_
伝説のパリコレモデル山口小夜子さんは晩年に孤独死しているので、生前のウォーキング動画をテレビで見る機会も少ないです。
山口小夜子さんのウォーキング動画を見ると妖艶でまさに「東洋の神秘」を体現してオーラがスゴイ。
日本でその存在を知らしめた資生堂ポスターは、写真家の横須賀功光さんとの美の探求の結果でした。
目次
●山口小夜子 パリコレモデルのウォーキング動画
イッセイミヤケさんの1995-96年秋冬シーズンのパリコレに出演した、山口小夜子さんのウォーキング動画です。
「東洋の神秘」と呼ぶにふさわしい妖艶な山口小夜子の世界観が表現されてると思います。
外国人モデルの中にいても見劣りしないウォーキングですね。
資生堂CMでは、和服でのウォーキング動画がありました。
和服だと一段と日本人らしさが出てキレイです。歩く日本の美!
●山口小夜子 資生堂CMモデルの動画・ポスター画像
ジャンポール・ゴルチエ、イヴ・サンローラン、山本寛斎、高田賢三など、超有名一流デザイナーたちに愛された山口小夜子さんは、日本国内で大手化粧品会社『資生堂』と12年間、専属契約を結んでいました。
当時の『資生堂』CM動画を見ると、美の最先端を行くイメージでCMがオシャレですね。
『資生堂』の『シフォネット』のポスターは、山口小夜子さんの神秘的な姿が注目を集め人気に。日本人らしい黒髪おかっぱスタイルで、ハーフモデル全盛だった日本のモデル業界を変えました。
血まなこなって探してた!ようやくシフォネットのパウダー手に入れた!儚くて甘い匂いする。生気なくなる、人形通り越して幽霊フェイスなる。山口小夜子、東洋の魔女。
#シフォネット pic.twitter.com/HyTO5CLoQ9— 駿 (@badendqueen) October 9, 2016
資生堂シフォネットのパッケージと広告を偏愛してる。山口小夜子展に行ってからさらに愛が深まっている。成人式の時、廃盤になったシフォネットのアイシャドウで化粧して貰えたの嬉しかったな pic.twitter.com/oEO4mgUBag
— えぐみ ルネ (@VacsNoir48) November 25, 2015
■1974年資生堂「ベネフィーク」
おはようございます。
1974年の山口小夜子さん
資生堂「ベネフィーク」広告 pic.twitter.com/mof9AJ8YyX
— 昭和元禄 アングラポップ (@BlackXjs) February 27, 2015
■70年代の資生堂ポスター
日本人一のモデル
水原希子でもなく冨永愛でもなく、一番惹かれたモデルさんが山口小夜子
授業で知って綺麗すぎて息飲んだもん
こんな綺麗な人が存在していたんだって思った
70年代に世界のトップモデルに選ばれたんだって pic.twitter.com/V4gmxmXOKQ— チ ャ ノ (@___AllMlNE) May 3, 2019
■80年代の資生堂ポスター
80年代の資生堂ポスター pic.twitter.com/iclgxmO9Ea
— おぢさん (@duuuungo69) May 7, 2019
●山口小夜子 写真家の横須賀功光との関係
写真家の横須賀功光さんは、日本大学芸術学部写真学科在学中に『資生堂』社内報『ハウスオーガン』を手掛けて頭角を現し、大学卒業後はフリーで活躍。
山口小夜子さんや宮沢りえさんなどの資生堂ポスターは反響を呼び、広告写真の金字塔と呼ばれたほど。70代後半以降イッセイミヤケに携わった作品は伝説として残っています。
フランスの『VOGUE』で日本人初のカメラマンとして世界でも活躍しました。
生涯にわたり美の探求に挑み、山口小夜子さんの世界観を支えたのが横須賀功光さんでした。
雨になる前に、麻布 エモン・フォトギャラリー「山口小夜子×横須賀功光 コラボ展」に。
時を超えて大判パネルに舞い降りた女神。艶やかで、妖しくて、美しすぎる…
子供の頃、憧れた美女は山口小夜子さんと峰不二子ちゃん。ギャラリーで童心を蘇らせる私なのでした。
※館内は撮影自由 pic.twitter.com/jgdkxwmgri— 篠たまき (@shinotamaki_) October 11, 2019
明日30日より、山口小夜子×横須賀功光 写真展が、エモン・フォトギャラリーにて開催になります。
今日は小夜子さんが所属していたオフィスマイティーのご厚意に預かり、オープニングレセプションに参加させていただきました。
とても澄んだ空間でした。
ぜひ、足を運んでみてくださいね。 pic.twitter.com/3w0jEc6zrk— 山口小夜子+高木由利子『蒙古斑革命』 (@mokohan_salvage) August 29, 2019
今年の8月30日から10月12日まで、南麻布のエモン・フォトギャラリーで[山口小夜子×横須賀功光 コラボ展]が開催、多くのファンが訪れました。
この記事へのコメントはありません。