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9月17日(火)から行われるはずだったテコンドー五輪候補強化合宿が、選手の大量ボイコットで中止となりました。
テコンドー絶対王者の江畑秀範選手をはじめとする26人が五輪強化合宿をボイコットした理由は、いったい何でしょうか。そこには、テコンドー協会と選手たちの大きな溝がありました。
そんなテコンドー協会をまとめる金原昇会長がヤバイとネットで話題です。
目次
●テコンドー協会の強化合宿 ボイコットの理由がヤバイ
五輪まで一年をきった現在、浮上した問題が、選手の大半が強化合宿をボイコット
9月17日(火)から行われるはずだった、全日本テコンドー協会が主催する代表候補選手たちの強化合宿
招集を受けていた28人のうちなんと26人が不参加を表明し、急遽合宿が中止となりました。
なぜ?ボイコットした理由は、選手とテコンドー協会の大きな溝でした。
■選手とテコンドー協会の溝
合宿を辞退したテコンドー男子80kg級・江畑秀範選手(27才)がめざましテレビの取材に答えています。
江畑秀範選手は全日本選手権で2度優勝したテコンドー絶対王者で、2020東京五輪代表候補
テコンドー選手の江畑 秀範さんにお越しいただきました🥋
197センチのスラリとした長身。テコンドーという競技についていろいろ教えていただきました。
弊社商品でしっかり体のケアをして、9月の大会に向けて頑張ってください💪💪
応援しております📣📣#コラントッテ #colantotte #テコンドー pic.twitter.com/87IVkU0tye
— Colan Totte Co.,Ltd.(コラントッテ公式) (@Colan_Totte) July 19, 2019
「不信感というか。この一件で何も動かなかったら、一生変わらないんじゃなですか?」
「選手たちに呼びかけて『これちょっとおかしくない?』と言ったら、みんなやっぱり思ってたんですよ。おかしいですよねと」
「みんな同じこと思ってるけど、怖いし、開き直ってる人もいるし」
「本当のことを言うと、後から自分の名前が残ってちょっと怖いっていうう選手も中にはいますし」
江畑秀範選手は以前から協会の方針に不信感を募らせていました。
そのひとつが合宿での指導方法でした。
「ナショナルコーチ自身が、自分たちと合わないから」
「長いこと一緒にやったら余計、混乱させられる」
「続けてきたとレーニングができなかったりする」
月1ペースで開催される、テコンドー協会主催の合宿の間は、選手所属のチームのコーチではなく、協会所属のコーチが指導するので、指導方法に食い違いが生じてしまうのです。
また、大会の前日、協会のコーチから耳を疑うような発言も
「お前らにこの大会にどれだけ金がかかってるか分かってるな」
試合で負けた時は「お前らが負けたから予算がないんだよ」
選手たちは言い訳を言いたくないので、こんな発言をされても反論はできないですが、試合前に言うのはやめてほしいと思ってます。
■意見書を提出したが・・・
江畑秀範選手らは今年6月、合宿への任意での参加など、体制改善を求める意見書を提出。
しかし・・・
「6月中には返答があるってなっても結局、返答はなく、7月にはあるとなっても返答がなく。8月末までには絶対返答があるって言って返答がなくて」
「この3か月がものすごくもったいないと思って。五輪が近づいてる中で」
このように何の回答もなかった協会から9月に突然「国内合同合宿の実施について」という通知が送られてきました。
■合宿をボイコット
「最初は参加しなかったら(強化選手を)外されるんじゃないですかって話が出てて」
「だんだん『俺も行かない』『私も行かない』みんなが行かないなら行かないみたいな感じの流れになって」
結果、選手の大半が協会の対応を不服として強化合宿の不参加を表明する事態に。
●テコンドー協会の対応
めざましテレビがテコンドー協会を取材すると・・
「数名が協会の運営や強化体制などへの不満などから不参加となっている」
「大学の講義に出るためや、怪我をしているため、不参加という選手もいる」
一方、意見書への回答について協会は
「強化担当者の理事再任可決など混乱で遅れた」と説明しています。
テコンドーといえば、2000シドニー五輪での岡本依子さんの銅メダルが唯一のメダル。
2020東京五輪でのメダルに期待がかかりますが・・・
江畑秀範選手
「当たり前に不信感が出ないような、システムを作ってほしい」
「選手たちが競技だけに集中できるような環境作りはしてほしい」
テコンドーは9月17日(火)以降に意見書への回答をホームページに掲載予定で、選手たちとも協議をすすめる
といいます。
●テコンドー協会の金原昇会長がヤバイ?
協会コーチによる
「お前らにこの大会にどれだけ金がかかってるか分かってるな」
試合で負けた時は「お前らが負けたから予算がないんだよ」
といった発言や、選手からの意見書に対してずっと回答しなかったのは、テコンドー協会の会長の意向があるとしたら、会長はヤバイです。
テコンドー協会の会長は、金原昇さんです。
ジェントルマン金原昇テコンドー協会会長のビフォア・アフター pic.twitter.com/nu0CShgOtE
— 等結合(くま) (@toujoin) August 4, 2018
ちょっとコワモテの人です。ネットではその名前と見た目から日本人ではないといわれています。
テコンドーの協会の人どう見ても非ジャパンやんけ
— T山 (@mogesu) September 16, 2019
金原昇会長は合宿をボイコットした選手たちに対して、合宿の意味を理解するべきという内容のコメントをしています。
「来年の五輪に向けトレーニングだけではなくドーピングの知識とか自己管理が必要で(合宿では)そういう講義もある。選手はその辺の意識が低いんじゃないかな」
6月に提出された意見書に対してまだ回答してないことについては
「(不参加は)いろんな事情があり、回答書がないという理由を挙げたのは数人。私だったら、政治的な問題とトレーニングは別に考えますよ」
●ネットの反応
テコンドーは日本の松涛館空手から派生した格闘技ではありますが、ルーツをたどると韓国の国技なので、そもそも日本の競技ではないという厳しい意見も出ています。
テコンドー強化合宿が選手らの不参加で中止 意見聞き取りへ #ldnews https://t.co/af1mV2N9X0テコンドーなんて日本の武道ではないんだから除外するべし。コーチ陣も皆、日本人じゃないでしょ?アホらしい
— 毒蛇の皿は受けとりません。 (@takaobalance) September 16, 2019
朝からテコンドー協会のニュース見てお母さんと二人で「終わったな」って話をした>RT
— アカギ (@mkge_25) September 16, 2019
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