーアナ逸見政孝さんがんが死因で48才の若さで亡くなり、残された家族は嫁の晴恵さんと息子の太郎さんと娘の愛さんの3人。

半年後には嫁の晴恵さんもがんに侵され、逸見政孝さんが建てた豪邸の借金を返済するため、闘病しながらエッセイと講演を続けました。

豪邸を売れば借金はなくなるとわかっても、豪邸は思い出の詰まった大切な場所だったから、大変でも守ることを決めてのことでした。住所も、嫁の晴恵さんが生まれ育った場所なんです。

その甲斐あって嫁の晴恵さんが死去した2010年には豪邸の借金はほぼ返済。

今回は、嫁の晴恵さんの病気と豪邸への想い、息子の太郎さんの現在、娘の愛さんの現在、豪邸の住所と現在、などに迫ります。
　
　

●逸見政孝　嫁の晴恵（画像）闘病しながら借金返済

テレビで逸見政孝さんの遺品の話をしてて、他界された奥様である逸見晴恵さんを思い出した。
生前に一度少しだけお話しさせていただいていた。
おぼろげなのだが、何か凄く勇気付けられたような記憶がある。
とにかく笑顔が素敵な方でした。 pic.twitter.com/PZw2Vofwon

— コムロトモユキ (@t_komuro) 2016年5月9日

逸見政孝さんの嫁は晴恵さんといいます。

逸見政孝さんが死去後残されたのは
・嫁の晴恵さん（44才）
・息子の太郎さん（21才）
・娘の愛さん（18才）
・豪邸と借金
でした。

■借金5億円
がんが見つかる3か月前に建てた豪邸は12億円の住宅ローン。でも嫁の晴恵さんは専業主婦なので借金を返済するあてがありません。生命保険や預貯金をかき集め7億円払い、残った借金は5億円でした。

嫁の晴恵さんは借金返済のためエッセイや講演活動を開始。全国を飛び回り、年間100本の講演をこなした年もありました。

■嫁もがんに
一方で、旦那の死から半年後1994年6月、人間ドッグで「子宮頸がん」が見つかりました。さらに血液のがん「骨髄異形成症候群」という難病も発症。

2人の子供には病気を伝えましたが、他人に言いませんでした。「借金があっても家を売れば裕福なのに」という批判への意地もありましたし、この豪邸は逸見政孝さんの成功や思い出のものだからです。

その後、がんは早期治療のおかげで年1度の検査で済むようになったものの、がんの再発におびえる日々が続きました。

■死去
旦那の死から17年後
2010年10月21日
嫁の晴恵さんは肺胞蛋白症で死因で死去しました。享年61才。

子供たちに「最後は自宅から送り出されたい…家をよろしくね」と言い残して。

■借金の現在
5億円あった借金は、嫁の晴恵さんが17年かけてほとんど返済しました。あとは子供たちが返済することでしょう。
　
　

●逸見政孝　娘と息子の現在

逸見政孝さんの娘と息子は現在どうしてるのでしょう？

●逸見政孝　豪邸の住所と現在（画像）

逸見政孝の豪邸画像。英国風のこだわり13億円で建てたが、完成後に本人はがんが見つかり4か月しか住むことができず死去した。 pic.twitter.com/JXX1y91GzK

— クロスケ (@kuro_we) 2018年8月8日

逸見政孝さんは家族のために豪邸を建て、1992年10月に完成。しかし住んで3か月後にがんを発症し、1年も住めずに死去しました。

間取りは7KDKで広さ140坪！
人が集まれるようリビング・ダイニング・ミーティングルームが一体となった広いスペース、ガーデンパーティーが出来るこだわりの庭。逸見政孝さんが好きだったオーディオルームと書斎。カーテンや家具や家の中のものは全て夫婦で選びました。

12億円でたてた英国風の豪邸ですが、逸見政孝さんの死後は住宅ローンが借金として残りました。

嫁の晴恵さんは、豪邸を売ってしまうと旦那が借金を残して死んだとが世間に知られ、その名をけがしてしまうし、思い出が詰まったこの豪邸を売らないと決めました。

■豪邸の住所は？

住所は、世田谷区奥沢です。嫁の晴恵さんが生まれ育った場所に建てたのです。苦労をかけた罪滅ぼしの意味があったのかも。

■豪邸の現在は？

現在は嫁の晴恵さんが亡くなり、息子と娘が住んで豪邸を守ってると思われます。

これだけ大きいと維持費も馬鹿にならず、固定資産税だけで20年で8000万円以上したとか。

現在でも年間の維持費が200万円もするといいます。