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2017年、今年も花粉症に苦しむ人は多いですが、東京と大阪のスギ・ヒノキ花粉飛散のピークはいつまででしょうか。
「スギ・ヒノキ」の2017年飛散時期ピークや違いなど、また、花粉症のピークだけでなく、花粉の多い日や時間帯、基本的な花粉症対策についても紹介します。
目次
●「2017年の花粉症」2月の春一番で花粉が飛散開始
2017年2月中旬から日本は春の嵐に見舞われ、16日に九州、17日に関東・北陸や四国、20日には東海・近畿、22日には中国地方で春一番が吹き荒れました。
気温が上がり強い南風が吹いたことで、花粉の飛散が一気に本格化したのでした。
●「2017年の花粉症」東京と大阪「スギ・ヒノキ」ピーク予測
スギ花粉のピークが終わると、その次にヒノキ花粉がピークを迎えます。
2017年花粉症 東京のピークはいつまで?
2017年、東京の花粉症のピークは、スギ花粉が3月上旬~中旬、ヒノキ花粉が4月上旬~中旬という予測です。
2017年花粉症 大阪のピークはいつまで?
2017年、大阪の花粉症のピークは、スギ花粉が3月上旬~中旬、ヒノキ花粉が3月下旬~4月中旬という予測です。
花粉ピークと気温の関係
スギ花粉・ヒノキ花粉の飛散がピークがいつまでになるかは、花粉シーズン中の気温と関係があると考えられています。
2017年2~3月の気温は平年並みか高いかですが、花粉のピーク時期を早めるほどではない予測です。
東京・大阪は花粉症が多い?
地方と都市では、東京・大阪など都市のほうが花粉症患者が多く、その理由は車の排気ガスに含まれる微粒子が、花粉症の原因であるIgE抗体の生産を促進するからだといわれています。
●花粉が多い日の特徴
■こういう日は花粉が多い!
花粉症の人にとって辛い、花粉が多い日には特徴があります。それは「晴れて気温が高い日」「乾燥して風が強い日」「雨が降った翌日」といったものです。気温が高い日が2~3日続くと尚更多くなります。
また、午後、雨の降り始め直後にも花粉は多く飛散します。
・晴れて気温が高い日
・乾燥して風が強い日
・雨が降った翌日
+気温が高い日が2~3日続くと尚更
■花粉が多い時間帯もある!
1日のうちで、花粉が多い時間帯というものがあります。それは、午後1~3時、夕方5~7時の2つの時間帯がピークで、次いで夜7~9時も花粉は多いです。
・午後1~3時
・夕方5~7時
・夜7~9時
●花粉症の症状 スギとヒノキの違いは?
■花粉症の症状をおさらい
花粉症には「くしゃみ」「鼻詰まり」「目のかゆみ・充血」という3つの大きな症状があります。花粉症の人には、スギ花粉に反応する人、ヒノキ花粉に反応する人がいますが、症状は同じです。
・くしゃみ
・鼻詰まり
・目のかゆみ・充血
■スギとヒノキの違いは?
スギ花粉とヒノキ花粉の違いは、タンパク質の構造の違いです。人の免疫システムはその違いをに見分けて攻撃します。
ただ、病院での処方は、スギかヒノキかの違いではなく、症状そのものに対して薬が出されるので、違いを気にする必要はないでしょう。
■スギとヒノキ どっちの花粉症か知る方法
自分がスギとヒノキ、どっちの花粉症か知るには、花粉症飛散のピークで過ぎた時に症状が収まることでわかります。
例えば2017年の東京なら、スギ花粉が3月上旬~中旬、ヒノキ花粉が4月上旬~中旬という予測なので、4月になっても花粉症の症状が続くなら、ヒノキ花粉にも反応していると自覚できます。
●花粉症の対策
基本的な花粉症の対策は「外ではマスクほか完全防備」「うがい・手洗い・洗顔」「午後に洗濯物を干さない」「ドア・窓は閉める」「掃除をこまめに行う」といったものあります。
外出するときは、最低限マスクが必要ですが、帽子・メガネ・マフラーで完全防備するとなお良いです。
帰宅後には「うがい・手洗い・洗顔」、家で出来る対策としては、衣類に花粉がつかないように「午後に洗濯物を干さない」、「ドア・窓は閉める」、気付かず侵入している花粉を除去するため「掃除をこまめに行う」のがオススメ対策です。
・外ではマスクほか完全防備
・うがい・手洗い・洗顔
・午後に洗濯物を干さない
・ドア・窓は閉める
・掃除をこまめに行う
●まとめ
2017年も花粉症で大変ですが、対策をこころがけて、辛い時期を乗り切れたらと思います。
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