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5月12日「世にも奇妙な物語2018春の特別編」で放送される三浦春馬さん主演ドラマ「明日へのワープ」のキャストとあらすじ、原作読んで結末までネタバレします。
「明日へのワープ」の原作は、小出もと貴さんによる漫画「アイリウム」の第一話。
小林峰雄(三浦春馬)は映画監督だけど芽が出ず、彼女の由紀(佐久間由衣)とも破局しそうで、同級生たちは普通の生活を手にいれ、焦っていた。そんなとき精神科医・宇堂公康(相島一之)から、『錠飲むと明日へのワープできる謎の薬アイリウム』を処方される。人生が思うようにいかない峰雄はアイリウムに希望を託すが・・
キャストとあらすじ、原作読んで結末までネタバレするので、「世にも奇妙な物語2018春の特別編」の「明日へのワープ」を見れなかったひとや、テレビで見るほど興味はないけど内容は知っておきたい人は参考になればと思います。
5月12日「世にも奇妙な物語2018春の特別編」はドラマ4本+短編!
▶「明日へのワープ」
(原作は小出もと貴「アイリウム」)
▶「フォロワー」
▶「少年」
▶「不倫警察」
▶ 短編「城後波駅」
目次
●世にも奇妙な物語2018『明日へのワープ』キャスト
■『明日へのワープ』キャスト
● 小林峰雄(三浦春馬)
映画監督を夢見る青年
● 須藤由紀(佐久間由衣)
女優志望の恋人
● 精神科医の宇堂公康(相島一之)
謎の薬アイリウムを処方する
■ほかキャスト
● (志波景介)
● (鏡島爽利)
● (清水克彦)
● (みろすけ)
いよいよ今週土曜日12日は、
フジテレビ系『世にも奇妙な物語 ’18春の特別編』✨
三浦春馬さん主演「明日へのワープ」
午後9時~11時10分放送です😙https://t.co/2zik3xWt9y#世にも奇妙な物語#フジテレビ#三浦春馬 さん#明日へのワープ#須藤由紀 pic.twitter.com/dKoKNm4XPY— 佐久間由衣スタッフ〈公式〉 (@sakumayui310) 2018年5月6日
地元紙の いちおし番組 に
「明日へのワープ」の記事と
春馬くんのモノクロお写真💕 pic.twitter.com/PO9PfxuE3R— チビマム (@kmkyn_knk) 2018年5月8日
●世にも奇妙な物語2018『明日へのワープ』あらすじ
映画監督を夢見る青年・小林峰雄(三浦春馬)は、バイトしながら自主制作映画を作り続けて早10年、全く芽が出ないまま。同級生たちが皆まともな職に就き、家族を作り、大人になっていく中、惨めな思いをすること必至の友人の結婚式に招待されてしまいます。
かつて一緒に夢見ていた女優志望の恋人・須藤由紀(佐久間由衣)からも愛想を尽かされそうな状況で、焦燥(しょうそう)が憔悴(しょうすい)となり、追い込まれていく峰雄。
眠れぬ日々が続くある日、心療内科で精神科医・宇堂公康(相島一之)から謎の薬“アイリウム”を処方されます。
“アイリウム”とは、1錠服用した途端24時間分の記憶が完全に無くなり、まるで24時間後の未来にワープしたかのような感覚になれる薬。つまり嫌な思いをする出来事の前に飲んでおけば、その事を体験しなかったかのように記憶から消し去ることができてしまいます。
記憶を薬でコントロールできるようになった時、果たしてその人生は思い通りになっていくのか…。謎の薬“アイリウム”にわずかな希望を託す峰雄ですが…。
あらすじ引用:https://www.fujitv.co.jp/kimyo/
●世にも奇妙な物語2018『明日へのワープ』原作漫画アイリウム読んでネタバレ
『明日へのワープ』の原作漫画、小出もと貴さんによる『アイリウム』を読んだのでネタバレします。
■峰雄
小林峰雄(三浦春馬)は、自主制作でも面白い映画を作って賞を獲れば、世間に認められる監督になれると信じて、芽が出ないまま10年が経った。小さな賞は何度か受賞したが大きな賞は一度もない。
現在27才。いつの間にか映画を作る喜びは消えてしまい、まともな人生を送る同級生たちに対する劣等感から、『早くオレを認めてくれ』と焦りが憔悴に変わっていく。いまさら就職しても、きっとブラック企業だ・・・退くも地獄、行くも地獄。
でも僅かだが希望はある。それは結婚。しかし・・
彼女の須藤由紀(佐久間由衣)は、女優になる夢があり一緒に映画製作してきたが、年齢的に潮時と考え、名古屋の実家の饅頭屋を手伝いながら、婚活するつもりだという。峰雄は「あ~~~」しか言えなかった。
■同窓会に行きたくない
彼女と破局しそうで嫌な気分になった峰雄は、宇堂公康(相島一之)大麻をおごってもらいに行く。
さらに明日は地元の名古屋で同窓会があり、峰雄は行きたくない。しかし親友の結婚パーティーも兼ねてるから行くしかない・・・。正直みんなに会いたくない。
行けば『まだ映画撮ってるの?』『食べていけるの?』『映画監督なんてすごーい』とか言われるのはわかってる。行かなければ『今の自分が恥ずかしくて会いたくないんだろうな』と見抜かれる。
『静止した時間の中でゆっくりと精神を癒したい』と漏らす峰雄に、宇堂は『時間を止めることはできないけどこういう薬ならある』と言って謎の薬アイリウムを差し出した。
■アイリウムとは?
宇堂のよるとアイリウムとは、1日先にワープできる薬。
アイリウムを飲むと、24時間後ぴったりに、24時間分の記憶喪失になる。
例えば明日抜歯するのが怖い場合、24時間後の抜歯が終わった時点にワープできる。嫌な思いをする出来事の前に飲んでおけば、その事を体験しなかったかのように記憶から消し去ることができる。
峰雄は試しにアイリウムを飲んでみた。すると・・
■アイリウムを飲んでみた
気付くとスーツ姿で名古屋ツインビルの前に突っ立っていた。時計を見ると24時間経っていて、同窓会(兼親友の結婚パーティー)に出たあとだった!
記憶を喪失してるから、気持ちは1mmも傷ついてない。
念のため同窓会で変な言動をしなかったか友達に確認したが、シラフで問題なかった。
アイリウムの凄さを知った峰雄は笑顔で『最高!』と宇堂に報告。
ちなみに、1錠は24時間、2錠は3日、3錠で1週間ワープするという。ただし服薬を重ねるとオーバードースするから気を付けるよう宇堂から釘を刺され、瓶ごともらった。
■3錠飲むと1週間後にワープ
峰雄は、応募したPLA映画祭の結果はちょうど1週間後なので早く知りたい。受賞すれば由紀を引き留められるかも。
3錠飲むと1週間後にワープして、バイトからの帰宅途中だった。
帰宅すると、由紀が出て行ったあとだった。PLA映画祭は落選していた。答えが一瞬でわかったのはいいが、全てを一瞬に失った。
アイリウムは、辛い思いをするその瞬間に耐えられない峰雄のような人間のための薬だとわかった。
その後は、峰雄は死に急ぐようにアイリウムを飲むようになった。
■アイリウム中毒
峰雄はいつからか、賞も取れない自分の映画を人に見せるのが恥ずかしくなっていた。
由紀をはじめ、撮影に協力してくれた人はみんないい人達で全力を尽くしてくれたのに、どうして自分だけ卑屈になってしまったんだろう?
『もう映画を終わりにして、まっとうに生きなきゃ』と思いながら、またアイリウムを飲む。もはや中毒。
■オーバードースで15年後42才
気付くと知らない部屋だった。鏡を見ると中年で、なんと15年後の42才。しかも小学4年生の娘がいた。
アイリウムを重ね飲みした結果、オーバードースしてしまったのだ。
住んでる場所は名古屋の知らない町で、嫁も知らない女性で10歳年下だった。
それから調べた結果、峰雄の職業は映画関係のコネを活かして、映画の記事を書くライターだった。収入は低いが嫁と共働きで普通の暮らしを送っていた。
一番驚いたのは、喉から手が出るほど欲しかったPLA映画祭のトロフィーが、ほこりだらけで適当に部屋にあったこと。せっかく目標の賞をを手に入れたのに、なぜ映画をやめて結婚したのか?記憶がないからその理由もわからない。
■本当にこれで良かったのか?
家の中には、椅子と机だけの狭い謎の部屋があり、娘に尋ねると『アイリウムの部屋だよ』と。アイリウムはアプリの1種で、撮影した写真やダウンロードした素材を3Dプラネタリウム化することができるという。
試しにアプリを起動すると宇宙空間にいた。
峰雄は、27才の悩みなんて42才になる時にはとっくに終わってると気づいた。恥をかくことや嫌なことから逃げ回って、本当にこれで良かったのか?と自問自答して泣いた。
記憶を失った間、きっと自分は戦い、苦しみ、迷っていたんだ。どうせ映画の夢を終わるなら記憶していればよかったのに・・・
■衝撃の結末ネタバレ
気付くと27才に戻っていた。宇堂の部屋だった。
宇堂『どうだい?アイリウムは』
明日へのワープは現実ではなかった。トリップするように大麻愛好家が薬を加工して、幸福感と神秘体験が人気で大ブレイク中なのだという。
峰雄は、記憶こそが人生をかたどる唯一の手立てだと悟った。
★終わり
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