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檀れいさん主演のSPドラマ【誉田哲也サスペンス ドンナビアンカ~刑事 魚住久江~】がドラマ化されるので、タイトルの意味、原作の犯人あらすじネタバレを紹介します。
『ストロベリーナイト』で女性を描いてきた誉田哲也さんの原作あらすじは一見、魚住刑事(檀れい)が犯人を追う誘拐事件がメインに思えますが、切ないラブストーリーが絡んでくる誘拐捜査サスペンスとなっています。
意味、原作の犯人あらすじネタバレを紹介するので【誉田哲也サスペンス ドンナビアンカ~刑事 魚住久江~】に興味ある人は参考になれば幸いです。
目次
【誉田哲也サスペンス ドンナビアンカ~刑事 魚住久江~】ドラマあらすじ
所轄刑事の魚住久江(檀れい)の元にキャバ嬢にバッグを盗まれたという男がやってくる。
その女はクラブで働く中国人・ヨウコ(藤井美菜)だという。
魚住は後輩の峰岸(鈴木伸之)と共に捜査を開始するが、ヨウコは関与を否定。時を同じくして富士見フーズの専務・副島(堀部圭亮)と社員・村瀬(山崎樹範)の誘拐事件が起き、身代金2000万円が要求される。
捜査一課の金本(吉田栄作)が捜査に乗り出すとこの事件にもヨウコが関係していた…。引用:https://www.tv-tokyo.co.jp/premiere8_drama/
【誉田哲也サスペンス ドンナビアンカ~刑事 魚住久江~】ドラマキャスト
数々の実力派俳優陣が脇を固めます!
■所轄
● 女性刑事の魚住久江(檀れい)
捜査一課への復帰を拒み所轄で生きる
● 魚住の後輩刑事の峰岸学(劇団EXILE鈴木伸之)
● 刑事の原口昌哉(村井良大)
■捜査一課
誘拐事件を捜査する
● 特殊犯捜査係:中森秀忠(石丸幹二)
管理官。
● 強行犯係の刑事・金本健一(吉田栄作)
魚住の元同僚。
■事件の鍵を握る中国人女性
● ヨウコ(楊白瑤)(藤井美菜)
キャバ嬢
■食品会社誘拐事件
● 社員:村瀬邦之(山崎樹範)
● 役員:副島孝(堀部圭亮)
● 容疑者:ヨウコの夫の板倉敦士(池内万作)
【誉田哲也サスペンス ドンナビアンカ~刑事 魚住久江~】原作
原作は、竹内結子さん主演で映画化もされた小説『ストロベリーナイト』などで斬新な女性刑事像を打ち出してきた誉田哲也の名作小説『ドンナ ビアンカ』です。
誉田哲也作品ならではの先が読めないサスペンスと切なすぎるヒューマンドラマが見所!
【誉田哲也サスペンス ドンナビアンカ~刑事 魚住久江~】意味ネタバレ
【ドンナビアンカ】の意味は「ドンナ(donna)=女性」と「ビアンカ(Bianca)=白」で「白い女性」という意味。
魚住刑事(檀れい)のことかと思っていたら、原作では物語が進むに連れて「白い女性」の意味が明らかになっていきます。
【誉田哲也サスペンス ドンナビアンカ~刑事 魚住久江~】原作の犯人あらすじネタバレ
■誘拐事件の犯人ネタバレ
富士見フーズの副島専務(堀部圭亮)と社員の村瀬(山崎樹範)の誘拐事件は、警察は身代金の受渡しに失敗。その後、犯人から切断された指が送りつけられます。
犯人は、実は、副島専務と村瀬の自作自演による狂言誘拐でした。
身代金の受け渡しに失敗した副島専務は、警察は「村瀬が副島専務を誘拐した」と考えてると予想し、村瀬の容疑を晴らすため村瀬の左手小指を包丁で切断して「犯人に切られた」ことにしました。
その後、傷口の治療のため病院へ行きますが薬を切らしてたため、副島専務の指示で治療は受けるのを辞めます。
イライラした副島専務は「もうやめだ。全部ナシ」と計画を中止。
『遠くで携帯捨てたあと、犯人グループに解放されたと言って交番に駆け込め。犯人のことは何も知らないと言え』と村瀬に指示して解散。
■誘拐事件の犯人の動機ネタバレ
動機は、副島専務が女でヤクザとトラブルになった穴埋めで会社の金を横領しましたが足りなかったので、誘拐事件を自作自演して親族である社長から身代金をとろうとしました。
■誘拐事件の犯人の結末ネタバレ
副島専務は病院の防犯カメラで嘘がバレて狂言誘拐を自白。ですが脅迫罪も強要罪も成立しません。せいぜい社長に対する恐喝罪ですが身代金とれてないのでそもそも未遂です。
ただ副島専務が村瀬の指を切断したことは傷害罪が成立します。
■誘拐事件の黒幕ネタバレ
黒幕は特にいないのでした。犯罪ミステリーよりもラブストーリーに重点を置いてる感じです。
■ヨウコのネタバレ
ヨウコ(藤井美菜)の実家は中国の田舎。日本で成功してマンション建てる計画を立てた父親が親戚から借金して娘を日本へ留学させました。
しかしヨウコは勉強が続かずお金を無駄にし、キャバクラで働いて副島専務と出会い愛人になりました。
虫けら同然の人生のある日、池袋の店で出会った真面目な村瀬を好きになり、孤独だった世界で初めて本気の恋に落ちました。ダメな自分を村瀬とやり直したくなりました。
一方、副島専務は愛人であるヨウコの金を勝手に使ったり酷い扱いをします。それに気づいた村瀬が、ヨウコが別れたがってると副島専務に伝えると喧嘩になりました。
■村瀬が副島専務の共犯になった理由ネタバレ
副島専務はヨウコと別れるのを条件に狂言誘拐に協力させました。
村瀬はヨウコと偽装結婚していたので、断ればヨウコは不法滞在で強制送還させ、村瀬も犯罪者として道連れにすると脅しました。
■村瀬の結末ネタバレ
村瀬はどんどん体調を崩しながらも、携帯を捨てに横浜へ行きます。
魚住久江(檀れい)たち警察は副島専務の供述から村瀬が携帯を捨てに遠くに行ってると知り、ヨウコが村瀬とよく行っていた横浜中華街を探します。
2人がよく行った居酒屋で目撃情報があったのち、山下公園のベンチで村瀬を発見。
顔ボコボコで切断した指の痛みで気絶していた村瀬ですが、ヨウコがキスすると目覚めました。
その後緊急搬送され、傷口から菌が入って発熱してたと判明。切断した左小指は接着不可でした。
魚住久江(檀れい)は「確かに、人騒がせな事件だった」と総括し、村瀬は副島専務に脅された共犯だったから、警察は穏便にすませてヨウコと幸せになってほしいと願います。
「ドンナビアンカ=白い女性」とはヨウコのことでした。
まとめ
【誉田哲也サスペンス ドンナビアンカ~刑事 魚住久江~】原作の犯人あらすじネタバレを紹介しました!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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