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ジブリ映画「崖の上のポニョ」の主題歌はとても可愛い曲。歌詞が知りたいです。歌手は当時子役の大橋のぞみさんとおじさん2人でしたが、大橋のぞみさんは現在どうしているのでしょう?
また、「崖の上のポニョ」はどこの街を舞台にしたのかも知りたいです。舞台は瀬戸内海の真ん中にある「鞆の浦(とものうら)」で、古い街並が残る観光名所。とてもステキな街並みです。
目次
●ジブリ映画「崖の上のポニョ」歌詞が怖い?(youtube動画あり)
「崖の上のポニョ」は津波があるし都市伝説で「死後の世界」が描かれてて怖いといわれてますが、ネットでは歌詞も怖いといわれてます。
※水を大量に飲みこみお腹が膨らんで、水中でもがき苦しんでいる
※パークパクは水中で空気を吸いたがっている表現
※チュッギュッは水圧で内臓がつぶれた表現
※あの子は「死後の世界」から見てくれている
すごく怖い解説になってしまいました・・・
「崖の上のポニョ」のテーマは、後の世界、輪廻、魂の不滅などとても哲学的。実は大人向け?
一方で子供が観ると冒険物語として自然に受けいられるという、大人と子供向けという二重構造を音楽で表現するのは大変だったと、作曲した久石譲さんは語っています。
●ジブリ映画「崖の上のポニョ」歌手は大橋のぞみとおじさん2人 歌ってた子・大橋のぞみの現在は?
■歌手は大橋のぞみとおじさん2人
主題歌「崖の上のポニョ」の歌手は、「藤岡藤巻と大橋のぞみ」という映画のために結成された限定ユニットです。「藤岡藤巻」とは元フォークバンドまりちゃんずのおじさん2人。そこに当時9才で子役の大橋のぞみさんが加入して3人組ユニットができました。
映画のヒットもあり、映画公開年の2008紅白歌合戦に出場しましたが、その後ユニットは解散しました。
ただ2012年に3.11東日本大震災が発生し、復興イベントで1日限りの再結成復活はありました。
■歌ってた子・大橋のぞみの現在は?
大橋のぞみさんは1才から芸能事務所に所属していたキャリア組。芸能界の仕事を始めたのは、子役経験がある祖父の影響だったみたいです。
主題歌「崖の上のポニョ」の歌手に抜擢されて一躍時の人になり、テレビドラマやCM出演でブレイク。しかし2012年3月末に東日本大震災復興イベントで1日限りの再結成を最後に芸能界を引退しました。
引退理由は、中学校に進学して学業に専念するため。
子役の世界で芦田愛菜さんの台頭もありましたが、もともと中学校に進学したら勉強を頑張ろうと家族とも話していたそう。子役経験のある祖父も、芸能界の厳しさや社会経験の大事さをきっと知っていて、いろいろ話したのでしょうね。
2013年12月現在で中学二年生で14才だったので、2017年9月現在は高校生ですね。
中学校では吹奏楽部で大きな楽器を演奏し、大会で賞をもらったこともあったそう。楽器を始めた理由は、姉2人の影響だとか。英語の塾にも通い、ギター教室に通うなど中学生生活を満喫。
子役時代から将来の夢は「保母さん」と言っていたので、現在は保母さんになる夢に向かって頑張ってるかもしれません。
※ちなみに大橋のぞみさんは、実は声優としても「崖の上のポニョ」に出演。役は、宗介と同じ保育園に通っている女の子カレンちゃん。ちょい役です。
●ジブリ映画「崖の上のポニョ」舞台は鞆の浦
ジブリは公言はしてませんが、「崖の上のポニョ」の舞台は「鞆の浦(とものうら)」です。どうして公言しないかというと、映画の舞台だと特定するとファンが殺到して迷惑をかけるという配慮からです。
宮崎駿監督は、2004年11月にジブリの社員旅行で「鞆の浦」を訪れ大変気に入りました。その後、2005年春に「鞆の浦」の海に燐した崖の上の一軒家に2ヶ月間も滞在して、2006年の夏にも滞在してます。その様子はNHKでも紹介されました。
■舞台「鞆の浦」
「鞆の浦」は、広島県福山市にある港町。
中世から瀬戸内航路の重要拠点として栄えましたが、現在は福山市に吸収合併されて港の機能はほぼなくなりました。
江戸時代の港湾施設である、常夜燈・雁木・波止場・焚場・船番所がすべて揃って残っているのは日本全国でも「鞆の浦」だけ。
90年代から古い街並が残る観光名所として注目され、2007年に「美しい日本の歴史的風土100選」に選ばれました。翌2008年には「崖の上のポニョ」が公開され、構想を練るため2005・2006に長期滞在していたことから映画の舞台とされ、人気スポットに。
猫バスによく似たバスが運行されていたり、「崖の上のポニョ」では「鞆の浦」と同じ街並みが登場。
■ポニョが「鞆の浦」の景観を救った?
1983年「鞆の浦」は、道路混雑の解消のため、約55億円の予算で湾内を埋め立てて橋をかける計画が策定されました。
しかし橋を建設すると美しい景観が崩れるので、住民から反対運動が起きていました。ユネスコも景観の保全と計画の撤回を繰り返し勧告してきました。
2007年、住民が「景観が大きく損なわれる」と提訴。
さらに「崖の上のポニョ」の舞台だとわかったことで映画ファンを巻き込んだ論争に発展。
結果、2012年6月、山にトンネルを作る案に変更され、計画は撤回されました。「崖の上のポニョ」が「鞆の浦」の景観を救う後押しをしたような感じですね。
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