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Hey!Say!JUMP山田涼介さん主演のフジテレビ月9ドラマ「カインとアベル」のキャスト・あらすじ、そして原作べースである「旧約聖書」から結末ネタバレに迫ります。
「カインとアベル」の原作ベースになっているのは、旧約聖書に登場する兄弟「カインとアベル」。
「愛への渇望」「父に認められたい」という普遍的なテーマがそこにはあります。
そこへさらに月9らしく、恋愛要素が加わりヒューマンラブストーリーに仕上がっています。
原作から結末ネタバレに迫るので月9ドラマ「カインとアベル」を見れなかったひとや、テレビで見るほど興味はないけど内容は知っておきたい人は参考になればと思います。
目次
● 月9ドラマ「カインとアベル」キャスト
■高田総合地所 株式会社■
■営業5課
・ダメな弟:高田 優 24才(Hey!Say!JUMP山田涼介(幼少期:岩田琉聖))
入社2年目。家族でも社内でもダメな弟扱い。
無気力だが、梓と一緒に仕事したのがきっかけで頑張り始める。
・柴田 ひかり 24才(山崎紘菜)
優の同期で、親友・よき理解者・飲み仲間。
入社時から優に片想いするが優は気付かない。
・課長:佐々木 肇 50才(日野陽仁)
仕事に厳しく、上司にも意見する。
部下からは信頼される。
・安藤 充 26才(西村元貴)
・三沢 陽太 25才(戸塚純貴)
■営業部 部長
・団 衛 50才(木下ほうか)
出世命な長い物もは巻かれるタイプ。
ラグビー部出身だからか、チームプレーが好き。
■隆一の彼女
・矢作 梓 28才(倉科カナ)
隆一を尊敬する天真爛漫な女性。
仕事に情熱と向上心をもち決して諦めない。
隆一の彼女だが・・・
■優の家族・経営陣
■社長
・社長:高田 貴行 55才(高嶋政伸)
完璧主義。
幼い頃から成績優秀な兄を溺愛し、信頼する。
一方で、弟の優には無関心で期待もしない。
しかし優の創造性や感受性には気づいていた。
ただ、それは自分の父と似ていて苦手。
■副社長
・完璧な兄:高田 隆一 32才(桐谷健太(幼少期:高山稜来))
”完璧であれ”と育てられ、父の期待にこたえ続けた。
自他とも次期社長と認められているが、完璧でいることのプレッシャーと常に戦っている。
仕事も恋も順調。
■貴行の姉
・高田 桃子 56才(南果歩)
宗一郎会長の長女で、貴之社長の姉。
元専務で、優れた個人投資家。
経済界の重要人物など人脈がある。
シンガポールで出会った彼氏と4度目の結婚に向けて婚約。
■会長
・創業者・会長:高田 宗一郎 82才(平幹二朗)
経営には口を出さず貴之を信頼する。
しかし貴之・隆一・優の微妙な変化には敏感に気付く。
■京料理の小料理屋「HIROSE」
・女将:広瀬 早希 46才(大塚寧々)
高田家や高田総合地所について詳しい。
貴之や隆一はかつて常連だった。
● 月9ドラマ「カインとアベル」あらすじ
『高田総合地所株式会社』の創立50周年記念パーティーが行われている。しかし、その席に高田優(山田涼介)の姿がない。優は、社長の貴行(高嶋政伸)の次男。優の兄で、副社長の隆一(桐谷健太)が探しに行く。
優は、一社員として貴行の会社で働いている。だが、できる兄の隆一に何かと比較され、他の社員たちからも冷ややかな目で見られる存在だ。優自身もわかっている。だから、この日も、一人で飲もうとしていた。優がシャンパンの栓を開けると、ある女性にかかってしまう。慌てて謝る優。その女性と飲んでいると、優は社員に発見され会場に連れ戻された。
貴行のスピーチの間も、優は隆一と比較されてばかりいた幼少期を思っていた。貴行の期待は隆一に集中。今でも、会社の重要な案件に優が意見を求められることは一切ない。次の日、優は担当している土地の買い上げを地主が取りやめようとしていることを知らされる。地主に会いに行くが、取りつく島もない。だが、会社に戻ると、なぜか地主が売ることにしたと連絡してくる。裏で兄の隆一が動いた様子だった。
そんなできない優がアウトレットモール開発のプロジェクトチームの一員に選ばれた。これも隆一の一声があったから。素直に受け取れない優が、プロジェクトルームに行くと、パーティーの時に会った女性がいる。彼女は、矢作梓(倉科カナ)。優と同じく高田総合地所の社員だったのだ。本社に異動してきたばかりだという梓は、チームのメンバーとして消極的な優を励ます。優は慣れないながらも、大きなプロジェクトに取り組むことになってしまう。
引用:
● 月9ドラマ「カインとアベル」原作「旧約聖書」から最終回ネタバレ 結末は?
月9らしからぬ複雑でミステリアスなドラマ・・・泥臭い人間劇・・・
「カインとアベル」の原作ベースとなっている「旧約聖書」から最終回ネタバレ、結末予想をします。
■「カインとアベル」とは一体?
「カインとアベル」とは、旧約聖書「創世記」第4章に登場する兄弟の名前。
アダムとイブから生まれた兄弟のことです。
兄は土地を耕す
弟は羊を飼う
ある日、兄は収穫したものを、弟は羊を
神に捧げるものとして持ってきました。
すると神は、羊がいいねと弟を誉めたたえ、兄の収穫物には関心を示さなかった・・・。
そこで兄は嫉妬心から、なんと弟を殺したのです。
「カインとアベル」とは、昔から世界で多くの人が抱いている「愛への渇望」「父に認められたい」という普遍的なテーマが描かれた作品。
「カインとアベル」を原作ベースにして世界では様々な作品が今まで生まれています。
・エデンの東(兄弟の確執)
・カインとアベル(韓国 病院が舞台)
など、世界中のクリエイターに様々な影響を与えています。
■最終回の結末 ネタバレ予想
主人公の山田優は、デベロッパー会社の社員。
優秀な兄をもつ一方で、本人は何をやってもうまくいきません。
父・貴之は幼い頃から成績優秀な兄を溺愛し、優には無関心。
優は父親の愛情に飢えており、どうにか父に認められたいと思っていました。
複雑な恋愛模様と、兄や父に対する想いとの葛藤のなか、青春を疾走し度重なる危機に直面する優が、1人の男性として、そして1人の人間として成長していく。
聖書では弟が優秀ですが、ドラマでは兄が優秀で弟は無気力です。
父は兄を溺愛・期待、弟は眼中にないという設定。
兄は弟を温かく見守るので、弟は劣等感はあるが、兄を尊敬しています。
大きなポイントは、矢作梓の存在。
弟は梓のことが気になるが、梓は兄を尊敬。
無気力だった優は、梓との出会いによって、頑張り始め、めきめきと力をつけていきます。
弟が台頭することで、どっちがカインでアベルかわからなくなっていきます。
兄・隆一は完璧であれと育てられた人間。なのである種、もろい。
レールを敷かれて、本当に自分がどこにいるのかわからない人間。
一度ヒビが入った時にどう壊れていくかが見どころです。
実は隆一は、放っておかれている弟・優がある意味羨ましくもあるのです。
兄が恋人を弟に取られるような展開になったら、さらに兄は壊れていくでしょう。
ただ、桃田ひかりは優と同期で、片想い・・・ここでひとつの三角関係ラブストーリーもあります。
そして、父・貴之は真面目な人で確固たる道徳心を持っていますが、弟・優が台頭することでそれまでと状況が変わっています。
演じる高嶋政伸さんの怪演に注目です。
「恋愛・尊敬・諦め・嫉妬」が渦巻くなか
最終回では、才能が開花した弟・優を、努力型の優秀な兄・隆一が支えるという兄弟愛。
と期待したいところですが、
やはり残念ながら
カインとアベルのように
悲劇で終わる衝撃の結末だと予想します。
原作同様、兄が嫉妬で弟を殺す・・・
もしくは父・貴之が、自分と似ている兄を守るため、弟を殺す・・・
貴之の父は優と似た創造性と感受性に優れた天才タイプ。
貴之は、その才能に嫉妬していたから、認めたくなかった。
貴之が優を殺そうとするのを兄がかばって、兄が死ぬという結末も予想できます。
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