朝ドラ【エール】で祐一と弟の浩二どっちが権藤茂兵衛の養子になるのか？気になる人も多いと思います。

権藤茂兵衛の養子になったら古山家を離れるわけですから、残ったほうが呉服屋「喜多一」の後継ぎになります。

でもそうなったら祐一の作曲家になる夢はどうなってしまのでしょう？

実は小説の中からネタバレしてるので、祐一と弟の浩二どっちが養子になるのか、茂兵衛が養子を欲しい理由と、その裏にあるヤバい本音を紹介します。

実話モデルが原作の朝ドラ【エール】なので、権藤茂兵衛の実話モデルの養子はどうたったかも知りたいですね。

●朝ドラ【エール】茂兵衛が養子を欲しい理由

権藤茂兵衛は、祐一の母親まさの兄で、川俣銀行を経営する大実業家。

そんな茂兵衛が養子を欲しい理由は、後継ぎとなる子供がいないからです。（※ヤバい本当の理由はのちほどネタバレ）

嫁の絹子は病院で昏睡状態で、とても子供を出産できる体ではありません。

なので茂兵衛は妹まさと三郎の古山家から、祐一か弟の浩二どっちかを養子に欲しいと、ずっと求めてきました。

三郎はずっと断ってきましたが「喜多一」の経営が厳しくなり、それでも融資を頼んだら交換条件で養子を出さざるを得なくなるためとりあえず家具を売って金に換えてピンチをしのいできました。

●朝ドラ【エール】茂兵衛のモデルも養子を欲しがった？

権藤茂兵衛のモデル武藤茂平さんも養子を欲しがったのでしょうか？

妹の古関ヒサさんは老舗呉服店「喜多三」を営む古関三郎治さんと結婚しましたが、子供ができなかったので、兄の武藤茂平さんから養子をもらおうかと思ってました。

そんななか古関裕而さんが生まれたので、養子をとらずに済んだのでした。

ドラマとは逆だったんですね。
　
　

●朝ドラ【エール】養子になるのは祐一と弟の浩二どっち？

養子になるのは祐一と弟の浩二どっちでしょう？

■ハーモニカ倶楽部に夢中の祐一

大正から昭和にかけてハーモニカが大流行。

福島商業学校に進学した祐一は入学祝いに卓上ピアノを買ってもらい、ハーモニカ倶楽部に入って音楽に夢中。学業に身が入らず１年落第します。

小学校時代のいじめっ子の楠田も今は仲間で、バスハーモニカ担当で目立たないのが不満です。

ある日、会長の舘林からオリジナル曲を部員から募集し、全員投票で採用を決めるとお達しがありました。

尊敬していた舘林から音楽でプロになるなんて夢のまた夢だと言われた祐一は悔しくて、負けない！見返してやると作曲に燃えますがうまく作れません。楠田から祐一らしくないと言われ、楠田のこと思い浮かべて作曲するとうまくいきました。

カタカナで「ユウイチフスキー」と署名するほど西洋音楽に心酔する祐一が作った曲は楠田のバスパートで始まる曲でした。

部員たちは忖度で舘林に投票しますが、ＯＢ票で祐一が勝利します。

■「喜多一」のピンチで養子問題が再燃

「喜多一」は吉野福之助から京都の商品を仕入れて、福島の呉服店や百貨店に卸す問屋になってました。

そんななか吉野福之助から、もっと手広く京都の全部の店から仕入れようと提案され、三郎は仕入れ金の連帯保証人になります。

ところが吉野福之助が金を持ち逃げ。騙されたんです。

仕方なく三郎は権堂茂兵衛を頼りますが、弟の浩二が「喜多一」を継ぎ、祐一は音楽の道へ進むと決めて養子を断ったばかりでした。

茂兵衛が出した融資の条件はどっちか養子に出すこと・・・そこで祐一は自分が養子になることで権藤家も古山家も救われるならとと、自ら養子をなること選びました。

その後ハーモニカ倶楽部の公演会は祐一のラストライブとなり、祐一が指揮者となり「想い出のみち」を演奏。万雷の拍手のなか、息子に夢を諦めさせた三郎だけ泣き崩れました。

https://www.instagram.com/p/B-ZTAX8ndoA/
　

●朝ドラ【エール】祐一がイギリス留学で養子にならない？

祐一は茂兵衛の川俣銀行に下宿して働らき始め、１人前になってから養子になる約束です。

やる気のない祐一を心配した同僚が連れていったくれたダンスホールで踊り子・志津に初恋して、同僚の協力でデートにこぎつけキス大作戦を実行します。

実は志津の正体は小学校の幼馴染で、気付いてないのは祐一だけでからかわれていたんです。志津は実家の店が潰れて仕方なく踊り子をしてるのを知り、祐一はショックを受けます。

またこのころ偶然、新聞記者をしながら作詩を続けている鉄男を再会。

失恋から１年後の２０才、鉄男から「国際作曲コンクールの募集広告」を見せられますが祐一は乗り気でない。鉄男は記事を担当することになったオペラ歌手・双浦環の福島公演を観に行こうと祐一を誘い、同僚たちも祐一を励まそうと下手だけどハーモニカを吹き、祐一はやる気が出てきます。

課題は40分の交響曲で２年のブランクでうまく作曲できません。そこで同僚と鉄男が励まし、満月の夜に鉄男が書いた詩がヒントでひらめき、日本古来のメロディーをふんだんに取り入れた交響曲「竹取物語」２カ月後完成しました。

結果、「国際作曲コンクール」で史上最年少２等に選ばれました！イギリス留学が認められ費用も出ることに。大量のファンレターが届き、そのなかの関内音の手紙に胸打たれ、文通が始まります。

そんななか権藤家の祖父の源蔵が死去し、茂兵衛は祐一との養子縁組を急ごうとしたタイミングと重なり、が、新聞で受賞を知って激怒し留学にも反対！

イギリス留学か、権藤家の養子になるか・・・祐一は選択を迫られますが、八重のアドバイスで茂兵衛が5年でものにならなかったら帰ってこいと留学を認めます。
　　
祐一は文通相手の音と心通わせすぎて、音の存在がないと作曲できなくなります。しかし音から、イギリスに一緒に行きたくても費用がないため行けないというので別れの手紙が届きます。

いてもたってもいられなくなった祐一は豊橋へ行き、音に初めて会い、お祭りデートを経て突然プロポーズ。音は歌手になって後からイギリスに行く覚悟を決め婚約しました。演奏会で祐一が指揮し、音が歌いました。

●朝ドラ【エール】養子の本当の理由がヤバかった

しかし茂兵衛とまさ、弟の浩二は音楽に専念しろと結婚に反対し、祐一は音に手紙で別れを告げます。

その矢先、世界的な不況のため留学が取り消しに！！

祐一の絶望を心配する音は福島へ飛び、川俣の教会で子供のころお互いが同じ空間にいたことを知ります。

音はコロンブスレコードにライバルと契約するとはったりをかまして交渉し、現在の金額で1000万円の契約をとりつけます。
　
一方、嫁の絹子が病院で昏睡状態だから子供を産めないから養子が必要なんだという、茂兵衛の苦悩を知った祐一は、音と鉄男の励ましを受け入れることができない。

そんななか偶然、八重と茂兵衛の会話を聞いて権藤家の本音を知ります。祐一には音楽も銀行の仕事もまったく期待しておらず、祐一の子供が欲しいだけでした。イギリス留学してもどうせ挫折して音楽諦めると思ってたし、留学中止になってしめしめと喜んでいたのでした。

祐一は東京へ行きを決意！音に会って抱きしめ、コロンブスレコードの専属契約作曲家となったのでした。

●まとめ

エールのモデル養子編について、祐一と弟の浩二どっちが養子になるのか？茂兵衛の本音や実話も紹介しました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。