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空前の大ヒット映画「君の名は。」が2018年1月3日にテレ朝で地上波初放送されるので、時系列ネタバレ解説します。
「君の名は。」はとっても面白いのですが、瀧と三葉が入れ替わるだけでややこしいのに、過去と現在も入れ替わりしているので、時系列が複雑で解説がないと混乱します。
地上波初放送を見る前や見ながら、時系列ネタバレ解説があれば「君の名は。」をさらに楽しめるかもしれません。ややこしいのをラストまでスッキリしたいですね。
■【君の名は】時系列ネタバレ解説 彗星
1000年前、飛騨に彗星が落ちて、巨大なクレーターができた。クレーターの真ん中に生えた巨木は宮水神社のご神体となった。
■【君の名は】時系列ネタバレ解説 入れ替わり編
時系列解説:
三葉は2013年の飛騨・糸守町の高校2年生
瀧は2016年の東京の高校2年生。
場所だけでなく時間も超えて入れ替わっています。
■9月2日 最初の入れ替わり
■2013年9月2日飛騨 三葉(心は瀧)
三葉(心は瀧)が服を脱いで鏡を見ると、自分な女の子になっていてびっくり。
学校では
・自分の名前を憶えていない
・自分の机もロッカーも忘れた
・髪はボサボサの寝ぐせで結んでない
・制服のリボンもしてない
・ずっと不機嫌
・まるで記憶喪失
■9月3日 最初の入れ替わりの翌日
■2013年9月3日飛騨 三葉本人
三葉は昨日のことを思い出せない。
三葉が一葉おばあちゃんと妹の四葉から「昨日やばかった」と言われる。
テレビでは1000年に一度のティアマト彗星が10月に地球に最接近するニュース。
夜、宮水神社の豊穣祭。三葉と四葉は巫女装束を着て神楽殿で舞を踊る。そして大嫌いな儀式「口噛み酒」。米を噛んで吐き出して、唾液と混ざった状態で放置して自然発酵させるという日本最古の酒。
■9月5日 入れ替わり2回目
■2013年9月5日東京 瀧(心は三葉)
東京生活1「スカート事件」
司&真太と初めてのカフェに行き感動。
バイト先のカフェで奥寺先輩が嫌な客からスカートを切られ、三葉(瀧の体)が糸で縫ってあげる。
■9月6日 入れ替わり翌日
■2013年9月6日飛騨 三葉(本人)
左手から腕にかけて「お前は誰だ?お前はなんだ?」と書かれていた。
■2016年9月6日東京 瀧(本人)
左手の平に「みつは」と書かれていて、スマホには女子が書いた日記が。
■9月12日 入れ替わり「机蹴り飛ばし事件」
■2013年9月6日飛騨 三葉(心は瀧)
美術の授業中に影口を言うやつらがいたので机を蹴飛ばした。
■9月13日 入れ替わりに気付いた
瀧本人も三葉本人も気付いた。「夢の中で入れ替わってる?」
・瀧くんは東京に住む同い年の高校生
・三葉はド田舎暮らし
・入れ替わりは不定期で週に2~3度
・入れ替わった時の記憶は目覚めるとだんだん不鮮明になる
三葉は「脚を開くな」、瀧「無駄使い禁止」などお互いにルールを作るが、お互いにルールに破る。
一方、ティアマト彗星は数日前から肉眼で見れるようになっていた。
■10月 入れ替わり「口噛み酒をご神体に奉納」
■2013年10月飛騨 三葉(心は瀧)
三葉(心は瀧)は、一葉おばあちゃん・四葉の3人で、山の頂上をえぐるようなクレーターの真ん中にある宮水神社のご神体に「口噛み酒」を奉納する。
「口噛み酒=三葉の半分」
■10月 入れ替わり「三葉が東京の瀧に会いに」
■2013年10月飛騨 三葉(本人)
三葉は突然、東京の瀧に会いに行った。しかし三葉は入れ替わりしている瀧が3年後の2016年の瀧だと知らない。2013年現在、三葉は高校2年生、瀧は中学2年生。
東京の街を歩きづづけるが出会えず、駅のホームで息を飲んだその時、電車の窓に瀧がいた。慌てて電車に乗り込み、中学2年生の瀧の前で立ち止まった。
「瀧くん」と声をかけるが瀧はわからない。人混みに押されながら三葉!は、髪を結った組紐をほどいて瀧に差出し「名前は三葉!」と叫んでいた。
瀧は受け取った組紐を、その日以来、誰からもらったかも忘れたが、時々身に着けるようになった。
■10月 入れ替わりの翌日「瀧が奥寺先輩とデート」「彗星が落ちて三葉が死亡」
■2016年10月東京 瀧(本人)
朝、瀧が目覚めると涙がこぼれている。
スマホに三葉のメモで「東京生活10 明日は奥寺先輩とデート」とあり、奥寺先輩とデートするが会話がかみ合わず、夕食もとらず解散。
三葉のメモには「デートが終わる頃には彗星が見えるね」と書いてあったが彗星など見えない。
その後なぜか入れ替わりはもう2度と起こらなかった。
■2013年10月飛騨 三葉(本人)
瀧が奥寺先輩とデートするのと同じ日、三葉はショートカットに髪を切って秋祭りへ出かけ、サヤさん・テッシーとの3人で草原に彗星を見にいくと、彗星から分かれた隕石が・・・
1200周期で公転するティアマト彗星が、月よりも近く地球に最接近し、美しく夜空にたなびいた。世界は祝祭ムードだった。しかし彗星の片割れが隕石となって、秋祭りで賑わっていた糸守町に落下した。
テッシー・サヤちゃん・宮水一家を含む500人以上が亡くなった。
三葉が死んだから、その後、瀧と三葉の入れ替わりはもう2度と起こらなかった。しかし瀧は三葉が3年前の人物だと気づいていない。
■【君の名は】時系列ネタバレ解説 三葉を救う編
■10月 瀧が三葉に会いに飛騨(岐阜県)へ
■2016年10月 瀧(本人)
瀧は三葉との入れ替わりが途絶えたことが気にかかり、三葉の体を通して見てきた飛騨の景色をスケッチブックに描き、それをヒントに飛騨で三葉を探そうと出かける。
瀧は最初は自信があったが、実際始めると手ごたえがなく、苦戦。しかし立ち寄ったラーメン屋でおばちゃんが「昔のイトモリやろ?」と気づいてくれた。
糸守町だと判明したのはよかった。しかしその町は彗星の破片によって、破壊され湖に飲み込まれていた。
3年前に何百人も死んだ災害の町。瀧はあわててスマフォを取り出し、三葉が残した日記メモを見たが、その瞬間、文字がひとつずつ消えていった。
犠牲者名簿にも三葉の名前があった。
旅館に宿泊する。瀧は糸守町の記事をいくら読んでも頭に入らなくなあり、三葉の名前も思い出せなくなっていた。
■瀧(本人)がご神体へ
■2016年10月 瀧(本人)
「口噛み酒」を奉納したご神体に行けば三葉に会えるかもしれない。
「まだ、会ったことのない君を、これから俺は探しに行く」
瀧はヒッチハイクをして山に行き、山の頂上まで歩き、クレーターのくぼ地とご神体の巨木を見つけた。ご神体の下の社の祭壇には、瀧が三葉の体で運んだ「口噛み酒」があった。もう一度入れ替わることを願い、「口噛み酒」を飲む。
瀧は、三葉の母が亡くなり、父が出ていくときの記憶を見た。そして、彗星が落ちる日の記憶も・・・。
■入れ替わり「彗星が落ちる日」
■2013年10月 彗星が落ちる日 三葉(心は瀧)
次の瞬間は朝。瀧が目を覚ますと、三葉と入れ替わっていた。瀧は泣いて三葉の体を抱き、四葉と一葉ばあちゃんも抱きしめる。
一葉ばあちゃんは三葉が瀧であることに気づく。
一葉ばあちゃんも昔、入れ替わりを体験したというが、記録はすっかり消えてしまったという。
この日は、彗星が落ちる日だった。
「入れ替わり」は1200年に一度訪れる災いを回避をするため、宮水家が代々受け継いだ巫女の役割なのかもしれない。
彗星が落ちてみんな死ぬと、一葉ばあちゃんに警告するが信じてもらえない。
学校でも話すがサヤちゃんは信じない。しかしオカルトマニアのテッシーは信じたのでテッシーと避難計画を立てた。無線ジャックして学校の放送室からサヤちゃんが避難命令を出すのだ。
そして三葉(心は瀧)は町長である父に彗星のことを話すが信じてもらえない。
三葉(心は瀧)は、ご神体のところに三葉がいると感じ、自転車で爆走する。
■入れ替わり「三葉は自分が死んだと気づく」
■2016年10月 瀧(心は三葉)
瀧(心は三葉)は、祭壇の前で目覚めた。昨日は秋祭りで、彗星がきれいで、彗星がふたつに割れて片方が自分たちのほうに向かって降ってきていた。
斜面を登って糸守湖を見ると、恐怖で震えてきた。そうだ、糸守町は彗星が落ちてなくなってしまったのだ。あの日、自分は彗星災害で死んでいたのだ。
■「カタワレ時の2人」
■2013年10月 彗星が落ちる日 三葉(心は瀧)
山頂についた三葉(心は瀧)は「三葉ー!」と叫ぶ。
その声を聞いた瀧(心は三葉)も「瀧くーん!」と叫ぶ。
声は聞こえるが姿が見えない。
しかし次の瞬間、夕日のカタワレ時が訪れ、2人はお互い自分の体で出会うことができた。
三葉の目に涙が浮かぶ。2人はとりとめもないことを言い合い笑い合う。
瀧は、今夜彗星が町に落ちてみんなが死んでしまうことを三葉に説明し、町を救いに来たことを話す。
もうすぐカタワレ時が終わる。
お互いの名前を忘れないよう、瀧の名前を三葉の右手に書いた。
今度は三葉が瀧の右手に名前を書こうとしたその時、夜が訪れカタワレ時が終わり、三葉が消えた。
瀧は三葉の名前を忘れまいと叫んだ。
そしてペンで手に名前を書こうとしたが、名前が出てこない・・・。
■「彗星から町を守れ!」
三葉は瀧の名前を連呼しながら走る。
三葉とテッシーは含水爆薬を持って変電所に行く。町が停電したら、学校は非常用電源に切り替わるので避難放送をする作戦だ。
テッシーが含水爆薬を爆発させ、町が真っ暗になった。サヤちゃんと防災無線を乗っ取り、サイレンを鳴らし、糸守高校への避難命令を放送した。
それでも避難せずヤジウマがいるので、三葉は町長の力を借りるべく説得しに行った。
同時に、三葉は瀧の名前を思い出せなくなっていた。
一方その頃、瀧は山頂で目覚めるが、記憶を失いどうして自分がここにいるのか、わからなかった。
■時系列ネタバレ解説 ラスト「再会」
■5年後 瀧は就活大学生
■2021年東京 瀧(本人)
瀧は大学生で就活中だが、面接がうまくいなかい。
そして名前のわらかない彼女を探すのがクセになっていた。
5年前、高校2年の時に行った糸守町。
彗星の破片が町を直撃したが、偶然行った避難訓練中のことだったので、町は破壊されたが住民は無事だった。
瀧はなぜか町のスケッチ画も描いていた。
12月。
瀧がカフェ就活スケジュールをチェックしていると偶然聞いたカップルの会話に反応する。
「それよりテッシーさあ、式までにヒゲ剃ってよね」
瀧はそのあと図書館に行き「消えた糸守町」の写真集を見る。
すると、そこに自分がまるで住んでいたような錯覚があった。
かつて、誰かと何かを決めた、それだけはわかる。
時系列解説:
テッシーとサヤちゃんが結婚
■瀧が就職 三葉に再会「君の名は」
■2022年~東京 瀧(本人)と三葉(本人)
大学を卒業して就職した。
朝、目を覚ますと右手の人差し指に涙がついている。
通勤電車に乗ると、並走する電車に彼女がいた。
名前は知らないけど、彼女だとわかる。
瀧は電車から降りて街を走って彼女を探す。
三葉も同じように彼を探して走っている。
階段の上に彼女がいた。
階段の下に彼がいた。
やっと出会えた喜びで三葉の目には涙があふれる。
2人はせーので声をそろえて言った。
「君の名は」
時系列解説:
瀧は社会人1年生で22~23才
三葉は25~26才くらいと推測。
結婚したら姉さん女房です。
テッシーとサヤちゃんは結婚。
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