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音楽プロデューサーつんく♂さんは現在、ハワイに家を買って移住し嫁と子供たちと暮らしています。
現在のつんく♂さんといえば喉頭がんで声が出ないことで知られます。
以前からガラガラ声などの症状があり、タバコと酒という原因もあったなか、2014年に喉頭がんが見つかりました。当時ステージは早期発見で治療も順調でしたが、その後、喉頭がんが再発して声帯摘出・・・声が出ない状態に。ただ現在はある方法によって声が出るとか?
また、つんく♂さんは現在の画像を見ると、痩せてきたから再発や余命が心配されています。
目次
●つんく♂ 喉頭がんの経緯を振り返る
つんく♂さんは1988年に大阪で仲間たちと「シャ乱Q」を結成し、4年後の1992年にメジャーデビューしました。
すると2年後1994年にリリースした「シングルベッド」が100万枚超えのミリオンヒットで大ブレイクし、カラオケでも人気曲に。翌1995年には「ズルい女」で紅白歌合戦に初出場を果たしました。
一方で、「モーニング娘。」を誕生させ音楽プロデューサーとしても活動の幅を広げると、シングル曲「LOVEマシーン」が176万枚の大ヒットとなりモー娘。は国民的アイドルグループとして成功。
しかし仕事で成功する一方でつんく♂さんの体に異変が・・・
■喉頭がんの経緯
2008年頃、つんく♂さんは喉に違和感を感じ不調を感じるようになりました。徐々にかすれ声になっていき、高音域が出づらくなります。
2013年8月、「シャ乱Q」結成25周年を記念して13年ぶりにツアーを開催しますが、1年から喉は不調でガラガラ声になっていて、全体的に曲のキーを下げて歌いました。
2013年11月、内視鏡検査すると左の声帯の一部が腫れ上がってることが判明。さらに詳しく生体検査が必要でしたが、それをすると約3週間は声を出なくまります。
当時テレビ出演などスケジュールは真っ黒であり、3週間も休んだら仕事がなくなるのでは?という不安からすぐには生体検査を受けず、少しずつ仕事を減らす調整をしていくことに。
そのまま月日が過ぎ
2014年1月、ハロプロの新春コンサートではガラガラ声のハスキーボイス。しきりにむせていました。
2014年2月、やっと生体検査を受けた結果、喉頭ガンが発見されました。
「俺ががん? そんなアホな、何で俺が」驚くつんく♂さんでした。
●喉頭がんとは? 症状・原因・ステージ・
喉頭がんは声帯にできるガンで、人口10万人あたり年間約3人が発症し、年齢は50才以上に多い病気です。声帯(せいたい)とは、声を出す発声器官のことで、のど仏のこと。
■喉頭がんの症状は?
初期症状は、声が枯れたり喉の痛み。風邪の症状とよく似ています。
喉に違和感・異物感・痛み・かゆみ・血痰などの症状が出て、喉頭がんが進行すると、発声、誤嚥防止、気道確保などの喉頭の機能が損なわれます。
1ヶ月以上も声が枯れて、むせたり、食べ物が気管に入るような症状があったら検査を受けたほうがいい要注意です。
■喉頭がんの原因は?
原因はほとんどタバコとアルコールです。声を酷使することも原因のひとつ。
喉頭がん患者の喫煙率は97.3%で、つんく♂さんも30代半ばに禁煙するまでは1日40本も大量喫煙してました。禁煙したあと40代になってからはお酒の量が増えてました。
本人は吸わなくでも、周囲が喫煙してると受動喫煙してしまうので、やっぱりタバコは体に良くない。
※予防方法は、禁煙と、うがい・歯磨きなどで口の中を清潔に保つことです。
■喉頭がんのステージは?
喉頭がんの5年生存率は高く、死去する可能性は低いようです。
ステージ1 95%
ステージ2 90%
ステージ3 70%
ステージ4 60%
●つんく♂ 治療が順調だったがまさかの再発
2014年2月に喉頭がんが見つかったとき、ステージは2で早期発見だったので、つんく♂さんは放射線治療で完治を目指すと発表しました。
ステージ2の早期発見なので医師からは完治もありうるといわれましたが、放射線治療を受ける部分に炎症が起きて、元通りには声が出ない副作用も心配でした。
それでも順調に快方に向かってるはずだったのですが、
■まさかの喉頭がん再発
2014年10月、まさかの喉頭がん再発。声帯を摘出する手術をすることになってしまいます。
声帯を摘出したらもう声が出ない。つんく♂さんは手術直前、最後の肉声で家族1人1人に話しかけました。
長女には「良い声をしているから唄や踊り、がんばろうね」
長男には「ママを助けろよ!」
次女には「お姉ちゃんみたいに勉強も頑張ろうね」
妻の加奈子さんには数日前に”名前を呼んでください”って言われていたので、いろんな呼び方で名前を呼んだ
翌2015年の春、母校の近畿大学の入学式でサプライズゲストとして1年半ぶりにステージに登場すると、新入生7000人は大歓声。しかし声帯を摘出して声が出ないことを大型スクリーンで伝えると、何も知らされていなかった学生たちは表情が一変したのでした。
9月には喉頭がん発見から声帯摘出までを振り返った手記「だから、生きる。」を出版。2016年には「徹子の部屋」に出演し、パソコンを使った筆談は話題に。
●つんく♂ 2018年現在ハワイ移住
2016年6月、つんく♂さんはハワイに家を買って移住しました。自宅の場所は、ホノルル空港からワイキキ方面に車で15分の、官公庁が集まるオフィス街・ダウンタウンです。
嫁と3人子供たち(10才の双子の長男と長女、7才の次女)家族も一緒に移住しました。
子供たちは東京でもインターナショナルスクールに通っていたので、英語や外国人に囲まれる環境には慣れています。
つんく♂さんはハワイ移住の理由について、健康、仕事、子供の教育を挙げています。
健康のため気分に余裕が出ればと。
海外でも仕事の幅を広げるため。
子供たちにグローバルな人間に育ってほしいから。
つんく♂さんは現在、ハワイと日本を行き来する生活を送っています。
ハワイ移住して家族との距離も縮まりました。
ハワイは法律で、子供だけで移動してはいけないので親がいつも一緒ですから、子供と過ごす時間が増えます。
子供たちはつんく♂さんの病気を理解し、つんく♂さんも子供たちを尊敬するようになったそうです。
今年2018年9月には、ハワイの野外音楽堂「ワイキキシェル」で開催したイベント「GREENROOM FESTIVAL Hawaii’18」で加山雄三さんと共演するなど、5年ぶりにステージに立ってのでした。
■ハワイ移住する芸能人が多い理由
現在、子供と一緒にハワイ移住した芸能人は多いです。例えば、吉川ひなのさん、花田美恵子さん、梨花さんなど。
ハワイ移住する理由は、つんく♂さんと同じく子供の教育環境なようです。現在は国際化時代。幼少期から英語を身に着け、将来は海外で活躍できる語学力を身につけたいからです。
昔は芸能人は子供を、青学や慶応など名門私立に通わせることが多かったですが、そういった学校は保護者に求めるハードルが高く、 ママ友との関係作りも大変です。
そんな背景があり2000年代に入ってからは芸能人は子供をインターナショナルスクールに通わせるようになりました。ほかの保護者は外国人が多いから芸能人でも気にしなくて済みます。
●つんく♂ 現在は声出る?声帯摘出で声でないはずが
つんく♂さんは声帯を摘出したので声が出ないですが、現在は声が出るようになっています。
声帯の代わりに食道の一部を振動させて会話をする「食道発声法」というトレーニングを重ねたおかげで、現在は声が出るといいます。
テレビなど人前では筆談中心ですが、家族とは「食道発声法」の声で話してるそうです。
「食道発声法」の声は「特殊な音質」で、雑音に弱く静かな場所でないと会話できないんです。
↓「食道発声法」の声がわかる動画がこちらです。大変そう
●つんく♂ 現在、痩せてきた‥再発や余命が心配
つんく♂さんは2014年10月に喉頭がんで声帯摘出して、声が出なくなりました。
手術は6時間半にも及び、首回りを25cm切って、術後は食事が思うようにのどを通らず体重が62kgから10kg以上痩せました。
つんく♂さんは現在の画像を見ると、昔と比べて痩せてきたように思えます。
がん患者は痩せてきたと思うと、再発や余命が心配されます。
ハワイで密会っ! 笑 pic.twitter.com/Ua86TBytDn
— つんく♂ (@tsunkuboy) 2018年8月30日
ただ、もともと痩せていたし、現在もハワイと日本だけでなくニューヨークへ行ったり、食事も細くなってるわけではないみたいなので、再発や余命の心配はいらないかもしれません。
●つんく♂ 嫁は加奈子(画像)
つんく♂が妻・加奈子さんとテレビ出演 ハワイでの生活に独占密着 10/18フジ「直撃!シンソウ坂上」 https://t.co/pTFjTXjepG pic.twitter.com/ZIX2nlVueS
— ハロプロのぷろ! (@hellopro_pro) 2018年10月18日
つんく♂さんの嫁は、2006年に結婚した加奈子さん。子供は3人に恵まれています。
馴れ初めは意外にもお見合いだったそう。
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