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真夏の天体ショー「ペルセウス座流星群」が2018年8月もやってきます。観測するにあたり、時間と方角、ピークと見頃を知っておきたいですね。
「ペルセウス座流星群」は三大流星群の1つで、流星の数がたくさん。一番見やすい流星群として人気です。しかも今年2018年8月は観測条件が絶好!天気が良ければ東京など関東・大阪など関西はじめ全国のいろいろな場所で観測できそう。
時間と方角、観測に絶好な場所を知って観測すれば、映画や歌詞のような「星降る夜」になり感動するでしょう。家族、友達、彼氏と、見た事ない人はチャンス!
目次
●「ペルセウス座流星群」とは?
1月「しぶんぎ座流星群」
8月「ペルセウス座流星群」
12月「ふたご座流星群」
という三大流星群のひとつ!
夏の恒例の天体イベントで、年間でも1・2位を争うほどの多い数の流星が見えるので老若男女に人気。色々なツアーやイベントが企画されるほど。
極大ピークが夏休みやお盆休みの時期なので、寒くないし夜更かししやすいので、観測に適してるのも人気の理由。
「ペルセウス座」の名前の由来は、ギリシア神話の英雄ペルセウス。見ると相手を石にする怪物メドゥーサを倒して、アンドロメダ姫を助けて結婚しました。
星座は、α(アルファ)星にミルファク、β(ベータ)星にアルゴルという2つの2等星を持ち、母天体はスイフト・タットル彗星。
お盆休みは
ペルセウス座流星群
見れるみたいですねみなければ!☆🌎🌏🌍 pic.twitter.com/XNzWx4CK1l
— あいり (@aiairiaiai) 2018年8月10日
■そもそも流星群とは
宇宙を漂う小さなちりが、地球の大気に飛び込んで光るのが流星です。夜空を横切る一筋の光!
流星群とは、彗星が放出したたくさんのちりが地球が横切るとき、まとまって出現する現象。毎年決まった時期に観測できます。
●【ペルセウス座流星群2018年8月】時間と方角・方向
ペルセウス座流星群のピークが近づきました。
最も数が多いのは8月13日未明から明け方にかけて。
その前後の夜でも見られます。
時間は21時ごろから明け方まで。
街灯りを避け、空の暗いところほど多く見ることができます。
方角はどちらでも、星が見えているところを広い範囲で眺めましょう。 pic.twitter.com/tD9ZRbxjd9— KAGAYA (@KAGAYA_11949) 2018年8月8日
■名前:ペルセウス座流星群
■出現ピーク:8月13日(月)am10:00頃
■見ごろ:11日(土)夜~14日(火)明け方
■絶好の見ごろ:12日(日)夜~13日(月)明け方
■オススメ時間:21時頃~明け方
■観測条件:絶好(新月直後だから)
■方角:どこでも
■数 :1時間に40~50個
■観測条件が絶好!でも天気が…
2018年のペルセウス座流星群は、8月11月が新月で月明りがないので、天気が良ければ観測条件は絶好!晴れたタイミングで観測できたら最高です。
最近は流星群など天体ショーの日は曇りや雨だったら、天気が悪いタイミングが続いてるので、晴れてほしいです。
■見ごろ日程と時間は?
「ペルセウス座流星群2018.8月」の出現ピークは、8月13日(月)午前10時ごろ=昼間なのでこの時間は観測できません。ピーク前の11日(日)夜~14日(火)明け方が、流星を見るチャンスです。
見ごろ日程は、12日前後3夜= 11日(日)夜~14日(火)明け方です。
中でも絶好の見ごろは、12日(日)夜~13日(月)明け方!
時間は、夜9時頃~見え始め、午前1時半から約3時間、明け方に近づくほど流星の数が増えて見やすくなります。時間の経過とともに流星群が中心点を上げていくから。
■流星の数
2018年は観測条件が絶好なので、暗い場所なら肉眼でも1時間に40個以上!
夜でも空が明るい場所や、視界が開けていない場所だと、肉眼で20個ほど予想。
都市部でも肉眼で5~10個は見えそうです。
■方角・方向
方角はどこでも大丈夫!
「ペルセウス座流星群2018年8月」は、北東の方角にあるペルセウス座のγ(ガンマ)星付近にある放射点は中心に、四方八方あちこちに流れるので、どの方角を見ても観測できます。
■肉眼で見るポイント
流星は夜空のあちこちに出現するので、双眼鏡や望遠鏡より視野が広い肉眼がオススメです。
肉眼で見るポイントは2つ!
● 15分以上見ること(目が慣れるまで時間がかかるから)
● 夜空の広い範囲を見渡す
立って夜空を見上げてると首が疲れるので、レジャーシートを敷いて寝転がって観測するのもオススメです。
電飾がない暗い場所なら、肉眼でも40個以上期待できます!
●【ペルセウス座流星群2018年8月】絶好条件の観測場所はどこ?
【星のシャワー】8月13日はペルセウス座流星群が極大‼︎
三大流星群の1つであるペルセウス座流星群が8月13日に極大を迎える。11日は新月と観測条件がかなり良く「11〜13日」の三夜に観測するのがおすすめ。 pic.twitter.com/y3dNX4Qkxr
— 気になる宇宙 (@Kininaruutyu) 2018年8月6日
周囲が開けて、街明かりの影響が少ない場所なら、観測に絶好条件だといえます。
例えば人里離れた山の上や、街明かりから10kmぐらい離れた場所です。天の川とともにペルセウス座流星群がきれいに見えます。
東京・大阪・名古屋・北海道・福岡など九州・沖縄など、全国色々な場所の人達が観測できたらいいですね。
1番見える場所はどこか観測場所も知りたい人のため、関東になりますが観測に絶好条件な場所を紹介します。
■東京など関東の観測場所
●東京都
・夢の島公園
東京都江東区夢の島2-1
・奥多摩湖ダムサイトパーキング
東京都西多摩郡奥多摩町原
●関東
・栃木県:戦場ヶ原
栃木県日光市中宮祠 栃木県日光市中宮祠
・栃木県:八方ヶ原
栃木県の北部、矢板市北部から那須塩原市南部
・栃木県:湯西川温泉の道の駅
日光市西川478-1
・神奈川県:湘南国際村
神奈川県横須賀市湘南国際村一丁目
・神奈川県:ヤビツ峠
神奈川県秦野市蓑毛
・埼玉県:堂平山天文台
埼玉県ときがわ町大字大野1853
・千葉県:東浪見(とらみ)海岸
千葉県長生郡一宮町東浪見
●【ペルセウス座流星群2018年8月】観測にあたり注意事項
昼間は暑い夏ですが、夜は夜露で体が冷えるので防寒対策を忘れないことが大切です。暑くなったら上着を脱げばすむようにしておくのが良いです。
魔法瓶に温かい飲み物を入れて用意しておいたりするのもオススメです。
■天文現象一覧 1月 ▶しぶんぎ座流星群 ※三大流星群 |
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