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ドラマ【ノーサイドゲーム】の最終回はどうなるのか?原作小説の結末ネタバレを紹介します。
原作は「半沢直樹」シリーズ「下町ロケット」シリーズの池井戸潤さんだから、正義が勝ち悪を懲しめる勧善懲悪の結末はやっぱり気持ちいいですね。
【ノーサイドゲーム】の最終回は黒幕が判明し、アストロズの運命も決まります。
正体がバレた黒幕はどんな結末を迎えるのか?
果たしてアストロズは存続できるのか?
目次
●ドラマ「ノーサイドゲーム」キャスト相関図
●ドラマ「ノーサイドゲーム」最終回結末を原作ネタバレ1~2
■原作の最終回ネタバレ1 黒幕は脇坂だった!
アストロズ解散の危機で不安になった里村亮太はサイクロンズに移籍したが、代わりに新人の七尾が活躍をみせ新しいスターが誕生した。
そんななか滝川が自腹で試合観戦に来た。滝川は、君嶋が調べたカザマ商事の隠蔽工作を暴露した報告書を利用した脇坂に、会社を追い出されていた。
しかし脇坂は君嶋が調べてない複数の定期預金を解約して集めた3億円の明細を、どこからか入手して付け加えていたので、君嶋は風間社長の東京キャピタル(M&A専門業者)峰岸社長に話を聞くことにした。
東京キャピタル峰岸社長は、脇坂から口封じでトキワ自動車を出入禁止にされた復讐で、君嶋にすべて打ち明けた。
すると風間と脇坂は明成学園高校の同級生だと判明。同窓会で脇坂は、会社を売却したい風間に、滝川の連絡先を教えていた。(滝川には知らせてない)
そうやって企業買収が進むなか、脇坂は最初から裏で風間にアドバイスしていた。しかし助けるためではなく滝川を陥れるワナとして風間を利用しただけ。買収を成功させるつもりなんかなかった。
君嶋を左遷したのも滝川ではなく脇坂だと判明。買収に反対して邪魔だから府中工場に左遷した。
しかしこの証言だけでは不十分で証拠が必要だ。峰岸社長はトキワ自動車との取引復活を条件に、証拠の提出をOKした。
■原作の最終回ネタバレ2 アストロズの運命、存続は?
12月初旬。ホワイトカンファレンス1位アストロズvsレッドカンファレンス2位東京電鉄ブレイブスの試合。
ブレイブス有利の下馬評だが前半で覆した。相手ディフェンスを圧倒する攻撃、満を持してスタメン出場した佐々と七尾が活躍し、結果は予想を覆して45-7でアストロズ圧勝!
来週には、君嶋は取締役会に呼ばれアストロズの存続が決まるので、君嶋はメンバーたちに勇気をもらった。
そして木曜日、運命の取締役会。
「アストロズ維持には年間16億円かかる」と脇坂は強化費削減を訴える。
プラチナリーグは観客動員数が3千数百人しかなく低迷して危機的状態で、今まで分配金が支払われたこともない。この状況をラグビー協会は何も改善しようとせず、君嶋が改善案を出しでも相手にされなかった。だからチーム数を削り、アストロズは強化費削減してアマチュアからやり直しするべきだ。
一方で君嶋はアストロズの存在証明を語る。
アストロズは今シーズン2戦でホームを満員にし、来週はサイクロンズとの日本一をかけた優勝決定戦がある。選手たちはジュニアチームを指導し、ファンクラブ加入者数は増えてフォロワーは10万人以上。ファンは20~35才が約半数で女性は4割近くだ。地域密着型を目指して今や地元で愛されるチームになった。学校でイベント、病院で子供を見舞い、街の清掃作戦に参加している。
ラグビー協会から安く買い取ったチケットを、チームのホームページから独自に販売して利益を出した。どんな人が買ったかもデータ化してるから販売戦略も立てられる。ラグビーは金がかかるが、やり方次第で採算をとることできる可能性がある。
島本社長は脇坂に理解を示しつつ、君嶋を応援すると明言。脇坂は顔真っ赤にして腹を立てるが、脇坂を支持する役員は誰もいなかった。こうしてアストロズは救われた!
●ドラマ「ノーサイドゲーム」最終回結末を原作ネタバレ3~4
■原作の最終回ネタバレ3 黒幕の結末
続いて取締役会の最後の議案を君嶋が話し、脇坂が驚く。
2月の取締役会で否決された、カザマ商事買収事案について、新たにコンプライアンス問題が発生した件。
脇坂が風間社長の黒幕としてバンカーオイル品質の隠蔽工作を教唆し、価格引き下げによる再売却を提案した経緯など、脇坂とカザマ商事の風間社長との関係が明らかになった。
これは脇坂に利用された風間の仕返しだった。
■原作の最終回ネタバレ4 ラグビー協会の結末
トキワ自動車の取締役会が開かれてるそのころ、飯田橋のホテルではラグビー協会理事会の会議。富永会長、副会長2名、専務理事、事務局長など30人近くが出席し、いつものように予定調和で終わるはずだった。
しかし木戸専務理事がプラチナリーグ改革案(君嶋の案がベースになってる)を提出。カンファレンスの統合、チーム数を減らす、ホーム&アウェーのリーグ戦、マーケティング強化、地域密着型チームとしての再生だ。木戸は君嶋の影響を受けて考え変わっていた。ラグビーの将来を救うための改革だ。
参加企業はみな15~20億円の維持コストを払ってるから、ラグビー協会は主催者として観客動員を増やして還元する義務がある。
富永会長は大企業に参加を許してやってるという考えで、ラグビーチームは意のままに動くコマに過ぎない。今までも提案はすべて伝統とアマチュアリズムを理由に退けてきた過去がある。
木戸は、70才の定年を過ぎても居座り続ける富永会長の解任を要求!
富永会長は憤慨するが、賛成多数で可決された!
富永会長は、バックにいる大物政治家・野本広大の名前を出して脅すが、実は野本広大も改革案に賛成していたのだった・・・
●ドラマ「ノーサイドゲーム」最終回結末を原作ネタバレ ラスト
■原作の最終回ネタバレ5 決勝戦の結末!
12月第三土曜日。満員御礼の優勝決定戦。
君嶋は2年間ゼネラルマネージャーとして奮闘してきた。キックオフまであと15分!君嶋はファンからのビデオメッセージを選手たちに見せた。
3人組の女性、横断幕を広げた100人の小学生、心臓病で小児病棟に入院してる橘賢人、商店街の人々、七尾を応援する海外事業部の藤島レナ、最後はジュニアアストロズ・・・選手たちは励まされた。
そして運命のキックオフ!
ケタ違いの濃密さと重厚感のある試合がスタート。
サイクロンズが得意な多彩な連続攻撃で先制トライされたが、アストロズは冷静で成長を感じる。
柴門監督はインカムで指示した内容をどう処理して考えかかは、選手たち次第だ。前半20分すぎ。反撃して7-7に追いつく。
アウトロズの特徴は、フィジカルの強さと選手個々のアイデアを生かした戦い。
一方でサイクロンズの特徴は可能な限り計算通りにボールを支配して着実に前進する戦い。日本代表が揃いミスも少ない。
徐々に押されていき、前半35分には7-21で点差が開き、流れが悪くなって劣勢に立たされ、10-21の11点差でハーフタイム。
後半、アストロズの反撃が始まった!
激しいボールの奪い合いのすえトライとコンバージョンキックで17-21。あとワントライで逆転だ。
七尾と花畑という2人いることで攻撃の起点が分散してるから、サイクロンズの対応が難しくなってる。しかもサイクロンズは前半飛ばした分、後半に疲れで動きが鈍くなってきた。
そんななか七尾が危険タックルされて脳震盪の検査のため退場するが、相手にイエローカードが出ない。司令塔の七尾を失い、攻守が一転して17-28でまた引き離されてしまった。
その後、七尾が復活して24-28に差をつめる。アストロズの猛ラッシュするなか後半40分を告げるホーンが鳴り・・・
ラストワンプレー!
佐々➝浜畑➝七尾がまさかの真横にロングキックパス➝岬でスタンド総立ち!
岬から七尾へパスして逆転トライ!「ノーサイド!(試合終了!)」
逆転大勝利に大歓声!!
試合終了後、アストロズは膝をついていたサイクロンズの手を取って握手して言葉をかけあった。
試合中は勝つために技術・体力・知略の全てを尽くすが、終われば勝者も敗者もない、その両方を許容する精神性がノーサイド精神。これがラグビーだ。
■エピローグネタバレ
優勝の4か月後、君嶋は府中工場から本社の経営戦略室長のポストに異動になった。
新堂工場長退職とともに君嶋はアストロズ部長職も兼任する。
君嶋の後任GMは引退した浜畑だ。
元常務の滝川は現在、業績悪化の金融子会社の社長に転じて采配を振ってるが、近いうちトキワ自動車に戻るだろう。
そのときは島本社長の後継者として次期社長になると君嶋は思ってる。
★以上、ドラマ「ノーサイドゲーム」原作小説読んで最終回の結末ネタバレでした。
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