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「こと座流星群」が2018年4月に出現するので、見える時間帯と方角を調べました。ピークは4月22日(土)夜~23日(日)明け方までが見頃です。
方角や方向はどこを見ても大丈夫なようですが、北東の空に「こと座」があり流星群の放射点となります。長い流れ星を見るには放射点とは反対の方角・方向を見るのがコツ。
2018年の春の夜空を彩る「4月こと座流星群」の観測条件は月明りがないから最高の条件!時間や場所次第で天体ショーを楽しめますね。肉眼でも東京から見えそうです。
東京・大阪・名古屋・北海道・福岡など九州・沖縄など、全国の場所で観測できたら、たくさんの人が願い事もできていいですね。1番見える場所も知りたいです。
もし観測のチャンスを逃してもYoutubeなど動画でライブ中継もあるので安心です。
目次
●【こと座流星群2018.4月】ピークや見ごろ時間はいつ?方角・数は?
【天体観測】4月23日は「こと座流星群」が極大に‼︎
4月23日午前3時にこと座流星群が極大を迎えます。今後数年の中でも今年は観測条件が良いので、山など、光害の少ない場所に出かけてみてはいかが? pic.twitter.com/9nSt1a8WsB
— 気になる宇宙 (@Kininaruutyu) 2018年4月17日
■名前:4月こと座流星群
■ピーク:4月22日(土)夜~23日(日)明け方
■最大の見頃:4月22日(土)27:00
■観測条件:25:30に月が沈んだあと
■方角:全天
■数 :1時間に5~10個くらい
2018年「4月こと座流星群」の見頃は、4月22日(土)25:30に月が沈んでから、23日(日)明け方まで。特に27:00が観測の最大ピーク。月が沈んだあとなら、月明かりの影響を受けずに観測できるので、2018年は最高の条件なんです。
条件が良ければ1時間に10個くらい。明るかったり視界が狭い場所だと5個くらいの予想です。
春の天体ショーを楽しめそう。
■方角はどこでも大丈夫
2018年「4月こと座流星群」観測する方角・方向は、どこを見ても大丈夫。
出現する瞬間を見るなら、放射点こと座のある北東の空です。
でも長い流れ星の軌跡を楽しみたいなら、放射点とは反対の方角・方向を見るのがコツ。
■流星の数
1時間に5~10個程度!見逃さないようにしなければ。
■観測のポイントは広い場所と肉眼!
街明かりが少なく、できるだけ夜空が広く見渡せる場所がポイントです。
双眼鏡や望遠鏡は逆に見える範囲が狭くなってしまうので、肉眼がオススメ!
●【こと座流星群2018.4月】1番見える場所はどこ?観測場所も知りたい
東京・大阪・名古屋・北海道・福岡など九州・沖縄など、全国色々な場所の人達が観測できたらいいですね。
【見逃せない】4月こと座流星群、今週末に活動のピークhttps://t.co/v8FIt8nDVv
23日未明(午前3時)頃がピークと予想されており、22日夜~23日明け方にかけての観測がおすすめ、と記事内では述べている。 pic.twitter.com/a6pazJGaAe
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2018年4月20日
1番見える場所はどこか観測場所も知りたい人のため、関東になりますがオススメ観測場所を紹介します。
■東京など関東の観測場所
●東京都
・夢の島公園
東京都江東区夢の島2-1
・奥多摩湖ダムサイトパーキング
東京都西多摩郡奥多摩町原
●関東
・栃木県:戦場ヶ原
栃木県日光市中宮祠 栃木県日光市中宮祠
・栃木県:八方ヶ原
栃木県の北部、矢板市北部から那須塩原市南部
・栃木県:湯西川温泉の道の駅
日光市西川478-1
・神奈川県:湘南国際村
神奈川県横須賀市湘南国際村一丁目
・神奈川県:ヤビツ峠
神奈川県秦野市蓑毛
・埼玉県:堂平山天文台
埼玉県ときがわ町大字大野1853
・千葉県:東浪見(とらみ)海岸
千葉県長生郡一宮町東浪見
【こと座流星群2018.4月】観測にあたり注意事項
春も本番になり昼間はポカポカしますが、夜はまだ冷えるので防寒対策を忘れないことが大切です。
魔法瓶に温かい飲み物を入れて用意しておいたりするのもオススメです。
●【こと座流星群2018.4月】YouTubeやニコニコ生放送など動画サイトで中継!
自分の住んでる地域で「こと座流星群2018」が見えない場合、家にいながら見ることができる動画中継があります。
ウェザーニュースでは、全国3カ所からの生中継がYouTubeで動画配信されます。ニコニコ生放送、LINE LIVE、Periscope、FRESH!、Facebookライブ動画など色々な動画サイトでも観れるのでありがたい。
配信日時は
2018年4月22日(日)22:00~24:00
また、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」の「星空Ch.」から「流星キャッチャー」に登録すれば、流星の中継動画を3分以内に通知で受け取ることができます。
●こと座流星群とは?(画像)
こういう1時間の星の軌跡の中に、複数の流星をとらえてみたい。
画像は4月22日こと座流星群の夜 pic.twitter.com/XuhAy0yRdJ— 七海ゆう (@nanami_yu) 2016年8月13日
「こと座流星群」は、毎年肉眼で観測できる流星群のひとつで1922年・1945年・1982年に突然観測されました。ただ、中国では2000年も前に記録されています。正式名称は「4月こと座流星群」といいます。
「4月こと座流星群」の母彗星はサッチャー彗星といい、流星群の母彗星の中では一番長い415年の公転周期です。ちなみに「こと座」は夏の星座です。
1時間あたりの流星出現数は、郊外など条件のよい暗い夜空で観測した場合でマックス15~20個くらい。満月など月明かりがあると見える数は5個くらいに減ります。8月のペルセウス座流星群や12月のふたご座流星群と比較すると少ないですね。
■たくさん見える時もある
しかし「4月こと座流星群」は急に活動が活発になって数が多くなる、突発癖のある流星群でもあります。1803年にはアメリカで15分間で167個も出現したなど、1時間に100個以上観測されたた年もありました。
↓参考に、こと座流星群を撮影した動画です。0:14が凄くキレイ。
■天文現象一覧 1月 ▶しぶんぎ座流星群 ※三大流星群 |
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