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ジブリ映画「崖の上のポニョ」が金曜ロードショーで放送されるので、声優一覧と都市伝説を紹介します。あらすじの結末は津波のあと「死後の世界」が描かれてるとかで怖い・・・。
赤ちゃん登場シーンの意味、リサのセリフなど意味深。しかも可愛いポニョが実は死神で人魚姫という都市伝説も怖い。
「崖の上のポニョ」はデジタル全盛期に宮崎駿監督があえて手書きにこだわりった原点回帰ともいえるアニメ。人魚姫を新しい切り口で描いてますが、一方で都市伝説では死神でもあるという怖い解釈が。あらすじの結末は「死後の世界」というのはどういうことなのでしょう?
声優一覧を見ると、ポニョと、ポニョが恋する5才の宗介は両方とも子役が。ポニョと宗介の家族は所ジョージさんなど芸能人が声優を務めています。
目次
●ジブリ映画「崖の上のポニョ」テレビ放送日
番組名:映画「崖の上のポニョ」
(2008年7月19日公開映画)
放送日:2017年月22日(金)、2019年8月23日(金)
テレビ局:日テレ金曜ロードショー枠
2週連続秋のジブリ企画!
来週は「天空の城ラピュタ」
●ジブリ映画「崖の上のポニョ」声優一覧
「崖の上のポニョ」の声優は、ポニョが子役の奈良柚莉愛ちゃん、ポニョが恋する男の子・宗介役をアニメ声優初挑戦で「千と千尋」が大好きだという子役の土井洋輝くん。
ポニョと宗介それぞれの家族は俳優・女優陣がかためています。
宗介の家族、母リサを女優の山口智子さん、父・耕一を元プロ野球の長嶋一茂さん。
ポニョの母グランマンマーレを女優の天海祐希さん、ポニョの父るフジモトを所ジョージさんが声優担当します。
★「崖の上のポニョ」声優一覧★
● ポニョ(声優:子役の奈良柚莉愛)
真っ赤なさかなの女の子。宗介に出会って人間になりたいと願い、半魚人を経て人間になる。が、人魚姫と同じで真実の愛を得られないと泡になって死んでしまう運命。本名はブリュンヒルデ(北欧神話の死神のような存在)。
● 宗介(声優:子役の土井洋輝)
ゆったりとまっすぐな5才の少年
■宗介の家族(崖の上の一軒家)
● 母:リサ(声優:女優の山口智子)
老人ホーム「ひまわりの家」職員。
● 父:耕一(声優:元プロ野球の長嶋一茂)
内航貨物船「小金井丸」船長
■ポニョの家族
● 母グランマンマーレ(声優:女優の天海祐希)
海なる母。海そのもので女神。
● 父フジモト(声優:タレント所ジョージ)
元人間で今は魔法使い。地上では乾燥防止のため海洋深層水が手放せない。人間だったときは「潜水艦ノーチラス号」乗員だったが、グランマンマーレと出会い恋に落ちた。彼女は神なので普段会えず、ポニョたちの世話をする毎日。
● ポニョのいもうと達(声優:シンガーソングライター矢野顕子)
稚魚の群れ。父フジモト宅内の水球の中で暮らす。
■老人ホーム「ひまわりの家」
車椅子の老人たち
● ヨシエ(声優:奈良岡朋子)
● トキ(声優:吉行和子)
■津波のあと
● 婦人(声優:柊瑠美)
赤ちゃんを抱いた古風な女性。津波のあとポニョと宗介が出会う。
●ジブリ映画「崖の上のポニョ」怖い都市伝説・・・「死後の世界」?
ジブリ映画には様々な怖い都市伝説があります。有名な都市伝説は「となりのトトロ」のトトロは死神で、メイとさつきはラストで影がないから実は死んでいたというもの。ジブリはブログでこの都市伝説を否定してますが。
「崖の上のポニョ」も都市伝説は、みんな死んでいる「死後の世界」を描いてるという、やっぱり怖い都市伝説。
■みんな死んでいる「死後の世界」
津波が町を襲った夜、
宗介の母リサは「今は不思議なことがいっぱい起きているけど、後で理解することができる」と意味深発言。
海では「小金丸」がきらめく船の墓場を発見し「船の墓場ですよ、きっと。あの世の入り口が開いたんだ」とうろたえ、なぜか船のエンジンが停止。
そのあと巨大な女神(グランマンマーレ)が海面を駆け抜けるのを見て「観音様が見えた」と驚くとエンジンがかかり助かります。
夜が明けると町は完全に水没。でも水没した町は、水の中にキレイに残っていて水も濁ってません。水没した「ひまわりの家」では、足が不自由だった老人たちが元気に走り回っています。これは極楽浄土、死後の世界なのでは?という都市伝説。
本当は津波でみんな死んでいて、津波のあととして「死後の世界」を描いたのかも。宮崎駿監督たちも意味深発言してて怖い・・・。
■音楽担当・久石譲さん
「死後の世界、輪廻(りんね)、魂の不滅など哲学的なテーマを投げかけている。でも、子供の目からは、冒険物語の一部として、自然に受け入れられる。この二重構造をどう音楽で表現するか。そこからが大変でした」■プロデューサー鈴木敏夫さん
「これは、もうあの世ですね」■宮崎駿監督
「死は匂うけど、そういうものの中に同時に自分たちが描きたいキラキラしたものもあるから。あんまり生と死っていう言葉を使いたくないですよね」
●ジブリ映画「崖の上のポニョ」怖い都市伝説・・・ポニョは死神で人魚姫がモデル?
他にも「崖の上のポニョ」が怖い要素はあります。特に怖いのは、ポニョは死神で人魚姫がモデルというもの。
■ポニョは死神?
ポニョという名前は宗介がつけた名前で、本名は「ブリュンヒルデ」といいます。
「ブリュンヒルデ」とは、北欧神話に登場する、死者を天上のオーディン神殿へ連れて行く死神のような役割を担うワルキューレたちの長女。しかも「ブリュンヒルデ」は父親オーディンの戒めを破って、人間と恋に落ちます。
たくさんの妹たちがいて、父に背いて人間の宗介に恋するポニョと同じですね。
ポニョは人間になって宗介に会いたい一心で、偶然に魔法のフタを開けて魔法が使えりようになり、津波に乗って宗介に会いにいきます。でも津波でおそらく沢山の人が津波に飲み込まれて死んでいます。死者を天上に連れて行くワルキューレの役割を、まるで無意識に果たしているようです。
■ポニョは人魚姫?
ヨーロッパの童謡「人魚姫」は、海で助けた王子に恋をします。
王子に会いたい一心で人魚姫は、魔女の魔法で声と引き換えに人間に変身。しかも王子の愛を得られなければ泡になって死ぬという条件つき。
人魚姫は王子に会いますが、自分が命の恩人だと王子にアピールできません。結局、王子は人魚姫が運命の人だと気づかないまま、他の姫と結婚。人魚姫は泡になって死んでしまいました。
ポニョの場合も、宗介の真実の愛がなかったら泡になって死んでしまうと父フジモトが言っています。でも両親で話し合った結果、ポニョは人魚姫のように宗介の愛を試されます。
ポニョと宗介が愛を試される場所は、水没した老人ホーム「ひまわり」。ここはきっと「死後の世界」。老人たちはなぜか走れるし、母リサは「リサさんも辛いね」と言われています。試練に失敗したら宗介も「死後の世界」に連れていかれるからでしょう。
■ポニョは死神で人魚姫?
ネタバレになりますが、結果は童謡のようなバッドエンドではなくハッピーエンド。宗介は人間・半魚人・魚、全てのポニョを愛し、世界は救われました。
津波を起こしてみんなを「死後の世界」に連れていったポニョでしたが、宗介の真実の愛を得たおかげで泡にならず、みんなは「死後の世界」から現世に蘇ったようです。
↓ほかにもこんな都市伝説が
■リサのセリフ
津波が町を襲い、リサは「ひまわり」に行く前に宗介に「今は不思議なことがいっぱい起きている けど、後で理解することができる」と意味深発言します。リサはいま何が起こってるか知っていて、こんなことを言ったのかも・・・
■リサの車のナンバー「333」
数字の3は破壊や混乱を示すといわれ、
1が父親 2が母親 3が子供
であることから「333」は子供による破壊・混乱を暗示しているのは?という都市伝説。
■赤ちゃん登場シーン
津波で町が水没したあと、リサを探して船で出かける宗介とポニョ。その途中、赤ちゃんを連れた婦人と出会います。津波のあとの世界が「死後の世界」だとすると、赤ちゃんと婦人は成仏できずさまよう魂かも。
笑わなかった赤ちゃんが、ポニョが顔をくっつけると元気になります。魔法で力を与えたのかもしれません。両親が死んだら赤ちゃんは1人で生きていくしかないから。
赤ちゃんに魔法で力を与えたあと、ポニョは眠くなってしまい、その後さかなに戻ってしまいます。きっと生命エネルギーを赤ちゃんに与えたのでしょう。
■現世とあの世を繋ぐトンネル
母リサを探すため高台のあるトンネルをくぐるとき、ポニョが人間から半魚人、魚に戻ってしまいます。ここはもしかして現世とあの世を繋ぐトンネルいう都市伝説。
●ジブリ映画「崖の上のポニョ」結末までのあらすじ
「崖の上のポニョ」のあらすじは、他のジブリ映画と違って伏線の回収はありません。宮崎駿監督が絵コンテを描きながらインスピレーションで感じたまま製作を進め、スピードと勢いがあります。
■あらすじ
魚の女の子ポニョは、海の女神を母にもち、魔法使いの父に育てられている。ある日、家出をして海岸へやってきたポニョは、空き瓶に頭が挟まっていたところを、保育園児の宗介に助けられる。宗介は魚のポニョが好きになり、ポニョも宗介が好きになる。ところが、娘がいなくなったことに気づいた父により、ポニョは海底に連れ戻されてしまう。
■津波
ポニョの父は、海底にある家の井戸に、”命の水”を蓄えていた。その井戸が一杯になると、忌まわしき人間の時代が終わり、再び海の時代が始まるのだという。ポニョは、宗介に会うために家から逃げ出そうとして、偶然に、その井戸へ海水を注ぎ込んでしまう。すると命の水はポニョの周りに溢れ出し、ポニョは人間の姿へと変わる。強い魔力を得た彼女は激しい嵐を呼び起こし、津波に乗りながら宗介の前に現れて、宗介に飛びついて抱きしめる。宗介は、女の子の正体が魚のポニョであるとすぐに気づいて、彼女が訪れたことを嬉しがる。一方、ポニョの父は、”ポニョが世界に大穴を開けた”と言って、このままでは世界が破滅すると慌て出す。しかし、ポニョの母は、ポニョを人間にしてしまえば良いのだと夫に提案する。古い魔法を使えば、ポニョを人間にして、魔法を失わせることができるのだ。だが、それには宗介の気持ちが揺らがないことが条件だった。さもなくば、ポニョは泡になってしまうという。
■街が水没
嵐が落ちつくと、宗介の母は、彼女が勤めている老人ホームの様子を見に出かけていく。翌朝、ポニョと宗介が母の後を追うと、途中でポニョは眠り出し、魚の姿に戻ってしまう。そこへやってきたポニョの父が、二人を海底に沈んでいる老人ホームまで連れて行くと、そこには宗介の母とポニョの母が待っていた。■結末
ポニョの母は、宗介が心からポニョを好きなことと、ポニョが魔法を捨てても人間になりたいことを確かめて、ポニョを人間にする魔法をかける。ポニョと宗介が陸に戻り、キスをすると、ポニョの姿は5歳の女の子に変わるのだった。引用:wikipedia
予告動画:
都市伝説を知ってから映画を見ると、いろいろ見え方が変わって面白いかも
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