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ドラマ【明日の約束】原作と最終回ネタバレ。結末は「母親の正体とその後が描かれる」と予想

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井上真央さん主演ドラマ「明日の約束」のキャスト相関図とあらすじ、原作ネタバレから最終回結末を予想します。

「明日の約束」はノンフィクション「モンスターマザー:長野・丸子実業「いじめ自殺事件」を原作ベースとしたオリジナルヒューマン・ミステリー。井上真央さん演じる高校のスクールカウンセラー・藍沢日向が、ある不登校の男子生徒の不可解な死の原因を究明していきます。

原作者の福田ますみさんは事件を取材して本を書きました。井上真央さんの役柄と似てる部分がありますね。

キャスト相関図とあらすじ、原作ネタバレから最終回結末を予想するので、ドラマ「明日の約束」を見れなかったひとや、テレビで見るほど興味はないけど内容は知っておきたい人は参考になればと思います。
 
 

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●ドラマ【明日の約束】放送日


放送日:毎週火曜21:00~21:54
初回放送日:10月17日(火)スタート初回15分拡大
テレビ局:フジテレビ系

制作するカンテレは今年2017年、「嘘の戦争」「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」「僕たちがやりました」と、尖ってて面白いドラマが続いてるので「明日の約束」も期待できます。

●ドラマ【明日の約束】キャスト


主演の井上真央さんは、2年ぶりの連続ドラマ。演じるのは、学校内で「最後に味方になってあげられる大人」として生徒を見守るスクールカウンセラーの藍沢日向。

そんな藍沢日向と対決姿勢を見せるのが、不可解な死を遂げる生徒・圭吾の母親。演じるのは仲間由紀恵さん。見た目は一見ふつうでも実は静かな怖さを持つ、大きな存在感を放ちます。

■相関図とキャスト

引用:https://www.ktv.jp/yakusoku/chart/

■吉岡家

● 母:吉岡 真紀子 39才(仲間由紀恵)
不登校の男子生徒・吉岡 圭吾の母。
● 息子:吉岡 圭吾 16才(遠藤健慎)
 1年B組でバスケ部。不登校の高校生。日向に告白した翌日に謎の死を遂げる。
● 旦那:吉岡正孝 44才(近江谷太郎)
● 娘:吉岡英美里 13才(竹内愛紗)
 母から放任される

■吉岡家の関係者

● 圭吾の幼馴染:白井 香澄 19才(佐久間由衣)
 2年前に高校を中退し現在フリーター。ダンスサークルに所属しながらスーパーでバイト。
● 週刊誌記者:小嶋 修平 33才(青柳翔)
 吉岡 真紀子に協力するジャーナリスト。

■椿が丘高校

● スクールカウンセラー:藍沢 日向 29才(井上真央)
 学校や家庭の問題に悩む生徒の心のケアに生活をささげる。
 過干渉な母親とのいびつな関係に悩んで育ってきた。
● 1年B組担任:霧島 直樹 43才(及川光博)
 自殺した圭吾の担任。
● 校長:轟木博雄 55才(羽場祐一)
 圭吾が自殺して対応に追われる。
● 2年副担任:大宮 奈緒 25才(新川優愛)
 臨時教員。日向を頼りにしてる。
● 2年A組担任:北見 雄二郎 27才(白洲迅)
 正義感が強く日向を応援してる
● 2年学年主任:柏木康介 35才(中林大樹)
● 3年学年主任:宮崎麻子 38才(馬淵英里何)
● 1年B組学級委員長:田所那美 16才(井頭愛海)
● 1年B組生徒:上野由依 16才(夏子)
● 1年B組生徒:渡辺純也 16才(堀家一希)

■圭吾が所属するバスケ部

引用:https://www.ktv.jp/yakusoku/chart/

● 顧問:辻 哲哉 46才(神尾佑)
 長谷部を厳しく指導
● 2年A組:長谷部 大翔 17才(金子大地)
 圭吾をイジメたと疑われる
● 1年B組:沢井 勝 16才(渡邉剣)
 圭吾を心配してる様子
● 2年A組:増田希美香 17才(山口まゆ)
 マネージャー

■日向の毒親
● 日向の母:藍沢 尚子 55才(手塚理美)

 毒親。日向を縛り続ける。旦那と死別してる。

■日向の彼氏
● 日向の彼氏:本庄 和彦 28才(工藤阿須加)

 ブライダル会社勤務のサラリーマン。

●ドラマ【明日の約束】あらすじ・予告動画


主人公の藍沢日向(あいざわ・ひなた)は高校のスクールカウンセラー。
「親でもない、教師でもない、最後の味方になってあげられる大人」として、学校や家庭の問題に悩む生徒の心のケアに生活をささげる。背後にも、誰にも相談できない苦悩・・・”毒親”とも言える過干渉な母親とのいびつな関係に悩んで育ってきた経験があったからだ。

日々、業務に熱心にまい進する日向はある日、ある男子生徒から「ヒナタ先生のことが好です…」と告白される。しかし、その翌日、彼は不可解な死を遂げてしまう。

はたして、誰が彼を死なせたのか…。彼がいなくなった世界では”犯人探し”が始まる。すると、彼が抱えていた”闇”が次から次へと明らかになり、原因究明に動く日向の前に立ちはだかる。学校での陰湿ないじめの疑惑、日向の母親と同じ”毒親”による息子への過干渉、不穏な交友関係…。

また、日向自身の周辺・・・男子生徒の母親からの言いがかり、自らの”毒親”からの抑圧、恋人との心が引き裂かれそうなトラブル、心から離れない男子生徒からの「告白」の記憶といった難題も、彼女を次第に追い込んでいく。

しかし、日向は、持ち前の前向きな性格を武器に、あらゆる問題に向き合っていく。その先に日向が見つけた「生きる上で大切なこと」とは?果たして、そこから日向が導き出した「親子のカタチ」とは?

引用:https://www.ktv.jp/yakusoku/introduction/
予告動画:

 
 

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●ドラマ【明日の約束】原作はある?原作者は誰?


ドラマ「明日の約束」は原作のないオリジナルストーリーとなっていますが、「モンスターマザー:長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い」という本を原作ベースとして制作しています。

原作者はノンフィクション作家の福田ますみさんで他の本は
・でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相
・されど我、処刑を望まず―死刑廃止を訴える被害者の兄
・スターリン~家族の肖像
の3冊があります。

「明日の約束」の原作ベースである「モンスターマザー:長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い」と「でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相」は、両方ともモンスターペアレントを題材にしてます。

原作者の福田ますみさんは立教大学卒のフリーライター。上記の福岡の本で「2007新潮ドキュメント賞」を受賞、長野の本で「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞2016」作品賞を受賞しています。福田ますみさんが取材したおかげで闇が明らかに。

●ドラマ【明日の約束】原作ネタバレから最終回結末予想


「明日の約束」の原作ベースとなっている「でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相」をネタバレを参考に、最終回結末予想します。

■ネタバレ1. 家出

2005年8月30日
裕太君が家出。母親は家出の原因は学校にあると主張し、担任をクビにするよう要求。

その後、駅の防犯ビデオから裕太君が東京に行っていたことが判明。母親は東京でビラを配るから息子の写真をもってこいと担任に要求。担任がやっと写真を集めて持っていくと、母親は遅いから電車に乗り遅れたといい、担任が東京へ行って探せと要求しました。

2005年9月15日
裕太君は上野で保護されましたが、その後不登校になりました。母親は裕太君を精神科に行かせ「うつ病」の診断結果も得たうえで、母親は学校に担任のクビと謝罪を求めました。

2005年9月26日
裕太君は登校を再開し、先生たちに家出の理由を打ち明けました。
「お母さんが怖くて家に帰りたくなかった。遠いところへ行けば、お母さんに見つからないと思った」

■ネタバレ2. 裕太君が自殺

2005年12月6日
丸子実業高校1年生でバレー部員の高山裕太君(当時16才)が、自宅で首を吊ってなくなりました。母親は、駆けつけた学校関係者に謝罪と土下座を強要しました。

母親は、原因は学校になり、イジメを受けていたとマスコミに泣いてアピールしました。マスコミは母親の泣く姿と一緒に大々的に報じました。

1か月後、母親が校長を殺人罪で刑事告訴し、マスコミはセンセーショナルな出来事として大きく報じました。

■ネタバレ3. マスコミのミスリード

学校側はイジメを否定しましたが、マスコミはいじめが原因かのように学校をバッシングする報道をしました。事件を取材した原作者の福田ますみさんは、これは母親とマスコミのミスリードだと指摘してます。

■ネタバレ4. 母親は虐待するモンスターペアレント

学校は以前から、母親の虐待を疑っていて、それは事実でした。

母親は家事と育児をまったくしないで、2人の子供には小学校からいつも同じ服を着せ、お風呂にも入れませんでした。また、日常的に「死ね」と言うなど言葉の暴力も含めて完全に虐待です。

母親は旦那にも暴力をふるっていました。些細なことで腹を立て、暴言とともに殴る蹴るの暴行。なのに「旦那に殺される」と警察に通報して、さらに裕太君に「お父さんはお母さんと喧嘩をすると、殴ったり、蹴ったり、髪の毛を持って引きずり回したり、馬乗りになって首を絞めたりする」と書かせました。

バレー部でイジメがあったと証拠ねつ造するため母親は裕太君に「バレー部の先輩から、かすれ声を物まねされ、からかわれた。何回もされているうちに心が傷ついた」と書かせクラスメイトに配らせました。

母親は毎日、学校関係者や他の生徒の自宅に電話して脅したり、裕太君を装って生徒たちにメールや電話、学校関係者の個人情報を勝手にネットに流出したり、明らかにおかしい行動をとりました。

そういったことがあり、裕太君は心身ともに疲れ切っていました。

そして12月に入り裕太君は「お母さんがやだのでしにます」と遺書を残して死んでしまいました。

■ネタバレ5. 裁判の判決

2006年1月、母親は校長を殺人罪と名誉棄損で刑事告訴。母親はマスコミと弁護士を味方につけたようで、校長は5月13日に書類送検されました。

3月10日、母親は1億3000万円の損害賠償を求める訴訟を起こしました。

しかし10月、学校関係者とその家族、イジメを疑われたバレー部など30人が協力して、母親が言ってることはでっちあげだとして、3000万円の損害賠償訴訟を起こしました。

3年後の2009年3月
裁判所は原因が学校にあったかは疑問として母親の主張を退け、逆に母親は学校関係者らに精神的苦痛を与えたとして34万円の支払いを命じる判決を下しました。

学校側の弁護士による原因はこうです。
「欠席や遅刻など学校離脱傾向がまったくなかった故裕太に対し、登校を禁止し、バレー部への参加の機会を奪い、精神的に追い込み、絶望させたのは母親である。母親の言動が自殺に大きく寄与している」

母親は裕太君を自殺に追いやり、責任をすべて学校になすりつけようとしていたんです。

6月には、校長が損害賠償請求を起こし、新聞に謝罪文を掲載するよう要求。2011年に判決が下り、母親と弁護士に165万円の支払いと謝罪文の掲載が命じられました。

母親に味方した弁護士は、2012年に東京弁護士会から懲戒処分となりました。

■ドラマ最終回の結末ネタバレ予想

ドラマでは圭吾はバレー部ではなくバスケ部ですが、基本的な部分は原作ベースと同じだと予想します。

ミステリーにアレンジされ、スクールカウンセラーからの視点だったり、長馴染みがいたりとドラマ要素は加わってますが、母親が嘘でマスコミをミスリードし、虐待していたという点はきっと同じでしょう。

井上真央さん演じるスクールカウンセラーは、まるで事件を丁寧に取材した福田ますみさんと被ります。

原作ベースである「モンスターマザー:長野・丸子実業「いじめ自殺事件」では、母親がその後どうなったかは描かれていないので、異常者を野放しにしていいのかと心配する声がたくさんあります。

ドラマ最終回では、母親のその後も描かれると期待します。

ドラマ「明日の約束」では、原因究明をしていくなかで、毒親の母親をもつ主人公が、自分なりの「親子のカタチ」を導き出す物語でもあります。最終回ではその答えにたどり着く結末ともなるでしょう。
 
 
 

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