リーアム・ニーソン主演の映画「フライトゲーム」が地上波テレビ初放送されるので、キャストとあらすじ、結末と犯人をネタバレ紹介します。

映画「フライトゲーム」は、航空旅客機内で繰り広げられるノンストップ・サスペンス。航空保安官ビルは謎の犯人から大金を振り込まないと乗客を殺すとメールで脅される。いったい犯人は誰なのか？ハラハラドキドキの展開が魅力。

キャストとあらすじ、結末と犯人をネタバレするので、映画「フライトゲーム」に興味のある人は参考になったら幸いです。
　
　

●映画「フライトゲーム」地上波放送日

地上波放送日：3月17日(土) 21:00～23:10
テレビ局：フジテレビ

●映画「フライトゲーム」キャスト

■航空保安官
● ビル・マークス（リーアム・ニーソン）日本語吹替声優：石塚運昇
● ジャック・ハモンド（アンソン・マウント）
■ビジネスクラスの乗客
● 窓側好きの女性ジェン・サマーズ（ジュリアン・ムーア）日本語吹替声優：日野由利加
● スーツの黒人ザック・ホワイト（ネイト・パーカー）日本語吹替声優：櫻井トオル
● 美女アイリス・マリアン（バー・パリー）
■エコノミークラスの乗客
● アラブ系の医師ファヒム・ナジール（オマー・メトワリー）
● 弁護士チャールズ・ウィーラー（フランク・ディール）日本語吹替声優：桂一雅
● ニューヨーク市警察オースティン・ライリー（コリー・ストール）日本語吹替声優：野沢聡
● ギャング風の黒人トラヴィス・ミッシェル（コーリー・ホーキンズ）
● 教師トム・ボーウェン（スクート・マクネイリー）日本語吹替声優：マンモス西尾
● 少女ベッカ（クイン・マッコルガン）
■乗務員
● 機長デヴィッド・マクミラン（ライナス・ローチ）
● 副操縦士カイル・ライス（ジェイソン・バトラー・ハーナー）日本語吹替声優：半田裕典
● チーフCAナンシー（ミシェル・ドッカリー）日本語吹替声優：鷄冠井美智子
● CAグウェン（ルピタ・ニョンゴ）日本語吹替声優：杉浦慶子
● TSA捜査官マレニック（シェー・ウィガム）日本語吹替声優：山岸治雄

●映画「フライトゲーム」あらすじ

NY発ロンドン行き旅客機の警備のため、客を装って乗り込む航空保安官のビル（リーアム・ニーソン）。真夜中、彼の携帯に「指定の口座に送金しなければ、20分ごとに機内の誰かを殺す」というメールが届く。悪戯か本気か半信半疑でいるうちに、1人目の犠牲者が出てしまう。ビルは乗客を拘束して荷物や携帯を調べるが、何ひとつ手掛かりは見つからない。乗客名簿を調べた保安局は「全員問題ない。お前以外は」とビルを疑う。彼には暗い過去があり、今もある問題を抱えていた。さらに犯人の指定口座がビルの名義だと判明する。2人目、3人目と犯行は繰り返され、機内の疑惑と緊張感が頂点に達するなか、次のタイムリミットが迫る──！

あらすじい引用：http://www.fujitv.co.jp/b_hp/180317premium/index.html
予告動画：

●映画「フライトゲーム」ネタバレ　犯人は？

フライトゲームを見たので結末や犯人をネタバレします。

■ニューヨーク発ロンドン行き

航空保安官ビル・マークスは空港に到着して喫煙所でタバコを吸う。ラジオでは航空保安官はビジネスクラスに乗るだけの楽な仕事だと批判されている。

ビルは一般客を装いニューヨーク発ロンドン行きの便に乗り込む。窓際好きなジェン・サマーズは、スーツ黒人ザック・ホワイトに頼んで窓際の席を交換してもらい、ビルの隣の席になる。

ジェンは離陸が苦手で怯えるビルを安心させたあと、寝た。

■犯人から脅迫メール

ビルのうしろの席ではカップルがいちゃついている。ビルは喫煙禁止のトイレでタバコを吸う。

すると正体不明の乗客の1人から「任務の準備はいいか？」とメールが入る。トイレでの喫煙もバレていた。ビルは乗客たちを見回すが誰が犯人だかわからない。

犯人は保護回線を使って、20分以内に1憶5000万ドルを指定口座に振り込まないと、乗客の1人を殺すと脅してきた。

ビルは同じ航空保安官ハモンドが犯人だと疑うがハモンドは否定。ビルは機長に脅迫の件を伝えるが現在大西洋の真上なのでどこかの空港に着陸することは難しい。

■最初の20分　ハモンド死亡

ビルはチーフCAナンシーとジェンに犯人探しを手伝ってもらう。犯人にメールを送るから携帯を見る乗客がいるか監視カメラでチェックするのだ。

数人にめぼしをつける中、ハモンドが席を立ったのでビルはトイレで問い詰め、もみ合いになった結果、ビルはハモンドを殺してしまう。そしてちょうど20分後のアラームが鳴った。

犯人からは「やっちまったな」とメールが入り、金を振り込まないとまた誰かが死ぬと脅してきて、またアラームを20分設定するよういわれる。

犯人が指定した口座は、機長がTSA運輸保安局に調べてもらった結果、なんとビルの名義だった。また事件は、TSA運輸保安局マレニックが捜査の指揮をとることになり、ビルは機長に銃を預ける。

■2度目の20分　機長が死亡

ハモンドの携帯はトイレの水に水没して壊れてしまったが、ジェンが治してくれた。早速メールをチェックするとハモンドのブリーフケースにコカインを隠していたことが判明。ハモンドは犯人から脅され、それに気づいたビルを殺そうとしたようだ。

ビルはCAナンシーにハモンドの死体を見せ、犯人から罠にハメられハモンドを殺したことを告白。ナンシーはハモンドを信じることに。

ビルは乗客に無作為の検査を始め、乗客たちは不満に思う。それを知った機長はハイジャックの通報をする。

ビルは検査を断る乗客がいると力づくで検査する。ビルが教師トム・ボーウェンを拘束したタイミングで、TSA運輸保安局の捜査官マレニックから電話があり、乗客に問題はなく、問題があるのはお前だけだといわれる。

教師トムは空港の喫煙所でビルに世間話を装い行先を尋ねてきた。そのことを尋問すると、見知らぬ白人男性から100ドルで依頼され、ビルの行先を聞いたという。

アラームが鳴った。するとなんと機長が突然発作を起こして死んだ。アラブ系の医師ファヒムに診断してもらった結果、毒殺かもしれなかったが、副操縦士によるとこの20分間飲み食いはしていなかったという。

■3度目の20分　弁護士が死亡

ビルはTSA運輸保安局マレニックに機長とハモンドの死を伝え、犯人を見つけるために指定口座に1憶5000万ドルを振り込むよう頼むが断られる。

ジェンは黒人ザック・ホワイトと仲良くなり、ザックがスマホのプログラマーだと知る。そこでビルは、ザックが出来るという、サイレントモードを解除するウイルスを画像に添付して送信する作戦に出た。残り時間はあと8分だ。

ビルはビジネスクラスを閉鎖し、エコノミークラスに乗客を移動させる。乗客たちが騒ぎ始めると、ビルはおとなしく言うことを聞けば「1年間旅費を無料にする」と無茶な約束した。

エコノミークラスにいるニューヨーク市警察オースティン・ライリーは、他の乗客たちとともにビルを疑っている。

乗客もCAも両手をあげさせてウイルスを送信。すると誰かの携帯が鳴った。すると弁護士チャールズ・ウィーラーのスーツの内ポケットにある携帯だった。そこでビルが尋問すると否定し、なんと口から泡を吹いて死んでしまった。

■最後の30分が始まる　

ニューヨーク市警察ライリーは、ビルがハイジャック犯で9.11の時と同じように墜落させる気だと考える。

ビルはトイレにコクピットに通じる小さな穴と、毒針を撃った証拠を見つけた。

ビルはトイレに行ったジェンが怪しいと思い問いつめる。しかしジェンは犯人ではなかった、窓際好きな理由は心臓が止まった経験があるので死ぬときは外を眺めたいからだった。

そのころ客室のテレビでは、ビルがハイジャック犯人だとニュースで報じられ、乗客はみな動揺する。マスコミはビルの経歴を暴き、ニューヨーク市警時代に8才の娘をガンで失ったショックで嫁と離婚して仕事もクビになり、現在の航空保安官に転職したので、精神的に不安定であると報じた。

ビルが押収した犯人の携帯はパスワードでロックされていた。ジェンが適当にいじると動き出し、30分のタイマーが作動。どこかに爆弾が仕掛けられてる。

ジェンとビルはビジネスクラスの荷物から爆弾を探し始めるが、ジェンもニュースを見てしまう。

爆弾は、ハモンドのブリーフケースのコカインの中に隠されていた。

ニューヨーク市警察ライリーとギャング風の黒人トラヴィスら乗客たちは、ビルをハイジャック犯人だと信じ、取り押さえようとする。ビルが爆弾の存在を訴えると、教師トムが銃を拾って騒ぎをおさめ、ビルに事実を話させた。

■乗客たちと協力　

事実を知ったニューヨーク市警察ライリーはビルに協力し、ビルは彼に銃を渡す。

ビルは爆発に備え、爆弾を後部ハッチに置き、爆弾付近に荷物を集め、爆弾の被害を最小限に抑える作戦に出る。また、高度8000フィートまで下がれば機体がバラバラになるのも防げる。

外にはイギリス空軍の戦闘機2機が接近。空港まで導くという。ビルは戦闘機の命令に逆らって8000フィートに下がるよう副操縦士に頼む。

爆弾の解除は困難。外に出しても気圧の関係で爆発する。あと11分。

TSA運輸保安局マレニックから、金を口座に振り込んだという連絡が入るが、今さらだ。マレニックはビルが犯人だと思っている。ビルが乗客を引きずり回す動画がネット配信されているからだ。

■結末・犯人ネタバレ　

調べるとドイツ人の少年が携帯で動画を撮ってアップロードしていた。ビルが彼の携帯の動画をチェックすると、教師トムが弁護士のスーツの内ポケットに携帯を忍ばせていたことが判明。

その瞬間、教師トムはニューヨーク市警察ライリーの銃を奪い人質にするが、銃は弾がカラだった。銃は荷物棚にビルが隠していたのだが、ライリーが弾をこめようとすると、別の乗客・スーツの黒人ザック・ホワイトが銃を奪った。なんと犯人は2人だった。

ジェンが席を交換しなければ、スーツの黒人ザック・ホワイトはビルの隣のはずだった。

ビルは教師トムの動機は、国に対する怒りだった。

「9.11で3000人が死んだが、父親もその中にいた。奴らを殺すため入隊したが、戦いの意味がわからなくなり帰国した。しかし国は何も変わっていなかった。」
「『安全』はこの国の最大のウソだ。お前がそのウソの象徴だ」

黒人ザック・ホワイトは、8000フィートに降下したらパラシュートで飛び降りる作戦だ。しかしビルは爆弾を解除しないと撃墜されるぞと話す。黒人ザック・ホワイトは爆弾を解除しようとするが、教師トムが撃って爆弾は解除されなかった。

次の瞬間、副操縦士が降下を始め、機内は揺れに揺れてパニック。

教師トムはビルを撃ち殺そうとするが、8000フィートに到達したところでビルが逆に撃ち殺した。

今度はまだ生きていた黒人ザック・ホワイトとビルが格闘するが、爆弾が爆発して黒人ザック・ホワイトは爆死。

飛行機の後部は爆発したが、飛行機はなんとかアイスランドの緊急着陸に成功した。

マスコミは、ビルは犯人ではなくヒーローだったと訂正した。TSA運輸保安局マレニックもビルを守るため証言すると約束してハッピーエンド！

★以上、映画「フライトゲーム」の結末・犯人ネタバレでした。

犯人は教師トム・黒人ザック・航空保安官ハモンドの3人で、主犯は教師トム。

教師トムの動機は国への怒りですが、黒人ザック・ホワイトの動機はお金。ハモンドもお金のためにコカイン（爆弾入りとはたぶん知らなかった）を運んだ。

誰が犯人なのか最後までわからない、ハラハラドキドキの展開が面白い作品でした。