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「チアシード」は少しの量で満腹感を得られるので、モデルや女優、セレブたちに人気です。
一般家庭でも美容・ダイエット・健康維持を目的に愛されている注目の健康食品です。
そんなチアシードの食べ方と、水の量について紹介します。
目次
●チアシードとは
「チアシード」とは、主にメキシコで栽培されている果実のタネです。
シソ科サルビア属ミントの1種です。
「チアシード」は、古来マヤ民族やアステカ民族の時代に「生きる源」「大切な栄養源」といわれ、栄養価の高い「強さのタネ」と称えられ、「チアシード」と水さえあれば、生命を維持できるとまでいわれています。
■チアシードの栄養素
「チアシード」には
・食物繊維
・オメガ3脂肪酸
・鉄分
・カルシウム
・マグネシウム
が豊富に含まれています。
なかでも「オメガ3脂肪酸(別名:α-リノレン酸)」の含有量は多いです。
亜鉛・マグネシウムなどのミネラル、18種類のアミノ酸も含まれおり、栄養の宝庫といっても過言ではありません。
■オメガ3脂肪酸(別名:α-リノレン酸)
人の体の中で合成不可能な必須脂肪酸のひとつです。
優れた健康効果があり、エゴマ油やイワシ・サバなど青魚に多く含まれています。
ところが食の欧米化によって最も不足しやすい栄養素でもあり、意識的に摂取する必要があります。
●チアシード 水に浸す時間と量は?
スプーン大さじ1杯(10g)で、1日に必要な栄養素がサポートできます。
栄養価の高いスーパーフードです。
■厚生労働省が推奨する摂取基準を楽々クリア
厚生労働省が推奨するオメガ3脂肪酸の摂取基準は
・男性2.1~2.4g
・女性1.8~2.1g
それに対して
・チアシード2.48g
なので、たったスプーン大さじ1杯(10g)で楽々クリアできる自然界でトップクラスの含有量と誇ります。
■水に浸すと約10分で約10倍に膨らむ!
「チアシード」を水に浸すと、タネの周りにゼリー状の膜が張られて、約10分で約10倍に膨らみます。
約1時間後には、約14倍ものサイズに膨れるから驚きです。
食べてから胃の中で膨らむので、長時間の満腹感を得ることができます。
ダイエットに最適です。
つまり、「チアシード」を水に浸す時間と量は
・時間・・・・・・・・約10分
・チアシードの量・・・スプーン大さじ1杯(10g)
・水の量・・・・・・・スプーン大さじ3~10杯くらい好みで
です。
■ゼリー状の膜は「グルコマンナン」
「チアシード」を水に浸してできるゼリー状の膜は「グルコマンナン」という食物繊維です。
食欲を抑える・コレステロールの吸収を抑える・便秘解消 という嬉しい効果があります。
水に浸すことで食物繊維「グルコマンナン」が出来上がるので、「チアシード」はそのまま食べないで、必ず水に浸すのが良いです。
また、水ではなくお湯に浸すと、美容成分が破壊されるので、常温水もしくは冷水に浸さければいけません。
ちなみに「チアシード」は水に浸した状態で、冷蔵庫で2週間保存できます。
●チアシード 食べ方
■チアシードだけを食べない
「チアシード」オンリー、他のもの食べないという食べ方でダイエットしようというのはオススメできません。
長続きしないので、成功してもその後にリバウンドが待っています。
あくまでもサポートしてくれる健康食品なので、バランスのいい食事を基本にして、「チアシード」を取り入れていくのが良いです。
■チアシードのカロリー
カロリーの高い食事を「チアシード」でなかったことにすることはできません。
「チアシード」自体はカロリーが高いので、ダイエットになるどころか太ります。
チアシードのカロリー
・100gあたりで約530kcal
マックのハンバーガーが260kcalを2個食べたのと同じくらいです。
美味しいからといって食べすぎるとヤバいです。
基本的には1日あたり、スプーン大さじ1杯(10g)が良いです。
■チアシードを料理に活用
「チアシード」は無味無臭ですから、いろいろな料理に加えて食べることが可能です。
水分を吸収すれば10倍以上に膨れ上がり、ゼリー状のトロプチ食感が楽しめます。
水に浸したチアシードを
・ヨーグルトに混ぜる
・クッキーに混ぜる
・パンに混ぜる
・ドリンクに混ぜてタピオカ風に
・スムージーとシェイク
といった食べ方があります。
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