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妻夫木聡さんと吉高由里子さんW共演が楽しみな新ドラマ【危険なビーナス】は、主人公・伯郎(妻夫木聡)が、異父弟の明人(染谷将太)の失踪が『矢神家』の誰かの仕業なのか犯人探しから始まります。
そこで原作小説を読んだ明人失踪の犯人ネタバレを紹介します。
『矢神家』の30億もの莫大な遺産を相続する明人が失踪したのだから、犯人は財産目当てっぽいですよね。
伯郎と楓が明人の行方を追っていく過程でいろいろなヒントが出て、勇麿(ディーンフジオカ)、佐代(麻生祐未)、牧男(池内万作)、などが『矢神家』の怪しい人物ですが、果たして犯人は誰なのか・・・
目次
【危険なビーナス】明人の失踪の犯人ネタバレに繋がるヒント
\#危険なビーナス 人物紹介/#染谷将太 さんが演じる矢神明人は
伯朗の弟で楓の夫…失踪中😱30億の遺産の相続権を持つキーパーソンです💴✨
いなくなってしまったので、ご一緒の場面があまりないですが #妻夫木聡 さんと本当の兄弟のようでした☺️#吉高由里子 さんとの夫婦の様子も必見です✨ pic.twitter.com/DNozMB0RHO
— 日曜劇場『危険なビーナス』【公式】10月11日スタート! (@kikenna_venus) September 10, 2020
● 明人は矢神家の遺産30億の相続人。財産を狙う犯人に誘拐された?
● 16年前、伯郎と明人の母・禎子は実家の風呂場で事故死したが、明人は殺人を疑っていた。
● 伯郎と明人の母・禎子の死後、実家は更地になったが、明人はなぜか実家のカギを隠し持ってた。
● 矢神康治は禎子の死後、禎子の実家を更地にしたと偽装していた。
● 矢神康治は天才脳を作り出す『後天性サヴァン症候群』を研究していた。
● 伯郎の父・手島一清は脳腫瘍の症状が落ち着くと同時に、人間業とは思えない不思議な幾何学模様の絵画『寛恕の綱』を描いてそれが遺作となった。
【危険なビーナス】明人の失踪の犯人ネタバレ 勇麿(ディーンフジオカ)?
遺産相続について話し合う親族会で楓は、明人がシアトルの仕事が多忙で帰国できないと説明したうえで、こんな爆弾発言をします。
「明人の意向で、20年前の遺産相続に不正があったか確認したい。不正分は直ちに返還を要求する」
不正を疑われた矢神家の親戚一同は当然みんな怒るのですが、これは楓の造り話で、明人の失踪に関わる犯人をあぶりだすための罠でした。
犯人は楓が嘘ついてると知ってるから、何らかの動きに出るはず。
動き出したのは、勇麿(ディーンフジオカ)でした。
明人がいなくなれば勇麿が相続人になるから動機もあります。
勇麿は楓を口説いてディナーに誘いました。逆に楓は勇麿を篭絡すれば明人の行方や矢神家の内情を知るチャンスだえます。伯郎はめちゃくちゃ嫉妬しますが。
ところが勇麿は、明人が母の禎子から高価なものを譲り受けたと疑ってるだけで、犯人ではありませんでした。
その後、勇麿は独自の情報網を駆使して明人がシアトルにいないことを突き止めたので、仕方なく楓は伯郎とともに明人を探してることをネタバレ。
勇麿は矢神家に黙ってる代わりに『(康治の)後天性サヴァン症候群に関する研究資料』を手に入れて、ビジネスに利用するのが目的。
【危険なビーナス】明人の失踪の犯人ネタバレ 佐代(麻生祐未)?
https://www.instagram.com/p/CFO88UYlzVB/佐代(麻生祐未)は、20年前に死んだ矢神家の前当主の矢神康之介の愛人で、勇麿の母親でもあります。のちに養子となったので佐代と勇麿は法定相続人です。
親族会で矢神康之介の遺品整理と矢神康治の所有物を見て回ったとき、佐代はこっそり伯郎の耳元で「気をつけたほうがいいですよ。禎子さんの遺品がそれで全てとは限らない」と、意味深な謎の忠告をしたので何となく怪しいです。
その後、伯郎は母の禎子が遺したアルバムにあった写真から、佐代と禎子が高校の同級生だったことを突き止め、佐代の銀座のクラブに行って真相ネタバレを聞き出します。
佐代は、手島一清が脳腫瘍を発症して苦しんでることを禎子から聞いて、脳神経を研究していた康治を紹介。康治の実験的な電機刺激治療によって手島一清は症状が回復しましたが同時に、障害のある患者が天才脳になる『サヴァン症候群』を後天的に発症して人間業とは思えない絵『寛恕の綱』を描きました。
その後、手島一清は快方に向かっていたが死亡・・・康治は責任を感じて実験を中止し、のちに禎子と結婚したという馴れ初めでした。佐代は禎子と康治とキューピッドだったんですね。
もうひとつ、
佐代は矢神家を乗っとるため、正妻が死んだあとに息子の勇麿と一緒に矢神康之介の養子になり、矢神康之介を説得して『明人に全財産を相続する』という遺言状を書かせてました。
遺産が分散すると全財産を奪えないけど、一カ所にまとめておいけばいつか奪えるチャンスがあるから!
で、佐代は犯人なの?
いえ、佐代は明人が相続する遺産を狙ってはいるけど、明人を失踪させた犯人ではありませんでした。亡き友達の息子にそんなことしません。
一方で佐代は、禎子は相続に消極的で「すでに貴重なものを康治から貰ってる」と言っていたのを聞いてました。
【危険なビーナス】明人の失踪の犯人ネタバレ 牧男(池内万作)?
【舞台挨拶】6/28(金)『キュクロプス』初日舞台挨拶
大庭功睦監督と主演の池内万作さんをお迎えして、舞台挨拶を開催いたします。 この機会に是非ご来場くださいませ!
日時:6月28日(金)17:45の回(上映後に舞台挨拶)
詳細はコチラで⇒ https://t.co/7bzpZETzsD pic.twitter.com/SrUdvESJOg— テアトル梅田 (@theatreumeda) June 27, 2019
矢神牧雄(池内万作)は、前当主の矢神康之介の後妻の子供で、職業は神経生理学の研究者。サイコパスみたいなギョロ目で、マッドサイエンティストと呼ぶのがぴったりな変人研究者です。矢神康治とは同じ泰鵬大学の医学部出身で、知的障害がある代わりに天才的な才能を発揮する『サヴァン症候群』の共同研究者でした。
見た目と挙動だけなら一番犯人っぽい!
『(康治の)後天性サヴァン症候群に関する研究資料』は画期的な発明でノーベル賞並みの価値があるので、牧雄が隠し持ってるかと思いましたが、持ってませんでした。
明人を失踪させた犯人でもありませんでした。
【危険なビーナス】明人の失踪の犯人ネタバレ 意外すぎた
明人を失踪させた犯人は、なんと明人本人でした!
『コーディネーター』を名乗る犯人が、明人を拉致して監禁する実行犯をネットで募集してるのを見つけた警視庁のサイバー対策課が、シアトルから帰国した明人を待ち伏せして捜査協力してもらっていたのでした。
警察は実行犯に応募して、明人の拉致・監禁を自作自演。
楓(吉高由里子)の正体は危険なビーナスなんかじゃなく、なんと警察官で、矢神家の中に犯人がいないか特定するための潜入捜査官でした!伯郎は自分でも気づかないうちに捜査に協力していたのでした。
そして『コーディネーター』を名乗る犯人の正体は、実は矢神家ではなく、叔父の兼岩憲三(小日向文世)でした!意外!
\#危険なビーナス 人物紹介/#小日向文世 さん演じる兼岩憲三は #妻夫木聡 さん演じる伯朗の叔父さん😊
矢神家に苦手意識のある伯朗にとって兼岩家は貴重な心安らげる場所になります💦
憲三と、#坂井真紀 さん演じる順子はお酒が好きなご夫婦🍶
兼岩家のシーンはきっと楽しくなりそう…楽しみ…🥺 pic.twitter.com/wQx9Ylq53s— 日曜劇場『危険なビーナス』【公式】10月11日スタート! (@kikenna_venus) September 14, 2020
兼岩憲三の動機は、手島一清の遺作『寛恕の綱』。
『寛恕の綱』は、人間業とは思えない恐ろしいほどに精緻なフラクタクル図形で、無限にある素数を螺旋状に並べる分布図『ウラムの螺旋』と同じであり、数学界最大の謎が解かれ、長年の難問リーマン予想にも決着がつくかもしれない、数学者にとっては物凄い価値があります。
兼岩憲三は数学好きすぎる数学者なので、どうしてもコレが欲しかった。
16年前、『寛恕の綱』が処分されてないと知り、禎子の実家に忍び込んで探していたら、禎子に見つかってしまい、警察に通報されそうになって禎子を殺しました。でも『寛恕の綱』は見つからなかったのできっと矢神家にあると思いました。
矢神康治が死んで遺産相続されたら、数学とコンピューターの才能がある明人は『寛恕の綱』の価値に気付き、憲三が禎子を殺した秘密にも気付くかもしれなません。
それを防ぐため、明人を監禁してる間に『寛恕の綱』を見つける計画でした。
もし『寛恕の綱』を見つけたら正当な継承者は手島一清の実子である伯郎ですが、きっと価値がわからないから数学者である兼岩憲三のもとにくると予想してました。
結局、最終回に伯郎と楓に犯人だとバレた兼岩憲三は、禎子を殺したことや明人失踪の犯人だと告白したのち実家に火をつけて自殺しようとしますが楓が助けだして逮捕。
『寛恕の綱』は実家に隠されていたのを伯郎が見つけますが、火の手が激しくて燃えました。
最後に
【危険なビーナス】の明人の失踪の犯人ネタバレを紹介しました。
明人の自作自演で、拉致監禁を企てた犯人は矢神家ではなく叔父だっという意外な結末!
遺産相続があるからてっきり矢神家に犯人がいると思いがちですよね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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