Entertainment

おちょやんヒロイン竹井千代のモデルは浪花千栄子!経歴に結婚離婚で引退…子供はいた?

【当サイトのリンクにはアフィリエイト広告が含まれています】

_
スポンサードリンク

 
 
2020後期朝ドラ【おちょやん】で杉咲花さん演じるヒロイン竹井千代(たけい ちよ)の実在モデルは女優の浪花千栄子(なにわ ちえこ)さんです。

浪花千栄子さんは経歴を見ると、若い頃に結婚するも離婚が原因で女優引退してます。しかも離婚の原因が旦那の浮気でした。

その後「大阪のお母さん」と呼ばれた浪花千栄子さんですが、子供はいたのでしょうか。

昭和の激動の時代に生きた大阪喜劇のヒロインの、出身地・実家、子供時代、結婚と離婚、子供など、経歴を振り返ってみます。

●2020後期朝ドラ【おちょやん】竹井千代のモデルは浪花千栄子

View this post on Instagram

A post shared by ♡ゆず♡ (@yuzuhananeco)

まず【おちょやん】で杉咲花さん演じるヒロイン竹井千代の人物紹介がこちら。

大阪の南河内の貧しい家に生まれ、幼いころに母を亡くした。

父と弟の三人暮らしで、小学校にも満足に通えなかったが、口が達者で機転がきく少女だった。

9歳のとき、女中奉公に出された道頓堀で、芝居の世界に出会い、いっぺんにその魅力にとりつかれる。

「女優さんになりたい!」そんな思いは日に日に増すばかりだった。

千代はついに奉公先を飛び出して京都へ向かい、女優の道へ飛び込んでいく──。

引用:https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/preview.html?i=20970

実在モデル浪花千栄子さんも、実家は大阪の南河内。両親は養鶏場を経営してましたが貧乏で、小学校に通うことができないため文字の読み書きができず。

8才のとき『道頓堀の仕出し弁当屋』に女中奉公に出されます。道頓堀には道頓堀五座など芝居小屋が多かったことが幸いして、芝居の世界に出会い魅了されます。

女優になりたいが字の読み書きができないので、新聞から独学で読み書きを学びました。

その後、大阪を出て京都で女給として働き、17才のとき知人の紹介で『村田栄子一座』に入り舞台女優に!ついに女優の道を歩み始めたのでした!

そんな浪花千栄子さんの経歴を詳しく紹介します。
 
 

・スポンサードリンク

 
 

●「浪花千栄子でございます」プロフィール(画像)オロナインで有名

名前:浪花 千栄子(なにわ ちえこ)
本名:南口 キクノ(なんこう きくの)
出身地:大阪府南河内郡東板持町(現・富田林市)
生年月日:(明治40年)1907年11月19日
年齢:66才で死去((昭和48年)1973年12月22日)
職業:女優

浪花千栄子さんが生まれた実家は、河内弁(かわちべん)とも呼ばれ大阪で特に毒舌で有名な河内(大阪府南河内郡)にあり、両親は養鶏場を経営していました。

養鶏場といっても実家は貧乏で、今なら考えられないですが小学校に通うことができなかったため字が読めない子供でした。

また、本名と芸名は違いますが、本名のおかげで40代のとき大塚製薬の『オロナイン軟膏』CMに出演し、街中の看板に登場した誰もが知る女優でした。それは本名の読み『なんこうきくの』に因んで『軟膏(なんこう)』のCMに起用されたから・・・ダジャレ?大阪っぽくて面白い。

「浪花千栄子でございます」のセリフから始まる『オロナイン軟膏』CMは人気でした。

●浪花千栄子 子供時代(女中生活=おちょやん)

■道頓堀でおちょやん~京都で女給

浪花千栄子さんは8才のとき『道頓堀の仕出し弁当屋』に女中奉公に出されます。

茶屋や料亭などで働く女中は『おちょぼさん』と呼ばれ、大阪弁で訛ったのが朝ドラタイトルの『おちょやん』です。

字が読めなかった浪花千栄子さんは、弁当者にあった新聞紙の活字を暗記したりして、努力を重ねて独学で字の読み書きを覚えたのでした。

その後、京都で女給として働きました。

●浪花千栄子 若い頃1 舞台から女優に(画像)

■若い頃 舞台

1925年(大正14年)17才のとき浪花千栄子さんは、知人の紹介で『村田栄子一座』に入り、舞台女優になります。

ところが『村田栄子一座』は営業不振が続いたため、『東亜キネマ等持院撮影所』に移籍して、『香住千栄子』の芸名で端役キャストとして出演し続けました。

■若い頃 映画

1926年(大正15年)18才、脚本家・山上伊太郎さんが初めて脚本を書いたチャンバラ映画『帰って来た英雄』の準主役に大抜擢されたのがきっかけで、順調に仕事が回ってくるようになりました。

その後、時代劇スターの市川右太衛門さん、チャンバラ俳優の市川百々之助さんに招かれて映画出演が続きました。10代から当時の映画スターに才能を認められていたということですね。

しかし!給与未払い問題などあって映画界からか引退・・・。
 
 

・スポンサードリンク・

 
 

●浪花千栄子 若い頃2 結婚と旦那、離婚で引退

1929年(昭和4年)21才で『新潮劇』に参加。

1930年(昭和5年)22才、喜劇俳優で劇作家の2代目渋谷天外、曾我廼家十吾たちが旗揚げした『松竹家庭劇』に参加します。

その年に1才年上2代目渋谷天外さんと結婚!同時に劇団の看板女優として活躍します。

旦那の2代目渋谷天外さんは1948年(昭和23年)40才のときに『松竹新喜劇』も旗揚げ。浪花千栄子さんはここでも看板女優。『松竹新喜劇』は伝説の喜劇役者・藤山寛美さんなど輩出します。

■旦那の浮気が原因で離婚、引退

公私ともに幸せだった浪花千栄子さん。

ところが旦那が新人女優・九重京子さん浮気のすえ妊娠させ子供が生まれました。今でいうゲスな旦那でした。

この浮気が原因で離婚!1951年(昭和26年)44才で『松竹新喜劇』を退団し、芸能界から引退。業界では行方不明扱いになります。
 
 

・スポンサードリンク・

 
 

●浪花千栄子 40代後半で大ブレイク

NHK大阪放送局の富久進次郎プロデューサーが、行方不明の浪花千栄子さんを大阪市浪花で探して見つけ、説得します。

説得され1951年(昭和26年)45才でNHKラジオドラマ『アチャコ青春手帖』に出演すると大ヒットし、全国的人気を博してブレイク。大阪弁の魅力が広まるキッカケにもなりました。

『アチャコ青春手帖』とは、花菱アチャコさんと母親役の浪花千栄子さんを主役に、親子の愛情を涙と笑いで描いた娯楽時代喜劇。続編『アチャコほろにが物語 波を枕に』『お父さんはお人好し』も作られた長寿番組で、映画化もされた、吉本興業の初期人気番組でした。

ブレイクの波に乗って映画女優の仕事は続き、溝口健二監督の『祇園囃子』で演じた茶屋の女将役で『ブルーリボン助演女優賞』に輝いてます。

この頃の代表作映画は
●森繁久弥と共演『夫婦善哉』(1955年)、
●黒澤明監督『蜘蛛巣城』(1957年)
●小津安二郎監督『彼岸花』(1958年)
●内田吐夢監督『宮本武蔵』(1961年)
など

世界のクロサワこと黒澤明監督にも高く評価された遅咲き女優でした。

「浪花千栄子でございます」のセリフで『オロナイン軟膏』のCMに出演したのは人気絶頂だったこの頃です。

●おちょやんモデル【浪花千栄子の生涯】晩年

浪花千栄子さんの晩年は、京都嵐山の天龍寺内に『料理旅館 竹生(ちくぶ)』をオープンさせ、養女と愛犬で経営し心を込めて料理をふるまっていました。旅館名『竹生(ちくぶ)』の由来は、貧乏だった子供時代から愛していた『竹』。

1973年(昭和48年)3月65才のとき、故郷・関西の阪神タイガース村山実線選手引退試合で花束贈呈してねぎらいの言葉をおくりました。

1973年12月22日に死去。死因は消化管出血・・・享年66歳でした。死去後、勲四等瑞宝章を受章しています。

『料理旅館 竹生(ちくぶ)』はもうありませんが、京都嵐山天龍寺・塔頭の松厳寺に墓地があります。


 

●浪花千栄子 子供はいた?

浪花千栄子さんは晩年、養女と一緒に『料理旅館 竹生(ちくぶ)』を営んでいることから、子供はいなかったと思われます。

●まとめ

 
朝ドラ『おちょやん』ヒロイン竹井千代の実在モデル、「浪花千栄子でございます」のオロナイン軟膏のCM看板で有名な、女優・浪花千栄子さんの生涯について紹介しました。

貧乏で字も読めないなか女中=おちょやんになり、10代後半で映画スターに才能を認められたと思ったら給料未払い。劇団に入って結婚したら、旦那が浮気相手を妊娠させて子供を産んだのが原因が離婚・・・かなり苦労した生涯です。

子供はいなかったようですが、晩年になってやっと平穏な暮らしを手に入れた印象です。
 
 

関連記事

  1. 大和田美帆の旦那は相澤で証券マン?子供はカタカナの名前?
  2. 本仮屋リイナの結婚相手、旦那は民放キー局社員…年収おいくら。馴れ…
  3. 渋野日向子のお菓子【タラタラしてんじゃねーよ】の通販は?父母両親…
  4. 【マチ工場のオンナ】原作読んで最終回ネタバレ。実話の結末は「勇気…
  5. 【借りぐらしのアリエッティ】声優一覧と翔のその後…あらすじ続きは…
  6. 【ハゲタカ】ドラマ原作小説読んで最終回ネタバレ。あらすじの結末は…
  7. スキャンダルの大和里菜は現在、高橋祐也と不倫&DV!契約終了した…
  8. 【因縁】小倉由美の現在は天ぷら屋天富久!北斗晶の首を折った30年…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP