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アニメ映画「君の名は。」の新海誠さん原作小説を読んで結末のネタバレを紹介します。
男女の入れ替わり、巫女、彗星、時間軸、命の救済など、見どころ満載。コミカルなスタートからシリアスに変わっていく展開は圧巻です。
原作小説を読んで結末のネタバレを紹介するので、アニメ映画「君の名は。」を見れなかったひとや、映画館で見るほど興味はないけど結末は知っておきたい人は参考になればと思います。
アニメ映画「君の名は。」は、新海誠さんによるSF恋愛アニメです。
美しい彗星がポイントになっていますが、まさかの展開には驚きました。
その色彩の美しさと言葉の繊細さから紡ぎ出される世界観は「新海ワールド」と呼ばれ、幅広い人々に受け入れられています。
「君の名は。」は、単なるSF恋愛ものではなく、まさに命をかけた恋愛が描かれています。
目次
● 映画「君の名は。」登場人物&キャスト声優
■東京 ・男子高校生:立花 瀧★(俳優・神木 隆之介(23才)) バイト先のイタリアンレストランの奥寺先輩にひそかに恋。 建築・美術に興味がある。 ・女子大生:奥寺 ミキ(女優・長澤 まさみ(29才)) 美人でお洒落な、瀧のバイト先の先輩。 男子たちの憧れの的。 ・瀧の友人:藤井 司(声優・島崎 信長(27才)) クールに見えて実は世話好き。 建築に興味あり。 ・瀧の友人:高木 真太(声優・石川 界人(22才)) 大柄な体格とサッパリした性格。 放課後は瀧・司とカフェ巡り。 |
■宮水家(神社の家系) 父は町長で家を出てる。母は故人。 ・女子高校生:宮水 三葉★(女優・上白石 萌音(18才)) 神社の風習や選挙運動にウンザリし、東京に憧れる。 ・三葉の祖母:宮水 一葉(女優・市原 悦子(80才)) 神主。父が家を出たあとは娘2人を女手ひとつで育てた。 ・三葉の妹:宮水 四葉(子役・谷 花音(12才)) イマドキ小学4年生。 家業の神社も手伝うしっかり者。 ■三葉の同級生たち |
声優には、主に俳優・女優さんが起用されていますね。
● 映画「君の名は。」あらすじと予告動画
千年ぶりとなる彗星の来訪を1ヵ月後に控えた日本。
山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉(みつば)は憂鬱な毎日を過ごしていた。
町長である父の選挙運動に、家系の神社の古き風習。
小さく狭い町で、周囲の目が余計に気になる年頃だけに、都会への憧れを強くするばかり。
「来世は東京のイケメン男子にしてくださーい!!!」そんなある日、自分が男の子になる夢を見る。
見覚えのない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。
念願だった都会での生活を思いっきり満喫する三葉。一方、東京で暮らす男子高校生、瀧(たき)も、奇妙な夢を見た。
行ったこともない山奥の町で、自分が女子高校生になっているのだ。繰り返される不思議な夢。そして、明らかに抜け落ちている、記憶と時間。
2人は気付く。
「私/俺たち、入れ替わっている!?」いく度も入れ替わる身体とその生活に戸惑いながらも、現実を少しずつ受け止める瀧と三葉。
残されたお互いのメモを通して、時にケンカし、時に相手に人生を楽しみながら、状況を乗り切っていく。
しかし、気持ちが打ち解けてきた矢先、突然入れ替わりが途切れてしまう。
入れ替わりながら、同時に自分たちが特別に繋がっていたことに気付いた瀧は、三葉に会いに行こうと決心する。「まだ、会ったことのない君を、これから俺は探しに行く。」
辿り付いた先には、意外な真実が待ち受けていた・・・。出会うことのない2人の出逢い。
運命の歯車が、いま動き出す。
引用:http://www.kiminona.com/index.html
● 映画「君の名は。」原作小説読んで結末ネタバレ!ラストは・・・
映画「君の名は。」、新海誠さんの原作小説を読んだので、結末をネタバレします。
ラストは感動です。
あらすじの続きの、結末までの流れはこうです。
■1. 瀧が三葉に会いに飛騨(岐阜県)へ
↓
■2. 3年前に彗星が落ちて三葉は死んでいた
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■3. 名前のわからぬ彼女に会いに祭壇へ
↓
■4. 彗星が落ちる日
↓
■5. 三葉は3年前に瀧に会っていた
↓
■6. 結末ネタバレ。現在で瀧と三葉が再会するラスト
瀧は三葉に会いに飛騨(岐阜県)へ行ったのですが、3年前に彗星が落ちて三葉は死んでいたのです。
瀧は3年前の三葉と入れ替わりしてたと判明。
入れ替わりが始まったのは、3年前・彗星が落ちる1ヶ月前から。
1200年に一度訪れる彗星の災害から命を救うための巫女の能力でした。
瀧は三葉と入れ替わり、町を救おうと奮闘し、最終的に三葉が父・町長を説得して災害から町民を救います。
しかしそれを最後にお互い、名前を忘れてしまう。
それから5年以上たち、ラストは東京で再会するという結末。
▼詳細はここからです。
■1. 瀧が三葉に会いに飛騨(岐阜県)へ
瀧は1人で飛騨に出かけようとしたが、親へアリバイを頼んだ司が奥寺先輩を連れてついてきてしまった。
瀧は三葉との繋がりが突然途絶えたことが気になっていた。
手がかりはスケッチブックに書いた町の風景だけ。
瀧は最初は自信があったが、実際始めると手ごたえがなく、苦戦。
しかし立ち寄ったラーメン屋でおばちゃんが「昔のイトモリやろ?」と気づいてくれた。
糸守町だと判明したのはよかった。
しかしその町は彗星の破片によって、破壊され湖に飲み込まれていた。
3年前に何百人も死んだ災害の町。
瀧はあわててスマフォを取り出し、三葉が残した日記メモを見たが、その瞬間、文字がひとつずつ消えていった。
■2. 3年前に彗星が落ちて三葉は死んでいた
3年前の10月。
1200周期で公転するティアマト彗星が、月よりも近く地球に最接近し、美しく夜空にたなびいた。
世界は祝祭ムードだった。
しかし彗星の片割れが隕石となって、秋祭りで賑わっていた糸守町に落下した。
息を苦しくなる瀧。
奥寺先輩と司は、犠牲者名簿を瀧に手渡す。そこにはなんとテッシー・サヤちゃん・宮水一家の名前があった。
旅館にて。
瀧は、糸守町の記事をいくら読んでも頭に入らなくなっていた。
すべて夢だったのだろうか・・・。
瀧は、三葉の名前も思い出せなくなっていた。
手首には三葉からもらった組紐がついているが、それが何なのかもわからない。
■3. 名前のわからぬ彼女に会いに祭壇へ
酒を奉納したあの場所「祭壇」に行けば彼女に会えるかもしれない。
瀧は1人で行くことにした。
「まだ、会ったことのない君を、これから俺は探しに行く」
ヒッチハイクをして山に行き、山の頂上まで歩き、カルデラのくぼ地とご神体の巨木を見つけた。
祭壇には、三葉を体で瀧が運んだ酒があった。
もう一度入れ替わることを願い、酒を飲む瀧。
瀧は、三葉の母が亡くなり、父が出ていくときの記憶を見ていた。
そして、彗星が落ちる日の記憶も・・・。
■4. 彗星が落ちる日
次の瞬間、瀧が目を覚ますと、三葉と入れ替わっていた。
瀧は泣いて三葉の体を抱き、四葉とばあちゃんも抱きしめる。
ばあちゃんは三葉が瀧であることに気づく。
ばあちゃんも昔、入れ替わりを体験したというが、記録はすっかり消えてしまったという。
この日は、彗星が落ちる日だった。
「入れ替わり」は1200年に一度訪れる災いを回避をするため、宮水家が代々受け継いだ巫女の役割なのかもしれない。
瀧(三葉の体)は彗星が落ちてみんな死ぬと、ばあちゃんに警告するが信じてもらえない。
学校でも話すがサヤちゃんは信じない。しかしオカルトマニアのテッシーは信じた!
瀧(三葉の体)とテッシーは避難計画を立てた。
無線ジャックして学校の放送室から避難命令を出すのだ。
瀧(三葉の体)は町長である父に彗星のことを話すが信じてもらえない。
■5. 三葉は3年前に瀧に会っていた
三葉(瀧の体)は、祭壇の前で目覚めた。
昨日は秋祭りで、彗星がきれいで、彗星がふたつに割れて片方が自分たちのほうに向かって降ってきていた。
斜面を登って糸守湖を見ると、恐怖で震えてきた。
そうだ、糸守町は彗星が落ちてなくなってしまったのだ。
あの日、自分は彗星災害で死んでいた。
瀧(三葉の体)は、三葉(瀧の体)に会うため自転車で爆走する。
三葉は、実は昨日、東京に行った。
会ってどうするかは決めてないが、デートする瀧と奥寺先輩に会いに行くためだ。
しかし東京の街を歩きづづけるが出会えない。
駅のホームで息を飲んだその時、電車の窓に瀧がいた。
慌てて電車に乗り込み、1人の少年の前で立ち止まった。3年前の瀧だった。
なぜなら、三葉が生きている時間は3年前だから。
三葉は「瀧くん」と声をかけるが、突然名前を呼ばれ中学生の瀧は驚く。
三葉は「覚えてない?」と言うが瀧はわからない。
人混みに押されながら彼女は、髪を結った組紐をほどいて瀧に差出し「名前は三葉!」と叫んでいた。
瀧はいま、3年前に三葉が自分に会いにきたことを知った。
■6. 結末ネタバレ。現在で瀧と三葉が再会するラスト
「三葉ー!」瀧は叫ぶ。
「瀧くーん!」と三葉も叫ぶ。
山の頂上に行くと声は聞こえるが姿が見えない。
しかし次の瞬間、夕日のカタワレ時が訪れ、2人はお互い自分の体で出会うことができた。
三葉の目に涙が浮かぶ。
2人はとりとめもないことを言い合い笑い合う。
瀧は、今夜彗星が町に落ちてみんなが死んでしまうことを三葉に説明し、町を救いに来たことを話す。
もうすぐカタワレ時が終わる。
お互いの名前を忘れないよう、瀧の名前を三葉の右手に書いた。
今度は三葉が瀧の右手に名前を書こうとしたその時、夜が訪れカタワレ時が終わり、三葉が消えた。
瀧は三葉の名前を忘れまいと叫んだ。
そしてペンで手に名前を書こうとしたが、名前が出てこない・・・。
■彗星から町を守れ!
三葉は瀧の名前を連呼しながら走る。
三葉とテッシーは含水爆薬を持って変電所に行く。
町が停電したら、学校は非常用電源に切り替わるので避難放送をする作戦だ。
テッシーが含水爆薬を爆発させ、町が真っ暗になった。
さやちんと防災無線を乗っ取り、サイレンを鳴らし、避難命令の放送をした。
糸守高校へ避難するようにと。
それでも避難せずヤジウマがいるので、三葉は町長の力を借りるべく説得しに行った。
同時に、三葉は瀧の名前を思い出せなくなっていた。
一方その頃、瀧は山頂で目覚めるが、どうして自分がここにいるのか、わからなかった。
■5年後 瀧は就活大学生
瀧は大学生で就活中だが、面接がうまくいなかい。
そして名前のわらかない彼女を探すのがクセになっていた。
5年前、高校2年の時に行った糸守町。
彗星の破片が町を直撃したが、偶然行った避難訓練中のことだったので、町は破壊されたが住民は無事だった。
瀧はなぜか町のスケッチ画も描いていた。
12月。
瀧がカフェ就活スケジュールをチェックしていると偶然聞いたカップルの会話に反応する。
「それよりテッシーさあ、式までにヒゲ剃ってよね」
瀧はそのあと図書館に行き「消えた糸守町」の写真集を見る。
すると、そこに自分がまるで住んでいたような錯覚があった。
かつて、誰かと何かを決めた、それだけはわかる。
■瀧が就職 三葉に再会「君の名は」
大学を卒業して就職した。
朝、目を覚ますと右手の人差し指に涙がついている。
通勤電車に乗ると、並走する電車に彼女がいた。
名前は知らないけど、彼女だとわかる。
瀧は電車から降りて街を走って彼女を探す。
三葉も同じように彼を探して走っている。
階段の上に彼女がいた。
階段の下に彼がいた。
やっと出会えた喜びで三葉の目には涙があふれる。
2人はせーので声をそろえて言った。
「君の名は」
なんで三葉に「すきだ」って書いたんでしょう。
好きの感情の描写って必要だと思うけど
それに直接繋がるものがなかったというか…
普通に名前書いて 三葉が転んだときにかすれて
見えなくなって結果、名前を思い出せないでも
よかったと思う。
あと奇跡の力でカタワレ時に二人が出会えたって
ところも何か引っ掛かる。
一応御神体がある場所が「あの世」という
一種の時空間転移の入り口だって事を伝えたかったのか、
はたまた瀧君と三葉の組紐と口噛み酒から繋がるムスビ
によって起きた奇跡なのか。
他にも、よく3年間
知らない女の子の組紐を腕に結んでたよな
っていう素朴な疑問点もあるけどな。
何か意見ある人教えて欲しいです。