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女優の川島なお美さんは2009年に旦那でパティシエの鎧塚俊彦さんと結婚しましたが、2013年夏に胆管ガン発覚。壮絶な闘病生活のすえガン発覚から2年後に死去しました。
川島なお美さんの最期の様子は、旦那の鎧塚俊彦さんが明かしていますが涙なしには語れません。最期の様子はいつまでも女優であり、旦那を愛していました。
そんな川島なお美さんの胆管ガンは、ワイン飲み過ぎが原因だったともいわれますが本当でしょうか
ワイン好きの川島なお美さんは1日3食ワインを飲むほどでしたが、ワイン飲み過ぎが原因で胆管ガンになったのでしょうか
目次
●川島なお美の闘病生活が壮絶!ガン発覚と再発、腹水でも舞台に立った女優魂!
■がん発覚
川島なお美さんは2013年夏腫瘍が見つかり肝内胆管がん発覚。
2014年1月に都内の大学病院のVIP室に極秘入院し、約12時間にわたる大手術を受けました。
肝内胆管がんとは肝臓がんの一種で、肝臓で作られた胆汁を十二指腸に運ぶ胆管にがん細胞が発生したもの。進行するまで症状が出ないので早期発見が難しいガンです。
■がん再発
2014年7月、夫婦で行ったゴルフの帰り道、恐れていたガン再発の連絡を受けます。
しかも医師からもって1年と余命宣告され、抗がん剤治療をしてもガンの進行は止められず余命も変わらないという最悪の事態。それなら副作用に耐えて抗がん剤治療を行う意味はありません。
また、川島なお美さんにとって女優として光り輝いて生きるということが「生きる」という意味だったので、抗がん剤治療は行わないと決めました。
その後も川島なお美さんは絶対にガンは治ると信じで、それまで以上にがんについて学び、あらゆる民間療法(免疫療法、漢方、マイクロ波治療など)を実践していきました。
■1月 愛犬の死でショック
そんななか年が明けて2015年1月9日早朝、愛犬ダックスフントのシナモンが15才で死去。
死因は奇妙な偶然ですが肝臓にできた腫瘍でした。シナモンは食後に川島なお美さんを見つめながら亡くなりました。
火葬の後、川島なお美さんは愛犬の飾り毛・爪・喉仏を小さな香水瓶に入れて肌身離さず持ち歩きました。生娘を公言してましたから、どれほどショックだったか。
■5月に主演ミュージカル
5月には主演ミュージカル開幕を控えていたので、愛犬の死の悲しみを乗り越えて練習に没頭。
公演中、腫瘍熱という高熱で解熱剤と点滴が欠かせない毎日でしたが、舞台を降りようとせず女優魂で演技を続けました。
■6月に腹水
6月になると、ガンの末期症状である腹水が川島なお美さんのお腹に溜まり始め、さすがに「もうアタシ、ダメなのかな…」と弱音をこぼしました。
1日に溜まる腹水の量はなんと5L。抜いても翌日にはまた溜まるから大変です。体重38kgのうち5kgが腹水という壮絶な闘病生活。
■9月 激やせが話題に
9月7日、シャンパンのイベントの夫婦で出席すると、川島なお美さんの激やせ姿が話題に。首筋や肩のラインは骨格が露わになり、体重は30kg台前半ではと推測されました。
小倉キャスター 川島なお美の激やせを心配 http://t.co/8SzzZ4f6aw pic.twitter.com/K9DXaVQoRn
— ふ~ (@fmrakn) 2015年9月8日
川島なお美さんはこんなに激やせしても弱音を吐かず「舞台は精いっぱいやります。成功させます」と女優魂を燃やしました。
9月8日からの新舞台には、腹水を抜いて解熱剤と点滴を打ち、命がけで出演しました。
■やむなく舞台を降板
しかし9月17日の長野公演の開演直前、川島なお美さんは体は動かなくなり、降板が決定。悔しさ涙を流しました。
●川島なお美 最期の様子が切ない
■最期の様子
● 死去の前日
川島なお美さんはたくさんの友人に入院生活の様子と感謝の気持ちをLINEで伝えていました。と同時に、旦那の鎧塚俊彦さんには内緒で、翌月10月16日の旦那のサプライズ誕生日パーティーの招待状も送っていました。
前日の最期には吐血し、旦那の鎧塚俊彦さんに『ごめんね、ごめんね』と言ったのが最期の言葉。
● 死去する最期の様子
「『今日は徹夜だな』なんて言って、『2人でゆっくり過ごそうな』なんて。もうその時意識がなかったんですが、その途端っていう感じですね。看護師さんが走り込んでこられて『奥様の脈が乱れてます』と」
「女房は僕の手をしっかりと握り締めて、体を起こして僕の顔を、目をしっかりと見てですね。最後もうほっと一つなんか魂を吐くように息をしたかと思ったらすっと……でしたね」
「最期は私の手をしっかり握って、頭を上げて、僕の目をしっかり見つめて人生の幕を閉じました。最期まで立派で、最期まで川島なお美のままでした」
「ガーっと頭をはっきりとあげて身を乗り出して力強く握りしめ、ぐっとしっかりとした目で見てハッ!ハッ!って。言葉は出なかったが本当にそれが最後でした」
9月24日19時55分死去・・・享年54才でした。
●川島なお美 胆管がんはワイン飲み過ぎが原因?
川島なお美さんは「私の血はワインでできている」と名言と残し、1日3食ワインを飲んだほど無類のワイン好きでした。
1999年に「日本ソムリエ協会」ワインエキスパートの資格を取得し、2001年にはその名誉ソムリエに就任した、まさに日本のワイン好き代表のような女性でした。
しかし一方で胆管がんはアルコールを分解する肝臓のガンですから、胆管がんはワイン飲み過ぎが原因ではないか?と思う人も多いです。
■胆管ガンの原因
肝内胆管がんとは肝臓がんの一種で、肝臓で作られた胆汁を十二指腸に運ぶ胆管にがん細胞が発生したもの。進行するまで症状が出ないので早期発見が難しいガンです。
胆管がんは日本のガン患者のなかで男性では2%・女性では3%と少なめですが、男女ともに死亡率が80%でとても高いです。
■飲酒が原因?
胆管がんのリスク因子には、寄生虫、胆管のう胞、結石、胆管炎があります。
肝炎、肝硬変、肥満、糖尿病、アルコール、タバコも発ガンを促進するとも思われます。
飲酒が原因の可能性があっても、はっきりした因果関係は証明されていません。
胆管の病気を患ってる人が、飲酒をすると、飲酒していない場合よりも胆管ガンになりやすいという研究結果がありますが、単純に飲酒が原因でガンになったとは言い切れないそうです。それに、飲酒する人はタバコを吸う喫煙者が多い場合もあって、タバコがガンの原因で、アルコールは無関係かもしれないからです。
飲酒が習慣の人は、肝臓が慢性的に炎症を起こすので、川島なお美さんのようばワインの飲み過ぎは胆管がんの原因とはいえなくても、大きな影響があるとはいえます。
■体型を保つダイエットも原因?
「人に見られる仕事をしている私の場合は、健康体重(=身長マイナス110)のさらに約5~10%減が、見た目も麗しい美容体重」(身長158cm・体重41~42kg)
川島なお美さんはこう公言して体型を保つダイエットをしていました。
もしダイエットのやり方に問題があり、たんぱく質・炭水化物・脂質の三大栄養素をバランスよく摂らないでいると、肝臓に必要以上に中性脂肪がたまってしまい、脂肪肝になる場合があります。
脂肪肝になると、肝硬変、肝臓ガン、胆管ガンになってしまう場合があるので、ダイエットが胆管ガンの原因のひとつになった可能性もあります。
■胆管ガンはワイン飲み過ぎが原因?
川島なお美さんの胆管ガンはワイン飲み過ぎが原因かどうかは、はっきりはわかりません。
しかし可能性として、ワイン飲み過ぎとダイエットがあげられるようです。
●川島なお美の名言
最後に、ワイン好き女優・川島なお美さんの名言をいくつか紹介します。
● 1997年7月
ドラマ「失楽園」の濃厚ラブシーンの撮影
「前回のシャワーシーンでは体が濡れましたけど、今回は心が濡れました」
● 1998年2月「おしゃれカンケイ」にて
「私の体はワインでできているの。私の血も肉もワイン」
「私の血管の中は、カベルネ・ソービニヨンよ」
「事故で大量出血したら、輸血はボルドーワインですね」
● 2004年6月 犬用ブランドの発表会で愛犬の出産について
「私も腹帯巻いちゃいました。私が巻いてどうすんだって」
● 2007年11月 婚約会見で今の心境を
「バラ色のロゼ」
● 2009年6月 結婚式で
「私というワインが、彼という器の中で熟成できれば」
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