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日本の夏の絶景・・・
息をのむほど青い海、鏡のような水面、地平線まで続く花のじゅうたん。
海外でなければ出会えないと思っていた絶景は実は、意外なほど近くにあります。
日本のまだあまり知られていない夏の絶景4箇所を紹介します。
目次
● 日本の夏の絶景 長野県「御射鹿池(みしゃかいけ)」
名画のモチーフにもなった、緑を映す池
深く茂る木立に包まれて、ひっそり輝く蓼科高原にあるため池です。
日本画家の東山魁夷さんの代表作「緑響く」のモチーフになったことや、CMに使われたことで知られています。
初夏には鏡のように澄んだ水面いっぱいに木々の新緑や白樺が映りこんで、絵画の中に迷いこんだような気分になります。
長野県 御射鹿池(みしゃかいけ
Mishaka-ike
Nagano prefecture pic.twitter.com/qHSKyFOmsr— mamimoe1 (@mamimoe1) 2016年7月4日
アクセス
★電話・タクシーなら
JR新宿駅から松本行き特急電車で約2時間~2時間半、芽野駅で下車。
タクシーで約30分。
★車なら
東京都心から首都高で、中央道経由で約2時間15分、諏訪ICから国道20-152号など経由で約1時間。
住所:長野県茅野市豊平蓼科
● 日本の夏の絶景 東京都「青ヶ島(あおがしま)」
ゲームの舞台のような不思議な形の島
東京都心から南へ358kmの産みに浮かぶ孤島です。
火山によって形成された二重の窪みを持つ、珍しい二重式カルデラ構造。
島の外周には断崖絶壁がそびえ、上陸を拒むかのようなワイルドなムードを醸し出しています。
アクセス方法は連絡船かヘリコプターになります。
まるで360°断崖。海路か、空路か、上陸の道程はタフだ。今回の旅特集の中でも屈指の冒険が、この青ヶ島への旅。これが東京都ってのも驚きだけど、行けば大自然と、まさかのDIY弁当、そして幻の酒・青酎が待っているよ。 pic.twitter.com/Wc06Ozn86c
— POPEYE (@POPEYE_Magazine) 2016年7月10日
アクセス
★飛行機で行くなら
羽田空港から飛行機で約40分、八丈島空港到着。
八丈島から「東京愛らんどシャトル」(ヘリ要予約)で約20分。
★船で行くなら
竹芝桟橋から東海汽船で約10時間20分、八丈島底土港着。
連絡船「あおがしま丸」に乗り換え約3時間30分。
所在地:東京都青ヶ島村
● 日本の夏の絶景 三重県「木津呂(きづろ)」
川が作った幻想的な地形
周りをほぼ川に囲まれた、住民たった9人の集落です。
まるで秘密基地のような土地は島にも見えますが、北部は陸続きとなっています。
蛇行する北山川が浸食して作り上げた、これぞ自然のいたずら。
所在地は三重県ですが、全景を眺められるのは対岸の和歌山県からです。
さっき雑誌で見た三重熊野の山奥の木津呂という集落。とても珍しい地形。9人が住んでいるとか。神秘的というか秘密基地のような秘境。 pic.twitter.com/CH2viqS2oY
— miho (@chataro999) 2016年5月30日
アクセス
★電車・タクシーなら
JR名古屋から紀伊勝浦行き特急で約3時間、熊野市駅下車。
タクシーで約50分。
★車で行くなら
名古屋市街から名古屋高速道、東名阪道、伊勢道、紀勢道経由で約3時間50分。
熊野新鹿ICから国道42-311号経由で約1時間30分。
所在地:三重県熊野市紀和町木津呂
● 日本の夏の絶景 岡山県「天王八幡神社のホタル」
わずか10日間だけの儚い絶景
毎年7月10日前後、日が暮れると数千もの野生のキンボタルが光を放ち舞い踊ります。
見られるのは寿命をまっとうする、わずか10日間ほどです。
5~7mmほどの小さな体が発する輝きには、人口の光では作れない美しさがあり、黄金の光の粒が境内とその周辺の木々を彩ります。
夏の風物詩にぴったりの天王八幡神社(岡山県)の金ボタル。日暮れとともにいっせいに光り輝く姿はとても幻想的! 7月上旬~中旬の約10日間という短い期間となりますが、見る事ができます。#ホタル pic.twitter.com/Elp1f1n7F7
— 美Production(公式) (@biproduction10) 2016年7月1日
アクセス
★電車・タクシーなら
JR岡山駅から特急電車で約1時間、新見駅下車。
タクシーで約40分。
★車なら
岡山市街から山陽道・岡山道経由で約1時間20分、新見ICから、国道180・33号など経由で約40分。
所在地:岡山県新見市哲多町蚊家
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