_
菅野瑞治也さんの職業は大学教授で素晴らしい経歴の持ち主ですが、ドイツの大学に留学中、真剣で決闘をしたというスゴイ経験をした人。
そんな菅野瑞治也さんが8月31日放送「激レアさんを連れてきた」に『タダ酒につられて謎の秘密結社に入会させられて、真剣で斬り合う決闘するはめになった人』として出演します。
いったいなぜ秘密結社に入会することになったのか?謎の秘密結社とは?
真剣で決闘して無事だったのか?傷跡が残ったりしてないのか?
疑問だらけ!
目次
●【激レアさん】菅野瑞治也 経歴プロフィール(画像)職業は大学教授
我らがミッチー、こと、菅野先生も。新著「実録 ドイツで決闘した日本人」( http://t.co/E9uI0Vrf0c )とともに、ですよん。 pic.twitter.com/PC2sIQfD7n
— MURAKAMI Masayuki (@munyon74) October 22, 2013
名前:菅野瑞治也(すがの みちなり)
愛称:ミッチー
出身地:富山県
職業:大学教授
菅野瑞治也さんは若い頃スポーツマンで、高校まで柔道とサッカーに熱中し、大学時代はアメフトをやっていたそうです。
■経歴
菅野瑞治也さんは京都市立芸術大学、立命館大学、関西大学、関西学院大学、近畿大学といった研究職の経歴をもち、現在は京都外国語大学の外国語学部ドイツ語学科教授をしている文学博士です。
むかしドイツ留学したとき、『タダ酒につられて謎の秘密結社に入会させられて、真剣で斬り合う決闘するはめになった』というスゴイ経験の持ち主。
ドイツの文化や習慣を通じてドイツ語に興味を持ってもらおうと、決闘のことを『実録 ドイツで決闘した日本人』という本に書いて2013年に出版しています。
果たして決闘した経緯と内容とは?
●【激レアさん】菅野瑞治也 『タダ酒につられて謎の秘密結社に入会させられて』
1980年代始め、菅野瑞治也さんはドイツのマンハイム大学に留学。
■秘密結社に入会した経緯
高校までサッカーやっていたサッカー好きの菅野瑞治也さんは、同じクラスの友達に飲みに行こうと誘われて、良く分からないまま学生の秘密結社「コーア・レノ・二カーリア」に入会しました。
男同士で人生論をとことん交わしあう友達が欲しかったのです。 まさか決闘することになるとは!
■秘密結社とは?
ドイツには昔から学生の秘密結社がたくさん存在します。
秘密結社には厳しい規律がありました。「女性の出入り禁止」「3回の義務の決闘をしないと正会員になれない」などです。
一方で「自由主義」であり誰にでも優しい。女性にも、唯一のアジア人・菅野瑞治也さんにも、性別国籍関係なく優しかったです。
しかし正会員になるため決闘することに!
●【激レアさん】菅野瑞治也 『真剣で斬り合う決闘するはめになった』
■秘密結社が決闘する理由は?
決闘はドイツ語で「メンズーア(Mensur)」と呼ばれ、恐怖の克服するための伝統的な通過儀礼です。
16世紀のドイツで盛んだった学生同士の決闘が、18世紀半ばから学生の秘密結社の行事となり、ドイツでも合法化されている行事です。
学生の秘密結社同士が、結社と個人の名誉をかけて決闘を行います。
そして決闘「メンズーア(Mensur)」には厳格なルールが存在します。
■決闘は真剣を使う!
武器は、1m近い真剣を使います!決闘する人は想像を絶する恐怖で足が震えます。菅野瑞治也さんもそうでした。
防具は、古式の防具を使います。頸動脈、目、鼻、肩から胴体、これらを守る防具を装着します。
■戦い方のルール
約1mの至近距離で向き合い、左手は腰にあて右手で真剣をもち、相手の顔と頭に向かって打ち込みます。
決闘中、真剣をもつ腕以外は動かすのは禁止です。相手の攻撃を避けて後ずさりしたり、のけぞったらムッケン(卑怯な行為)となり失格です。
■決闘の勝敗を決める方法は?
1ラウンドは通常6~7秒で、25ラウンドほど戦いしますが、実は決闘に勝敗はつけません。
勝ち負けが目的ではなく、名誉のため、騎士道精神に基づいた勇気と精神の強さを証明するための儀式だからです。
決闘医が待機してるから、怪我してもドクターストップまで正々堂々と真剣で戦います。
■決闘の効果がスゴイ
決闘でついた頬の傷は「シュミス」と呼ばれ、ドイツでは「男の勲章」として敬意を払われます。哲学者マルクスもニーチェも頬に名誉の傷をつけたそう。
メンズーア😱(学生決闘)
スコルツェニーのスカーフェイスは
学生時代の決闘のよるものドイツを始めヨーロッパの学生には
18世紀からそんな過激な伝統があったとかバンカラにも程がある pic.twitter.com/O45XA4eJdA
— ねろおやぶん (@nerooyabun1) April 13, 2019
手足が震えるほどの恐怖を体験した仲間同士の絆は、一生ものになるし、きっと人間的に成長できるのでしょうね。
●現在も秘密結社はOBでつながる
菅野瑞治也さんは現在も決闘のときの傷が頬に残ってるそうです。左頬には約7cmの傷、ほかにも頭や耳に数か所・・・。
秘密結社はOB同士の交流が盛んなこともあり就職率はいつも120%だとか。毎年のOB会には在学生とOBの交流が行われるなど、決闘での絆は一生もの。
菅野瑞治也さんも交流を続けていて、後輩の応援の意味を含めての献金したり、仲間たちから多くの手紙やメールが届くそう。
この記事へのコメントはありません。