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季節を感じる秋の風物詩「ボジョレーヌーボー」が2016年もやってきます。
1年に一度毎年盛り上がりますが、2016年の解禁日はいつなのでしょうか
そして「ボジョレーヌーボー」とはそもそもどんなワインなのか?
2016年のボジョレーヌーボーのオススメの銘柄もあわせて紹介します。
目次
● ボジョレーヌーボー2016 解禁日
2016年の解禁日:11月17日(木)
ボジョレーヌーボーの解禁日は、毎年11月の第三木曜日と決まっています。
今年は11月17日(木)ですね。
実は日本は、世界中でもっとも早く解禁日が訪れる国です。
■解禁日の秘密
1967年。ボジョレー地方の地酒「ヌーボー」に解禁日が設けられました。
なぜかというと
生産者たちによる早出し競争によって、粗悪品が出回ってしまったからです。
それを防ぐために、フランス政府が解禁日を設定したのです。
解禁日は最初、11月15日でしたが、土日になった場合は運送業者が休みで販売に影響が出ました。
そこで1985年、現在の「11月の第三木曜日」に改定されました。
● そもそもボジョレーヌーボーとは?
毎年話題になり、テレビのニュースでも取り上げられるボジョレーヌーボー。
その名を知らない人はいないと思います。
しかし、そもそもボジョレーヌーボーとは、どんなワインのことなのでしょうか。
■ボジョレーヌーボーとは
ボジョレーヌーボーとは、
フランスのブルゴーニュ地方ボジョレー地区で作られる
ワインの新酒のことです。
ボジョレーはワインの意味。
ヌーボーは収穫から40~50日で作った新酒という意味。
つまり、ボジョレー地区の地酒です。
■ぶどうはガメイ種を使う
ボジョレーヌーボーの原料はガメイ種というぶどうです。
ガメイとはブルゴーニュ地方の近くにある村の名前。
・粒は赤、果汁は白
・味は酸味がありフルーティー
世界の60%のガメイ種は、ボジョレー地方で栽培されているんだとか。
ガメイ種のワインは、品種的に熟成に耐えられないので若いうちに飲むのも特徴です。
■製法に特徴がある
ボジョレーヌーボーは「マセラシオン・カルボニック(炭酸ガス浸潤法)」という醸造方法で作られています。
通常のワインはぶどうを破砕して発酵させますが、ボジョレーヌーボーは違います。
ボジョレーヌーボーはぶどうを破砕しないで、重みでつぶして自然発酵させます。
・タンニン(渋み)が少ない一方で色が濃く
・通常のワインよりも渋みや苦味が少ない
・リンゴ酸も分解され、まろやかな味わい
・炭酸ガスが酸化防止をしてフレッシュに
・独特な香り。甘いラズベリーや野イチゴ。バナナのようとも
という仕上がりになります。
■条件を満たさないと認定されない
ボジョレーヌーボーは、ボジョレー地方で作ったからボジョレーヌーボーというわけではなく、「AOC(原産地呼称統制)」の基準をクリアしないと認定されません。
その基準とは
・産地がブルゴーニュ地方ボジョレー地区
・その年に収穫したガメイ種のぶどうを使用
・マセラシオン・カルボニック(炭酸ガス浸潤法)醸造方法
・アルコール度数が9度以上
です。
粗悪品が出回ることを抑制する効果もあるのでしょうね。
厳しい品質基準があって安心です。
● ボジョレーヌーボー おすすめの銘柄
ボジョレーヌーボーの銘柄は、=生産者の名前です。
オススメの銘柄を紹介します。
■1.定番にして帝王「ジョルジュ・デュブッフ」
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ジョルジュ・デュブッフ氏はボジョレーヌーボーの定番にして帝王。
初めての人にオススメで、どこでも売っているのも特徴です。
日本にボジョレーヌーボーを知らしめた一番有名な銘柄ともいわれています。
ボジョレーを世界的有名ワインにした立役者!
■2.自然派「フィリップ・パカレ」
>>(楽天)フィリップ・パカレ ボジョレー・ヴァン・ド・プリムール[2016](赤ワイン)
自然派ワインとして毎年人気。
フィリップ・パカレ氏は、自然派ワインの申し子といわれるほど。
自然派ワインの大御所マルセル・ラピエール氏の甥で、かつ、自然派ワインの元祖ジュール・ショヴェ氏の最期のお弟子さんなんです。
■3.プレミアムな逸品「ルロワ」
>>(楽天)ルロワ ボジョレー・ヴィラージュ・プリムール[2016](赤ワイン)
完璧主義者ルロワ女史。
繊細で奥深いワインを作る、鋭い舌の持ち主として有名です。
味も値段もワンランク上!
■4.世界で1つだけ!シリアルナンバーつき「モメサン」
>>★超限定!シリアルNo.付ボジョレー・ヌーヴォー・ヴァンダンジュ[2016]モメサン(赤ワイン)
凝縮された、複雑で力強い味わいが楽しめる1本。
シリアルナンバーつきなので、世界にたった1本の想い出のヌーボーになります。
● ボジョレーヌーボーは「ワインの赤ちゃん」?
ワインは本来熟成させて美味しくなります。
一方ボジョレーヌーボーは出来立てのワイン「ワインの赤ちゃん」のようなもの。
普通のワイン感覚で、値段相応と思って比べて飲んだりすると、がっかりするしれません。
ヌーボーは美味しいかどうかというより、その年のぶどうの出来を占うという意味合いも。
初めての人は「ボジョレーヌーボーというイベント」を楽しむつもりで飲んでみたらいかがでしょうか
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