新1万円札のデザインが渋沢栄一さんの肖像画を採用すると発表され、画像を見るウラは東京駅でレトロです。

平成から令和に変わるこのタイミングで新1万円札のデザイン発表は、偶然だそうですが運命めいたものを感じます。

ところで新1万円札のデザインに採用された渋沢栄一さんって誰なんでしょう？

また、新1万円札の発行日はいつからなのかも知りたいです。

現在の1万円札がいつまで使えるかも知っておきたいですね。

●新1万円札のデザインは渋沢栄一　って誰？

名前：渋沢 栄一（しぶさわ えいいち）
出身地：埼玉県深谷市血洗島
生年月日：1840年3月16日
死没：1931年(昭和6年)11月11日 享年91才

渋沢栄一さんは江戸時代末期の天保11年、現在の埼玉県深谷市血洗島にあった金持ちの農家に生まれました。

若い頃19才で尾高惇忠の妹・千代さんと結婚。一方で正義感が強かったので尊王攘夷運動に参加しますが 高崎城乗っ取り計画に失敗。若気の至り？

24才で、後の15代将軍・徳川慶喜となる一橋慶喜に仕え、幕府で働きます。エリートですね。
27才のときには慶喜の弟・昭武に従ってパリ万博へ随行し、ヨーロッパの思想・文化・社会にカルチャーショックを受けます。この時代に海外行けるなんて凄い。

帰国後29才で明治新政府の大蔵省で働き、現在の株式会社となる日本初の商法会所を設立。しかし大久保利通さんたちと意見が合わず辞めますが、ここからが渋沢栄一さんの伝説の始まり！

● 第一国立銀行（現みずほ銀行）
● 王子製紙
● 東京海上保険（現東京海上日動火災保険）
● 東京証券取引所
など現在も残る名だたる企業の設立に関わり、その数なんと約500！産業の育成や近代企業の確立に努力しました。

さらに慈善事業や公共事業にも関わり、600以上の養育院や孤児院、救護法の制定にも尽力しました。身寄りのない子供たちを育てる養育院では院長も務めていたんです。

こうして渋沢栄一さんは「日本の資本主義の父」と呼ばれる伝説の人となりました。近代日本経済の立て役者！この人がいなかったらどうなっていたか・・現在もたくさんのビジネスマンにリスペクトされ、本が読まれています。

ちなみに生まれ故郷の深谷はネギが有名！そして深谷がある埼玉県は「翔んで埼玉」が大ヒットという今話題の県でもあります。

まってwwwwwwwww #翔んで埼玉 の舞台挨拶上映来たら深谷ネギ配られたwwwwwwwwwしかも2本wwwwwwwwwwww#やっぱり埼玉 #深谷ねぎ pic.twitter.com/HRyUbEfjS3

— きたきつね@超会議 (@ketsune_udon) 2019年3月5日

●新1万円札のデザインは渋沢栄一　図柄は？

新1万円札のデザイン、図柄はこちらです。
オモテに渋沢栄一さんの肖像、ウラには東京駅の丸の内駅舎となってます。

新1万円札のデザイン画像って、鳥と花は共通らしい。ところで渋沢栄一って誰だ pic.twitter.com/UqpfGYjPMB

— クロスケ (@kuro_we) 2019年4月9日

新紙幣1万円札
フォントがめっちゃユーロっぽい！#渋沢栄一 pic.twitter.com/woyyZBWkRF

— 平成最後の東大3年 (@UnivTokyo0) 2019年4月9日

東京駅、なんかレトロでカッコイイですね。

お札の番号は現在の最大9桁から、10桁に変更するそう。

■サイズは？

新1万円札のサイズは、現在と同じです。

タテ76mm　✖　ヨコ160mm

■偽造防止対策がスゴイ

新1万円札は、最新の偽造防止対策を取り入れます。

現在のスカシに加えて、さらに高精細なスカシの模様を導入する２重対策。

■デザインはユニバーサルデザイン

財務省によると

● 肖像の3D画像が回転する最先端のホログラムで、紙幣への採用は世界初
● 1万円札はストライプタイプのホログラムが付加される

渋沢栄一さんが３Ｄで回転する？なんだかすごい。早く手に入れてみたいです。
　

●新1万円札のデザインは渋沢栄一　発行日いつから

新1万円札の発行日は、2024年度上半期がめど！

実は紙幣は、偽造を防ぐために20年ごとに全面刷新していて、現在の1万円札が登場したのも2004年なのでした。

だから2004年の20年後の2024年が、渋沢栄一デザイン新1万円札の発行日となるわけです。

ちにみに歴代の1万円札の肖像画は、１代目が聖徳太子、２代目が1984年～福沢諭吉、そして３代目が渋沢栄一！

三代目JSBならぬ三代目渋沢栄一・・・

●現在の1万円札はいつまで使える？＝支払い停止日はいつ？

新1万円札になると、現在の1万円札は旧1万円札となり、そのうち使えるなくなる日を支払い停止日といいます。

現在の1万円札デザインに変わったとき発行日は2004年11月1日で、支払い停止日は約3年後の2007年4月2日でした。

同じ期間だとすると、渋沢栄一新1万円札が発行日が2024年なので、支払い停止日は2027年だと予想します。