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ディズニー50作目のアニメ映画「塔の上のラプンツェル」が2017年3月10日(金)金曜ロードショーで地上波初放送されるので、声優まとめとあらすじ、原作名と原作のあらすじも紹介します。
この日はモアナと海の伝説の公開日。最近はフジテレビでもアナ雪が放送され、ディズニー5映画が盛り上がっていますね。
「塔の上のラプンツェル」の原作名は、グリム童話の「ラプンツェル」
ラプンツェルは実はヨーロッパの野菜の名前です。
ディズニー版は、王子との恋愛や冒険の物語ですが、原作はどんなストーリーなのでしょう?結末まであらすじネタバレします。
金曜ロードショーに地上波放送初!ということで、「塔の上のラプンツェル」を楽しみにしている人も多いと思います。
声優まとめとあらすじ、原作名や原作のあらすじを知っておくと、一層楽しめるかもしれません。
目次
●地上波放送初「塔の上のラプンツェル」声優まとめとあらすじ
■声優まとめ
・ラプンツェル 18才(中川翔子 幼少時は諸星すみれ)
・大泥棒:フリン・ライダー 26才(畠中洋)
・魔女:マザーゴーテル(剣幸)
・ラプンツェル 幼少期(諸星すみれ)
・泥棒:スタビントン兄弟(飯島肇)
・フックハンド(岡田誠)
・ビッグノーズ(石原慎一)
・衛兵の警部隊長(佐山陽規)
・ショーティー(多田野曜平)
・ヴラッド(田中英樹)
・グレノ(根本泰彦)
・ウルフ(IKKAN)
・酒場の荒くれ者:フックハンド(岡田誠)
・酒場の荒くれ者:ビッグノーズ(石原慎一)
■「塔の上のラプンツェル」劇中歌
・自由への扉
・お母様はあなたの味方
・誰にでも夢はある
・魔法の花
・輝く未来
■英語のタイトルは全然違った
もともと「Rapunzel」だったのが、「絡まった」という意味の「Tangled」に変更。
前作映画「プリンセスと魔法のキス」が女子だけに人気だったので、男子からも人気が出るようにフリンを強調。
実は「Tangled」は女子の髪に絡まれる男子をイメージしたタイトルです。
●ディズニー「塔の上のラプンツェル」あらすじ
森の奥深く、人目を避けるようにしてたたずむ高い塔。
そこには、金色に輝く“魔法”の髪を持つ少女ラプンツェルが暮らしていました。
(約21メートルもの美しい髪を持つ少女。子どもの頃にさらわれ、森の塔に閉じ込められていた)18年間一度も塔の外に出たことがないラプンツェルは、毎年自分の誕生日になると夜空を舞うたくさんの灯りに、特別な想いを抱き、今年こそは塔を出て、灯りの本当の意味を知りたいと願っていました。
そんな中、突然塔に現れた大泥棒フリンと共に、ついに新しい世界への一歩を踏み出します。
彼とともに機知に富んだアイデアと長い髪とフライパンを駆使して冒険に出ます。
初めての自由、冒険、恋、そして、彼女自身の秘められた真実が解き明かされ…。新しい世界へ踏み出す<勇気>のすばらしさを描いた、記念すべきディズニー長編アニメーション第50作目にふさわしい、美しく感動に満ちた物語。
引用:http://www.disney.co.jp/fc/princess/rapunzel
予告動画:
●グリム童話 原作名「ラプンツェル」原作名はあらすじが違う!結末までネタバレ
ディズニー「塔の上のラプンツェル」の原作名は、グリム童話「ラプンツェル」です。
グリム童話は、200年前にドイツのグリム兄弟が、昔話や民話をまとめた童話集「子供と家庭のための昔話集」を改変していったものです。
「ラプンツェル」とは野菜の名前で、グリム童話が生まれたヨーロッパでは妊婦やダイエットに向いてるそう。
■髪の長い女の子ラプンツェル誕生
あるところに夫婦がいた。
長いこと子供がいない2人でしたが、ついに嫁が妊娠する。
夫婦の家の窓からは、魔女ゴーテルの庭が見えた。
妊娠した嫁は窓の向こうにあるラプンツェル(野菜)が欲しくたまらなくなる。
しかし勝手に取ってはいけないので我慢すると、どんどん痩せこけていった。
旦那が心配になりワケを聞くと
「あの庭のラプンツェルが食べられなければ、きっと私は死んでしまう」
旦那は嫁は愛するあまり、ある夜にラプンツェル(野菜)を盗んで嫁に食べさせた。
嫁はあっという間に食べたが、翌日には3倍の量が食べたくなった。
旦那がもう一度盗みに行くと、魔女ゴーテルに見つかってひどく怒られる。
嫁の命がかかっていると訴えると
「好きなだけラプンツェル(野菜)を摘んでもいい。
代わりに子供が生まれたら私によこせ」と魔女は言った。
嫁が子供を出産すると、魔女は野菜にちなんで「ラプンツェル」と名付けて連れていった。
■塔の上のラプンツェル
ラプンツェルはすくすく育っていった。
しかし彼女が12才になると魔女は、森の中の高い塔の上に幽閉した。
そこには戸口も階段もなく小さな窓があるだけ。
魔女は塔の中に入るときはこう叫んだ
「ラプンツェル、ラプンツェル。お前の髪をたらしておくれ」
するとラプンツェルは21mもある美しい金髪をたらし、魔女をハシゴとして登った。
そんなある日
若い王子が塔の上のラプンツェルに気づいた。
彼女の歌声も聞こえすっかり虜になる。
しかし塔には入口もハシゴもないのでガッカリする。
それでも毎日森へ通っていると、魔女がラプンツェルを呼んで髪をハシゴにする光景を目撃。
次の日の夜
王子は魔女の真似をして
「ラプンツェル、ラプンツェル。お前の髪をたらしておくれ」
と言い、とうとう塔の上に行きラプンツェルと対面。
彼女は驚いたがすぐに王子のことを好きになり、王子は毎日会いにくるようになる。
ただ、魔女には内緒だった。
ある日、ラプンツェルは洋服があわなくなって魔女に相談する。
太ったのではなく、妊娠してお腹が大きくなっていた。
魔女は彼女が王子との密会を隠していたことに気づき、騙されたと激怒する。
そしてラプンツェルの髪をハサミで切って、荒野に追放した。
■ラプンツェルと王子のその後
荒野でラプンツェルはみじめな暮らしをする羽目に。
しばらくすると男児と女児の双子を出産した。
一方、魔女がラプンツェルを追放したあと、何も知らない王子がやってきた。
「ラプンツェル、ラプンツェル。お前の髪をたらしておくれ」
魔女が彼女から切り取った髪をたらすと。王子が登ってきた。
王子は魔女から「ラプンツェルはもういないのだ、この悪党め」とひどく罵倒される。
絶望した王子は塔から飛び降りる。
命は助かったが、両目は抜け落ちて失明してしまう。
悲しみに暮れる王子は草や根を食べながら森をさまよう。
数年後
王子は荒野に辿り着く。
すると聞き覚えのあるラプンツェルの歌声が聞こえてきた。
彼女は子供たちとみじめに暮らしていた。
王子の存在に気づき、2人は抱き合う。
ラプンツェルの涙のしずくが王子の目に入ると、王子は目を取り戻した。
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